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既卒の入社時期はいつ?3種類の採用枠&新卒枠に入れる条件とは?

既卒の方の中には今すぐ働きたいという方もいれば、新卒の人たちが入ってくる次の4月から、または3ヶ月ほど余裕を持って・・・という方もいらっしゃると思います。ここでは、その希望の入社時期を就職活動の関係について考察していきます。

そもそも既卒とは?

「既卒」という言葉を耳にする方も多いことと思いますが、「そういえば既卒ってどういう意味?」と疑問に感じている方もいらっしゃることでしょう。

実は既卒には法律や国家機関が定めたような明確な定義が存在しません。

一般的な解釈では「大学、短大、専門学校、高校、中学などの学校を卒業した後に正社員として就職、勤務した経験がない人」のことを既卒として指します。

ちなみに、主にアルバイトで生計を立てているフリーターといわれる人たちの場合も、学校を卒業した後にアルバイトを行っている場合には既卒者に含まれます。

ただし既卒者とは学校を卒業している人を指すため、学校を中退後にアルバイトを行っている方はフリーターにカウントされます。

※「新卒」とは?

正式名称「新規卒業(者)」の略として使われている「新卒」。一般的に「新卒」として定義されているのは「その年度のうちに大学、短大、専門学校、高校、中学などの学校を卒業する見込みのある学生」になります。

実は新卒に年齢制限は存在しません。基本的に浪人や留学などをせずにストレートで大学を卒業した場合の年齢は一般的に22歳であることがほとんどです。

また短大や専門学校、高校の卒業見込みの学生などの場合でも卒業する年齢は変わります。

大学を卒業して大学院へ入学、卒業後に就職を希望する人は「院卒」と呼ばれ、卒業する際の年齢の幅は更に広がります。

結果的に新卒に年齢制限は特段設けられていませんが、だいたいの目安として新卒はだいたい25歳くらいまでとしているのが一般的です。

※「第二新卒」とは?

「第二新卒」とは一般的に、「各種学校を卒業したあとに一度正社員として就職をしたことのある人」を指します。既卒との違いは一度社会人として会社などに勤めた経験があるかないかという点です。

また第二新卒者の特徴として「一度就職してからの継続勤務年数が3年未満である20代の人」という点が挙げられます。

※「中途採用」とは?

「中途採用」とは企業が時期やタイミングを定めずに行う採用のことを指し、すでにある事業や新規開拓事業に必要な人材の確保を行うためにその都度設ける採用システムです。

その時々で必要な人材を確保、内定を出して採用するために不定期に求人の募集を行うことが一般的です。

既卒の入社時期とは?3つの採用枠

既卒が内定を獲得してからの入社のタイミング(就職方法)には複数の種類があります。「既卒者=中途採用」というおおざっぱな発想のみで捉えてしまうともったいない場合もありますので、ぜひここで自分に合った就職、入社の時期を見定めましょう。

通年採用

基本的に既卒者の場合はほとんどの人が「通年採用枠」へ応募する流れになります。この通年採用枠ではその時々で各企業がそれぞれの募集理由を掲げて不定期で求人を出しているところの枠へ応募します。一般的な中途採用のイメージに近いものとなります。

また、通年採用枠の場合の内定後の入社時期は基本的にバラバラです。これは企業がどの時期に内定を確定しどのタイミングで入社、勤務が開始されるかが定まっていないためです。

入社時期については細かい日程の件について採用担当者と話し合うこととなります。

入社日の設定は内定、入社が確定した次の月の第一営業日であることが一般的で、採用された1ヶ月後に入社、勤務が開始されるのが基本です。

中には人材不足でかなり短期間のうちに入社、勤務の開始を促される場合もあります。

なお入社の件について内定後は応募者サイドから希望入社日を提示することも可能ですが、自分の入社日の希望が100%通る保障はないためそこはあらかじめ理解しておきましょう。

新卒採用枠

さて、なんと既卒者は「学校卒業後3年未満」であれば新卒枠での応募、内定を出してもらうことが可能となります。

新卒枠での応募ができれば大手企業からの内定、就職を狙うことができるなどメリットは多くあります。

ただし既卒に対して新卒枠での採用、入社可のシステムを設けているケースはわずかであり、また他の新卒者に採用枠をとられてしまうというデメリットもあるため難しいものであるという事前の把握が大切です。

既卒と新卒で能力にさほど差がないのであれば、新卒枠での内定に関しては年齢的にも若いことがほとんどである新卒が有利になってしまいます。

既卒が新卒枠を利用して入社、就職したい場合には、既卒になったしかるべき理由やその間に培ったスキル・能力などのアピールが必要です。

そして新卒枠として採用された場合の入社日は新年度の4月1日が通例です。

実際に内定を獲得して入社するまで期間が開いてしまう場合には契約社員やアルバイトとして入社して働く場合もあります。

新卒枠での就職、入社が確定すれば、既卒者も他の新入社員と同じように研修などを受けることができます。

イチから社会人の基礎を身につけることができ、スキルアップにも易しい環境を得ることができます。

秋採用枠

さて、昨今では「秋採用枠」を設けている企業が増加しています。このいわゆる「秋入社」は春採用での内定を辞退した人の枠の穴埋めや各種国家試験などで春の新卒採用を見送った人材の採用、入社を目的としているものです。

また海外の大学では秋に卒業する場合が多いため、国際的な人材を確保、入社を促すための目的で秋採用枠を設けている企業もあるようです。

内定が出された後、秋入社の場合の入社日は基本的に9、10月であることが多いです。

入社日は各企業ごとに設定されるため明確な規定はありません。これも応募者と採用担当者で入社日の件を相談して詳細な入社日を決定します。

ちなみに、わずかなケースですが秋採用枠の人を次の年度の4月入社として扱う企業もあります。

その場合はその空いた期間をアルバイトや契約社員としての勤務も可能かもしれないため、採用担当者に空き期間の件について確認をとることをおすすめします。

できるだけ早く就活を開始しよう!

既卒の皆さんが就職活動を始めるタイミングは人それぞれあると思います。

ゆっくり自分の好きなことに時間を費やしてから始める方や、卒業後の4月からすぐに始める方など環境や自分のやりたいことによって様々です。売り手市場となった現在でも既卒者は毎年5~6万人は出るというデータもあります。

“売り手市場でも既卒者は毎年5~6万人は出る
既卒者の数は就職状況が好調な売り手市場の年だと減り、就職氷河期だと増えます。

そのことを示すのが文部科学省の学校基本調査。既卒者は2017年だと5万人前後いるもの、と推定されます。”


▶ しくじり就活6万人の敗者復活戦~既卒でも諦めなければワンチャンあり

ですが・・・就職活動はすぐに開始しましょう。卒業・退職してからの空白の期間が長くなれば長くなるほど、内定を獲得し入社できる可能性は低くなっていきます。

同じ条件の応募者同士でも、年齢の若い人を優先して企業は内定を出し採用します。

さらに、既卒者採用の求人は採用できれば追加の募集をしないというのがほとんどなので、気になっていた求人の枠がいつの間にか採用終了してしまっていて入社が遠のいてしまったということなどはよくある事です。

もし、既卒としての就職活動に不安がある場合には就活のプロに相談してより有利な形で進める方法が効果的です。

就職エージェントを利用すれば、既卒などの学歴・経歴に関わらず、仕事選びや各種対策などプロのサポートを受けながら進めることができます。気になる方はぜひ一度チェックしてみてください。


満足のいく転職を

既卒就活の自己PRの書き方&作成のポイント公開!履歴書を強みに変えよう!

就職活動において自己PRを書く目的は「自分を入社させるメリット」「自分がどの様な人物なのか」などの件を採用担当者に伝えることです。

企業は新人を採用、入社させて教育をするために決して安くはないコストをかけているため、将来的に採用や教育にかけたコストに見合った仕事をしてくれるであろう方を採用、入社させたいと考えています。

そのため自己PRでは単純に自分の好きなことや努力してきた事だけではなく、自分を入社させると利益になるということを理解してもらえる様な件を盛り込まなくてはなりません。

また、この自己PRによって社風に合っていそうかや入社後長く働いてくれそうかなど、入社後の事も考えて判断をしています。

そのため、自社にマッチしそうな人物像であるかどうかも自己PRの段階で判断されているのです。

そして自己PRを作成する上で自己分析は欠かせません。

過去の経験をアピールポイントの根拠とする方法が一番相手に理解してもらやすいため、自己PRには必ず過去の話を盛り込みましょう。

そのためにも、今までの自分の経験や考えをしっかりとまとめどの様な質問が来ても答えられる様にしておきましょう。そうすればより入社の可能性が高くなることでしょう。

また社風や方針など、こちらをしっかりと把握していないと人物的にミスマッチであるといった理由で落ちてしまいます。

しっかりと企業研究を行い、どの様な人物が求められるのかを調べた上で自己PRを作成、入社を目指しましょう。

さて、このコラムでは企業が既卒者採用において自己PRのどの様なポイントを見ているのか、また入射について新卒の時と何が違うのかなど選考のプラスになるポイントなどの件について書き方と共にまとめました。

もっと読みたい方はコチラ!

既卒ならでは!明日からでも働けるという人の強み

入社日について質問をしたときに、「入社日の調整は可能です。」と企業に返事をもらえたとしても、やはり企業側としては「明日からでも入社可能です!すぐに働けます」という勢いのある人材を採用したいというのが本音です。

求人の中には研修などの都合で入社日を予め決めている会社もあれば、急な人手不足ですぐにでも採用、入社させたいという企業もあります。

どちらにしても、「いつから入社できますか」といった質問に対して迷ったような素振りがあると、企業側は「他にも検討している会社があるのではないか」「うちは第一希望ではないのではないか」「本当に入社するつもりがないのではないか」といった疑念を抱くこともあります。

入社日は調整できても、「内定、入社させていただけたらすぐにでも働けます」というライバルとの勝負に勝てる可能性は少ないでしょう。

不安な面接はもう嫌だ!既卒就職のための面接攻略五箇条

既卒の人が就職しようと活動を始めたときに大きな難関となるのが面接です。書類選考をようやく通過できても面接ですぐに落とされてしまって入社が遠のき、就職活動を諦めてしまう人もいます。

そのように入社が遠のかないようにするためにはしかるべき対策を練っておく必要があります。まず既卒者にとって面接対策は非常に大切な事柄です。

というのも、既卒者が入社できるための面接対策は他の学歴の人とその内容が異なるのです。

既卒者はまず間違いなく「学校を卒業してからの空白期間は一体何を過ごしていたのですか?」という質問を投げかけられます。

これに対する応答で採用者側はその求職者がどんな信念の持ち主であるかを吟味、判断して入社を決定します。

したがって、たとえば俳優や声優、アーティストなどを志してそれを実現させるために時間を使っていたのなら全く問題はありません。説明の内容の濃さによっては好感すら持つことができるでしょう。

しかしなんとなく過ごしていたなどの回答をしてしまうとその時点で不採用の方向に一気に傾いてしまうため、そういった場合にはすべてを正直に答えすぎる必要はありません。

さて、このコラムでは既卒者が面接を通過するためのポイントを徹底解説しています。もっと読みたい方はこちらをCheck!

まとめ

新卒として社会人になった人は、毎日、職務経験を積んでいます。その経験と既卒での空白期間、比べられる事は致し方ない事です。

既卒の皆さんの心がけとしてはすぐにでも働きたい、という意欲を持って就職活動に臨むことが重要です。

もし既卒からの就職に不安がある場合には、繰り返しにになりますが就職エージェントを利用する方法が効果的です。

たとえば私たち第二新卒エージェントneoでは、第二新卒者をはじめとした若者を対象に、プロの転職アドバイザーがマンツーマンでご対応。個人の希望条件や性格、適性に沿った求人をご紹介いたします。

加えて面接後のフィードバックや入社後のケア、個人では行いにくい企業との交渉ごとも第二新卒エージェントneoではすべて代行。

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おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。

「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。

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