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未経験でも不動産業界に転職できる?4種類の仕事内容と年収目安、必要な資格を公開

これまで勤めていた業界と異なる業界への転職を考える時に感じるのが、未経験からの転職でも活躍できるのかという不安ではないでしょうか。

専門的な分野への転職では、生かせる資格やスキルを持っているかどうかも重視されます。ここでは、不動産関係の仕事に転職するに当たって知っておきたい仕事内容と年収、必要な資格といった、転職に役立つ情報を紹介します。

不動産業界には未経験でも転職できる?

不動産 転職

不動産業界には未経験でも転職できる

高収入というイメージからの憧れや、引っ越しなどで不動産会社にお世話になった経験から、不動産業界に興味を持つ人も多いでしょう。不動産業界に興味があるが未経験な上、不動産の知識や法律の知識はないけれど、転職して大丈夫だろうかと不安に感じている人もいるのではないでしょうか。

結論から言うと、未経験でも不動産業界への転職は可能です。業界によっては中途採用の募集をしていないところもありますが、不動産業界は広く門戸が開かれており、中途採用の募集はもちろん、未経験者でも好待遇が狙える業界です。成果を上げれば収入にも直結する実力主義の業界のため、学歴や年齢関係なく活躍できる環境です。

未経験からの不動産業界への転職が可能な理由

不動産業界は特別な資格やスキルがなくても、本人の努力次第で活躍できる業界でもあります。そのため、経験がなくても採用されやすいのが理由の一つとして挙げられます。また、不動産業界は人員の入れ替わりが活発で、常に積極的な採用が行われているという背景も大きく関わっているでしょう。

未経験から不動産業界に転職するポイント

未経験からの不動産業界へ転職するには、2つのポイントがあります。1つめは年齢で、未経験で採用されるには年齢が若い方が有利な場合が多いです。社会での経験が浅い分、今後の成長を期待したポテンシャル採用となるケースの多いことが理由として挙げられます。

志望動機の作成に悩んでいる方はぜひこちらの記事も参考にしてみてください!

志望動機の書き方【不動産業界】

2つめのポイントは、未経験でも採用されやすい業種を選ぶことです。不動産業界と一口に言ってもその業種は様々で、未経験でも挑戦しやすい業種というものがあります。

それは、個人への賃貸の仲介をメインに行う賃貸不動産仲介です。賃貸不動産仲介であれば、営業経験やサービス業の経験がある人はもちろん、そうした経験が全くない人でも転職しやすい職種だと言えます。

不動産業界への転職を目指す場合は、未経験歓迎の職種を選ぶこともポイントとなるでしょう。

不動産業界の仕事4選

不動産 転職

不動産業界といってもその事業内容は、大きく4つに分けられます。規模の大きい不動産を建てる「不動産開発」、不動産の売買を担う「不動産流通」、賃貸不動産の仲介を行う「不動産賃貸」、不動産のメンテナンスなどを行う「不動産管理」です。

どの業務に携わるかによって仕事内容や働き方が変わってきます。仕事内容をイメージしながら、自分が働きたい業種を見つけてみてください。

不動産開発

不動産開発の主な仕事

不動産開発は、大きなビルや再開発などのまちづくり、リゾート開発といった規模の大きい土地開発プロジェクトを手がけるのが特徴の仕事です。こうした不動産開発を手がける不動産会社のことを、デベロッパーと呼びます。

不動産開発の主な仕事は、土地を仕入れ、その土地をどう活用するか企画立案し、実際に建設します。土地を仕入れるのはデベロッパーですが、建設を担うのは、ゼネコンと呼ばれる建設会社です。

建設した建物の借主や貸主を集める営業を行い、その後開発した建物を管理運営していきます。規模の大きな仕事を扱い、不動産業界の中でも最も花形と言われるのが不動産開発です。責任が大きく、またやりがいも感じられる仕事でしょう。

不動産流通

不動産流通の主な仕事

不動産流通は、不動産売買や仲介の斡旋を行う仕事です。デベロッパーやハウスメーカーが建てたマンションや戸建てなどの物件を販売したり、自社所有の住宅を販売したり、中古住宅やマンションの売買仲介を行ったりします。

デベロッパーやハウスメーカーの物件は戸数も多く、住宅展示場やモデルルームにおいて顧客に対するプロモーションを行うのも重要な仕事です。

個人の不動産売買の仲介では、売却の依頼を受けた物件を、買いたい人に興味を持ってもらえるようウェブサイトやチラシに掲載して紹介し、問い合わせてきた顧客に内見案内をしたり、売買契約をサポートしたりします。

不動産賃貸

不動産賃貸の主な仕事内容

不動産賃貸は、貸したい人と借りたい人をマッチングさせるのが主な仕事です。「不動産屋さん」としてイメージする仕事そのものでしょう。マンションや戸建てといった住むための物件だけでなく、駐車場や事務所、倉庫なども扱っています。

具体的な仕事内容としては、賃貸物件を探している人が来店した際、条件などを聞き取り、物件の候補を絞ります。

気に入った物件があれば内見案内をし、気に入れば申込み、入居審査の手続きを経て無事審査が通れば契約手続きをし、物件の引き渡しをします。未経験からでも挑戦しやすい業種です。

不動産管理

不動産管理の主な仕事内容

不動産管理の仕事は、物件オーナーからの委託により、物件のメンテナンスや家賃の集金管理などを行います。

具体的には、「空室対策」として入居者募集をかけることや、家賃回収やクレーム対応、契約更新業務といった「入居者対応」、建物の定期点検やメンテナンス、長期修繕計画の作成などの「建物管理」、さらにはオーナーへの家賃の送金やトラブルの報告など、不動産管理のやっている仕事は多岐に渡ります。

未経験から不動産業界へ転職するなら、転職エージェントの利用が便利でしょう。転職先の情報は自分で調べるのにも限界があります。

自分一人だけでなく、誰かに相談しアドバイスをもらいながら転職活動をすることで励みにもなるでしょう。私たち第二新卒エージェントneoでは、未経験からの転職の支援実績も豊富です。

「不動産業界に興味あるけど、未経験だから不安」「不動産業界にもいろんな仕事があって、どの仕事が自分に合っているのか悩む」という不安や悩み、相談だけでもかまいません。ぜひ私たちにお話を聞かせてください。


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不動産業界に必要な資格・スキル

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どの業界においても、その業界に必要となる知識やスキル、資格を持っていると、転職でも有利になります。資格があっても経験がなければ即戦力にもなれず無意味なのでは、と考える人もいるかもしれません。

しかし、不動産業界の資格の中には、その資格を持っている人でなければできない「独占業務」があり、資格を持っていることは大きなアピールになります。ここからは、不動産業界で働くにおいて必要な資格について紹介します。

宅地建物取引士

宅地建物取引士は、略して「宅建」「宅建士」とも呼ばれる資格で、持っていれば不動産業界全般で生かせるでしょう。

宅地建物取引士は、宅地建物取引業法に基づき定められている国家資格です。資格を持っていることで、不動産取引の専門家であることを示せます。そのため、特に不動産売買の業務では必須の資格と言えるでしょう。

宅地建物取引士には資格を持っている人のみが行える独占業務があり、資格を持っていることで担える業務が広がります。

また、宅地建物取引業法では、不動産会社を営業するにあたり、従業員5人に1人以上の割合で宅地建物取引士を設置することが定められています。

宅地建物取引士がいなければ不動産会社は営業できないため、会社によってはこの資格を持っていることで資格手当が付くこともあり、給料アップにも繋がるでしょう。

宅地建物取引士の資格試験は年1回、毎年10月に実施されます。受験資格は特になく、年齢や学歴に関係なく誰でも受験が可能です。

試験内容は、「宅地業法」「権利関係(民法など)」「法令上の制限」「税・その他」の大きく4科目に分かれています。合格率は約15~17%、受験手数料は8,200円です。

管理業務主任者

管理業務主任者は、マンション管理業者が管理組合などに対して委託契約の締結に関わる業務や、報告業務を行うために必要な国家資格です。主に分譲マンションの管理業務を行うに当たって、マンションの管理組合との間をつなぐパイプ役として貢献します。

管理業務主任者には独占業務があり、「管理受託契約前の管理組合への重要事項の説明」や、「重要事項に関わる書面への記名、押印」、「管理受託契約にかかる契約書への記名、押印」「管理事務に関しての管理組合への報告」など、いずれもマンション管理を適正に保つために必要な業務が、管理業務主任者に一任されています。

さらに、法律によりマンション管理を請け負う会社には一定数の管理業務主任者を設置する義務が規定されており、マンション管理会社にとって管理業務主任者は必要不可欠な存在と言え、必須の資格と言えるでしょう。

管理業務主任者の資格試験は年1回、毎年12月に実施されています。必要な受験資格はなく、誰でも受験可能です。

試験内容は、「マンション管理に伴う委託契約の事務作業について」「管理組合の会計、出納について。収入、支出の調定など」「マンションの建物と附属設備の維持管理について。修繕の企画、実施やそれに伴う調整など」「民放、区分所有法等、マンション管理に関連する法律について。管理の適正化のために必要な法規制など」「管理者が実施すべき管理事務について」の5項目から出題されます。合格率はおよそ20%、受験手数料は8,900円です。

普通自動車第一種免許

特に不動産流通や不動産賃貸業務において、内見同行や物件管理などで自動車の免許が必須という不動産会社は少なくありません。自動車の免許は、教習所や免許合宿で取得できます。取得までにかかる費用はおよそ30万円です。

コミュニケーションスキル

不動産業界では、顧客と会話してヒアリングを行い、要望に真摯に寄り添い、適切な提案やサポートを行う機会が数多くあります。

どの業種であっても人と接する以上コミュニケーション能力は求められますが、不動産業界では特に不動産の売買や賃貸契約など、扱う金額が大きいため、より一層顧客との信頼関係が築けるコミュニケーションスキルが求められます。

例えば物件を紹介するにあたって、相手が希望する条件や要望を引き出し、適切な提案を行うことは仕事を円滑に進める上でも重要です。

コミュニケーションスキルには聞く能力と話す能力がありますが、不動産業界では両方の能力が必須であり、不動産業界への転職を考えているのであればコミュニケーション能力を磨くことが大切です。

胆力

不動産業界では、ノルマが課せられることも珍しくありません。インセンティブのある会社に勤めている場合は、ノルマを達成できなかった場合は収入も上がらないという事態にもなるでしょう。

こうした状況でも気落ちすることなく、前向きに営業できる能力は不動産業界、特に不動産開発や不動産流通の仕事において必須だと言えます。


「自分に合った仕事は?」

おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。

「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。

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