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仕事を辞めるのは逃げ?逃げにならない5つのケースと逃げ癖の克服方法5選

仕事を辞めたいと思っても、「辞めることは逃げになるのでは」と悩む方は多いでしょう。責任感が強い方ほど、辞めることに罪悪感を感じてしまいがちです。しかし、仕事を辞めることは必ずしも逃げではなく、辞めた方がよいケースもあります。

本記事では、仕事を辞めても逃げにならないケースや、逃げ癖の克服法についてご紹介します。

仕事を辞めるのは逃げ?

仕事を辞めるのは逃げか

欧米ではカジュアルに退職や転職が行われていますが、日本では終身雇用の概念が残っているため、定年退職以外で職を離れることに負い目を感じる方もいるようです。

しかし、退職は労働者に与えられた権利なので、罪悪感を感じる必要はありません。自分の力ではどうすることもできない職場環境が要因で辞めたい場合は、「逃げ」ではありません。

ただし、自分が犯したミスの責任を取るのが嫌だからと責任を回避するために退職するという場合は、次の職場でも問題が生じたらすぐに辞めてしまう可能性があるでしょう。

そのため、退職しようか迷った時の判断基準を設けておくことが大切です。また、続けること、辞めること、どちらが自分にとってメリットが大きいかも考慮する必要があります。

仕事を辞めても逃げにならない5つのケース

退職しても逃げにならないのは、どのようなケースがあるのでしょう。主なケースとしては、次の5つが挙げられます。

仕事を辞めても逃げにならないケース

精神的に追い詰められている

不眠が続いていたり、情緒不安定になったりなど、精神的に追い詰められている場合、自己防衛のために出来るだけ早く退職する、もしくは休職する必要があります。

責任感の強い方は、自分が戦力として欠けることで職場の人に迷惑をかけてしまうと、辛くても頑張ってしまう傾向があります。

通常、辞める場合は自分が抜けた後の職場の状況を考慮して退職時期を決めるものですが、精神的に追い詰められている場合は、周りのことよりも自分の体・メンタルを第一に考えて行動することが重要です。

一度精神を病むと、回復するのにも時間がかかります。今後のキャリアにも影響するため、早めに判断するのが賢明です。

一定期間続けたうえで仕事が向いていなかった

やりたいと思って就いた職であっても、実際に働き始めてみると適性がないと気づくことがあります。

一定期間続けても努力に結果が伴わない、必要なスキルを身につけることができないという場合、そのまま居続けてもキャリアアップできる可能性が低くなります。

長い目で見ると、潔く退職して次のキャリアを見据える方がベターな選択となるでしょう。適性のない職業を長く続けてしまうと方向転換をするのが難しくなってしまい、同じような職にしか就けなくなることも考えられます。

自分の新しい可能性を見出したい、適性のある職に就きたいという場合は、早めに切り上げて別の業種・職種にチャレンジする方が良いでしょう。

他にやりたい仕事がある

人生には様々な夢や目標があり、自分自身が本当にやりたいと思うことを追求するのは、人生を豊かにする重要な選択の一つです。

他にやってみたい職業がある場合は、新しい職で早くキャリアを積むためにも退職を考えるのは悪くありません。特に全く異なる業種にチャレンジする場合は、長くキャリアを積んでからよりも早めに転職する方が有利です。

キャリアを積んでからの異業種への転職となると、管理職などのポジションに就くのは難しく、何の知識もない中でゼロからキャリアを積み上げることになります。

そのため退職前に自分自身が何を求めているのか、どのような職種が自分に合っているのか、どのようなスキルや経験を持っているのかをよく考えることが重要です。

家庭の事情がある

家庭の事情で離職しなければならないのは、止むを得ません。家庭の事情には様々なものがありますが、例えば家族の介護や子育てのために退職することは、重要な責任を果たすための選択です。

そもそも頑張って働いてきたのは、大切な家族の生活を守るため、豊かにするためでもあります。

家庭の事情により仕事と家庭の両立が難しくなり、健康やストレスの問題が発生したような場合、退職を選ぶことは自己保身ではありません。自分の健康や幸福を守るために必要な決断と言えるでしょう。

職場環境が悪い

職場環境が悪いことも逃げにならないケースとして挙げられます。

職場環境の悪さは、労働条件、ワークライフバランス、同僚や上司との人間関係、不適切な行動が職場内で行われているなど、様々な要因によって引き起こされることがあります。

これらは、働き続ける限り切り離せない長期的な問題となり、さらに悪化していくこともあります。

自分自身でできる対策を模索し、上司や人事担当者に相談しても改善されない場合は、退職を選択するしか方法がないこともあります。

今の仕事を辞めて転職しようと考えている方は、この機会に将来的なキャリアや生活設計などを考慮し、細かい自己分析を行って悔いのない企業選びを行うことが大切です。

転職をする場合は、履歴書添削や面接対策などプロのサポートが受けられる転職エージェントを利用するのがおすすめです。

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仕事を辞めるべきかの判断基準

転職をしたいと思っても、次の会社や職種が必ず自分に合っているという保証はないため、不安を感じてしまいますよね。

転職後に「前の職場の方がよかった」という結果になってしまうのは避けたいものです。ここでは、転職すべきかの判断基準について詳しくご紹介します。

今抱えている悩みが転職によって解決するかを考える

転職すべきかは、今抱えている悩みが転職で解決するかが判断基準となります。転職を考えている方は、今の職場で何らかの不満を抱えており、悩みを解決するために転職という手段を選んでいると言えるでしょう。

しかし、転職したからといって悩みが改善されないこともあります。例えば、人間関係に関する悩みは、転職したからと言って必ず解決するわけではありません。

人と人との相性もあるほか、自分自身でコミュニケーション能力を上げる努力をしなければ解決しないこともあります。

一方、勤務条件や給与、福利厚生に関する悩みを抱えている場合は、転職先を厳選すれば改善される可能性は高くなります。

ただし、まずは上司や人事部などに相談し、働き方の調整や休暇の取得などの選択肢を探ることが必要でしょう。

また、キャリアアップに関する悩みであれば、新たなスキルや知識を身につけられる企業へ転職すれば、将来的に自分自身が成長できる可能性が高いといえます。

不満はあるものの、ある程度満足できる環境である場合、勢いで転職してしまうと後悔することもあります。

転職で今の職場での悩みを解決することができるのか、また、転職が解決するための最善の手段であるのかしっかり検討する必要があります。

今のメリットを捨ててでも得たい価値があるかを考える

転職するか決断する際には、今のメリットを捨ててでも得たい価値があるかを判断基準にすることが大切です。転職は、今まで築いたキャリアを捨て、新しい環境で自分自身を再び立ち上げることでもあります。

これまで築き上げてきた人間関係や仕事のノウハウ、収入などのメリットを捨てても転職したいという強い気持ちがあれば、後悔することは少ないでしょう。

しかし、客観的に判断をするためにも、現職の会社と転職を希望する会社を5段階評価で点数をつけ、比較するのがおすすめです。

仕事内容や給与、社風、評価制度など、企業に求める要素をいくつかリストアップし、点数をつけることで転職する価値があるか否かの目安にすることができます。

他社でも活躍できるだけの経験・スキルを培えたかを考える

転職するかの判断基準としては、他社で活躍できる経験やスキルを身につけたかどうかがあげられます。中途採用において企業が求めるのは、即戦力となる人材です。

そのため、転職先で活かせる経験やスキルが多いほど有利になります。逆に、経験やスキルが乏しい場合は、なかなか転職先が決まらないこともあります。

特に、同業種・職種での転職の場合、どのようなスキルがあるのか深堀りされます。ある程度の経験やスキルを身につけてから、転職を考えるのが賢明でしょう。

逃げ癖の克服方法5選

転職することは決して悪いことではありませんが、何度も短期離職を繰り返すという方は、逃げ癖がついている可能性があります。ここでは、その克服方法についてご紹介します。

逃げ癖の克服方法

逃げた時のデメリットを考える

短期離職をした時のデメリットを考えるのは、実害の伴う最大の克服法といえます。短期離職をすると、「失業保険が受け取れない可能性がある」という大きなデメリットがあります。

自己都合での退職の場合、失業保険を受け取るには1年以上在籍することが条件になります。一年未満で退職すると失業保険が貰えないため、焦って転職先を探さなければなりません。

そうすると、急ぐあまりに待遇が悪い企業に転職してしまう可能性が高くなります。また、短期離職を繰り返している場合、辞め癖がついていると判断され、採用されにくくなるというデメリットもあるので注意が必要です。

一度短期離職を経験すると、少しでも職場で嫌なことがあるとすぐに辞める癖がついてしまうこともあります。優良な転職先を見つけるのも難しくなり、短期離職の悪循環に陥ってしまう可能性があります。

このようなデメリットを把握することで、短気で辞めたい気持ちにストップをかけることができます。

地道に改善を繰り返す

地道に改善を繰り返すことも、克服へのステップです。最初から業務を完璧にこなせる人はおらず、誰もが失敗を繰り返しながら経験や知識を蓄えていきます。業務に慣れるまでは、少しぐらい失敗をしても良いのです。

しかし、逃げ癖がある方はわからないこと放置してしまうため、問題が膨れ上がり、嫌気がさしてしまうことが多々あります。そのため、課題が生じた時はその都度解決することを心掛け、一歩ずつ前進していくことが大切です。

また、ポジティブな考え方をすることで、モチベーションを高めることができます。失敗して落ち込むだけではなく、成功したときには自分自身を褒めることも大切です。

自己分析を徹底する

自己分析を徹底することも、克服法の基本です。自分の強みや弱み、興味や価値観、適性などを把握し、客観的に分析することで、自分に合った職種や環境を見つけることができます。

自分のやりたい職業と適性のある職業は、必ずしもマッチしているわけではありません。最初の企業選びを間違えてしまうと、適性がないため働き続けることが難しくなり、短期離職を繰り返してしまうことになりかねません。

また、人には向き不向きがあり、世間的に優良企業と言われている企業に就職したからといって、必ずしも満足度の高い働き方ができるわけではありません。

世間の価値観ではなく、自分自身の明確な企業選びの基準を持つことが大切です。

目標を明確にする

目標を明確にすることは、モチベーションを保つことにつながります。自分自身で目標を設定し、それを達成するための行動計画を立てることが重要です。

転職をするにしても、このスキルを身につけてから退職しようという目標を設定すると、短期離職する可能性が低くなるでしょう。

また、その目標を周囲に宣言することで、周囲から励まされながら目標へと進んでいけるため、挫折する可能性が低くなります。

一つの目標が達成できると自分自身への自信へと繋がり、もっと難しい目標を達成したい、会社へ貢献したいなど、ポジティブな気持ちを高めることができます。

周囲からの評価も高くなり、働き続けたいという気持ちが強くなるでしょう。

問題を解決するために行動する

その他の克服法としては、問題を解決するために行動することがあげられます。問題が生じた時に、辞めたいと思う原因を明確にし、その原因を深堀りして分析することが大切です。

例えば、上司や同僚とのコミュニケーション不足やワークライフバランスの問題などが原因である場合があります。自分自身が問題の原因になっていることもあるため、客観的に自分自身を見つめることも大切です。

上司や同僚とのコミュニケーション不足であれば、会話のきっかけを作ることやフィードバックをもらうことが解決策になります。

ワークライフバランスの問題であれば、時間の使い方を見直すことやプライベートな時間を確保することが解決策になります。

解決策を考えたら、実際に行動を起こすことが大切です。自分が行動を起こして問題を解決できたことを自覚することで、自信をつけ辞め癖を克服することができるでしょう。

おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。

「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。

しかしどうしても自分の良いところや強みがわからないときにはぜひ、私たち第二新卒エージェントneoに頼ってください。これまで多数の内定者を輩出した確かな実力を持ってあなたの性格を分析、そして安心して働ける求人をご紹介致します。共に楽しい仕事探しを成功させましょう!

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