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インフラエンジニアがきついと言われる9つの理由。働くメリットとは?

インフラエンジニアの仕事はきついと言われることが多く、インフラエンジニアを目指す人の中には自分に合う仕事かどうか決めあぐねている人もいるでしょう。

そこで本記事ではインフラエンジニアの仕事は本当にきついのか、また、きついと言われる理由について詳しくご紹介いたします。後悔しない仕事選びのための参考にしていただけましたら幸いです。

インフラエンジニアの仕事内容

インフラエンジニアの仕事内容

インフラエンジニアは、ITインフラの基盤であるサーバーやシステムを設計・構築・運用するのが仕事です。

要件を満たす環境を作るためにハードウェアや具体的な設定値などを定め、トラブルや障害を想定したインフラを構築し、何度もテストを繰り返して本格稼働させるというものです。

また、本格稼働させた後の保守もインフラエンジニアの仕事です。インフラエンジニアの中でも、担当する領域によってサーバーエンジニアとネットワークエンジニアの2種類に分けられており、まれにサーバーとネットワークの両方を担当する人もいます。

サーバーエンジニア、ネットワークエンジニア、両方を担う人全ての総称がインフラエンジニアになります。

インフラエンジニアと混同されやすいものとしてシステムエンジニアがありますが、インフラエンジニアとは専門性が異なります。

インフラエンジニアがITインフラの設計・構築・運用を担うのに対し、システムエンジニアはシステム開発に関わる設計・構築・運用を担います。

インフラエンジニアがきついと言われる9つの理由

インフラエンジニアは、サーバーやネットワークなどのインフラの基盤を構築するというやりがいのある仕事ですが、きついという声を耳にすることがあります。ここでは、インフラエンジニアがきついと言われる理由について詳しくご紹介します。

インフラエンジニアがきつい理由

トラブルがいつ発生するか予測できない

インフラのトラブルは、いつ発生するか予測することができません。順調に設計・構築ができていると思っていても、予期せぬ障害が発生してしまうことがあります。

インフラエンジニアはアフターファイブに予定を入れていても急なトラブルでドタキャンしなければならなかったり、いきなり休日出勤することを命じられたりなど、プライベートの時間が削られてしまうこともあります。

そのため、インフラエンジニアの仕事はプライベートな時間を確保しづらいと感じる人が多く、きつい仕事だと言われてしまうのです。インフラエンジニアとして働くことを楽しんだり、やりがいを感じている人に向いている仕事でしょう。

トラブルが解決できるまで退社できない

ITインフラは人々の生活に必要なサービスを円滑に提供するための基盤であるため、トラブルや障害が生じると解決するまで帰宅することができません。

ECサイトであれば、利用者が欲しい商品を購入できなくなるほか、ECサイト運営会社は売上の機会を逃したり、顧客が競合サイトに流れてしまったりなど大きな損失となってしまいます。

医療機関の自動支払いサービスやオンラインカルテなど、医療機関などにおいては患者さんが支払ができなくなるほか、診察にも支障をきたしてしまうこともあります。

そのため、できるだけ迅速にトラブルを解決することが求められ、時には夜通しで復旧作業を行わねばなりません。拘束時間が長くなることも多いので、インフラエンジニアの仕事はきついという印象を持たれています。

夜遅くまで働くなど肉体的にはきつい仕事になりますが、人々の役に立っているというやりがいは感じられるでしょう。

常に勉強する必要がある

インフラエンジニアは、採用されたからといって学びをやめることはできません。サーバーやネットワークはもちろん、プログラミングやソフトウェアなど、未経験からインフラエンジニアになった場合は特に多くのことを学ばねばなりません。

また、IT業界は常に進歩を続けているため、立ち止まっていると最新の技術に追いつけなくなってしまいます。

そのため、常に新しい知識や技術を身につけるために勉強しなければならないのも、インフラエンジニアがきいついと言われる理由です。

職場での拘束時間が長くなりがちなうえに、プライベートの時間も勉強に費やさなければなりませんが、向上心のある人にとっては最適な仕事です。

休日出勤が多い傾向がある

休日出勤が多い傾向があるのも、インフラエンジニアの仕事がきついと言われる理由の1つです。

プロジェクトには納期がありますが、納期が近づくと機能の結合やテストの回数も増えるため、休日出勤しないと間に合わない場合もあります。

特にプロジェクトの人員が少ない場合は、インフラエンジニア一人当たりの作業の負担も増えるため、休日返上で業務を行わねばなりません。

休日出勤が多いと気分をリフレッシュする機会も少なくなるため、仕事がきつく感じてしまうこともあるでしょう。人員の多い職場を選ぶことで、休日出勤の日数を減らせる可能性が高くなります。

連休中も働く必要がある

インフラエンジニアは、カレンダー通りに働くのが難しい仕事です。ゴールデンウイークやシルバーウィークなど、世間が大型連休で浮かれている中でも働かなければなりません。

友達や家族と連休を利用して旅行やイベントの計画を立てたくても、実現することは難しくなります。

友達付き合いやファミリーで過ごす時間を大切にしている人は、プライベートを充実させることができずインフラエンジニアの仕事をきつく感じてしまいます。

そのため、インフラエンジニアはカレンダー通りに働くことに重きを置いていない人に向いているといえるでしょう。

夜勤がある

インフラエンジニアの仕事は、24時間監視が必要な場合には夜間出勤をしなければならないことがあるほか、サービスが停止している夜間から早朝にかけて機器の交換を行うこともあります。

職場によって夜勤の有無は異なりますが、夜勤のあるインフラエンジニアは生活リズムを崩しやすく、体力的だけでなく精神的にもきつく感じることがあります。

特に、夜勤と日勤が混じったシフトの場合は、夜型と昼型のどちらの生活スタイルにも適合しづらく、ストレスになることもあるでしょう。インフラエンジニアは、心身ともにタフな人に向いています。

サーバールームの室温が低い

インフラエンジニアはサーバールームで作業を行いますが、サーバーが熱暴走を起こさないように室温は低く設定されています。

多くのサーバーは動作保証条件が35度とされていますが、サーバールームの温度は22度~25度と、人間にとっては少し寒い温度に設定しているところが多いようです。

特に夏場は薄着であるため、サーバールームの温度が低いと居心地の悪さを感じてしまいます。そのため、冷え性の人や寒さが苦手な人にとっては、働きにくい環境と言えます。

寒い環境で働かねばならないことも、インフラエンジニアがきついと言われる理由です。羽織れるものを持ち込むなど、職場での服装にも気をつける必要があります。

業務の成果が数字で見えない

インフラエンジニアがきついと言われる理由としては、業務の成果が数字で見えないことがあげられます。

インフラエンジニアは、人々の生活と密接に関わるサービスが円滑に行われるよう設計・構築・運用するのが仕事ですが、裏方の仕事であるため分かりやすく感謝されるようなシーンはあまりありません。

不便なことや不具合があると文句を言われるものの、滞りなく使えるように整備していてもそれが当たり前だと思われているふしがあります。

売上のように数字で成果を可視化することができないため、インフラエンジニアの仕事は達成感を感じにくい傾向があります。人から直接感謝されなくても、やりがいや達成感を感じられる人に向いている仕事でしょう。

プレッシャーが大きい

その他、インフラエンジニアがきついと言われる理由としては、仕事へのプレッシャーが大きいことがあげられます。

インフラはスムーズに日常生活を送るために必要なものであるため、ミスは許されないというプレッシャーがあります。ちょっとしたミスで不具合が生じてしまい、多くの人の生活に影響を及ぼすこともあります。

責任感を持って仕事を全うしながらも、プレッシャーを楽しいと思えるメンタルの強さも必要になるでしょう。

インフラエンジニアとして働くメリット

インフラエンジニアはきついと言われているものの、働くメリットもたくさんあります。ここでは、インフラエンジニアとして働くメリットについてご紹介します。

インフラエンジニアのメリット

一定の需要がある

インフラエンジニアの仕事は、人々の生活に欠かせないものであるため常に一定の需要があります。

オンラインショッピングや動画の視聴、オンライン会議など、ITインフラを基盤としたさまざまなサービスが展開されているほか、公共サービスなどでも必要とされています。

今後さらにITインフラを基盤とするサービスが増えることが予想されるため、インフラエンジニアが仕事にあぶれる心配は少ないでしょう。人間が生活する限り必要とされる仕事なので、安定して働き続けることができます。

需要が高いため、転職などもしやすい職種と言えます。需要が高いのが、インフラエンジニアのメリットです。

汎用性のあるスキルが身につく

インフラエンジニアとして働いて身につけられる知識や技術は、IT関連の仕事全般において求められるものです。凡庸性のあるスキルが身につくのも、インフラエンジニアとして働くメリットといえます。

ITインフラの設計・構築・運用のスキルは、IT業界だけでなく一般企業でも求められています。IT業界から一般企業に転職したい場合にも、インフラエンジニアとしての実績は大きなアドバンテージになるでしょう。

インフラエンジニアとしての実績を積むことで、サーバーやネットワークだけでなく、クラウドやプログラミングなどのスキルも習得することが可能です。豊富なスキルを活かし、キャリアアップを図ることもできるでしょう。

資格手当を受け取れる可能性がある

インフラエンジニアとして活躍する中で知識や実績を身につけ、難易度の高い資格を取得する人もいます。

資格の取得はインフラエンジニアとしての実力を証明できるのはもちろん、会社によっては資格手当として収入アップに繋がることもメリットとしてあげられます。

資格の種類や会社によって手当の金額は異なりますが、数万円以上の収入アップが望めることもあります。収入がアップすると仕事へのモチベーションも高くなるため、インフラエンジニアとしてさらなる飛躍を目指すことができるでしょう。

インフラエンジニアの求人では学歴が不問のところも多く、難易度の高い資格を所得しているほうが採用されやすい傾向があります。

社会への貢献度が高い

社会への貢献度が高いことも、インフラエンジニアとして働くメリットの一つです。

ITインフラは医療機関や航空管制など、一般企業だけでなくさまざまな業界で必要とされています。インフラ整備を行うことは社会への貢献にも繋がるため、やりがいを感じている人も多いようです。

色々なシーンで人々の生活と関わっており、誇りを持てる仕事といえるでしょう。

大手企業で働ける可能性がある

大手企業は競争率が高く、就職・転職するためには高い学歴を求められるのが一般的です。しかし、インフラエンジニアは実績さえあれば学歴に関係なく採用されるため、高卒であっても大手企業で働けるメリットがあります。

大手企業では幅広いインフラの設計・構築・運用を行っているため、規模の大きいインフラプロジェクトに関われる可能性があります。

大きなプロジェクトに関わると仕事へのモチベーションも高まり、社会を支えている大事な仕事であると実感することができるでしょう。大企業は給料が高いというメリットもあります。

人間関係に悩まされることが少ない

インフラエンジニアは、一人で作業をすることが多いい仕事です。

他の業種はスタッフ同士でコミュニケーションを密に取り合いプロジェクトを進めていかなければなりませんが、インフラエンジニアはミーティングなどを除けば、基本的に自分に任された領域の作業を行います。

煩わしい人間関係に悩まされることが少ないのも、メリットと言えます。コツコツと一人で作業に没頭したい人、コミュニケーションを取るのが苦手な人も、ストレスを感じにくいでしょう。

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