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気が楽?不安?窓際族の生態を解説!高収入の新たな窓際族も誕生!

社会人になると一部の人たちが「窓際族」と呼ばれているシーンに出くわす事があります。

比較的古くから日本のビジネス界で使われてきた言葉ですが、その意味や実態を詳しく知っている人はどれくらい居るでしょう。

窓際族は他人事ではなく、自分がそのポジションになる可能性があるという事も留意しておきたいところです。今回は窓際族の実情や在り方について深く掘り下げていきます。

窓際族とは

窓際族は一般的に「職場においてメインとなる業務から外され、暇を持て余しがちな社員」の事を言います。

仕事の中心から外されて、窓から外を眺めて時間を潰していた中高年社員が語源・由来であるとされている言葉です。

基本的には出世コースから外れてしまった社員に用いられるため、ネガティブな印象が強いという点には留意しておきましょう。

窓際族という言葉が日本で生まれたのは、1970年の高度経済成長期の事でした。当時、年10%という驚異的ペースで経済成長と遂げていた日本を支えていたのは各企業に勤めていたサラリーマンたちです。

活気に満ちたビジネスシーンで自分の得意分野を活かし、どんどん上を目指して出世しようという人が多かったと言われています。

その一方、やる気に満ちた社員とは対照的な存在として目立つようになったのが窓際族と呼ばれる人たちでした。

窓際族は仕事で中々成果を上げられない事からモチベーションを失ってしまい、会社からも重要な仕事やポストを回してもらえなくなるというサイクルに陥ってしまうのです。

仕事が出来ない・能動的に仕事に取り組まない社員でも、労働契約法第16条では合理的な理由がない限り企業は容易に解雇する事が出来ないとしています。

そのため窓際族はリストラ予備軍と呼ばれる事もありました。1977年6月に北海道新聞で、1978年の1月にも日本経済新聞の中で窓際族という言葉が紹介されています。

現代社会においても窓際族は存在しており、社会人としての在り方や自分のキャリアプランをしっかりと考える事が重要です。

窓際族になる過程

窓際族は入社した時から窓際族として扱われている訳ではありません。一般的には、入社後の仕事ぶりによって会社からの待遇が変化していく事で徐々に窓際族になっていくとされています。

新卒・第二新卒として入社した社員は、その後5年前後は社内での仕事ぶりが試されると考えて良いでしょう。

企業風土や人事評価の基準にもよりますが、順調に出世コースを歩んでいる社員であれば30歳前後で最初の昇格を経験するというケースが多いです。ここが窓際族と出世組のターニングポイントの1つになります。

ここまでの仕事ぶりが評価されていなくても、すぐさま窓際族になってしまうという事は少ないでしょう。

しかし、出世コースを外れた事によって仕事に対するやる気を失い、前向きな姿勢を示す事が出来なくなると徐々に会社からの扱いに変化が見られるようになります。

例えば「後輩や同僚とのコミュニケーションが減った」「先輩や上司から仕事を振られる機会が少なくなった」「書類仕事や雑務など、誰でも出来る仕事が増えた」などが代表例です。

こうした待遇の変化が30代半ばから40歳前後にかけて常態化すると、会社からは窓際族として見られていると言えます。窓際族は自分の取り組み方次第で途中から軌道修正する事も可能なのです。

窓際族になりやすい人の特徴3選

窓際族は誰にでもあり得る話ではありますが、特に窓際族になりやすい人の特徴というものが存在するのもまた事実です。

自分がその特徴に当てはまっているか否かで、社会に出てからの振る舞いや仕事への意識を考えるきっかけにもなるでしょう。窓際族になりやすい人の特徴は、主に次の3点であると私たちは考えます。

自己主張が苦手な人

窓際族予備軍の特徴としては、まず「自己主張が苦手」であるという事が挙げられます。

仕事とは与えられた仕事を淡々とこなすだけのものではありません。時には自分の意見や感情を相手・周囲に示して自己主張する姿勢も大切です。

自己主張が薄い社員はやる気や能動性に欠けるように見られてしまいがちで、会社から重要な仕事・役回りを任せてもらえない傾向にあります。

波風立てない保守的な姿勢は、時として窓際族の入り口になってしまう事もあるのです。

また、自己主張の薄さは会社から見れば「扱いやすい社員」にも映る事があるので注意しましょう。

窓際族とは出世コースからの除外、つまりは重要でないポジションに配置する左遷と呼ばれる処遇に近いです。

通常、やる気があり自己主張の強い社員に対してこうした処遇を行うと反発を招く恐れがあるため、会社としては慎重な人事を行う必要があります。

しかし自己主張が苦手なタイプの社員は閑職(重要でなく暇な部署など)に追いやっても問題になりにくいため、会社の左遷人事のターゲットになりやすいのです。

もちろん自分の仕事ぶりに拠るところも大きいですが、会社からの納得いかない人事に対して言いなりにならないためには然るべき自己主張を行う事も大切と言えます。

成果を上げていない人

シビアな現実ですが、仕事で成果を上げる事が出来ていない人も窓際族になってしまう可能性が高いです。

会社はボランティアや慈善事業で社員を雇っている訳ではなく、事業活動を通じて利益を出していく必要があります。

そのため、仕事で結果を出せる人材は積極的に昇給・昇格させて重要なポストに配置し、仕事のモチベーションを上げてもらうという人事方針が一般的です。

仕事で結果を出して社内の注目を集めるというのは、出世コースに乗る人の王道パターンと言えるでしょう。

一方、成果を上げられずに何年も勤務し続けていると周囲の同僚に先を越され、部署内や同期間で取り残されてしまう事になります。

年月が経つに連れて「同期の中で出生していないのは自分だけ」という事になれば、否が応にも社内で目立つようになるでしょう。

そのまま仕事を続けていると、今度は自分より後に入社してきた後輩たちも出世するタイミングに出くわす事となります。

そうなれば窓際族としての立場が確立されてしまっていると言っても過言ではありません。周囲の昇給・昇格ばかりを気にするのはあまり好ましくありませんが、ある程度自分の立場を推し量る目安にしておくのも大切です。

仕事に対するやる気が伝わらない人

窓際族になってしまう人には「仕事に対するやる気やモチベーションが伝わらない」という特徴も見られるでしょう。

会社は基本的に仕事に対して前向きな姿勢で取り組み、向上心やルールを守る意識を持った人材を求めています。

やる気の無い社員は他の社員や部署全体にも良くない影響を及ぼす可能性があるため、会社としては窓際族として扱うのが無難なのです。

また、実際にやる気を持ち合わせていたとしても、それが行動や態度に表れていなければ意味がありません。

例えば「仕事の納期が過ぎている、または納期ギリギリなのに必ず定時退社する」「時間にルーズで遅刻が常習化している」といった場合は要注意です。自分の意志や考え方は、行動と態度で示していきましょう。

窓際族の実態

窓際族の概要については前述の通りですが、これだけではまだ窓際族の実情についてイメージが湧かないという人も多いでしょう。ここからは窓際族の実態や職場での過ごし方について紹介していきます。

窓際族の実態

窓際族は「楽観タイプ」と「悲観タイプ」の2種類大別する事が可能であり、それぞれで物事に対する考え方や感じ方が異なります。

楽観タイプは先天的に物事を楽観視する傾向にあり、自分に対して起きたことを割り切って考える人です。

「良い事があればラッキー」「悪い事が起きたらしょうがない」というのが基本的な思考と言えます。

そのため。窓際族になった事を自覚した場合でも「最低限の給料は出るし、面倒な仕事は増えないからまぁいいか」くらいに考えてしまうのです。

自分が苦手な事・嫌な事を避ける傾向にあるので、窓際族からの打破に取り組む事は少ないと言えるでしょう。

これに対して、窓際族の多くは悲観タイプであるというのが私たちの見解です。悲観タイプの人はまず仕事で結果を出せなかった自分に対して負い目を感じるようになります。

その後、会社から窓際族として扱われるようになるに連れて徐々に失望感が大きくなり、最終的に仕事を辞めてしまう人も少なくありません。

悲観タイプの人は向上心やモチベーションが無いという訳ではないので、窓際族になった時のメンタルケアが重要になります。

普段の過ごし方

窓際族も一般社員と同様に職場で就業時間を過ごす事になりますが、1日のスケジュールには普通の会社員との違いが見られます。

朝の出社や朝礼までは他の社員と同様ですが、周囲がデイリー業務や前日からの繰越業務に着手する中で窓際族は早くも手持ち無沙汰になるのです。

オフィスの掃除や資料の整理・コピーなどで午前中の時間を潰すというのが通例と言えるでしょう。

お昼休憩については一般的な企業であれば45分~1時間程度となっていますが、窓際族は定時に戻ってもこなすべき仕事がないので長めに休憩を取るケースも多いです。

休憩から戻ってやる事がなければ、ネットサーフィンやスマホのアプリで空き時間を潰します。終業前に自分のデスク周りを整えて、定時退社で帰宅するというのが基本的なルーチンです。

不憫と感じる事

少ない仕事で給料をもらっていると思われがちな窓際族ですが、実際には不憫に感じる事が多いです。

例えば、窓際族は仕事が無くても出社しなければならないため、他の社員と顔を合わせる事になります。

周囲の社員から見れば、仕事をしないで給料をもらっている窓際族はあまり良い印象ではないと言えるでしょう。

窓際族はこうした周囲の視線を感じながら日々を過ごすので、人によってはメンタルへの負担が大きくなります。

また、窓際族の中にはどうにかして現状を打破しようと努力している人が居るのも事実です。

しかし仕事に対するモチベーションがあったとしても、窓際族として扱われている事からやりたい仕事に着手出来ず悔しい思いをするケースも珍しくありません。

社会人として働いていれば様々な困難に立ち向かう場面がありますが、窓際族は少し特殊な立場にあるためそれに合わせた対策を講じる事も重要なのです。

若者に羨ましがられる窓際族?

一般的にネガティブな言葉として用いられる事の多い窓際族ですが、実は一部に若者の間では窓際族を羨ましがる風潮があります。

しかし、これは一般的な窓際族の事ではなく「ウインドウズ2000」と呼ばれるごく一部の窓際族を対象としているので注意しておきましょう。

ウインドウズ2000とは窓際族でありながらも、年収2000万円を超えている人たちの事です。

ウインドウズ2000は基本的に超大手企業の中高年に集中していると言われています。つまり元々厚待遇である会社に勤めていた社員が、何らかの理由によって窓際族になっているのです。

超大手とは言え年収2000万円はそうそう実現出来るものではありません。

ウインドウズ2000と呼ばれる人たちは年功序列によってある程度の地位に就いた、あるいはある程度の成果を残しながらも中高年になった段階で窓際族となるケースが多いです。

高い年収が保証されていながらも特に仕事が回ってこないため、空き時間には副業や投資を行っています。

こうしたストレスの環境で高年収を実現しているウインドウズ2000に憧れる若者が少なくないのです。

しかし高年収とは言え窓際族である事に変わりはありません。周囲からの視線や仕事に対するやる気の行き場など、一般的な窓際族が抱える辛さを感じるのはウインドウズ2000でも同様であると言えます。


内定獲得率

窓際族が転職前にすべきこと

窓際族になってしまった人が現状を打破するためのアプローチは「今の会社でもう一度頑張る」「転職する」の2パターンです。

一般的に窓際族が社内でのし上がるためには大きな労力と時間を要するため、企業愛・やりたい仕事・待遇面など特別な条件がなければ転職してやり直すという人が多く見られます。

窓際族の転職はある程度年齢を重ねてからである事が予想されるため、入念な準備と対策が重要なカギとなるでしょう。窓際族の転職では、以下のようなポイントが重要です。

これまでの成果をまとめておく

窓際族の転職では、まず今までの成果を出来る限りまとめておく事が大切になります。

仕事で結果が出せず窓際族になってしまったという人も多いですが、今までの仕事を振り返ると大なり小なり何らかの成果は上げているものです。

自分が携わった企画・プロジェクトで自分がどんな役割を果たしたのかを書き出してまとめてみましょう。

採用活動を展開している企業からしてみれば、転職希望者がどんな仕事を通じてどのような経験を積んできた人材なのかを見極める必要があります。そこでのアピール材料を集めておく事は転職の成否を分けるポイントなのです。

空いた時間を資産に変える

窓際族は通常業務における負担が少ないため、転職活動を進めている最中でも比較的時間に余裕があります。

したがって、仕事の空き時間を自分の資産に変える取り組みが効果的でしょう。ここで言う資産というのはお金の事ではなく、能力・知識・スキルといった類のものです。

例えば転職先で役立ちそうな資格の勉強を進める、転職先の業界研究や企業研究を行うといった取り組みが挙げられます。

時間を効率的に活用して自分の資産に変えながら転職活動を進められるというのは、ある意味で窓際族の強みです。

今一度、仕事に熱心に打ち込む

逆説的ですが、転職する前に今の職場での仕事に対して熱心に打ち込むというのも重要な取り組みです。

窓際族は長年の振る舞いや態度が招いてしまう事態であり、自分の習性に問題があるというケースも少なくありません。

その習性を転職先に持ち越してしまうと、職場が変わっても結局同じ事を繰り返してしまう可能性があるのです。全力で仕事に取り組む姿勢を取り戻して、窓際族から新天地で成長する機会を探し出しましょう。

まとめ

窓際族は1970年代の産物ですが、現代社会においてもその存在が確認されています。

ウインドウズ2000のように一部の窓際族が羨ましがられる事もありますが、それはあくまで特殊なケースです。

また、ウインドウズ2000であったとしても窓際族が抱える根本的な苦難・苦労は変わりありません。

意図せず自分が窓際族になってしまった時、大切なのは「自分の社会人としての在り方を取り戻す」という事です。

時間を有効活用して自分を磨き直し、必要であれば転職も検討してみましょう。また、転職活動に不安がある場合には、私たち第二新卒エージェントをはじめとする転職エージェントも利用してみてください。


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