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本当にあったブラック企業の体験談まとめ|ブラック企業の見極め方も公開

「ブラック企業に入っちゃったらどうしよう・・・」「ブラック企業って実際どんな感じなの?」など、ブラック企業の実態が気になる方へ向けて、ブラック企業の体験談を集めました。

転職しようか迷っている方は参考にしてください。

ブラック企業の体験談まとめ

それでは、ブラック企業に実際に入社した方の体験談を見ていきましょう。

32歳・K.Iさん

私は新卒で入社したところが典型的なブラック企業でした。

年功序列の企業よりも、実力や頑張りを評価してもらえる企業で働きたくてベンチャーばかりを探していたのですが、いざその会社で内定が出ると、両親からはかなり強めに反対されました。

何が引っかかったのかその時はわかりませんでしたが、私は面接官の人の人当たりの良さもあってその企業への入社を決めました。

でも、いざ入ってみるととんでもないブラック企業でした。従業員数は50人程度の会社だったのですが40代以上の社員がおらず、若手社員ばかりだったこともあってまともに仕事を教われませんでした。

私は営業だったのですが、教えてもらう前にいきなり現場へ駆り出されて、よくわからないまま指示を受けてやってみて、ミスしたらものすごい怒鳴られて、そりゃミスするだろっていう環境だったんですが、その会社はそれが普通だったみたいです。

しかも、資料をまとめる作業とかは定時を過ぎてからやれという暗黙の了解があって、毎日帰宅は0時前後。

自宅は会社から半径2キロ以内と決められていたため、終電を言い訳に帰ることもできませんでした。

残業代は出なかったですし、上司がいるうちは帰らせてもらえないので、離職者が後を絶ちませんでした。

私は新卒で入った会社だったので早期退職は避けたかったのですが、体調を崩したことをきっかけに2年半で退職しました。

26歳・Y.Yさん

前職の会社は多分ブラック企業だったんだろうなと思います。みなし残業代が出ていたのですが、毎日4時間くらい残業していたので、たぶんみなし以上の残業をさせられていたと思います。

それに、定期的に従業員エンゲージメントを高めようっていう名目で2泊3日の合同合宿的なやつに参加させられるんですけど、山登りにいって大声で唱和させられるんです。

これでやる気出るのか?って謎だったんですが、少しでも手を抜くと別部署の人からめっちゃ怒鳴られるので無理やり参加してました。でも、なんか宗教チックでやだなと思ったので、半年で辞めました。

26歳・Y.Uさん

ついこの間までコールセンターで働いていたんですが、営業電話をかける仕事で、顧客は全然電話に出てくれないんですね。一日300コールして、よくて5人、ひどいときは1人も出てくれない感じで。

でも、月10人の会員登録者を出さないとと減給させられて、しかも目標を達成しても何のインセンティブももらえないっていう状態で。

あまりに辛かったので辞めたんですが、違う会社のコールセンターに転職してその話をしたら、コールセンターの中でもかなりヤバイ環境だったみたいで、そこでブラックだったんだと気づきました。

ブラック企業の見極め方

ここまで読んでくださった方々の多くは、転職を心に決めていると思います。しかし、転職する際に悩みの種となるのが、自分の選ぼうとしている企業がブラック企業であるかどうかということなのではないでしょうか。

せっかく頑張って転職にまで漕ぎつけたのに、いざ入ってみたらそこはブラック企業であった…なんて笑えない話です。ここでは、そんなブラック企業を選ばないための転職のポイントについて紹介していきたいと思います。

ブラック企業の定義とは?

そもそもブラック企業とは、いったいどんな企業のことを指すのでしょうか。まず最初に、ブラック企業の定義とは何であるかについて解説したいと思います。実は、ブラック企業の定義として明確なものは存在しません。

しかし、厚生労働省にはブラック企業の特徴として『若者の「使い捨て」が疑われる企業』と明記されています。さらに一般的な特徴として以下のようなことについて言及がなされています。

① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す
賃金不払残業パワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い。
③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う

以上の点をまとめると、ブラック企業の定義は『長時間の労働やパワハラなどが常に横行していること』『残業代等が未払いであるということ』『採用と離職が度々繰り返されている結果、社員が使い捨てのような状態になっていること』の3点であると考えられます。

いずれにしても、もしあなたが企業に勤めていることで肉体的、精神的どちらでもダメージを感じているのであれば、その企業はブラック企業であると言えるでしょう。

仕事をやめるべきかもう一度考えよう

そもそも現段階でブラック企業に勤めている方であればぜひ転職を考えてもらいたいのですが、もし給与面であったり、自分のキャリアアップのために転職を考えている方であれば、仕事をやめるべきなのかどうか今一度考えてみてもいいかもしれません

というのも、晴れて転職ができたにもかかわらずその転職先がブラック企業だったということもあるためです。本当に残念なことなのですが、今の日本ではブラック企業がかなりの数存在しています。

そのため、転職した企業が実はブラック企業であった…ということも起こり得る話なのです。

また、ブラック企業ではないにしても、転職後に思っていた仕事内容と実際の仕事内容に大きなギャップを感じることもあります。その結果、以前の職場の方がマシだったと苦しむ人々が多いのも事実なのです。

今の仕事を辞めたいと思う理由は人それぞれにあると思いますが、必ずしも転職すれば全て解決するということはありません。転職によって、あなたが今勤務している企業よりもブラックな企業に転職する可能性だってありますし、求める条件に合わない可能性だってあります。

別の企業から内定を貰ったからといって、焦って退職してしまっても転職活動は上手く行きません。一度冷静になって退職したい原因を考える時間を設けてみてください

もしかすると退職しなくてもいい道が見つかるかもしれません。また、自分が将来何をしたいのかについて深く考えてみることで、本当にその転職が必要なのかについてもう一度考えてみましょう。

まずは自己分析しっかりしよう

じっくりと考えた結果、それでも転職したいと思うようであれば、まずは自己分析に取り組んでみましょう。新卒の就職活動のみならず、転職活動においても自己分析は重要です。

自分がこれまで培ってきたスキルや経験に加えて、好きなことや、今後やってみたいこと、自分が苦手なことや、絶対にやりたくないことなどについてリストアップし、今までの自分はどうであったか、また、今後の自分はどうなっていきたいのかについて明確にしておきましょう

なぜ自己分析が必要になってくるのかというと、転職は自分の将来に直結するイベントであり、何度もやり直すことは難しいからです。自己分析をしっかりとしておくことで、転職後のミスマッチのリスクを極力抑えることができるようになります。

また、自己分析をしっかりしておくことで採用のされやすさにも繋がります。せっかく時間とお金、さらには労力を用いて転職活動を行うのですから、それまでにかかった費用を無駄にしないためにも自己分析をしっかりした上で転職に臨むようにしましょう。

求人がずっとでているかをチェック

自己分析も終えていざ求人を探そうと思っている方であれば、自分が応募しようと思っている企業の求人がずっとでているかどうかをチェックしましょう。

というのも、企業が求人をどのぐらいの頻度で出しているのかを見るだけでもその企業がブラック企業であるかどうかがある程度予測できるからです。

もし年間を通じて募集を呼びかける頻度があまりにも多いようであれば、その企業ではそれだけ大量に社員が辞めている、ブラック企業なのではないかと疑うことができます。

逆に、年間を通じてあまり採用をしていないような会社であれば、人が大量に辞めることはあまりなさそうなので、ブラック企業である可能性は低いとも言えそうですよね。

また求人をチェックする際には、一度に何人ぐらい採用しているのかも見ておくことをおすすめします。

これも同様の理由で、もし一度の求人で大量に採用をしようとしているのであれば、社員が大量に辞めている可能性が高く、その企業がブラック企業であるかもしれないと疑うことができます。

転職した後にブラック企業だったと気づかないようにするためにも、求人がずっとでているかのチェックも怠らないようにしましょう。

ブラック企業大賞をチェック

ブラック企業についての情報を集めるための手段の一つとして、ブラック企業大賞というもののがあるのはご存知でしょうか。

ブラック企業大賞とは「ブラック企業大賞企画委員会」によって選出される、ブラック企業の個別の事例はもちろんのこと、それら企業を生み出す背景や社会構造の問題を広く伝え、誰もが安心して働ける環境をつくることをめざして作られた賞のことです。

「ブラック企業大賞企画委員会」ではブラック企業を以下の二つの観点から定義づけています。

労働法やその他の法令に抵触し、またはその可能性があるグレーゾーンな条件での労働を、意図的・恣意的に従業員に強いている企業
パワーハラスメントなどの暴力的強制を常套手段として従業員に強いる体質を持つ企業や法人
(学校法人、社会福祉法人、官公庁や公営企業、医療機関なども含む)

少々ややこしいですが、要は先ほど述べたブラック企業の定義と同様であると考えて貰って構いません。

例えば2018年度のブラック企業大賞には財務省に始まり、三菱電機株式会社や野村不動産株式会社、スルガ銀⾏株式会社といった名だたる企業が選出されています。

過去の結果を調べてみると意外な企業が選出されているので、是非ブラック企業大賞について調べてみてください。このブラック企業大賞は誰でも調べることができるため、転職を考える際に一つの参考にしてみてもいいかもしれません。

残業時間など労働時間をチェック

最後になりますが、残業時間や労働時間のチェックを行うことも忘れないようにしましょう。残業時間や労働時間に関しては、転職前に確認することで転職後のトラブルを回避することもできます。

特に、労働契約書などの内容をよく読まずにサインしてしまうのは大きなトラブルのもとになります。早く転職したい誘惑に負けず、必ず契約内容を確認してから転職するかどうかの意志の有無を示すようにしましょう。

また、伝えられていた残業時間と異なり、実際にはそれ以上の残業時間だったという問題も多いです。後悔しない転職にするためにも、入社を決定する前に人事の方や面接官の方などに疑問点を質問し、残業時間や労働時間について不明瞭な点がないようにしておきましょう

ブラック企業に入りたくないなら

絶対にブラック企業に入りたくないという方には、就・転職エージェントのプロに相談する方法がおすすめです。

これは求人紹介や面接対策など就・転職を全面的にサポートしてもらえるサービスのことです。

たとえば私たち第二新卒エージェントneoは20代の若年層に特化している他、このようなメリットがあります。

ご紹介する企業はプロの観点で厳選しているため、ブラック企業を紹介される心配はありませんし、気になる求人がなければ利用をやめることもできます。

もし就・転職に不安があったり、企業選びでお悩みであれば、ご相談だけでもかまいません。ぜひ一度私たちにお話をお聞かせください。


ネガティブ訴求

おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。

「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。

しかしどうしても自分の良いところや強みがわからないときにはぜひ、私たち第二新卒エージェントneoに頼ってください。これまで多数の内定者を輩出した確かな実力を持ってあなたの性格を分析、そして安心して働ける求人をご紹介致します。共に楽しい仕事探しを成功させましょう!

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