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エンジニアの志望動機の書き方のコツ!企業に見られているポイントとは?

ITエンジニアとはお客様の希望をコンピュータを使って叶える仕事です。もう少し深く言うと「お客様の要求を実現する『システム』を作る」仕事です。

システムと聞くとロボみたいなものを想像する人がいるかもしれませんが、皆さんがこのホームページを見ているInternetExplorerのような「ブラウザ」も「ホームページ(HTMLファイル)がみたい」という要求を実現させた『システム』です。やりたいことによっていろいろな規模のシステムがあります。

さて、このコラムではITエンジニア職に就くための志望動機についてコツなどをリサーチ、まとめています。ぜひ参考にしてください。既卒の就職活動でこんな悩みを抱えていませんか

そもそも「エンジニア」ってなに?

エンジニアという言葉は最近耳にする事が多いですが、エンジニアが具体的に何を指すかをしっかりとご存知の方は意外と多くはないのではないでしょうか。

これは”工学(エンジニアリング)に関わる専門的な知識やスキルを持った人材”を指す言葉であり、「技術者」とも呼ばれることもあります。

エンジニアという仕事は、IT技術を中心にまわっていると言っても過言ではない現代の日本を支えている重要な職業です。

既卒者でもITエンジニアになれるの?

IT業界というとやはり難しいイメージが強く、高学歴の人や経歴に強みがある人でないと就職できないとお考えではありませんか?実はその限りではないのです。

近年、インターネット技術の急速な発展に伴いIT技術の需要も爆増。その分仕事はたくさんありますが、一方で深刻な人材不足に陥っているのです。

そのため現在IT業界は未経験者も積極的に採用しようとしており、採用後教育を行なって一人前のプロに育てようという傾向すら見られます。

したがって既卒者もIT業界は十分に狙える業界であり、それも理系である必要はありません。文系出身の方でも企業の必要としている内容を満たすことができれば就職することは可能になります。

ただし、IT業界の中でも未経験者が一番狙いやすいのはプログラマーであり、エンジニアはそれよりも難易度が高いです。

次の章ではそんなIT業界でエンジニアを目指すにあたり、企業が応募者のどんなポイントに注目して採用を判断しているのかについてお伝えします。

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エンジニアにはどんな職種があるの?

さて、これまででエンジニアについての説明をざっとさせていただきましたが、もっと具体的な職種についてはどんなものが思い浮かぶでしょうか?

システムエンジニア(SE)などは最も思いつきやすいかと思いますが、中にはインフラエンジニアやプログラマーも含まれます。

さて、ここからは簡単にエンジニアの代表的な職業についてご紹介して参ります。

システムエンジニア

システムエンジニアの仕事はコンピューターのシステムを構築、開発する仕事。提案、設計、開発、テスト作業まで、一連の作業に関わります。別名・ソフトウェアエンジニアです。

この一連の工程の中には本来プログラマーが担当するプログラミング作業やテスターが行うテスト作業がありますが、システムエンジニアがそれらに参加することがあります。

プログラマー

プログラマーはシステムエンジニアが作成した設計書を基にプログラミングを行う仕事です。これによって機能を実装していきます。この作業のみを行う場合はコーダーとも言います。

プログラマーは設計書通りにプログラミングを行いますが、中にはシステムが予定通りに動作しない場合もあります。そういったときに原因を突き止めて解決するのもまたプログラマーの仕事です。

インフラエンジニア

インフラエンジニアはサーバーの構築やネットワークの管理などを行う仕事です。水道や電気、道路などを社会的インフラと呼びますが、インフラエンジニアはそういった意味でのITインフラを担当します。

Webエンジニア

WebサイトやWebアプリの設計・開発、運用などを担当するエンジニアをWebエンジニアと呼びます。

これだけをきくと他のエンジニアとさほど違いがないように感じられるかもしれませんが、Webエンジニアにはネットワークに関する知識やセキュリティー対策など、特に専門性が要求されます。

エンジニア職で企業が見ているポイントとは?

論理的思考

ITエンジニア職の採用で重視されるのは、なにより論理的な思考方法が身についているか否かということです。

物事を体系的に、広い視点から分析し、情報を選択・整理できるということを志望動機でアピールすれば応募者にとっては大きな強みとなります。

最低限の知識があるかどうか

エンジニアはご存知の通り専門職にあたります。いきなり明日からエンジニアになるぞ!といってできるような仕事内容ではありません。

そのためIT業界をへの就職活動を始める前に、IT業界で使えるであろう基礎知識を身につけておくとより有利に就職活動を進めることができます。

参考書などを使用した独学の勉強法の他、通信で勉強する方法もあります。ちなみにおすすめなのはこのあとにもご紹介する「ITパスポート」という資格を取得することです。

ITパスポートはIT業界の入門的な存在で、取得する課程でIT業界にまつわる基礎知識を身につけることが可能です。

臨機応変さも重要

たとえばITエンジニア職の場合、複雑なシステムを一から作り上げていくという仕事柄、柔軟に応用できる能力が求められます。

専門的な知識を使って、決められた課題を忠実にこなすというだけではなく、トラブルの際などに臨機応変に対応できる能力が必要です。

実際、実務の上でエンジニアとして高く評価されるのは、そつなくトラブルが起きにくいシステムを開発したときよりも、実際にトラブルが起きてしてしまった際に良い対応ができたときだと言われます。

既卒者や第二新卒者の応募者は、志望動機を書くときに応用力をアピールすることで差をつけられるのではないでしょうか。

課題解決能力が重要!

先に述べた問題解決能力の要となるもののひとつは、問題を整理する能力です。

システムのバグやトラブルを解決するには、まず問題の本質を知り、その上で最も重要な問題に取り掛かるという優先順序の付け方がわかっているということが必要とされます。

広範囲にわたる膨大な情報を選択し、わかりやすく整理、分析して処理していくことが求められるのです。

一部にこだわってしまうのではなく全体を見渡せる能力、体系的に対象にアプローチできることが大事です。

今までの仕事の上でそのように、広い視点で問題を整理、課題を解決してきたということをアピールしましょう。

あなたの就活を二人三脚で助ける無料サポート

もしこれまでの内容をお読みになって一人では就活が不安だなどと感じられた方は転職エージェントの利用が非常に便利です。

転職エージェントとは、求職者に対して提携している企業の求人を紹介することを主なサービスとして展開している民間の就職支援サポートです。

例えば私たち第二新卒エージェントNEOでは第二新卒者をはじめとした若者を対象にサービスを展開しております。

お一人お一人をプロの転職アドバイザーが担当させていただき、個人の希望条件や性格、適性に沿った求人をご紹介いたします。またその他履歴書の添削やアドバイス、本番さながらの面接対策も行っています。

加えて面接後のフィードバック入社後のケア、個人では行いにくい企業との交渉ごとも第二新卒エージェントNEOではすべて代行しており、就活が非常にスムーズだったとのお声を多くいただいております。

なお、第二新卒エージェントNEOの強みはなんと言ってもアドバイザーの丁寧さと人柄のやわらかさ。「人見知りで対人が苦手・・・」という方にも高評価をいただいております。

ご相談からでもかまいません。私たちのサービスはすべて無料で就職、転職どちらにも対応しておりますので、一人での仕事探しでお悩みの方はぜひ利用を検討してみてください。

エンジニアを目指す方向けの資格

最初にお伝えしたとおり、エンジニアはプログラマーに比較して就職や転職において難易度が高めです。未経験者でも狙えるとはいえ、スキルや知識が全くない状態では内定獲得までに時間がかかるでしょう。

そこでここではエンジニアを目指す方にまず取得を検討していただきたい資格について簡単にお伝えします。まずは興味を抱きやすい資格からチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

ITパスポート

ITパスポートとは「情報処理技術者試験」の中で一番簡単に受けることができるとされている資格です。これは国家資格にあたり、ITのエンジニア以外の知識も必要とされるものです。

これはIT技術者の入門的資格にあたるため、まずはこれから受けてみることをおすすめします。

基本情報技術者

そして「ITパスポート試験」のワンランク上にあたるのが、同じく国家資格である「基本情報技術者試験」です。

基本情報技術者は国家資格の一つで現時点で最も知られているIT系資格です。そのためIT企業への転職にはもってこいの資格です。

IT関係の資格と聞くと難しいイメージをお持ちかもしれませんが、実は取得がそこまで難しくないのがこの資格の特徴。

もともとの知識があれば中には2、3ヶ月ほどで取得する方もいらっしゃいます。中卒でIT企業へ正社員としての転職を目指している方はぜひこの資格の取得から目指してはいかがでしょうか?

ちなみに「基本情報技術者試験」の上位資格にあたる「応用情報技術者試験」などといった資格の取得を目指すのも良いでしょう。

Javaプログラミング能力認定

そしてこの「Javaプログラミング認定」はJavaに関する様々な基本知識を持っていることと、アプリケーションプログラム等の作成能力を証明する資格です。

受験資格には特段制限が設けられていないためIT業界・IT企業に転職したい中卒者の方にはこれまたおすすめの資格となります。

さて、そもそもJavaとは何かをご存知でしょうか。javaはプログラミング言語の1つで、世界的に使用されている言語、習得したい言語としてトップとされるほど期待度が高いものです。

ではなぜjavaはここまで人気が高いのか。それはJavaが多くの現場で使われていて、汎用的でOSによって振り回されないなどの理由が挙げられます。

OSに振り回されないという点はとても影響が大きいものです。というのも作成を終えたソフトが問題なく動作する環境についてを考えるというのはプログラマーにとってとても大切な問題だからです。したがってJavaという言語はとても人気が高いと言われています。

さて、IT企業においては、IT関係の資格の中でも特にJavaを問題なく扱えるスキルがあることを重視するところが多いと言われているため正社員として転職したい方には大変狙い目です。

なお、実務経験がまったくないとう中卒者の方にはJavaプログラミング能力認定の2級以上の取得をおすすめします。

LPIC(Linux技術認定)

正式名称「Linux技術者認定試験(Linux Professional Institute Certification)」。

これはLinux技術者としての技術力を認定するIT資格で、2016年時点で世界で焼く53万人以上の受験者がおり、18万人以上が合格しています。

中卒でIT企業に転職したいという方や初心者でも取得する事が出来る、就活を有利に進めることができる資格として注目されているLPIC(Linux技術認定)。

これはIT企業の中でも取得しているエンジニアが少ない資格のため企業にアピールするには非常に狙い目です。

プログラミングは独学でも学ぶことが出来る!

ちなみに、必ずしも資格の取得が必要というわけではありません。この後のコーナーでもITの独学について記載がありますがここでも明記しておきます。

プログラミングは独学で学ぶことも出来る時代になっているため、ひとつくらいはプログラミング言語を習得しポートフォリオを見せられるようになっていると理想的です。超小型PC「Raspberry Pi」は安価で入手しやすく、勉強するきっかけとするのにおすすめです。

【例文つき】未経験からエンジニアを目指す志望動機の書き方

さて、ここでは未経験者からエンジニアを目指す方に便利な志望動機の書き方について、本記事冒頭でご紹介した”エンジニア””プログラマー”について、例文を挙げながら書くコツをお伝えしていきます。

【例文つき】システムエンジニアの志望動機・書き方

「私はモノを作ることに携わりたいと考え、IT業界の中でもシステムエンジニアの職を志望しました。応募する起業を探している中で特に貴社の○○という理念に惹かれ、今回応募させていただきました。

前職は××業でありまったくの未経験者ではありますが、個人的に○○のアプリ開発や××といった技術を学んでいます。

その過程で発想を形にしていく面白さや、自分が考えて作ったものが形となって誰かの笑顔につながるというやりがいを感じ、そういったことに努力できる仕事をさせていただきたいと考えています。

プログラミングなどITにまつわる知識だけでなく、マーケティングなどの観点も広く取り入れ、より人々にご満足いただけるサービスを作ることで貴社に貢献していきたいと考えております。」

この志望動機ではなぜシステムエンジニアの仕事に就きたいと考えたかの理由と、この先どのように仕事を行っていきたいと考えているかが明確になっています。

これらの要素をいかに具体的に書くことができるかで、採用担当者の反応が変わります。

なお、以上の内容に、どのような業務内容からシステムエンジニアを目指したいと考えたのかのより具体的な体験談を盛り込むと、もっと立体的でリアルな志望動機を作ることができるでしょう。

【例文つき】プログラマーの志望動機・書き方

私はこれまでに培った経験を活かしてプログラマーとして働きたいと考え、志望いたしました。現職では○○を販売する○○職に従事しております。

○○に関する知識を吸収していく中でモノづくりをしていくことに魅力を感じ、未経験からプログラマーを目指したいと考えるようになりました。

そこで求人を探している際に貴社の「○○」という経営理念に強く共感し、今回貴社を志望させていただきました。

現在は通信制プログラミングスクールに通いながら○○の資格の取得を目指し、知識を吸収しております。未経験からの出発で至らぬ点が多いかと存じますが、いち早く貴社へ貢献できるよう尽力して参ります。

この志望動機のポイントは、未経験ではありながらより身のある業務を遂行していくために資格の取得を通してIT業界の知識を自ら取り入れていることを伝えている点です。

やはり未経験者を企業が迎え入れるにあたって最も困るのは、知識がないことに加えて”自ら知識を吸収しようという姿勢が少ない人が多い”ことです。

未経験者なりに知識を自ら取り入れていこうという姿勢を持っている方はどの分野においても意外と少なく、特に教育制度が充実していることを掲げている企業では、そういった新入社員への教育にかなりの経費と労力を割いているという現実があります。

企業としては”1から10まですべてを教えてもらうスタンスの人”よりも”少しでも自分から吸収しようという姿勢の人”では、後者の方が格段に印象が良いです。

未経験からプログラマーを目指そうという方はぜひ、自分から知識を吸収しようという行動を具体的に起こしてみましょう。そして志望動機にその具体的なエピソードを明記して好印象を狙いましょう。

まとめ

例えば書店で、エンジニア関係の書籍のコーナーには「クリティカルシンキング(批判的思考)」や「ロジカルシンキング(論理的思考)」「ロジカルトレーニング」といった本がずらりと並んでいるのを見たことはないでしょうか。

システムを設計したり、プログラムのバグを処理したりするには、論理的な思考方法は無くてはならないものです。

この点を自分の経験や具体的なエピソードを交えてアピールすれば、ライバルの多い既卒や第二新卒の就職活動でも採用側の目に留まることができます。

筋道を立てて、効率よく仕事をこなすことができるということを表すエピソードを用意しましょう。

論理的な思考、問題解決能力に加え、論理的なコミュニケーションができるという点も、既卒者や第二新卒者がエンジニアとして採用されるには必要なことです。

学生時代の経験や、正社員でないとしても今までしてきた仕事の上でそういった能力が身についているということをアピールしましょう。

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おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。

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