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自己分析とは?就活にもたらす効果にやり方、書類作成や面接対策まで徹底解説!【既卒必見】

既卒の就活は新卒や第二新卒よりも不利になると言われています。だからこそ書類選考を通過して面接まで進んだ際には、内定のチャンスを逃すわけにはいきません。そしてその際に非常に重要になってくるのが「自己分析」なのです。このコラムでは自己分析の内容とやり方、それを行うことによってもたらされる効果に加え、書類作成や面接対策などについても紹介しています。ぜひこのコラムを読んでより効率的な就職活動を行ってください。

20代の自己分析とは?自分の人生を振り返ってみよう

自己分析とはまさに「自分自身について調べて知ること」を指します。就職・転職活動における自己分析では自分の性格、適性、得意なこと、苦手なこと、やりたいこと、やりたくないことなどを調べることができます。

「自己分析」と聞くとなにやら難しいものを想像してしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、自己分析はいたって単純でわかりやすい作業です。20代は特にわかりやすいものです。

これは、たとえば行きたい高校や大学への進学の際に「学校でどんなことを勉強したいか」「入学後はどんな活動をしたいか」「自分の学力で受験に合格することができるか」などを考えて、受ける学校を選ぶこととまさに同じことなのです。

自分がどんな仕事をしたいか、どんな職場に就職や転職をして働きたいかなどの希望や、自分にはどんなスキルや能力が備わっているか、どんな努力をこれまでにしてきたか、これからどんなことに取り組んでいくことができるのかなどを知ることによって応募先を決めることができるのが自己分析なのです

ただし、20代の就職・転職活動においては企業に対して自分がその企業にどんな貢献ができるかをアピールする必要があります。「私はこの仕事がしたいからこの企業に入りたいんです」などという自己中心的な希望は社会では通用しません。

だからこそ20代既卒者は特に、客観的に自分の長所や短所、スキルや不得意なことを包括的に把握する必要があります。そしてそれを可能にしてくれるのが「自己分析」なのです。

したがって20代の自己分析を行う理由は「自分の将来を決定する」ためなのであり、非常に大切な作業であるといえます。

そして、自己分析を通じて実際にアピールポイントを見つける際には自分の人生を年代ごとでまとめる方法がおすすめです。また、自己分析でぜひおすすめしたいのが必ず紙に書き出すという方法です。

自己分析を頭の中で考えているだけでは考えは意外とうまくまとまらず、自分の意識している点にだけ目が行きがちになります。特に20代は自分の目標などが定まっていない場合が多いため、紙に書き出して理解を深めるのがおすすめです。

たとえば、自分は粘り強い性格だからこの点をアピールしよう、と考えているひとは粘り強いというワードに繋がる事柄のみを意識してしまい、他の隠れたアピールポイントを見落としてしまっていたりするのです。

一つでも多くの自分のアピールポイントを増やし、選考通過率を上げるためにも必ず紙に書いてまとめる自己分析を行い探っていくなどしてみましょう。

さて、20代向けの基本的な自己分析において理解しておくべきポイントは以下になります。これは就職・転職活動を行っていく上で自分の仕事探しなどの指標となる重要な要素です。ぜひ最初におさえておきましょう。

*自分の長所と短所
*今までにどんな経験をしてきたか
*どんな経験やどんな人物に影響を受け、それが自分の行動にどのように反映してきたか
*将来の課題、目標

自分の人生を振り返るためには

中学生時代、高校生時代、大学生時代といったように学校の区切りで分けていくと20代でも自己分析を行いやすいでしょう。

職歴のある方はその職場での経験なども含めて考えましょう。自己分析では時代ごとに部活動やアルバイト、勉強や資格の取得など自分の行ってきたことを書き出せるだけ書き出しましょう。そして、その項目ごとに以下のことを書き出していくようにし、理解を深めましょう。

*頑張ってきたこと
*苦労したこと
*その苦労をどう乗り越えたか

選考においては、最低限上記の3つの要素を聞かれる確立が高いため必ずこの点はおさえていくことが大切です。

自己分析の方法

自己分析のやり方はいろいろと存在しますが、ここではパソコンやスマートフォンのメモ機能や、紙に書き出して考えていくやり方について解説いたします。

過去の経験を時系列で書き出す

まずは過去に経験した出来事を時系列に沿って書き出していくことになります。20代であっても30代であっても、今現在の自分は過去の様々な経験を積み重ねた上で成り立っているものなので過去を振り返ることは非常に大切です。

そういえばあの時ああいうことがあったから今こうしてるんだよななど、忘れていたようなことや今まで気づけなかったことに気づけたり理解できるかもしれません。そういった自分の奥底にあるものをこの作業によって探していくようにしましょう。

自分の今の立場と何をしてどうなったかを書く

さて、過去の出来事を思い出せるだけ書き出したら、次は今自分がどのような立場にいて、何をしてどんな成果を生み出したかを書いていくようにしましょう

アルバイトの経験などでもかまいません。自分が熱意を持って取り組んだことについて書いていくことができればベストです。

学んだこと、影響を受けたこと

次に過去の経験から学ぶことができたことや自分が影響を受けたことについて書き出しましょう。またそれによって自分の得意なことや苦手なこと、長所や短所を書き出して理解・把握していくこともできます。

長所と短所の共通点から性格を分析

さて、最後に上記で導いていくことができた長所と短所の共通点をあぶり出し、そこから自分がどんな性格なのかを理解、書き出して見つめてみましょう。20代という年齢も加味しながら、そこから自分がどんな要素を含んだ仕事に向いているかなどが理解できると思います。

自己分析から選考で使える要素を抜き出そう

自己分析によって自分のこれまでの人生を振り返ったら、次は選考で使う要素を抜き出してアピールポイントに仕上げましょう。

ここで気をつける点が、アピールポイントを一つに絞らないということです。人間のいいところは一つだけに絞ることの方が難しく、企業の求める人物像もまた様々。特に20代はまだまだ発展途上でこれからも大きく成長していくでしょう。

ですので、企業によって自分のアピールポイントを変えていくのも選考通過率を上げる手の一つです。

アピールポイントの強さの判別は、そのキーワードがより多くの場所や時代に出てきているかどうかで理解・判断していくとわかりやすいでしょう。もちろん、自分が今までで一番努力したことがあればそのポイントをそのまま使うのも手の一つです。

要素を抜き出すときのコツ

このときに抜き出す要素は、上記でもあるように以下の4点になります。

*アピールポイントの主題(粘り強い・発想力など)
*頑張ってきたこと
*苦労したこと
*その苦労をどう乗り越えたのか

この流れに沿って話すことにより、結論→結果→課題→課題解決という面接官からしたら聞きやすい流れになります。

自己分析はやってからが本番!

自己分析もやっておしまいではなく、面接に活かせる形まで作り上げ、選考の通過率を向上させていくようにしましょう。

そのためには、自己分析を自己PRとしてどう話すか考える、面接の練習をしてすらすら言えるようにするなどの準備が必要です。

より内定に近づくために。ワンランク上の自己分析

既卒の就職活動は実際のところ、新卒や第二新卒よりも不利になってしまうケースがあります。新卒は既卒者よりお年齢的に若い場合が多く、また第二新卒は既卒と違い社会人経験があるため転職後も教育にさほど時間や賃金を必要としないからです。

だからこそ、既卒者が書類選考を通過して面接まで進むことができた場合にはそのチャンスを逃さないことが最重要です。20代の既卒者の場合はできるだけ早く就職する必要があるためなおさらです。

しかし、面接での最も難しい要素として「思いがけない質問」を投げかけられるという点が挙げられ、これに悩まされる応募者は少なくありません。

ところで、どうして人は面接で予想もしなかった質問を投げかけられると思考が停止し答えられなくなってしまうのでしょうか?

おそらく、多くの方がその質問を聴かれた瞬間に「そんなこと考えたことも無かった」「すぐに聞かれてもまったく考えが思い浮かばない」「質問が難しくて一瞬理解できなかった」などと感じているのではないでしょうか。実は、これが既卒の就職活動重要なポイントなのです。

つまり人はそれまでに考えたことのなかったことについて聞かれると焦ってしまうのであり、逆に言えばあらかじめある程度考えていたことについてはある程度の範囲で理解し、回答することができるのです。

したがって、面接の前には就職・転職活動をするにあたってのできる限り多くの要素について思考を巡らせておく必要があります。そしてそのためにまず必要なのが、「ワンランク上の自己分析」なのです。

ぜひ既卒者の就職活動では以下の要素を詳しく自己分析にかけて明確にしてみてください。そうすればたいていの質問にはすぐに答えられるようになるでしょう。

*どうして既卒になったのかを把握する
*アルバイト以外に何か活動を行っていたか、またその活動から得られたことは何かを理解する
*なぜ同じ業界の他の企業ではなくその企業を志望するのかを理解する
*その会社への転職を考え出したタイミングはいつかを把握する
*前職でのメリットとデメリットを理解する
*転職をすること自体の理由を理解する
*これまでにどんな知識を得て、それをどういった業界、分野で役立てていくことができるかを考える
*将来はどういったところで仕事を行っているかを考える

自己分析が終わったら履歴書作成スタート

履歴書は面接官が就職・転職活動においてあなたから印象を受ける最初の場です。この時の印象が良ければ、面接での評価をプラスでスタートさせる事ができます。自己分析を終えたらこの段階に進みましょう。

最近はパソコンで作成した履歴書を要求する企業も多くありますが、手書きの履歴書もしっかり準備しましょう。作成時は履歴書でいくつか見られているポイントがあるので、企業に好印象を与えるようにしっかり書いてください。

履歴書で書いた内容は、面接の際にもよく質問されます。そのため、自分の提出する書類を読み返してどのような質問をされそうか事前に予想し、ある程度柔軟に答えられるよう対策を立てておくことが重要です。

志望動機などを聞かれた場合、基本的には履歴書などにそって説明し、文章では書ききれなかった部分まで踏み込んで話せると高評価が期待できるでしょう。

また、答えることが難しい部分ほど面接官に質問されやすいポイントでもあります。面接の際に、自分が何を書いたかを忘れてしまわないためにも、企業に提出する書類は自分用のコピーを1枚とっておき、直前までよく見返すようにしましょう。

履歴書を持参する時は必ず封筒に入れて持参しましょう。社会人として働くうえでチェックされるポイントでもあるので、丁寧に行うことを心掛けましょう。

既卒就職のための面接攻略ポイント

既卒の人は学校を卒業してから仕事をしていない期間があり、社会人としての経験がないことから企業から目を向けられない傾向があるのは確かです。そのため、就職活動で大きな難関となるのが面接です。

面接対策の基本は質問に対してスムーズに答えつつ、自分の魅力をアピールできるように回答を用意しておきましょう。

既卒の人が特に対策をしておいた方が良いのが、学校を卒業してから何をしていたのか、卒業したときに就職しなかったのはなぜかというタイプの質問です。

その際には率直に答えて深入りしないようにしておいた方が失言をしてしまうリスクが低く、全体として良い印象を与えやすいです。

また、話の内容と同じくらい重要なのは「身だしなみ」です。企業の採用担当者は、短い時間でたくさんの応募者の是非を判断しなければなりません。20代の若い応募者ですから、フレッシュで清潔感のあるほうが印象は良いでしょう。

第一印象が悪ければ、それだけで大きく減点される可能性が高くなります。面接で少しでも良い印象を持ってもらうためには、身だしなみをしっかりと整えることが重要なのです。

身だしなみを整えた後はコミュニケーションが取りづらい人と判断されないように面接官の顔を見ながら、はきはきと話すように心がけましょう。

何よりもいろんな人の体験談を見て、注意すべきことや自分なりのアピールポイントを準備すると自分なりの就職活動の戦略が立てられるのでオススメします。

【体験談】既卒から就職を成功させた人はこんなにいます!

実はこんなにたくさんの方が正社員就職に成功しています。ぜひ体験談を読んで安心と勇気をもらいましょう!

おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。

「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。

しかしどうしても自分の良いところや強みがわからないときにはぜひ、私たち第二新卒エージェントneoに頼ってください。これまで多数の内定者を輩出した確かな実力を持ってあなたの性格を分析、そして安心して働ける求人をご紹介致します。共に楽しい仕事探しを成功させましょう!

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