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【理由別】仕事を辞めたい時の対処法7選!退職すべきラインを知ろう

「理不尽な指示ばっかりでもう嫌・・・」「どうも性格に合わない。仕事辞めたいな・・・」 このように、現在の仕事に何かしらの違和感や不満を感じて、辞めたいなとお考えの方は多いのではないでしょうか?

厚生労働省が発表している2019年(令和元年)上半期雇用状況調査結果の概況によれば、平成29年から令和元年にかけて離職率は上昇傾向にあり、令和元年上半期の離職率はおよそ10人に1人の方が離職している数値となっており、決して他人事ではありません。

そこで、本記事では仕事を辞めたい時の対処法を理由別にご紹介!他にも、自分が退職するべきなのか、今の職場でもう少し頑張った方が将来のためになるのかを判断するためのラインについてもお伝えしておりますので、少しでもお役に立てれば幸いです。

仕事を辞めたい理由とは?

仕事を辞めたい時の対処法を見ていく前に、まずは20代の方が仕事を辞めたいと考える理由について簡単に見ていきたいと思います。

エン・ジャパンが行った「1万人が回答!「退職のきっかけ」実態調査 ―『エン転職』ユーザーアンケート―」を元に、同アンケートにおいて最も回答が多かった上位7項目についてご紹介いたします。

給与が低かった(46%)

まずは「給与が低かった」という回答が最も多く、全体の46%の方が該当しています。給与は働く上でのひとつのモチベーション源でもあるため、給与が低いと仕事に対するやる気もなくなっていってしまいますよね。

特に、同じ企業の中でも同年齢で成績もさほど変わりないにも関わらず、学歴が高い人材の方が昇給するのが早いなどの格差を感じた時には、正当に評価してもらえていないと感じ、退職のきっかけともなるでしょう。

やりがい・達成感を感じない(43%)

次に「やりがい・達成感を感じない」という回答が多く、全体の43%の方が該当しています。

お客様と直接関わらないため生の声や反応を得られない職種の方や、頑張っているのになかなか評価を得られない場合など、何かを達成した喜びを感じることができない場合にはモチベーションが下がる傾向にあります。

働いていく上では辛いことや苦しいことも多くありますが、お客様からの感謝の声や周りからの賞賛、目に見える成果があれば、人はそれをエネルギー源に頑張ることができます。

しかし、それがないまま働いていくと仕事の辛い部分ばかりに意識が向いてしまい、仕事を辞めたいと考えるようになるようです。

企業の将来性に疑問を感じた(34%)

そして「企業の将来性に疑問を感じた」という回答も多く、34%の方が該当しています。

その企業の経営が悪化し出したり、今後の成長が見込めないような噂を耳にすると、いきなり解雇される前に転職しようと考えるのは自然の流れであるといえるでしょう。

人間関係が悪かった(34%)

上記と同じく「人間関係が悪かった」という回答も全体の34%の方が該当しています。

職場にどうしても性格が合わない人がいたり、陰口を言う人がいたり、上司や先輩から高圧的な程度で接せられているなどの場合にも、仕事を辞めたいと考えるでしょう。

人間関係の悩みはどの職場でも起こり得るもので、仕事に直結することでないからこそ厄介な悩みです。

残業・休日出勤など拘束時間が長かった(33%)

「残業・休日出勤など拘束時間が長かった」という理由も回答数が多く、全体の33%を占めています。

拘束時間が長いケースには、自分で業務量を調整できる場合と上からの指示で調整できない場合があります。

上からの指示で膨大な業務量を課されていたり、上司が残っている間は帰宅できないという雰囲気が固定化している職場ではストレスが溜まりやすいでしょう。

自分の成長が止まった・成長感がない(28%)

そして「自分の成長が止まった・成長感がない」という回答が28%となっています。

自分の成長を感じられない場合には上記でお伝えしたようなやりがいや達成感を得づらかったり、どうして自分がその仕事をやっているのかがわからなくなる傾向にあります。

成長を感じられない原因としては、上司や先輩が今の自分に適したマネジメントをしてくれずいつまでも同じような仕事をやらされている場合や、雑務のような作業ごとばかりを押し付けられて特別なスキルを培えない場合などが考えられます。

社風や風土が合わない(23%)

「社風や風土が合わない」と回答している方も23%いらっしゃいました。

本記事をお読みの方の中には、「残業の美学みたいのを当たり前に押し付けられる」「自社のトップがこぞってあやしい宗教に入っている」「ちゃんと働いてない上司が年功序列で高収入を得ているらしい」など、社風や風土に対して不満や疑問を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

自分が納得できる、または理想とする社風で働くことができなければ、それもまたストレスに繋がります。業界選びや企業選びの段階で慎重に調べていたはずが、理想と異なってしまったというケースも多いようです。

【理由別】仕事を辞めたい時の対処法7選

さて、仕事を辞めたいと感じる理由について見て参りましたが、ここからは各理由別の対処法についてご紹介いたします。

すぐにトライできるものばかりですので、ご自身に合ったものがないかどうかぜひチェックしてみてください。

やりがいがない場合・・・自分の特性を調べよう

まず、仕事に対してやりがいが感じられないという場合には、自分が一体何に対してやりがいや達成感を感じるのか、自分の特性を洗い出してみましょう。

学生時代に頑張っていた勉強や部活動、趣味や習い事、アルバイト時代のことでも何でもかまいません。とにかく自分が過去にやりがいや達成感を感じたのはどういった時だったのかを洗い出してみましょう。

たとえば楽器を練習していて、それまでどうしてもうまく演奏することができなかった曲を、1ヶ月かけてうまく演奏できるようになった時に達成感を感じたといったエピソードなどが挙げられるでしょう。

そのようなシーンやエピソードを羅列したら、今度はそれらに共通する要素を抽出してみましょう。

期間をかけて積み上げたことが成功した時に達成感を感じるのか、誰かに感謝された時に感じるのか、あるいは誰かに頼られた時に感じるのかなど個人によって千差万別です。

そして自分の特性がわかったら、まずは今の仕事でその特性を活かせないかを考えて仕事に取り入れてみましょう。

たとえば、期間をかけて努力を積み重ねたものが成功した時にやりがいを感じるのであれば、引き続き成果が出るまでチャレンジしてみるのもひとつです。

ただ、頑張りを評価してもらおうと努力し続けたり、頼ってもらえるようにまわりに気を遣ってみても効果が得られないこともあるでしょう。その場合は、その職場に適性がない可能性も考えられます。

ちなみに、「自分は今の仕事に向いていないんじゃないか・・・」と感じている方には下記の記事に「仕事に向いていないかチェック診断」を掲載しておりますので、自分が本当に転職すべきなのかを知りたい方はぜひトライしてみてください。

給与が低い場合・・・実績を作ろう

次に給与が低い場合です。この場合は実績を作って評価を上げたり、昇格を狙って企業内で設けられている試験を受けるなどして昇給を狙うのが得策です。

場合によっては上司に見る目がなく、実際に成果を上げているにも関わらずなかなか評価してもらえないというケースも考えられますが、昇給テストなど企業内のルールに則った方法を使えば角も立ちにくいでしょう。

ただ、実力を評価してもらいたいにも関わらず、年功序列の文化が根強くてなかなか昇給や昇格を叶えられないという場合には、転職を検討するのもひとつかもしれません。

企業の将来性が不安な場合・・・転職を考えよう

企業の将来性が不安な場合は、自分一人ではどうにもなりません。従業員一丸となってなんとか会社を立て直そうと努めても、現状を大きく変えられない場合がほとんどです。

その場合は将来性を見込める企業に転職をして、より働きやすい環境を目指すのが得策です。

ただ、スキルや能力に特筆すべきアピールポイントがない場合には、将来性のある企業で内定をもらうことに対するハードルが高まるため、退職するまでにスキルアップを目指すのがベターでしょう。

人間関係に悩む場合・・・方法は2つ!

人間関係に悩んでいる場合には、効果的な方法が2つあります。ひとつは、苦手な相手と定期的にランチに行ってみる方法です。

しかし、「え!あの人とランチとか絶対無理・・・」という方もいらっしゃるかもしれませんね。

もちろん、決定的に関係に亀裂が入ってしまっている場合には難しいですが、「なんとなく苦手」といったレベルであれば効果的かもしれません。

普段はピリピリしていて話しかけにくい人でも、意外にプライベートのことになると子供の話題で表情を崩したり、高圧的な印象のあった人でも、職場の外に出るとむしろ感じの良い対応をしてくれるケースも少なからずあります。

大切なのはお互いを分かり合う時間を設けるということです。相手側からしても、こちらのプライベートな人間性を知らないからこそ対応に困っているという可能性があるかもしれません。

1対1でなくとも効果的ですので、ぜひ一度トライしてみてはいかがでしょうか?

そして2つ目の方法は、仕事だけの関係と割り切って最低限のこと以外は話さないようにするものです。

人間は相手に対して真剣に向き合おうとすればするほど、喜びも感じやすいですが怒りも感じやすい生き物です。

そのため、相手が自分に対して嫌な応対や雑な反応をしてきても、「ま、仕事以外では赤の他人だし」と割り切ることで、ストレスや怒りを感じにくくなるでしょう。

ちなみに人間関係の問題を今の職場で解決するコツなどを下記の記事でご紹介しておりますので、人間関係を理由に退職を考えている方はぜひ一度チェックしてみてください。

拘束時間が長い場合・・・業務量の調整をしよう

次に、拘束時間が長いという場合の対処法についてです。

もしある程度の裁量を持たせてもらっているという場合には、イレギュラーな対応が発生する場合も加味した上で、自分で1週間ないしは1ヶ月の業務スケジュールを立ててみてはいかがでしょうか?

業務量が多くてなかなか早めに帰宅が出来ないという場合でも、一定期間の中で忙しさのムラが少なからずあるはずです。

そこを、ある程度心に余裕があるタイミングで客観的にスケジューリングすることによって、イレギュラーな対応が発生した時の焦りなども抑制することができます。

しかし、たいていの場合は長時間労働を美学のように考えている企業に勤めていたり、上司からの圧力で上司より先には帰宅できない、早めに帰宅しようとすると更に業務を追加されるなど、自分の力ではどうにもならないということが多いのではないでしょうか?

その場合にはこのあとお伝えするような過労死のリスクも考えられますので、場合によっては退職を視野に入れる必要があるでしょう。

成長感がない場合・・・日報をつけよう

そして、成長感が感じられない場合には日報をつけて自分の業務の軌跡を逐一確認できるようにしておきましょう。

自分の成長を感じるには、自分がそれまでにどのような業務を行ってきて、その質や量、スピードがどれくらい上がってきているかをチェックする方法が手っ取り早いです。

また、人が成長感を感じるのは少し難しそうな目標をクリアした時や、新しいことに挑戦して成果を得た時などが挙げられます。

そのため、上司や先輩から新しいことや課題を出されないという場合には、「何か他にできることはありませんか?」と自分から仕事を取りに行くのもひとつでしょう。

社風が合わない場合・・・背景を聞いてみよう

最後に、実力を評価してほしいのに経歴が浅いとなかなか上を目指せない場合や、職場全体の目標に対するコミット意識が非常に高い場合など、自分がイマイチ社風と合わないと感じた場合には、上司などにその社風に至った背景を聞いてみましょう。

社風が合わないなと感じた時、人はその社風に対して納得できないからこそ違和感を感じる傾向にあります。そのため、いかにその社風に納得できるかどうかが重要なポイントとなります。

しかし、中にはその背景を聞いても納得することができなかったり、上司もよくわかっていないというケースもあります。

その場合には転職を検討するのもひとつですが、転職活動を行う際にも応募先の企業のリアルな社風について調べておかなければ、同じ失敗を繰り返してしまうことになりかねません。

ただ、ホームページやインターネットの情報から入手できる情報には限りがあります。「本当にこの企業を選んでいいのか不安」と悩んでしまう方も多いことでしょう。

そういった時に活用すると便利なのが転職エージェントです。

【転職エージェントとは?】

専属のキャリアアドバイザーが転職活動の準備~入社までをサポートしてくれるサービスです。

カウンセリングを通じて自分に合った仕事を紹介してもらうことができ、履歴書・面接対策や面接日程の調整などを代行してもらえます。

転職エージェントを利用すれば、気になる企業のリアルな職場環境を詳しく説明してもらうことができる他、入社条件の交渉も代行してもらえるため自分の希望をきちんと企業に伝えることができます。

たとえば私たち第二新卒エージェントneoでは若年層に特化してサポートを行っている他、このようなメリットがあります。

ご紹介する企業はプロの観点で厳選しているため、ブラック企業を紹介される心配はありませんし、気になる求人がなければ利用をやめることもできます。

より幅広り選択肢から転職先を選びたい、短期間で転職したいという方はご相談だけでもかまいません。ぜひ一度私たちにお話をお聞かせください。


満足のいく転職を

仕事を辞めるべきラインとは?

さて、ここまでで仕事を辞めたい時の対処法についてお伝えしてきましたが、中には転職に対して慎重になっている方もいらっしゃるでしょう。

そういった方の中には「今の自分の状況が転職すべきものなのかわからない」「退職すべき基準点がわからない」などとお悩みの方もいらっしゃるでしょう。

そこで本項目では、仕事を辞めるべきラインについて考えられる3パターンについてご紹介いたします。ぜひ、ご自身に当てはまっていないかどうかチェックしてみてください。

残業時間が月100時間を越えている

先月の残業時間が月100時間を越えていた、あるいは普段の残業時間の月平均が80時間を越えているという方はいらっしゃいませんか?そういった方は今すぐ退職を検討するべきであるといえます。

皆さんは過労死ラインというものを聞いたことがないでしょうか?

過労死ラインとは、健康障害リスクが高まる時間外労働時間を定義するための言葉で、一般的には1ヶ月あたり80時間の残業が基準であると考えられています。

上記の基準を超えて働いているという方は、今後過労死に至る可能性があります。できるだけ早く退職を検討することをおすすめします。

また、厚生労働省は1ヶ月あたり45時間以上の残業時間を上回ると、業務と病気の発症との関連性が強まると考えています。

そのため、1ヶ月あたり45時間以上の残業時間を上回っており、体調が優れないと感じている場合にも退職を考えるに値すると考えられます。

もし仕事や労働環境が原因でうつっぽいなと感じた方には、下記の記事で「うつ病診断」をご用意しております。

程度によっては病院で受診すべき状態かもしれませんので、ぜひ一度ご自身の状態をチェックしてみてください。

給与が15万円以下

また、正社員としてフルタイムで働いているにも関わらず給与が15万円以下であるという場合にも、転職すべきであるといえるでしょう。

通常、人は生活費として月13~14万円ほど消費する傾向にあります。たとえば以下のような内訳がモデルとして考えられるでしょう。

費用名 金額
家賃 約60000円~約70000円
光熱費(ガス・電気など) 約8000円
水道代 約1500円
食費 約30000円
通信費(スマホ料金・Wi-fiなど) 約7000円
交際費(飲み会など) その都度、平均は計れません
洋服代 男性 約10000円、女性 約20000円
娯楽費(趣味など) 約5000円
保険料 約3000円~約5000円

※1ヶ月の全国平均値の目安です
※水道代は2ヶ月ごとの請求人なるため2で割った金額を記載しています

しかし、上記の内訳は生活に必要な最低限の金額を記載しているものであり、日常生活を送る上ではコンタクト代や化粧品代、家電の買い替えなども発生してくるでしょう。

そうなると月15万円以下の収入では貯金もままならず、常にギリギリの生活を送ることになりかねません。ぜひ転職をして、働きに見合った給与を支払ってくれる職場で働くことをおすすめします。

ハラスメントやいじめを受けている

そして何かしらのハラスメントやいじめを受けているという場合にも、転職すべきであるといえます。

ハラスメントやいじめを受けている場合、自分の努力や工夫ではどうにもならないことがほとんどです。たとえ環境を改善できる可能性があるにしても、かなりの期間を要することになります。

そうなればハラスメントやいじめを受け続ける期間も必然的に長くなり、精神的に追い込まれるリスクも高まります。

そのため、現在の職種や携わっている業界で働き続けたいと考えていている場合には、現在の職場にこだわらずに、転職を行うことによって働きやすい環境を目指すべきであるといえます。

ただ、今自分が受けているものが正当な指導なのか、あるいはハラスメントの類なのかを冷静に判断するのが難しい場合もあるかもしれません。そういった場合には、ぜひ下記の表を参考にしてみてください。

ハラスメントの種類 内容・例
パワーハラスメント
(パワハラ)
役職を利用して上司から膨大な業務量を負わされる、残業を強要されるもの
セクシャルハラスメント
(セクハラ)
異性の上司から性的要求をされる、ボディタッチを受ける、結婚や出産などの質問をされるなど
セカンドハラスメント
(セカハラ)
セクハラなどの被害を会社側に訴えたことに対して更なる圧力を受けるもの
モラルハラスメント
(モラハラ)
無視をされる、陰口を叩かれるなど言動や態度で精神的苦痛を与えられるもの
ジェンダーハラスメント
(ジェンハラ)
「男(女)なんだから」などと性別を理由に偏った要求、価値感を押し付けるもの
マタニティハラスメント
(マタハラ)
妊娠・出産を控えている女性に対するいやがらせ
リストラハラスメント
(リスハラ)
リストラ対象者に異動や業務量の追加などのいやがらせを行うことで退職に追い込むもの
テクノロジーハラスメント
(テクハラ)
わざと専門用語を使い、バカにするなどのいやがらせ
アルコールハラスメント
(アルハラ)
飲酒に関係するいやがらせ行為。一気飲み、罰ゲームなどの強要など

なお、ハラスメントが原因で退職する際のポイントや注意点をまとめている記事がございますので、ぜひこちらも参考にしてください。

なお、上記以外にも退職すべきケースが存在します。

(1)他にやりたい仕事がある
(2)今の職場では思うようなキャリアアップが難しい
(3)今の職場に将来性を感じない
(4)正当に評価されていないと感じる
(5)給与が労働に見合っていない
(6)ハラスメントを受けている・横行している
(7)労働時間が長すぎる
(8)業務量が多すぎる
(9)毎朝のように「会社に行きたくない」と感じる

下記の記事では「転職すべきケース9選と見直すべきケース8選」をご紹介しておりますので、「自分の退職理由は甘えなのかな?」「今辞めて後悔しないかな?」とお悩みの方はぜひ参考にしてください。

なお、転職必要度診断を掲載している記事もございますので、気になる方はぜひこちらもチェックしてみてください。

また、新卒で仕事を辞めたいと考えている方にはまた違った判断基準が存在しますので、下記の記事を参考に退職すべきかを今一度考えてみることをおすすめします。

仕事を辞める前にトライすべきこと

さて、ここまでお読みいただいた方の中には、仕事を辞めようと意志を固めたという方もいらっしゃるかもしれませんね。

一方で、まだ精神的に少し余裕があるという方や、後々辞めるつもりだけど今の職場でもう少し頑張ろうと考えている方もいらっしゃることと思います。

そういった方は、後々転職する時のことを考えて、ぜひ以下の5つの項目にトライしていただけたらと思います。より自分の理想に合った働きやすい環境で働くためにも、ぜひチェックしてみてください。

休息を取る

まずは、仕事で負ったストレスを和らげるためにも、十分な休息を取るようにしましょう。

仕事を辞めたいと考えている時、人は心に余裕がない状態に陥っているため思考力が低下し、本当にベストな選択を行えない可能性があるからです。

休日は仕事のことを一切考えずにしっかりと休み、平日も睡眠時間を十分に確保できるよう調整します。

また、取得できる有給休暇が残っているという場合には「3連休を作って思いっきり遊ぶぞ!」という期間を設けて思いっきり遊んだり、休職をして心と身体を休ませるのもひとつです。

とにかく心と身体をリラックスさせられる状態を作り、本当に今の仕事を辞めるべきなのか、それとも何か別の対処法によって改善できた方が将来の自分のためなのではないかなどを、じっくりと考えることが大切です。

下記の記事では仕事のストレスや疲れを軽減する方法をご紹介しておりますので、特に強いストレスを感じているなという方はぜひこちらも参考にしてください。

家族や友人に相談する

また、本当に自分が仕事を辞めるべきなのか、あるいは「今は辞めないでおこう」と考えている場合にはそれで問題がないのかを、家族や信頼できる友人に相談することも大切です。

同じ職場の人間でなければなかなか理解が難しいところがあるかもしれませんが、だからこその客観的な意見をもらうことができるかもしれません。

「そういう悩みなら、仕事を辞めて転職しても解決しないかもしれないよ」と返ってくるかもしれませんし、「そんな状況にい続けたら病んじゃうよ!はやく休んだ方がいい」とアドバイスをもらえるかもしれません。

自分の選択が正しいかどうかはその先にならなければわかりませんが、少しでも自分の負担を減らしていくためにも第三者からの意見を仰ぐことが大切です。

実績を作る

今後仕事を辞めて転職をしようと考えている場合、できるだけ条件が理想に近い魅力的な職場で働きたいですよね。

しかし、現時点でかんばしい実績やスキルを培っていないという場合には、なかなか理想の条件の求人で内定をもらうことができません。

そのため、精神的に余裕があるという場合には、転職時の職務経歴書でアピールできるような実績を作っておくと効果的です。

たとえば現在営業のお仕事をされている方であれば、企業内での売上トップを目指すなど、外部の企業の人に伝えてもわかりやすいような事績を目指すとアピールも容易になります。

資格の取得やスキルアップをする

しかし、中には事務職など、数字で実績をアピールしにくい職種に就いている方もいらっしゃるでしょう。その場合には資格の取得や英語力を身につけるなどのスキルアップを行うと効果的です。

資格があるとないとでは転職時に履歴書を提出した時のアピール度も変わりますし、明確なスキルがあれば書類や面接での自己PRに使えます。

退職前に転職先を決定しよう

なお、仕事を辞めたいと考えた時には今すぐにも辞表を提出したくなるものだと思いますが、くれぐれもいきなり退職するのは避けましょう。

というのも、仕事を辞める際には以下のようなリスクがあるからです。

(1)一時的に無職になって収入が途絶えるリスク
(2)貯金を切り崩すリスク
(3)理想通りの求人があるとは限らない
(4)保険や年金の手続き

もし、仕事を辞めようと考えてすぐに退職した場合、一時的に無職となることで収入が途絶え、場合によっては貯金を切り崩す必要が出てきます。

また、中途採用の場合には日々新たな求人が公開される分、枠が埋まってしまう求人も多くあります。

そうなると、退職前に目星をつけていた求人が退職後には応募を終了しているなど、理想通りの求人に必ず応募できるとは限りませんし、そこで内定をもらえる確率ともなればもっと低くなります。

そして無職として転職活動を続ける期間が長くなると、それまで職場で代行してもらうことができていた保険や年金の納入の手続きを自分で行う必要も出てきます。

以上のようなリスクを踏まえると、退職する前に転職活動を開始し、新たな職場を決定しておくのが先決であると言えます。転職先が決定したら、そこで初めて職場の上司に退職したい旨を報告しましょう。

ちなみに下記の記事では「仕事辞めたい時にやるべき簡単3ステップ」をご紹介しております。転職で後悔しないためにトライしていただきたいポイントをご紹介しておりますのでぜひ参考にしてください。

さて、ここまで来ると次に気になってくるのが転職活動についてではないでしょうか?

これまでに転職活動を行ったことがないという方や、あまり慣れていないという方は特に不安が大きいことと思います。

そこでぜひ知っておいていただきたいのが、先ほどもお伝えした転職エージェントの存在です。

【転職エージェントとは?】

専属のキャリアアドバイザーが転職活動の準備~入社までをサポートしてくれるサービスです。

カウンセリングを通じて自分に合った仕事を紹介してもらうことができ、履歴書・面接対策や面接日程の調整などを代行してもらえます。

転職エージェントに相談すれば、自分の希望や性格に沿った求人紹介を受けられることはもちろん、書類・面接対策も受けられるためスムーズに転職を進めることができます。

たとえば私たち第二新卒エージェントneoでは若年層に特化してサポートを行っている他、このようなメリットがあります。

ご紹介する企業はプロの観点で厳選しているため、ブラック企業を紹介される心配はありませんし、気になる求人がなければ利用をやめることもできます。

もし転職の進め方がよくわからなかったり、短期間で転職したい方はご相談だけでもかまいません。ぜひ一度私たちにお話をお聞かせください。


仕事選び

円満退職しやすくなる退職理由の伝え方

最後に、円満退職するための退職理由の伝え方をご紹介いたします。円満退職を叶えるには用意する退職理由だけなく、

・どのタイミングで伝えるか
・どんな伝え方をするか

によって円満退職できるかどうかが決まります。

(1)退職の3ヶ月前に伝える
(2)繁忙期直後のタイミングが狙い目
(3)相談ベースで切り出す
(4)仕事や職場の批判はしない

円満退職を叶えるためにはまず、できるだけ退職希望日の3ヶ月前に伝えるようにしましょう。

というのも、職場としては「この人が退職した後もきちんと仕事が回るのか」が不安要素になるため、後任の選定や引継ぎ業務を滞りなく行えるように3ヶ月ほど余裕を見て伝えておくと職場に心配をかけにくいからです。

また、退職を伝える最適なタイミングとしては繁忙期直後も挙げられます。繁忙期の間に伝えてしまうと「この忙しい時になんて身勝手で無責任な人なんだ」と悪い印象を与えかねません。

しかし繁忙期が明けた後であれば上司も冷静に話を聞きやすくなっているため、繁忙期の間真面目に働いている姿をアピールできていれば、より一層真摯に耳を傾けてもらいやすくなるでしょう。

そして、上司に退職の意思を伝える際にはあくまで相談ベースという姿勢を見せましょう。

というのも「自分会社辞めます、これ決定事項なんで!」という態度を見せてしまうと、退職を切り出された側としては素直に耳を傾けづらくなってしまうからです。

あくまで相談という形を取ることで話を聞き入れてもらいやすくしましょう。なお、退職理由を伝える際には絶対に仕事や職場の批判をしないように注意が必要です。

中には飲みの席に誘って引き止めようとする上司もいますが、飲みの席ではつい勢いで仕事や職場に対する不平不満がこぼれてしまいやすいです。

そうなると余計に上司から「わかるよ~俺もそういうことあったよ~、でもさぁ・・・」などと引き止められる可能性がありますので、飲みの席に誘われた際には丁重に断るようにしましょう。

円満退職できる理由とは?

円満退職するには、できるだけポジティブな退職理由を職場に伝える必要があります。たとえば下記のようなものが挙げられます。

(1)これまでに培った経験を活かし、より専門性の高い職に就きたい
(2)これまでに培った経験を活かし、新たな環境で可能性を広げたい
(3)スキルアップ(資格取得)のための勉強に専念したい
(4)学生時代から考えていた海外留学を行い、より学びを深めたい
(5)起業して自分の力量を試したい

下記の記事では円満退職できる退職理由10選をご紹介しておりますので、ぜひこちらを参考に建前の退職理由を準備してみてください。

なお「なかなか退職を職場に言い出せない・・・」という方に向けて、下記の記事では退職を言い出せるようになるコツをご紹介しておりますので、ぜひこちらを参考にトライしてみてください。

おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。

「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。

しかしどうしても自分の良いところや強みがわからないときにはぜひ、私たち第二新卒エージェントneoに頼ってください。これまで多数の内定者を輩出した確かな実力を持ってあなたの性格を分析、そして安心して働ける求人をご紹介致します。共に楽しい仕事探しを成功させましょう!

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