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仕事が覚えられない時の対処法6選|原因と特徴から考える

「仕事が全然覚えられない・・・」とお悩みの方は多いのではないでしょうか?

新しい仕事を始めたばかりであれば、すぐに仕事ができるようになる人なんてそうそういないですし、仕事を覚えきれなくて当然ともいえます。

しかし、しばらく同じ仕事を続けているのにいまだに仕事を覚えられていない・・・という方は、何か大きな原因があるのかもしれません。

そこで本記事では、仕事が覚えられない時の対処法6選をご紹介いたします。原因・特徴をもとにお伝えしますので、仕事ができるようになりたいという方のお役に立てれば幸いです。

「仕事が覚えられない」と悩む人は多い

「周りはみんなすごく仕事ができるのに、なんで自分だけ仕事が覚えられないんだろう・・・ダメだなぁ自分は・・・」

このように、日々頭を悩ませている方は少なくないと思います。しかし、仕事が覚えられないと悩む人はとても多くいらっしゃいます。

いかがでしょうか?仕事が覚えられないと嘆いている方はたくさんいらっしゃいます。仕事覚えられないのは自分がダメだからなのではなく、仕事を覚えられるコツを把握していないだけなのです。

3ヶ月以内は仕事を覚える期間

中には入社後1ヶ月くらいで「なんでこんなに仕事できないんだろう・・・この仕事向いてないのかな・・・」と悩む方もいらっしゃいますが、一般的に入社後3ヶ月以内は仕事を覚える期間であると言われています。

もちろん人によって違いはありますが、3ヶ月経ったあたりから少しずつ仕事をスムーズにこなせるようになり、やがて業務を自分なりに効率化していき、他人にはない自分だけの市場価値を見出していきます。

そのため、まだ新しい仕事を始めて間もないという方は、自分は仕事を覚えられないダメな人間だと落胆する必要はありません。

仕事が覚えられない人の原因・特徴

では、しばらく同じ仕事を続けているのになかなか仕事が覚えられないという方には、どういった傾向があるのでしょうか?ここからは仕事が覚えられない人の原因と特徴を見ていきます。

優先順位をつけられない

まず、仕事で覚える内容が多すぎて、何から手をつけていけばいいのかわからなくなってしまう方はいらっしゃいませんか?当てはまる方は、優先順位をうまくつけることができていない可能性があります。

優先順位をつけられない方は何から手をつけるべきか判断ができず、いきなり複数のタスクを同時に覚えようとする傾向があります。しかし、人間の脳は複数の情報を同時に処理しきることができません。

そのため、必要なタスクの中でも優先順位をつけて、1つずつ覚えていく必要があります。

要点を把握できていない

次に、仕事が覚えられない方には、要点を把握するのが苦手という傾向が見られます。一つの仕事を覚えようとする際、最初から最後までを完璧に覚えようとしている方はいらっしゃいませんか?

もちろん、最初は教えられた通りに進めるのが鉄則ですが、最初から最後までを完璧に覚えきるというのはなかなか難しいです。

まずはその業務一連の大枠を要点のみ押さえ、そこが把握できてから細部を覚えるようにすれば、一気に脳に定着させやすくなります。

最初から全部を丸覚えしようとしてしまうと、そもそもの情報量が多いために、一部がすっこぬけてしまいミスに繋がる可能性があります。そのため、最初は要点を把握することが大切です。

丁寧すぎる

また、仕事に対して必要以上に丁寧すぎる方も、仕事が覚えられない傾向にあります。一度覚えた仕事は問題なくこなせるけれど、その仕事を覚えるのにたくさん時間を使ってしまうという方はいらっしゃいませんか?

これについてはなかなか自覚することが難しいかもしれませんが、仕事に対して必要以上に丁寧な方は、仕事を覚えることに対しても丁寧すぎるため、必要以上に時間をかけて一つの仕事を覚えようとします。

その分ミスは少ないですが、他の業務を覚えるところまで手が回っていないため、その業務で失敗してしまうというケースがあるのです。

仕事に対して丁寧なのは良いことですが、必要以上に時間をかけるのは組織全体の生産性を下げてしまいます。

知識が足りていない

次に、そもそもその仕事で必要な基礎的な知識を把握できていないことも原因の一つです。

そもそも根本を理解していない領域で仕事を覚えようとしても、表面的な作業を覚えることになってしまい、応用が利かなくなってしまいます。

たとえば、私たちが英語の文章を見ながら真似して書くことはできても、英語の文法をきちんと理解できていなければ、どんなに日本語を理解できていたとしても、それを英訳して文章に起こすことは難しいでしょう。

このように、根本的な必要知識が足りていない場合には、仕事を覚えることが難しいです。

焦りやすい

中には、「一度教えてもらったことだから間違えちゃいけない!」と過剰にプレッシャーを感じてしまい、焦りやすい方もいらっしゃるでしょう。こういった方も仕事が覚えられない傾向にあります。

正確には仕事を覚える余裕がないと言い換えた方が適切でしょうか。精神的に余裕がない状態では言われた通りに作業することはできても、要点を把握して覚えるということは難しくなるのです。

生活習慣が乱れている

こちらは先ほどの内容と近いですが、生活習慣が乱れている人も精神的・体力的に余裕がないことから仕事を覚えることができない傾向があります。

睡眠時間が短すぎて充分な休息を取れていない方などは、そもそも集中力が切れやすいため仕事も満足に覚えることができません。自分の工夫次第で改善できるという方はぜひ改善しましょう。

しかし、中には上司や先輩からの圧力や職場の雰囲気から長時間労働を課せられており、体力を消耗している方もいらっしゃるでしょう。

強いストレスを抱えていると仕事に集中することが難しくなり、結果として仕事が覚えられない状態になってしまいます。

聞き逃しが多い

また、聞き逃しが多いことが原因で仕事の全容を把握できていないという方もいらっしゃいます。

そもそも仕事を教えてもらっている時に集中が切れてしまったり、メモと取り切れていなかったり、そもそもメモを取ろうとしていないことがその理由です。

集中が切れてしまうという方は、生活習慣の見直しや人間関係の改善などの工夫をしたり、メモを取り切れていない方は上司や先輩に相談して教えてもらうスピードを下げてもらったり、場合によってはボイスレコーダーなどで録音しておくのもひとつでしょう。

とにかく、教えてもらった内容はできる限り聞き取って記録をつけるように工夫しましょう。

今の仕事に向いていない

最後は根本的な問題です。そもそも今の仕事に自分が向いていない場合には、周りの人材よりも仕事を覚えることに時間がかかる傾向があります。

自分の得意分野を活かしにくい仕事に就いた場合には、仕事を覚えることまではできても実践でうまく進めることができず、「自分はどうして仕事が覚えられないんだろう」と落ちこむことに繋がります。

そもそも、自分が今の仕事に向いているのかを見つめ直すことも時には必要です。

仕事が覚えられない時の対処法6選

では、仕事が覚えられない時には、一体どのように対処していけば改善できるのでしょうか?ここからは仕事が覚えられない時の対処法6選をご紹介します。

メモをしっかり取る

大原則として、仕事を教えてもらっている時には必ずメモを取るようにしましょう。相手に言われたことを一字一句記憶できる人なら問題ないでしょうが、そのような方はほとんどいません。

教えられた内容を後から細かく思い出せるようにメモを取ることで、繰り返し聞き直す必要がなくなります。ペンでメモ用紙に記録をつけるのも良いですし、タイピングが早い方はPCのメモ帳に書くとよいでしょう。

先ほどもお伝えしましたが、もし上司や先輩の話すスピードが速すぎるという場合には少し速度を下げてもらったり、音声を記録して後から聞きなおすのも方法のひとつです。

とにかく、一度教えられたことはもう聞き返さないくらいのつもりで記録を取るようにしましょう。

わからなければその場で質問する

しかし、教えられた内容が全然理解できなかったり、「じゃあこの場合はどうなるんだろう」などの疑問が浮かぶ場合もあるでしょう。

教育係の先輩や上司の中には、メイン業務に引っ張られて満足に教えてくれる保証はありませんし、理解度も人それぞれです。

そのため、わからないことや質問事項はできる限りその場で聞くようにしましょう。上司や先輩も忙しい中わざわざ時間を取って教えてくれているため、解決できることは後に残さないようにするのが礼儀です。

自分専用マニュアルを作る

次に、教えられた内容を自分専用のマニュアルに残すという方法が挙げられます。要は復習をしようということです。

先ほど、優先順位をつけて一つずつ処理していくことが大切だとお伝えしましたが、このマニュアル作成も、優先度の高い業務から着手していきましょう。

優先度の高いものがわからなければ先輩や上司に聞けば問題ありません。ただし、「優先度がわからない」というのは、自分の仕事が最終的に何を目指しているのかを把握できていないことに他なりません。

自分の仕事が最終的に何を目指すものなのかを把握できれば、そこから逆算して優先順位がつけられるはずです。

必要性の低いものから順位をつけていくという方法もありますので、ぜひ優先順位を意識しながらマニュアル作成に取り組んでみましょう。

自習時間を作る

上記の内容とも近いですが、自習時間を作ることで仕事を覚えやすい環境を作ることも方法の一つです。

本記事の前半でもお伝えした通り、業務に必要な根本的な知識を把握しているとしていないとでは仕事の理解度に雲泥の差があります。

そのため自習時間を作って、自分で作成したマニュアルを見返したり、仕事で必要な+αの知識があれば、少しずつ吸収していきましょう。職場への移動中など、1日30分程度でかまいません。

特に専門用語が多くてなかなかついていけないという場合には、いかにその専門用語を体に染みこませて慣れさせるかが重要です。

ただ覚えているだけでは会話の中でその用語が出た時に一瞬思考を巡らせる必要がありますが、慣れてしまえば考える間もなくその言葉を理解できます。

仕事で必要な知識や用語、自分が理解しきれていないことがあれば、自習時間を作って理解を深めていきましょう。

アウトプットしていく

しかし、ただ知識を得たり言葉を覚えるだけでは、それを根底から理解できていないかもしれません。

というのも、たとえば学校の歴史の勉強をしていたとして、完璧に理解できたつもりでいたのに、いざテストで文章で答えなさいと言われると自信を持って答えきれなかったといった経験をしたことはありませんか?

人は情報をインプットしたら、次にアウトプットしてみなければ脳に定着しません。

声に出したり文章に起こしてみたり、日記代わりにSNSで発信してみたり、実際に仕事で使ってみるという行動を起こさなければ、本当にその知識や技術を得ることはできないのです。

そのため、情報をインプットした後には必ずアウトプットもセットで行うことを心掛けましょう。

職種を変える

ただ、中には自習をしてアウトプットをやり続けても、なかなか仕事ができるようになったと思えない方もいらっしゃるかもしれません。

そういった方はそもそもその仕事自体が向いていないかもしれないため、職種自体を変えることも検討すべきかもしれません。

もし、「自分は1年以上本当に頑張って働いているのに、一向に仕事ができるようにならない」という方は、部署異動をするか、転職を考えてみましょう。

部署異動であれば、今の職場を完全に離れることなく職種を変更できるためハードルはさほど高くありません。部署異動を叶える方法は下記の記事にまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

また、転職すれば数ある職種の中から本当に自分に合った仕事に就くことが可能です。今まで働いてきた経験を棚卸しして、下記のようなポイントを洗い出してみましょう。

・自分はどんなことが得意か
(一つの作業に集中すれば仕事自体は早いなど)

・自分はどんなことが苦手か
(複数のタスクを同時にこなすと混乱するなど)

・どんな時にモチベーションが高まるか
(目標ができた時など)

・どんな時にやる気が減ってしまうか
(何のためにやるのかが不明瞭な時など)

これらを洗い出すことで、自分が本当に合っている、向いている仕事がどういったものなのか、その傾向を把握することができます。これは「自己分析」と呼ばれます。

後悔しないためにも、就職や転職の際には必ず確認すべきものになりますので、ぜひトライしてみてください。

しかし、上記の自己分析がしっかりとできても、どんな仕事があるのかよくわからないという方は多いのではないでしょうか?そこでぜひ知っておいていただきたいのが転職エージェントの存在です。

転職エージェントとは求人紹介や面接対策など、転職活動を全面的にサポートしてくれるサービスのことです。

たとえば私たち第二新卒エージェントneoは第二新卒者(新卒で入社した職場を3年未満で退職した人材や25歳前後の人材)をはじめとした若年層に特化している他、このようなメリットがあります。

ご紹介する企業はプロの観点で厳選しているため、ブラック企業を紹介される心配はありませんし、気になる求人がなければ利用をやめることもできます。

業界・職種未経験者を歓迎している企業からの求人を多く揃えているため、初めての仕事でも自分のペースで進めていくことができます。

もし転職することに不安があったり、そもそも自分は転職すべきなのかお悩みであれば、ご相談だけでもかまいません。ぜひ私たちにお話をお聞かせください。


仕事選び

仕事が覚えられない人に知ってほしいこと

最後に、仕事が覚えられないとお悩みの方に知っておいていただきたいポイントをお伝えしたいと思います。

他人と比較しすぎてはいけない

仕事が覚えられないとお悩み方の多くは、周りの同僚などと比較することで自分の能力が低いと感じています。たしかに、周りと切磋琢磨して自分の成長のために努力することは大切なことです。

しかし、周りと比較をしすぎて自分を客観視できなくなるのは非常に危険です。

たとえば「Oさんはこの作業を先週教えられたばかりなのに、どうしてもうスムーズにできているんだろう。自分はまだあまりぼつかないのに・・・」と悩んでいたとします。

この時、確かにOさんは自分よりも仕事を覚えるのが早かったかもしれませんが、他の業務についてはどうでしょうか?人にはそれぞれ得意不得意があります。

自分の不得意分野ばかりに目を向けて人と比較をしても、ネガティブな感情が強まっていくばかりです。大切なのは、それと並行して自分の得意分野にも目を向けること。

自分を冷静かつ客観的に見ることで、自分の長所に気づき伸ばしていくことができます。だからこそ、他人と比較することは大切ですが、比較しすぎて自分を見失ってしまうことは避けましょう。

まずは全体を把握する

仕事が覚えられないという時には、まず全体を把握することを心掛けましょう。本記事の中でもお伝えしましたが、いきなり細部までを完璧に覚えきることなんてできません。

最初はメモを見ながらでいいですから、まずは全体の要点と流れを押さえ、少しずつ細部も覚えていくようにしましょう。

質問を恐れてはいけない

仕事が思うように覚えられないという方の中には、質問することで上司や先輩に怒られるのではないかと考え、なかなか質問できない方もいらっしゃいます。

しかし、わからないことがあった時にひとつずつ潰していかなければ、数か月後にはわからないことだらけになってしまい、重大なミスに繋がったり、仕事そのものが嫌になってしまいます。

しかも、堂々と質問できるのは新人のうちだけです。自分が上司や先輩の立場になった時には、立場的に恥ずかしくて周りに質問することができなくなっていきます。わからないことは早めに聞くようにしましょう。

ただし、わからないからといって質問しまくるのは上司や先輩の手を煩わせてしまいます。質問をする時にはあらかじめインターネットなどできちんと調べ、それでもわからない時に相手のタイミングを見て聞くようにしましょう。

そして、質問をする際のコツは下記になります。

(1)数分時間をもらえるか聞く
(2)知りたいことを端的に伝える
(3)自分が把握している情報を伝える

これら3つのポイントを押さえて質問すれば、相手に迷惑をかけることなく質問することができます。たとえば下記のように質問しましょう。

「失礼いたします。ただいま3分ほどお時間よろしいでしょうか?

〇〇の設定方法を知りたくて〇〇の方法までは調べられたのですが、その先がわからなかったので、お手数なのですがご教示いただけますでしょうか?」

確認を恐れてはいけない

また質問だけでなく、確認することも恐れてはいけません。

中には「一度教えられた内容だから、聞き返したら迷惑かも・・・」などと気を遣ってしまい、内容を誤ったまま取引先に書類を提示して問題になってしまったという方もたくさんいらっしゃいます。

確認をせずにミスをした場合、その責任は自分だけでなく教育係の先輩や上司にも生じます。

そのため、「お忙しいところ恐縮なのですが・・・」などと前置きをつけることで、不快な思いをさせることなく確認を取ることができます。

いつでも転職できるという心の余裕が大切

最後に、人は心に余裕がなくなった時に仕事でつまづいてしまいます。

仕事が覚えられない時には、ひょっとすると必要以上に焦ってしまっていたり、職場環境が自分に合わず精神面に余裕がなくなっている可能性もあります。

このように心に余裕がなくなる時、人は無意識のうちに「自分にはこの職場(仕事)しかない」という固定概念を抱いていることが多いです。

だからこそその職場や仕事でなんとか成功を収めなければと焦ってしまいやすいのです。しかし、転職が当たり前となっている現代ではいくらでも職場や仕事を変えて再チャレンジすることが可能です。

もし、精神的に余裕がないことで仕事に支障が出ているという方は転職など、他の選択肢をいつでも選べる状態にあるということを頭の片隅に入れておいてください。それだけでも、幾分心に余裕が持てるのではないでしょうか?

そして、もし本当に転職を検討したい場合には、転職のプロである転職エージェントに相談することで、本当に自分に合った仕事選びをすることができます。必要な場合にはぜひチェックしてみてください。


満足のいく転職を

おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。

「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。

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