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自衛隊から転職しやすい仕事10選!転職するメリット&デメリットとは?

自衛隊で仕事をしてきてこれ以上は続けられないと感じたとき、転職先や職種はどのように選べばよいのでしょうか。

そもそも自衛官からの転職にメリットがあるのかどうかがわからず、踏み切れずにいるというケースもあるかもしれません。本記事では、自衛官から転職するメリット・デメリットと、転職しやすい職種や方法について解説します。

自衛隊 転職用CTA


この記事のまとめ!

・自衛隊からの転職は可能だがメリットデメリットを踏まえて上で転職の意思を固めることが大切

・仕事しながらの転職活動は転職エージェントの利用がおすすめ

自衛隊から転職するメリット

自衛隊から転職するメリット

自衛隊の仕事には向き不向きがあるため、自衛隊の仕事を続けることが苦痛になっている場合もあり得ます。自衛隊の仕事に向いていないと感じる人には、転職はメリットが大きいでしょう。

また、自衛隊の仕事が向いている人でも、転職することにメリットがないわけではありません。部分的にはメリットがあります。この段落では、自衛隊から転職することのメリットについて解説します。

過酷な環境から離脱できる

自衛隊は上下関係や生活面での規律が厳しいのが特徴です。軍隊を持たない日本で、軍隊の代わりに国や国民を守る立場の自衛隊には、軍隊に準じた様々な決まりがあります。

そして、隊員はそれを守ることを常に課せられるという環境です。仕事上も仕事以外でも制限を加えられることが多く、民間企業で働くよりストレスも溜まりやすい環境だといえます。

何よりも、常に団体行動を強いられ、プライバシーが欠如した状態が長く続くことを過酷だと感じる人が多いようです。

訓練における肉体的なつらさよりも、厳しい規律の下で生活する精神的なつらさから逃れたいと感じる人が転職を考えるケースが目立ちます。

自由時間が増える

自衛隊から民間企業へ転職するということは、自分の自由に使える時間が増えることでもあります。自衛隊では寮生活を送ることになるため、常に団体行動です。

生活も仕事も1日のタイムスケジュールに沿って行うことになるので、自分自身で自由に決定して行動できる時間はほとんどありません。

自分で決めた生活リズムではないため、自分には合わないと感じる人も少なからずいるはずです。そのような人にとっては、転職がメリットになることは間違いありません。

また、自衛隊から転職するということは、自衛隊での寮生活をやめるということでもあります。

団体行動が必要な自衛隊での生活において、行動の中身だけでなく、実行する時間も規律によって決められていたのが、ほとんど自分で自由に決められるようになるのです。

転職を機に、いつ起きていつ寝るか、いつ食事をするかなど、自分がいつ何をするかを決める権利が自分自身に移ります。これは本来当たり前のことですが、自衛隊に所属して寮生活をしている限り自由にはならないものです。

自分の生活リズムを自分で決められる自由を取り戻せる.ことは、転職の大きなメリットといってよいでしょう。

より長く働けるようになる

自衛隊は体力的な面なども考慮して、一般の公務員よりも早い時期に定年が設定されています。一般の公務員が60歳を定年としているのに対して、自衛隊は部署や階級にもよりますが、53~56歳が定年です。

そのため、まだ十分働ける若い時期に定年を迎えることになり、収入源を失ってしまうことになるわけです。定年時に退職金が出たとしても、これで一生生活できるということにはならないでしょう。老後の生活資金が不安になるのも当然です。

そればかりか、年金で生活できるようになるまでの期間も長いので、それまでの生活も心配になるでしょう。

定年後も生計を立てるために新たな仕事を探して働かなければならないなら、早めに転職してより長く働けるようにした方がよいと考える人がいてもおかしくありません。

転職によって定年後も生計を立てられるスキルを身につけ、老後生活の不安を払拭できるのであれば、メリットになるでしょう。

少しでも昇進していれば、老後資金の心配を減らせると考え、昇進試験に臨む人もいるかもしれません。しかし、自衛隊での昇進は民間企業よりも厳しく、昇進できたとしてもさらに激務になります。

そのような無理をするのは早々に諦めて、より昇進しやすくより長く働ける民間企業に転職しようというのも決して間違った選択ではないでしょう。

環境を変えることでモチベーションがUPする

自衛隊では多くの隊員が国や国民を守るという使命を持って働いています。災害などが起これば、現場に出動して人命救助などで活躍するでしょう。しかし、常にそのような出動機会があるわけではありません。

どちらかというと現場へ出動する機会は少なく、万一に備えて厳しい訓練を繰り返す日々を送っています。

目標を見失うと、モチベーションが保てなくなってきます。モチベーションが低下することによってケガをしやすくなり、ストレスによって心身の不調も起きやすくなることは大きな問題です。

さらにモチベーションが下がると負のスパイラルに陥り抜け出せなくなってしまいます。そのようなときは、転職によって環境を変えることがプラスに働くでしょう。

転職をきっかけにモチベーションを取り戻すことができれば、大きなメリットになるはずです。

いくら使命感はあっても、命がけで働くのは意に反しているという人にとって、別の使命感を持って働ける仕事に転職することはメリットといえます。

自衛隊から転職するデメリット

自衛隊から転職するデメリット

自衛隊からの転職にはメリットがありますが、誰にとっても同じようにメリットがあるとは言い切れません。

場合によってはデメリットになることもあるので、事前に確認が必要です。どのような場合に自衛隊からの転職がデメリットになるのかを具体的に解説します。

社会的信用度が低くなる

自衛隊員は国家公務員なので、社会的な信用度はかなり高いといえます。なぜ国家公務員の社会的信用度が高いのかというと、雇い主が国だからです。

国は倒産する心配がなく、国に雇われている国家公務員が突然解雇されることもありません。景気の影響を受けて収入が半減するようこともないので、民間企業で働いている人よりも信用度が高いというわけです。

自衛隊で働いているときは社会的信頼度が高かった人でも、自衛隊を辞めて民間企業などに移ると、社会的信用度が低くなってしまいます。それは個人の人柄や働きによって信頼されていたわけではなく、勤務先が信用されていたからです。

そのため、自衛隊から転職すると、それまで組めていたローンなどが組めなくなる可能性があります。

いくら長年自衛隊で働いていたとしても、転職して民間企業に移ったら、そこでは働き始めたばかりという評価になるからです。経験したことがある業務や、管理職での転職でなければ社会的な信用度は就職したばかりの新卒者と同等といえます。

場合によっては、一回就職先を辞めているため、一時的に新卒者よりも信用度が低くなることがあるかもしれません。しかし、一旦社会的信用度が下がったとしても、次の職場でしっかり働き、経験を積んでいけばまた信用度は上がってきます。

とはいえ、自衛隊時代の高い信用度に戻すのには時間がかかるでしょう。転職を決断するなら、高い社会的信用度を捨てて一から信用を築き直す覚悟ができるかということも考える必要があります。

待遇の低下

自衛隊は国家公務員の中でも特殊な職種なので、俸給が高く設定されています。そのうえさまざまな手当が付くので、一般職の国家公務員よりも年収が高くなるケースがほとんどです。

しかも、給与のほかに、提供されるものがたくさんあります。宿舎費も食費も医療費もかからずに生活できていることが少なくありません。高い給与をもらったうえに生活費がかかっていない生活が転職することによって一変するのです。

どのような影響が出るか、冷静に考えてみなければならないのは当然です。

特に幹部自衛官の俸給は高いので、同年代の一般職公務員との年収差が100万円以上になることもあります。そのため、比較的高収入の一般職国家公務員に転職したとしても、待遇の低下は避けられません。

転職先が民間企業の場合はさらに報酬が下がることもあり得ます。給与額の低下をどこまで許容できるか、よく考えたうえで転職先を探すことが大事です。

また、国家公務員は福利厚生の面でも優遇されています。転職すると充実した福利厚生が受けられなくなり、その結果どうなるのかということを十分理解したうえで、転職を考えましょう。

転職することによって、住居費や医療費などの負担が増えることは間違いありません。転職のメリットとデメリットをすべて洗い出し、天秤にかけたうえで、どうするか決めることが大事です。

転職準備の手間

自衛官は、自分の自由になる時間をほとんど持てない状況で毎日生活しています。基本的に寮生活で常に団体行動が求められるうえに、決められたタイムスケジュールに沿って行動しなければなりません。

普段から自分の自由になる時間がない状態の中、まとまった時間を作り、周りに気付かれないように転職活動をするのは至難の業です。

転職の準備をするだけで心身共に負担がかかりやすいため、いざ転職を思い立っても、準備段階で断念してしまうことも少なくないでしょう。

限られた時間の中で転職の準備をするためには、効率よく動く必要があります。時間がかかることや手間のかかることを自分ひとりですべて行うのは困難です。

手間をかけるのが面倒に感じてしまうと、深く考えずに手近な仕事に決めてしまい、後悔することにもなりかねません。

まとまった時間を作りにくい自衛官の転職では、自分ひとりですべて何とかしようとは思わず、動けない時間帯でも代わりに動いてくれる支援者が必要になるでしょう。

転職準備の時間が十分にとれないというデメリットをカバーするためには、転職エージェントなどの活用も検討してみる必要がありそうです。


企業とのやり取り代行

ミスマッチが起こりやすい

自衛隊からの転職で気を付けなければならないのが、転職先のミスマッチです。現状から逃れたいという気持ちが強すぎると、適性のない仕事で妥協してしまう可能性があります。

自衛官として長く勤務した人でも、転職後の業種によっては、全く活かせるスキルがないということがあり得ます。自衛隊で得られるスキルが特殊なものだからです。

自衛隊で培った経験は、民間企業への転職ではあまり有利な材料にはならないという点もデメリットといえます。しかし、自衛隊での経験から身に付けた強みや、民間でも活かせるスキルはきちんと探せばあるはずです。

自分の強みとなる部分は何なのか、活かせるスキルはどのようなものかをしっかり考えたうえで、転職先を決める必要があるでしょう。

自分の適性がわからない場合は第三者に尋ねてみるのが有効です。とはいえ、一緒に活動している自衛官に確認するわけにはいきません。

どのようなスキルがどのような仕事で活かせるのかがわからない場合は、自衛官向けの再就職支援制度を活用するのもひとつの方法です。民間の転職エージェントを利用してみてもよいでしょう。


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自衛隊からの転職しやすい仕事10選

自衛隊では、自衛官として働く中で資格の取得機会が設けられています。さまざまな資格を選んで取得できるので、上手に機会を利用しましょう。

今後働きたい仕事がある場合には、そこで活かせる資格を取得しておくのがおすすめです。その点も踏まえて、この段落では、自衛隊からの転職に向いている仕事について紹介します。

トラックドライバー

トラックドライバ―

トラックドライバーは、運送業者でトラックを運転して荷物を届ける仕事です。配送、宅配、引っ越しドライバーなど担当する仕事内容によって、トラックの大きさが変わります。

どのような企業に就職するかによって扱う荷物が変わり、業務内容も変わるのが特徴です。以前は普通自動車免許で4トントラックまでは運転可能でしたが、法改正によって小型のトラックでも大型自動車免許が必要になりました。

その影響で、トラックドライバーが不足しています。その一方でネットショッピングの伸びなどによってトラック輸送のニーズは高まっている状況です。

何とか人材を確保したいと考えている運送業界への転職では、大型自動車免許を持っていることが有利に働きます。

自衛隊には専用の自動車訓練所があり、そこで大型自動車免許を取得することができます。

一般的には満21歳以上で普通免許取得後3年経ってからしか取得できない大型自動車免許を、高卒でもすぐに取得できるのは自衛隊だけの特権です。

大型自動車免許が必要な任務が多い自衛隊では、任期中に大型自動車免許を取得するケースは珍しくありません。自衛隊で取得した大型自動車免許は、当然民間でも通用するものです。

トラックドライバーになるためには大型自動車免許が必要なので、トラックドライバーに転職すれば自衛隊で取得した免許をそのまま活かせます。

また、トラックドライバーは、体力と忍耐力が必要な仕事です。荷物の積み下ろしをドライバー自身が行わなければならない場合は、特に体力が必要になります。

日ごろから苦しい訓練に耐えてきた自衛官の場合、十分な体力や忍耐力が備わっていることは、採用する側もよくわかっています。貴重な人材として重宝されるでしょう。

営業職

営業職

営業職は、顧客に対して自社の商品やサービスを紹介し、相手のニーズに合わせた提案を行いながら購入してもらう仕事です。営業というと、一方的に売りたいものやサービスを売り込みにいく仕事と思いがちですが、実はそうではありません。

顧客が抱えている課題を浮き彫りにし、解決に導く提案をするのが基本的なやり方です。

自社の商品やサービスが売れるというのはその結果なので、押しの強さだけではうまくいきません。法人を顧客とする法人営業と、個人を顧客とする個人営業があります。

営業職の場合、特に必要な資格というものはありませんが、相手との間に信頼関係を築かなければならないため、高いコミュニケーション能力が必要です。

自衛官経験者の場合、上下関係を重んじる環境の中で培ったコミュニケーション能力が営業の際にも活かせるでしょう。特に、取引先や目上の人に対する礼儀作法や立ち居振る舞いは、営業活動をするうえで重視される部分です。

自衛官として身に付けてきた無駄のない動きや、スケジュールに合わせた時間の使い方なども、仕事に役に立つでしょう。

また、営業職に活かせるポータブルスキルも自衛官は日常的な訓練を通して身に付けていると考えられます。ポータブルスキルとは、どのような業種、職種に転職した場合でも通用する汎用的な力のことです。

例えば、自衛隊では常に有事を想定し、実際に有事が発生したときには最高のパフォーマンスができるように準備することを学びます。これは、実際の営業活動を想定した事前準備を自然に行える力になるでしょう。

さらに、自分の責任は自分でとるということも訓練の中で常に叩き込まれ、言い訳する前に自分の力で対処する姿勢が身に付いています。

これは、営業活動をするうえで、状況判断力やトラブルへの対応力という形で活きてくるでしょう。

警備員

警備員

警備員とは、施設内や屋外現場等で人や物の安全を守る仕事をする人のことです。警備員の業務は4つに分類されていて、それぞれ警備、警護をする場所、相手などが異なります。

1号警備業務は、盗難や事故を防ぐ目的の警備で、勤務地は施設や駐車場、一般住宅などです。2号警備業務は、危険な場所で通行人の安全を守る業務で、道路工事の現場や、イベント会場などでの警備がこれにあたります。

3号警備業務は現金や貴重品の運搬時に盗難を防ぐための警備です。核燃料などの危険物を輸送する際の警備も担当します。4号警備業務は、ボディーガードを含む身辺警護のことです。

警備員の仕事が、自衛官経験者に向いている点は、必要とされる責任感や行動力を持ち合わせていることや、チームでスムーズに連携がとれる点など数多くあります。

特に、人や財産を守るという面で、自衛官として培ってきた使命感や正義感は役立つでしょう。長時間立ちっぱなしの業務もあり、自衛隊で身に付けた体力や忍耐力も十分に活かすことができます。

清掃員

清掃員

一般的に清掃員という場合、ビル清掃員のことを指します。清掃する場所や対象によって、仕事の手順や働く人数はさまざまです。

限られた時間で隅々まできれいにするために、手順が細かく決められており、広い場所を担当する場合は、複数人で手分けをして作業を進めなければなりません。段取りに沿った作業に慣れている自衛官経験者には取り組みやすい仕事でしょう。

また、効率のよい作業が重視される点も、自衛官経験者には向いています。汚れの種類や清掃箇所に応じて道具や洗剤の種類を変えなければならないということも、自衛官経験者なら理解できるでしょう。

黙々と手を動かさなければならず、担当する場所によってはチームワークも必要です。しかし、どちらも自衛官経験者にはそれほど難しいことではないでしょう。

清掃員はシニアの仕事と思われがちですが、意外と体力が必要です。掃除道具ひとつひとつはそれほど重くはないものばかりですが、まとめて運ぶとなるとかなりの重量になります。

階段を使って移動することも多く、担当する場所によっては体力がなければ仕事になりません。

また、高所の窓ふきなど危険個所や特殊箇所の清掃は行える人が限られます。さまざまな訓練を受けた元自衛官なら、そのような場所を専門に担当するということもできるでしょう。

スポーツインストラクター

スポーツインストラクター

日常的にハードなトレーニング続けてきた自衛官の転職先としては、スポーツジムのインストラクターもおすすめです。過酷な訓練に耐えてきた強靭な肉体は、一般の人がトレーニングをしても簡単に手に入るものではありません。

体を鍛えたい人にとって、よい目標となるでしょう。自衛隊の訓練では、どのトレーニングが何に効果があるのかということも意識しながら行っているはずです。正しいやり方で行う大切さも理解しているでしょう。

相手に分かりやすく教えるためのコミュニケーション能力も培われているので、トレーニングのやり方を人に教えるうえで必要なことは、自衛隊時代の訓練で身に付いています。

スポーツインストラクターとして働くために必須とされている資格は特にありません。

しかし、人に対して教える仕事です。専門知識をもっていることをアピールできる資格を取得していると、転職の際には採用されやすく、教えるときにも信頼されやすいでしょう。

もし何かひとつ資格を取得しておくのであれば、健康運動実践指導者やNSCA認定パーソナルトレーナー、JATI認定トレーニング指導者資格などがおすすめです。

マンツーマンでパーソナルトレーナーをやりたいと考えているのであれば、NSCA認定パーソナルトレーナーを取得すると良いでしょう。

木工

木工

木工とは、大工などを含む木材を加工する技術のことです。木材を使って建物を建築する仕事も家具や木製のおもちゃを製作するのも木工ということになります。

木工は作業工程が多く、図面の作成から加工や組み立て、仕上げまでを通じて高度な知識や技術を要とする仕事です。

コンピュータ制御による大量生産の製品が多く出回る中、熟練した職人の手による作品は高く評価され、高額で取引されています。

自衛官の中でも特に技能工として働いていた隊員にとって、木工は適した転職先といえるでしょう。

手先の器用さや図面を正確に読み取る力、緻密な作業に取り組める集中力などを活かせる職種です。技術を磨くことで長く働ける仕事としても、自衛官の転職先としておすすめできます。

システムエンジニア

システムエンジニア

システムエンジニアは、コンピュータプログラムの設計をする仕事です。クライアントが抱えている課題を引き出し、要望に沿ったプログラムを作成します。

自衛隊で通信科に所属する隊員などは、コンピュータプログラムに精通しているので、その知識を活かしてエンジニアとして活躍できるでしょう。

自衛隊の訓練の中で身に付けたコミュニケーション能力は、クライアントのニーズを引き出すのに役立ちます。

コンピュータプログラムのニーズがなくなることは当分ないと考えられるので、自衛官の転職先としては将来性のある職種です。ただし、専門性の高い職種なので、企業等から求められるスキルは高いものになるはずです。

自分の実力をアピールできる資格を取得しておくなど、事前の準備はしておいた方がよいでしょう。

資格やスキルを活かせる仕事3種

自衛隊では英語など語学教育が盛んで、TOEICなど英語の資格を取得しているケースが多く見られます。ロシア語や韓国語を学ぶ機会もあるので、語学力を活かした職種に就ける人も少なからずいるはずです。

通訳過程の教育を受けたのであれば、その語学力を活かして、貿易関連の仕事や通訳の仕事に就くこともできるでしょう。

また、自衛隊では測量士、建築士、電気工事主任技術者、電気事業設備主任など、建築系の資格も取得できます。

中でも測量士や建築士の資格は自衛隊内でも昇給に直結する資格です。そのような資格を取得していれば、転職の際も建築関係の仕事にも就くことができるでしょう。

特に、1級建築士の資格を取得している場合は有利です。企業に就職しなくても、建築士として独立して仕事をすることができます。

もう1つだけ自衛官経験者に向いている職種を挙げるとしたら、自動車整備士です。自衛隊では車両整備が欠かせません。特殊車両であっても、公道を走るうえでは車検を通す必要があります。

隊員が車両整備を行い車検を通すので、車両整備士も自衛隊内で取得可能な資格です。この資格を活かして転職するということも可能でしょう。

ちなみに、今後成長する業界を狙って転職したいという方に向けて、下記の記事ではこれから伸びる業界7選をご紹介しておりますので、気になる方はぜひこちらも参考にしてください。

自衛隊から転職する方法

自衛隊から転職する方法

自衛隊から民間企業に転職する際、自分ひとりで転職の準備をするのは骨が折れます。準備のための時間が十分にとれないため、転職するのをあきらめたり、転職先選びを妥協したりすることがありがちです。

しかし、自分の一生を左右するかもしれない転職です。しっかり準備して臨まなければ後悔につながります。自分の力だけで何とかしようとはせず、第三者の力を借りることも考えましょう。

忙しい自衛官が民間企業に転職する場合、転職エージェントの利用が便利です。さまざまな求人情報が集まっている転職エージェントに登録すると、経歴や適性に合った転職先を選んで紹介してもらえます。

例えば、第二新卒エージェントneoの場合、20代の若年層向け正社員求人が中心です。登録するとキャリアアドバイザーが相談に乗ってくれます。履歴書や職務経歴書の添削や面接のアドバイスなどトータルなサポートを受けられるのも魅力です。

転職を検討しているなら、まずは第二新卒エージェントneoに登録して、キャリアアドバイザーと転職について話してみましょう。


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おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。

「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。

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