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ブラック企業の見分け方!面接の前後でわかるブラック企業の特徴とは?

「ブラック企業なんかに転職したくない!」

「前職のような苦しい思いはしたくない」

このようにブラック企業への転職を最大限避けたいという方は多くいらっしゃることでしょう。

ブラック企業を回避するためにはまず、ブラック企業に見られる特徴を把握する必要があります。実はブラック企業には面接の前段階でわかる特徴と、面接を経て見分けることができる特徴があります。

本記事ではブラック企業にはどんな特徴があるのか、そしてそこへの転職を回避するには具体的にどんな方法が考えられるのかをお伝えします。企業選びの失敗はしたくない就職活動でこんな悩みを抱えていませんか

ブラック企業の定義って?

「ブラック企業」という言葉は近年よく耳にするワードのひとつですが、今この記事をお読みの方のうちどれくらいの人がブラック企業の定義について考えたことがあるでしょうか。

実はブラック企業という存在について明確な定義はありません。ただし厚生労働省がブラック企業の特徴として以下の3つの要素を挙げています。

(1) 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す
(2) 賃金不払残業やパワハラやセクハラが横行するなど、企業全体のコンプライアンス意識が低い
(3) (1)(2)のような状況下で労働者に対し過度の選別を行う

いかがでしょうか。このような状況の中で働いていて平気な人間がいるのでしょうか?誰しも辛く感じるはずですし、それは当然の反応であるといえます。

しかし、このような特徴が見られるいわゆるブラック企業へ勤めることになってしまった場合に恐ろしいのは、当事者ほど自分の置かれている異常な状況に気がつきにくいということです。

人から「〇〇さんが勤めてる会社ってこうらいしよ~」などと聞くと「え!そんなの体壊しちゃうよ、ヤバイって!」と素直に思えたとしても、実際に自分がその状況に置かれてみると、”そういうものである”という認識になってしまいやすいのです。

実際にブラック企業に勤めたことのある経験のない方の中には「入ってブラックだったら辞めればいいじゃん」とストレート考える方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、ブラック企業に勤め出すとさまざまな方向からの圧力や重い空気によってなかなか退職を言い出しにくい環境になっていることが多く、退職したいと伝えれば「途中で仕事を放棄したダメなやつ」という扱いをされてしまうケースもあるのです。

そして責任感の強い人ほどそれではいけないと自分に言い聞かせて、無理を承知で働き詰めてしまいます。

その結果、中には過労死に至ってしまう方や自殺していまう方がいらっしゃいます。しかもその数は決して少なくありません。

過労死していまう方についてはくも膜下出血や心筋梗塞などで倒れており、その原因は働きすぎによる極度のストレスによるものです。

冷静に考えてみましょう。人は通常生活していくために働くというのが根本的な目的ではないでしょうか?

中には将来の目標のために働いている方も多くいらっしゃいますが、それは生活が安定してきてからやっと持つことができる目標であるはずです。

一般的な人間であれば究極、一生お金が湯水のごとく湧き出てくるのであれば働く必要なんてなくなってしまいます。

それにも関わらず、ブラック企業に勤めることによって過労死してしまっている、これは本末転倒であるといえます。冷静に考えることができれば自分の体を一番に考えなくてはと感じるはずです。

しかしいわゆるブラック企業に勤めだすと、入社直後に感じていた違和感にどんどん慣れていってしまい、辛い、苦しい、やめたいと感じている自分が悪であるというゆがんだ思考に落ち着いてしまうようになるのです。

これは想像以上に危険なことです。このような事態を防ぐためにはやはり、最初からブラック企業を回避するのが最もスムーズであるといえます。

では、そのためにはどうすればいいのでしょうか。まずはブラック企業の特徴をできるだけ多く把握し、実際に転職を検討している企業がそれらの特徴に当てはまっていないか、確認をすることが重要です。


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ブラック企業の特徴

さて、ここからはブラック企業に見られる特徴についてお伝えしていきます。これらのうち数個当てはまったのであればその企業はブラック企業である可能性があります。

有能な社員を使い捨てのように扱う

まず、ブラック企業に見られる特徴のひとつとして社員を使い捨てのように扱うという点が挙げられます。中でも、有能な社員であっても使い捨てのように使う傾向が見られます。

通常ブラック企業といわれるような会社では、その社風に賛同し続けられる人材が少ないことから深刻な人材不足に陥っていることが多いです。

そのため本来指導者の立場である上の人間も大量の仕事に追われ、部下や後輩の指導に十分な時間を避けなくなっていることが多いです。

そのため若手の指導を細かく丁寧に行なうことによって企業の成長を図る余裕などはなく、今目の前意にある仕事をひたすらこなすようにまともな指導もなしに押し付けることが多いのです。

そしてまともな指導がない割りに与えられた仕事をこなすことができなければ問答無用で切り捨てます。人を人とも思わないような扱いを平気でするのがブラック企業です。

しかし、そのような状況下でも努力家の人や責任感の強い人ほど身を削って働く傾向にあります。でもそれでは到底体力は続かず体調を崩してしまうでしょう。

まともな企業であれば無理をさせすぎてしまったことを上司が謝ってくれたり、周りの同僚も本人の体調を心配して、その分の仕事を分担してくれるなどの優しさがあるでしょう。

しかし、ブラック企業にそのような余裕はありません。体調不良を心配してくれるどころか、体調管理くらいしっかりやっとけよなどといった愛のない反応をされてしまします。

それをわかっている方はたとえ体調不良になっても出勤して仕事をし続けてしまいます。他の人が分担した方が効率的な内容でも、周りの社員にもそんな時間も体力も残されていないほどに仕事量は膨大なのです。

そのようなことを続けていくうちに今度はもっと大きな病にかかって倒れてしまいます。ブラック企業とはそれくらいの危険が潜む恐ろしい存在なのです。

パワハラ、セクハラ、モラハラなどが日常茶飯

いわゆるブラック企業といわれる企業においてはパワハラやセクハラなどのハラスメントが多く見受けられます。そういった細かい部分にまで注力できない人が多く集まってしまっているのもまたブラック企業の特徴。

ちなみにパワハラの具体的な内容としては以下のような内容が考えられます。

(1) 殴る・蹴るなどの暴力、いじめ
(2) プレッシャーをかけられる、辱めを受けさせられる
(3) 仲間外れにされる、情報を共有してもらえない
(4) 本人の許容範囲を超えた仕事量を課せられる
(5) 本来の仕事と異なる単純作業などをさせられる
(6) 家庭環境・境遇を非難される、プライベートでの行動を詮索される

これらのような人を傷つける行為を平気で行なう上司や先輩の存在はもちろんのこと、それを止めてくれる存在も基本的にいません。

ブラック企業は押しなべて理不尽なことがまかり通り環境です。そのため正しいことをしようとしても、理不尽な対応をされて、不当な降格処分もありえます。

だからこそパワハラやセクハラ、モラハラを受けても下の人間は何も言えず、それをいいことに上はいつまでもそういった行為をやめようとはしません。

社内で自分のまわりに協力者がいれば、なんとか反旗をひるがえそうと努めることもできるでしょう。仲間と一緒であれば労働組合を発足させることも可能です。

しかし周りが全く自分の味方をしてくれなかったり、間違いなく自分が被害者なのに「余計な案件も持ち込んだめんどくさいやつ」などという扱いを受けてしまっては精神的に耐え難いものがあるでしょう。

自分の心が折れてしまう前に第三者に相談したり、転職を検討するなどの対策を講じることが大切です。


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違法な労働環境

ブラック企業においては不当な長時間労働などが当たり前に行なわれています。

たとえば、夜中の1時まで残業させられることが当たり前になっていて、終電を理由に退勤できないようにと、勤務先の1km範囲内に居住することが義務付けされているような企業も存在します。

他にも賃金の設定額が確実に仕事量に見合っていなかったり、残業代が一切支払われなかったりと、違法な労働環境の中で働かせている企業は決して少なくありません。

過労死者、自殺者が出ている

れは後でご紹介するブラック企業リストを利用することでも確認が可能ですが、過労死者や仕事の辛さを原因として自殺している人がいるような企業は非常に危険です。

その情報を得ることが出来たら何があっても絶対に入社しないようにしましょう。また、そのような企業にある傾向として暴言や暴力が横行していることも考えられます。

暴言や暴力を行使することによって本来正しいことをしようとしている人を萎縮させ、反論することを押さえ込んでいるのです。

そしてその暴言や暴力の恐怖から上司や先輩の言うことに絶対的に従うようになり、いつしかそれは洗脳のような効果を生み出します。

結果的にどう考えても無茶な仕事量やノルマを設定されても、先輩や上司の言葉が絶対的なものとして投げかけられてしまうと、それを遂行することができなかった自分が悪なのであるという思考にスライドしてしまうのです。

結果、その罪の意識にさいなまれて自殺してしまう方が出でてきてしまうのです。これは非常に悲しいことです。

また本人自身が自分の体の不調に気づいておらす、ある日突然倒れてしまうというのが過労死にみられる傾向です。

ストレスは想像以上に自分の心と体をむしばんでいきます。そしてそのストレスを発散できないまま時間が経過してしまうと、気づいたときには死が待っているのです。

しかし、これについては本人一人で気づくことが非常に難しいです。そのため、もし今就業中で周りから顔色や体調について妙に心配されているという方がいらっしゃれば、今一度自分の環境について俯瞰して考えてみてください。

30代、40代の労働者が少ない

30代や40代の労働者が妙に少ない会社はブラック企業である可能性が考えられます。

必ずしもそうであるわけではないためケースバイケースですが、これは通常ブラック企業だからこそ離職率が高いという理由が考えられます。

中には「根性」「熱意」「やる気」「成長」「努力」などのポジティブな言葉を使って社員の士気を高めようとする企業は多く存在し、これは決して悪いことではありませんが、そのようなポジティブでかっこいい言葉を巧みに利用することで、過酷な労働を課すことを正当化しようとする企業も少なくありません。

体育会系ならではの努力主義の空気感を「無理をしてでもお客様や仲間のために成し遂げ続けなければならない」という少々ゆがんだ方向で利用する傾向がブラック企業にはあります。

さて、求人情報や企業の理念などにこのような美しいワードが並んでいて意気揚々と入社したと思ったら過酷な労働が待っていた、そのような状況であれば長く続かないのが普通ですよね。

そのため、長くても数年で辞めていく社員が多数を占め、結果的に深い情報をよく知らない若手社員が多く入社することで30代や40代の社員が少ない状況となるのです。


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面接までにブラック企業を見分ける方法

さて、これまででブラック企業に見られる典型的な特徴についてご紹介してきました。しかし、これらはあくまで内部事情の話です。実際に転職するまでは表面的な部分だけを見て判断しなければなりません。

そこで、ここからは面接に向かうまでの間にその企業がブラック企業なのかどうかを見分けることができるコツをご紹介していきます。もしブラック企業である可能性があれば警戒しましょう。

業界での見分け方

あくまでブラックになりやすいということなので、必ずその業界の企業のすべてがブラックであるとは言い切れませんが、以下の3業界はブラックに陥りやすいため注意が必要です。

(1) 小売業界
(2) 飲食業界
(3) IT業界

例えば(1)の小売業界ではコンビニなどが代表例として挙げられますが、過去に、セブンイレブンのオーナーが店舗での労働におけるブラックな実態について訴えていましたよね。

現代においてコンビニは通常24時間営業が主流となっていますが、それが原因のひとつとしてブラックな環境を生み出してしまっています。

また本社との力関係の差は歴然で、特にオーナー業務をしている方の中には睡眠時間が3時間の状態で日々経営に追われている方もいます。

また小売業界にはアパレル業界も挙げれますが、この2つの業界はユーザー第一のサービスに注力しようという意識が強すぎて、その分の従業員の負担がかなり大きなものとなっています。

仕事量と得ることの出来る賃金の見合わなさが最も問題視されています。

そして飲食業界IT業界に共通して当てはまる特徴は、どちらも慢性的な人材不足に陥っているという点です。需要に対して供給が間に合っておらず、従業員ひとりあたりの仕事の量が膨大になっています。

ただし稼ぐことができるという点で人気な側面もあるようですが、中には日々へとへとな状態で働き詰めとなっている方も少なくないようです。

求人情報での見分け方

先ほども少しだけ触れましたが、具体性のない抽象的なポジティブなワードをばかりを羅列させている求人を出している企業は危険です。

具体的な情報をあまり公開していないということは、その分具体的に伝えると企業側にとって不利になる情報が多いということです。

「やりがいのある仕事ができる!」というフレーズの裏にはとんでもない量の仕事量が隠されているかもしれません。

また、従業員数の割りに妙に求人数が多い企業についても危険です。ホワイトな企業であれば人はその環境が心地よいためあまり転職しようとは思いません。

しかしブラック企業の場合は離職率が高いため、その分求人をたくさん出さなくてはいけない状況になりがちです。

気になる求人があればその企業がどれくらいの求人情報を出していて、それは従業員数に比較してどうかを見てみましょう。

なお、同じ求人が長期間にわたってずっと出ている場合も危険です。同じ求人がずっと出ているということはその分人が選びたがらない求人内容または企業であることや、数人雇っているのにまったく人材が足りていないことが考えられます。

なお、給与が不自然に高く設定されている企業についてはその分膨大な仕事量を課せられる可能性があります。また人材不足を打破するためにひとまず人を入れなければと高い給与を設定している場合もあります。

気になる求人を見つけたら、その情報に載っている給与額がその職種の平均給与額と比較して妥当なものかどうかをチェックしてみましょう。

説明会での見分け方

さて、説明会といういかにもホワイトそうな現場でもブラック企業の特徴は垣間見えることがあります。それは説明会で話している社員の言葉に注目することでわかります。

たとえば、「仕事が楽しいから自分の時間がなくても充実している」というフレーズを堂々と語る企業の社員がいることがあります。一見仕事に人生をかけているかっこいい言葉に聞こえそうですが、冷静に聞くと「自分の時間がなくても」と言っています。

もちろん、自分の時間を削って仕事に精を出したいというのは決して悪いことではないでしょう。努力し続けられるのは人にはなかなかマネできないすばらしい部分です。

しかし、それはあくまで自分自身で決めるものであり、それを企業に強制されるようなことはあってはなりません。それを企業の説明会で堂々と語られてしまってはどうしようもないですよね。

このように、一瞬納得してしまいそうな言葉でもよく考えたら危険がはらんでいる可能性があります。十分に注意して聞いておきましょう。

ブラック企業リストをチェック

皆さんはブラック企業リストの存在をご存知でしょうか?これは厚生労働省が2015年から公表を開始したもので、労働基準法をはじめとした労働基準関係法令違反をした企業を実名で発表しているものになります。

その他該当企業の所在地や事案の概要などを一覧にして公開しています。2015年から2019年に至るまでで1006件もの該当事例が公表されています。

これは原則として毎月更新されており、一度該当した企業は1年もの間掲載し続けられるとのことです。ブラック企業リストの中には誰もが知るような大手企業なども含まれており、ぜひ参考にすべき情報であるといえます。

ただし、中には国に摘発されている分まだまともな企業なのではないかという意見もあり、要するにはこのリストに載っていないブラック企業は他にも存在しているということになります。

そのためこのブラック企業リストの情報のみで転職活動を進めていくことは危険です。しっかりとブラック企業に見られる特徴を把握するのを怠らないようにしましょう。


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面接でブラック企業を見分ける方法

さて、ここでは面接会場においてブラック企業かどうかを見分けられるコツについてお伝えしていきます。

求人情報などの事前情報では問題なくとも、面接で企業側がボロを出す可能性があるため、終始気を抜かずに臨みましょう。

まだ採用が決まっていないにも関わらず「〇〇してください」などの(丁寧な)命令口調が多い

ブラック企業に勤めている社員は就業しているその数年の間で、上から命令されることに慣れている節があります。

もちろんどの企業でも上司の指示には従わなくてはなりませんが、上司から激しく命令されるようなことはありませんし、命令というよりはお願いのスタンスであることが一般的でしょう。

また後輩や部下の意見もしっかりと受け入れ、できることは共に遂行しようと努め、できないことはなぜできないのか、またなんとか可能にするためには何をする必要があるのかなどをアドバイスしてくれるでしょう。

しかしブラック企業においては上司や先輩からの命令は絶対です。意見しようものなら自分の意志にそぐわないことは取り組もうとしないわがままな人間として不当な扱いを受けることになりかねません。

だからこそブラック企業に勤める人は部下や後輩が反論や意見をしてくることに慣れていませんし、命令口調で下の人間に働きかけることも当たり前になっています。

だからこそブラック企業の社員はまだ入社も決定していない社員に対して、丁寧ではありますが半ば命令っぽい口調で指示するようなことがあります。

明らかに面接官がやつれている

これは非常にわかりやすい観点かと思いますが、面接官が明らかにやつれていたり疲れている場合にはいわゆるブラック企業である可能性があります。

面接官が一人である場合にはなんともいえませんが、複数人いる場合にどちらも疲れた顔をしている場合にはその事業部全体の仕事量や空気感が普通ではないということでしょう。

また面接会場ではその企業の社員とすれ違う場面があるでしょう。その場合は適度な明るさで挨拶をすることが大切です。しかし、ブラック企業の社員の場合は疲れ果てているあまりそのわかりやすい挨拶に気づかないことがあります。

たいてい、相手が自分の企業の人間ではなく外部の人であるということはパッと見て雰囲気でわかるものです。

そして外部の相手は取引先の社員である可能性もありますので、自社に恥じをかかせぬようによりピシッとした姿勢で挨拶を返すように教育されているのがまともな企業です。

しかし、疲れ果てていて挨拶もまともにできない企業は基本ブラックであると考えてよいでしょう。

業務や会社に関しての具体的な説明がない

面接において、よく企業サイド対して踏み込んだ質問をすると落とされる対象になるという見解もありますが、気になる点はすべて面接でぶつけるべきでしょう。

もしもその企業に問題のある部分がなければ、どんな質問に対しても同等と明確に答えてくれるはずです。

実際にはどんな仕事をさせてもらえるのか、20代の社員が多いのはどうしてかなどさまざまな質問内容が考えられます。しかし、ブラック企業の社員の場合は明確に答えようとはしてくれないでしょう。

具体的にどんな仕事ができるのかを聞いているのに抽象的な言葉でぼかしたり、「自分の好きなことしかやる気がないのか」などととげとげしい反論をされる可能性があります。

この時こそその企業の本性がわかる瞬間です。まだ入社していない社員の素朴な疑問に対して妙に敵意を見せてくる。これは質問されたくないことを聞かれたからこその反応です。これが出たら注意しましょう。

お手洗いや待合室が汚い

ブラック企業は通常従業員の全員が業務に追われています。だからこそ業務外の部分に時間を割く余裕がありません。ブラック企業では全従業員が次から次へと業務を課せられます。

そしてこの仕事は終わったと胸を撫で下ろしていると、もっと収益を上げる方法を模索することができるだろうなどと圧をかけられ、永遠に仕事の終わりが見えないという状況に陥りやすいのが特徴です。

そのため朝早くから働き出し、休憩もままならないまま終電間際(またはそれ以降)まで残業して帰宅するというのが日常茶飯と成っています。

また人件費を大幅にカットしようとしている企業もブラック企業には多いです。そのため、清掃業者に賃金を払って清掃をお願いするといった部分にはお金を出したがらない傾向にあります。

そのため、オフィスはもちろんですが外部の人も使用するであろうお手洗いや待合室が不潔であることがあります。

こういった部分は入社せずとも面接に出向けばすぐにわかります。このような細かい部分で気が抜けている会社が良い仕事をできているはずがないですよね。ぜひ注意しましょう。


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ブラック企業を回避できる就職・転職方法がある!

さて、これまでブラック企業の見分け方について複数の方法とコツをご紹介してまいりましたが、いかがでしたでしょうか。

ブラック企業にはどんな特徴があって、ブラック企業に入るとどんな生活が待っているのか、ある程度現実味をもって把握していただけたかと思います。

とはいえ、やはり一人での就職や転職ではブラック企業にあたってしまうのではないかと不安になるものですよね。いくらブラック企業の典型的な特徴にあてはまっていなくとも、絶対に大丈夫とは言いきれません。

求人サイトの情報やその企業のホームページに書いてある給与額や待遇、就業時間と実際の条件が全く違っていて、面接のときにそのすべてを教えてくれない企業も実際に存在します。

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おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。

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