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第二新卒の転職成功率は6割・・・難しいって本当?転職を成功させる5つのコツも紹介

「転職したいけど、第二新卒を採用してくれる企業って少なそう・・・」
「早く今の仕事を辞めたいけど、もう少し働いてから転職した方が良いのかな?」

このように、自分が第二新卒となるこのタイミングで転職すべきか否かで迷ってはいませんか?

そこで本記事では第二新卒の転職が難しいかについてご紹介いたします。転職に後悔しやすい第二新卒者の特徴のほか、転職を成功させるコツもお伝えいたしますので、少しでもお役に立てれば幸いです。

第二新卒の転職は難しい?

転職が不利になると捉えられがちな第二新卒ですが、第二新卒者が転職を成功させることは本当に難しいのでしょうか?

厚生労働省「中途採用に係る現状等について」によれば、転職希望者に占める転職就業者(実際に転職を経験した者)の割合は15~24歳で60.7%、25~29歳50.3%となっており、第二新卒が該当する年齢層においてはおよそ5~6割程度の確率で転職が成功していることがわかります。

転職希望者に占める転職就業者割合

上記のグラフを見ればお分かりいただけるように、30代以降の水準と比較してこの年齢層における転職就業者割合は高く、第二新卒者は比較的転職がしやすいといえます。

一般的に”第二新卒の転職が難しい”といわれるのは、短期離職したことによって企業から「すぐにまた転職してしまうのではないか」という懸念を抱かれやすいこと、”即戦力となるスキルや経験が身についていない”と捉えられやすいことが主な原因として考えられます。

しかし、第二新卒には第二新卒だからこそ採用するメリットもあり、人材不足に陥っている企業や新卒採用で人材を確保しきれなかった企業などは特に第二新卒者を求める傾向があるのです。

ちなみに同資料によれば従業員規模が小さいほど中途採用比率が高くなっているため、こういった企業のほうがより第二新卒にとって狙い目であるといえるでしょう。

第二新卒が求められる理由

では、企業視点における”第二新卒だからこそのメリット”とは一体何なのでしょうか?

第二新卒のメリット

新卒よりも教育コストがかかりにくい

まずは新卒よりも教育コストがかかりにくいことが挙げられます。第二新卒は新卒と違い基本的なビジネスマナーがすでに備わっているケースがほとんどです。

また、異業界への転職であっても前職で同職種を経験している第二新卒者であれば、これまでの知見を活かしやすいことから即戦力として活躍してくれることを期待できます。

たとえ未経験職種への転職であったとしても、同業界内での転職だった場合には同じくその知見をフルに活かすことができるでしょう。

若さゆえの伸びしろがある

また、第二新卒者には若さゆえの伸びしろが見込めることもメリットの一つです。

第二新卒者は新卒同様、社会人経験があまりないことから基本的にポテンシャル採用となりますが、中でも学習意欲が高く、企業が求める成果を出そうという意欲が感じられる人材はその伸びしろを評価されやすい傾向にあります。

前職の文化に染まっておらず柔軟性がある

加えて、第二新卒者は前職を短期離職しているからこそ前職の文化に染まりきっていないと考えられ、柔軟性が見込めます。

業務の進め方や方針、仕事に対する考え方などは企業ないしはその時の直属の上司の意向による影響を受けやすく、一度それで定着しきってしまうとすぐにはその習慣を変えることが難しいです。

特に前職の文化に染まり切っているベテラン社員は転職後、一定期間は前職でのやり方や考え方をリセットするのに時間がかかる傾向があります。

その点第二新卒者は前職で長期間働いていないからこそ、転職先の企業のやり方に慣れやすく、企業にとって教育がしやすいメリットがあるのです。

転職に後悔しやすい第二新卒者の特徴4選

さて、ここまでで第二新卒者も十分に転職できることがお分かりいただけたかと思いますが、それでも本当に第二新卒として転職活動に踏み切るべきかお悩みの方は多いことと思います。

そこでここでは転職することで後悔しやすい第二新卒者の特徴4選をご紹介いたしますので、ぜひご自身に照らし合わせながら、転職すべきかを考えるヒントにしていただけたらと思います。

転職に後悔しやすい第二新卒者の特徴

転職先が決まる前に退職してしまう

まず、転職先が決まる前に退職してしまう第二新卒者の方は後悔しやすい傾向があります。

転職活動においては転職先が決まる前に現職を退職するケースと転職先を決めてから退職するケースとに分かれますが、転職先が決まる前に退職する場合、じっくり腰を据えて転職活動に専念できるというメリットはあるものの、万が一転職活動が長期化してしまうと経済的な負担が大きくなるリスクがあります。

失業手当を受給できたとしても、前職に勤めている時と同様の額を受け取れるわけではないため、場合によっては貯金を切り崩す必要性も出てくるでしょう。

経済的な余裕がなくなると「早く転職先を決めなくては」という焦りに繋がり、結果としてそこまで納得がいかない企業への転職を決めてしまい後悔する可能性があります。

そのため、ハラスメントを受けているなどの緊急性がある場合を除き、転職する場合にはできるだけ転職先を決めてから退職するのがベターであるといえます。

今の仕事に慣れる前に転職してしまう

次に、今の仕事に慣れる前に転職してしまう場合も後悔しやすい傾向があります。

「全然仕事で成果が出ない」「日常的にミスを繰り返してしまう」などとお悩みの第二新卒者の方もいらっしゃるかもしれませんが、新しい仕事に慣れるまでは誰しも失敗を繰り返すものです。

逆にいえば、失敗を繰り返すことで自分なりの成功法ややり方を模索できるようになり、成果を出せるようになります。そして、どのような仕事であってもその水準に達するまでにはある程度時間がかかるものです。

中でもまだ入社後一年も経っていない場合には「自分はこの仕事に合っていないのかも」と感じやすいですが、ひょっとしたらそれはまだ今の仕事に慣れていない、あるいは十分な知識やスキルが備わっていないだけである可能性もあります。

もう少しだけ頑張って続けてみたら、今の仕事が実は自分にすごく合っているということに気づける可能性もあります。

仕事に慣れるまでの期間には個人差があるため一概にはいえませんが、目安としてまだ入社後1年も経っていないという方は、もう少しだけ様子を見るのがベターでしょう。

ビジョンが曖昧なまま転職してしまう

なお、将来のビジョンが曖昧なまま転職してしまうことも後悔に繋がりやすいといえます。

自分が転職することによって何を実現したいのか、将来どうありたいのかをある程度具体的に想像したうえでそれに則った転職先選びを行わなければ、転職した後になって「やっぱりこの仕事じゃなかった」と後悔する可能性があるのです。

特に「上司と馬が合わない」「業務量が多い」といった現職に対する不満だけが転職理由になっている場合には、転職よりも退職が目的となりやすいです。

退職が目的化してしまうと「とにかくどこかに転職さえできれば良い」という思考に陥りやすく後々転職先選びに対する悔いが生じやすくなってしまうため、あくまで今後納得のいく人生やキャリアを積んでいけるような転職先選びを行えるよう留意するのがポイントです。

その企業の将来性を見据えぬまま入社してしまう

最後に、その企業の将来性を見据えぬまま入社してしまう場合も転職に後悔しやすいといえます。

今後も成長していくであろう業界や企業に勤めることができればより安定的に働けるだけでなく、環境によっては昇給がしやすかったり、働くうえでのモチベーションも維持しやすくなります。

一方ですでに成熟している業界や今後衰退していくであろう業界・企業に勤めた場合には再び転職を繰り返すことになるリスクがあるため、企業の条件面に引っ張られ過ぎず、将来性の部分も冷静にチェックするのがベターです。

ちなみに、下記の記事ではこれから伸びる業界についてお伝えしておりますので、ぜひこちらも参考にしてください。

第二新卒が転職を成功させる5つのコツ

ここまでで転職しない方が良い第二新卒者の特徴について触れてきましたが、第二新卒者が実際に転職を成功させるには一体どうすれば良いのでしょうか?ここでは5つのコツをご紹介いたします。

第二新卒が転職を成功させる5つのコツ

転職先が決まってから退職する

まずは、転職先が決まってから退職することが挙げられます。

先ほども軽く触れましたが、転職先が決まる前に退職してしまうと収入が途絶えることから経済的な負担が大きくなりやすく、それがきっかけとなって転職活動に対する焦りが生じやすくなります。

また、転職活動においてはブランク期間が長引くほど選考で不利になる傾向があります。

働きながらの転職活動となると仕事選びや選考対策のための時間を満足に割けないデメリットがありますが、特に収入面での安定は転職への焦りを生みにくくします。

転職で後悔したくないという第二新卒者の方は、できるだけ転職先が決まってから退職の意思表示を行うようにしましょう。

将来のビジョンを明確にする

次に、将来のビジョンを明確にすることが挙げられます。将来の目標や理想像をできるだけ明確にし、それを実現できるキャリアプランを考えてみましょう。

まずは将来実現したいことや、最終的にこういう人になりたいなという長期的な目標を考えてみます。そしてそれが明確になったら、それを実現できるような小目標を数年刻みで考えていきましょう。

「来年にはこの目標、3年後、5年後、10年後には・・・」と小目標を立て、それぞれをクリアできるような仕事に就くことで目的意識を持って働けるようになるはずです。

もし長期的な視点での目標や理想を思い描くのが難しいという方は、1年後にはこの目標を、3年後にはこの目標を、などと積み上げ形式で考えてみるのもひとつです。

そして、それぞれの目標達成のために必要な知識や経験、スキルは何かを考え、それらを培えるような仕事に転職することができれば、より納得感をもって働けるでしょう。

転職活動期間のゴールを設定する

次に挙げられるのが、転職活動期間のゴールを設定することです。

特に働きながらの転職活動においては十分な時間と体力を割きにくいことからダラダラと転職活動を進めてしまい、なかなか転職先が決まらないという状態に陥りがちです。

そのため転職活動を始める前にゴール(転職希望時期)をあらかじめ設定し、そこを目指してテンポよく活動を進めていくのがポイントとなります。

転職活動には情報収集から応募、選考、引継ぎ、入社までに計3ヶ月程度かけるのが一般的で、転職のスケジュールを立てるにあたっては入社希望時期から逆算してスケジュールを立てるのが基本です。

ぜひ、「〇月までには転職する」などと転職希望時期を決めてから具体的なスケジュールを立ててみてください。

ネガティブなものはポジティブなものに変換する

なお、第二新卒者の転職活動においては選考時の印象をできるだけ良いものにするために、ネガティブなものをポジティブなものに変換して伝えるのがポイントとなります。

たとえば、退職理由が「残業時間が多かった」というネガティブなものであれば、「もっとスキルアップのための時間を確保したかった」などのポジティブなものに言い換えると良いでしょう。

他にも、短所を聞かれた際にはただ短所だけを答えるのではなく、その短所を克服するために今行っている対策について伝えることで、より前向きな姿勢をアピールするのも効果的です。

職務経歴書対策を細かく行う

最後に、職務経歴書対策を細かく行うのも重要なポイントとなります。転職活動においては履歴書対策ももちろん重要ですが、職務経歴書対策についてはライバルとの差をつけるうえで特に重要となります。

職務経歴書を書く際に留意したいポイントには様々なものがありますが、特に抑えていただきたい点は下記になります。

【職務経歴書のポイント】

・読みやすい書類にする
・無理に枚数を絞らない
・経歴のほか、”業務内で独自に行った工夫”を明記する
・自己PRにはCANとWILLを明記する

採用担当者への負担を軽減するためにも職務経歴書は読みやすさを第一に考えることが大切で、その観点から職務経歴書は一般的に”A4の用紙2枚分”に収めることが理想的とされていますが、もしアピールする内容がたくさんある場合には3枚以上用意しても問題ありません(わかりやすい構成や文章を考慮することが前提)。

また、職務経歴書にはただ経歴を書き連ねても自分がこれまでどういった業務を行ってきてどのような能力が備わっているのかが伝わりにくくなってしまいます。

そのため、経歴について書く際には「チームの進捗が遅れそうになった際には他メンバーのサポートも行った」「よりユーザビリティを向上させるため、定期的なユーザーヒアリングをもとに新規施策の提案を繰り返し行った」など、どのような工夫を行ってきたかについてもセットで記載するのがポイントです。

なお、自己PRの部分にはただ自分のスキルや魅力(CAN)を記載するだけでなく、転職後どうなってきたいのか(WILL)についても一緒に明記することでその企業が求める人材像に沿っているかを先方に把握してもらいやすくなるでしょう。

そのほか、細かい職務経歴書対策については下記の記事で詳しくご紹介しておりますので、ぜひこちらも参考にしてください。

第二新卒が転職を有利に進める方法

第二新卒が転職を有利に進める方法

さて、ここまでで第二新卒者が転職を成功させる方法についてお伝えしましたが、上記のポイントを踏まえたうえで転職エージェントを利用することができれば、より転職を有利に進めることができるでしょう。

【転職エージェントとは?】

専属のキャリアアドバイザーが転職活動の準備~入社までをサポートしてくれるサービスです。

カウンセリングを通じて自分に合った仕事を紹介してもらうことができ、書類・面接対策や面接日程の調整などを代行してもらえます。

中でも第二新卒者に強い転職エージェントを利用すれば、主に第二新卒を求めている企業を中心に紹介してもらえるためマッチングしやすく、エージェントによっては企業に自分を推薦してもらうこともできるため非常に便利です。

また、企業のリアルな環境を担当者に直接聞くことができるため、理想とのギャップを埋めることにも繋がります。

たとえば私たち第二新卒エージェントneoでは第二新卒の方に特化してサポートを行っているほか、このようなメリットがあります。

第二新卒エージェントneoのサービス内容

ご紹介する企業はプロの観点で厳選しているため、ブラック企業を紹介される心配はありませんし、気になる求人がなければ利用をやめることもできます。

「今後長く働いていけるような仕事を見つけたい」「転職すべきか教えてほしい」という方はご相談だけでもかまいません。ぜひ一度私たちにお話をお聞かせください。


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おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。

「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。

しかしどうしても自分の良いところや強みがわからないときにはぜひ、私たち第二新卒エージェントneoに頼ってください。これまで多数の内定者を輩出した確かな実力を持ってあなたの性格を分析、そして安心して働ける求人をご紹介致します。共に楽しい仕事探しを成功させましょう!

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