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仕事にやりがいを見出す3つの工夫|「やりがい」を感じるために必要な2つの条件

「仕事に張り合いがなくて一日が長い・・・」などと、仕事にやりがいが持てなくて苦痛だという方は多いことと思います。活き活きと働けない状態が続くと本当に辛いですよね。

そこで本記事では仕事にやりがいを見出せる3つの工夫をご紹介いたします。活き活きと働けなくなる悪習慣ややりがいを感じやすい仕事もご紹介しますので、少しでもお役に立てれば幸いです。

人が「やりがい」を感じるために必要な2つの条件

「やりがい」とは物事に対する充足感や手応え、張り合いを指しますが、人がこの充足感や手応えを感じるにはある2つの条件が必要になります。

ある物事と自分の能力・スキルが同レベルであること

まずは「ある物事と自分の能力・スキルが同レベルであること」について見ていきましょう。

たとえば、ディズニーツムツムなどのアプリゲームを思い浮かべてみてください。あまりに簡単すぎるとつまらないですし、逆に難しすぎてもやる気がなくなってしまうでしょう。

つまり、人は取り組む物事と自分の能力・スキルがおよそ同レベルでなければやりがいを感じる前にやる気を失ってしまうということになります。

このことから、人がやりがいを得るためには「ある物事と自分の能力・スキルが同レベルであること」が必要であるということになります。

労力をかけた分、期待していた成果を得られること

続いて2つ目の「労力をかけた分、期待していた成果を得られること」についてです。ここでは運動部の部員を例に挙げてみましょう。

試合に勝つために来る日も来る日も人一倍頑張って練習していたにもかかわらず、一年間一度も試合に勝てなかったとしたらどうでしょうか?

たいていの方は辛くなって部活を辞めてしまうと思いますが、これは「毎日の練習」という労力をかけたにもかかわらず「試合に勝つ」という期待していた成果が得られなかったことが原因でしょう。

一方で、特に努力することなく「試合に勝つ」ことができれば多少嬉しさは感じるかもしれませんが、やりがいには繋がらないはずです。

つまり、人は「労力をかけた分、期待していた成果を得られること」によってはじめてやりがいを感じることができるということになります。

仕事にやりがいって必要なの?

ところで、ネット上のあらゆる記事で「仕事のやりがいは必ずしも必要ではない」といった内容が書かれていますが、エン転職「9,000名に聞く「仕事のやりがいと楽しみ方」調査」によれば、96%の方が「仕事にやりがいは必要だと思う」と回答しており、理由としては主に下記の3つが挙げられています。

「仕事そのものが充実するから」(56%)
「自身の成長感を得たいから」(48%)
「自分の存在価値を感じるから」(44%)

「仕事がつまらない」「毎日会社に行くのが億劫」「この仕事、いつまで続くのかな・・・」などと感じている方は、先ほどの2条件をもとにやりがいを見出すことで今よりもっと明るく働けるようになるかもしれません。

人がやりがいを感じるのはこんな時

では、他の人はどういった時に仕事に対してやりがいを感じるのでしょうか?先ほどのエン転職のアンケート調査によると、TOP3は下記の通りとなりました。

第1位:お礼や感謝の言葉をもらうこと(62%)
第2位:仕事の成果が認められること(56%)
第3位:目標を達成すること(50%)

困っている顧客のために解決策を考えて提案したことで「ありがとう」と言ってもらえたり、顧客のクレームに対して丁寧に対応したことで怒られるどころか逆に褒められたり、大口の取引先との契約を取り付けたことが社内で表彰されるなどすると、「頑張って良かった」と素直に嬉しい気持ちになるでしょう。

ただし、仕事でやりがいを感じるポイントは人それぞれです。

人から「ありがとう」と言われることがやりがいに繋がる人もいれば、自分の成長を感じられたり、新しい仕事にチャレンジすることでやりがいを感じる人もいます。

「自分はあの人みたいにモチベ高く働けないな・・・」と人と比較する必要はありません。次の章では仕事にやりがいを見出す3つの工夫をご紹介しますので、この機会に自分に合ったやりがいの見つけ方を探してみましょう。

仕事にやりがいを見出す3つの工夫

今回ご紹介するのは下記の3つになります。一つずつ見ていきましょう。

自分史を作る

まずは自分史を作る方法です。自分史とは、これまでの人生で何をしてきたかのエピソードやどんなことを考えていたかを書き出すことで自分の歴史を振り返るものです。

今の自分を形作っている過去を客観視できるため、自分の考え方や価値観、生きがいを理解するのに役立ちます。

自分史は一般的に就活の自己分析のために利用されることが多いですが、ここでは「自分が何にやりがいを感じるか」を見つけるツールとして応用します。

自分史の書き方はさまざまで、中には年表形式で書いていくものもありますが、ここでは少々簡略化したものをご用意しました。

自分史を作っていく手順は下記の通りとなります。

(1)時代ごとの枠内に、当時の自分について書く
▼例
・印象的なエピソード
・打ち込んでいたこと
・好きだったこと、嫌いだったこと
・当時楽しかったことや嬉しかったこと、悔しかったことなど
・当時自分が考えていたことや悩んでいたこと

(2)それぞれに対して「なぜ?」「結果どうなった?」と自問自答を繰り返し、さらに書き足す

(3)自分のやりがいに繋がる要素を洗い出す

たとえば中学時代、美化委員として大掃除の時に人一倍頑張ったお陰で皆から喜ばれたり、社会人一年目の時、初めて契約を取れた顧客から「〇〇さんが担当で良かった、本当にありがとう」と言ってもらった経験が強く印象に残っていたとします。

そこで「なぜその経験が印象に残っていたのか」「なぜその時嬉しいと感じたのか」を繰り返し自問自答します。

そうすることで、「自分は人の役に立てることや「ありがとう」と言ってもらえることに喜びを感じるんだ」などと、自分のやりがいに繋がる要素を見つけることができるでしょう。

その場合は今の仕事でもっと「ありがとう」と言ってもらえるように、顧客が何に困っているのかをもっと考え、率先してサポートすることでやりがいを見出せるはずです。

当事者意識を持つ

次に、当事者意識を持つことが挙げられます。

当事者意識とは、ある物事や課題に対して「自分が行動しよう」「自分が解決しよう」という意識のことで、当事者意識を持って働くことで自然とやりがいが生まれるケースがあります。

指示されてから動いたりただ言われたことだけをこなしていては、本記事の冒頭でお伝えした「簡単すぎるゲームをやっているつまらない状態」と同じになってしまいます。

顧客のために「もっとこうした方が良い」と思ったことがあれば人任せにせず、自分から率先して実践してみましょう。

最初は面倒に感じることもあるかもしれませんが、自分から言い出したことだからこそ「やらされている感」がなく、やがて面白みを感じられるようになるはずです。

働く目的を定義する

最後にご紹介するのは、働く目的を定義することです。仕事にやりがいが感じられなくてつまらない、辛いと感じている方は、ひょっとすると働く目的を見失っている、または勘違いしていることが原因かもしれません。

働く目的が定義できていないということは「働くことによって自分が何を得たいか」が不明瞭だということになります。

本記事の冒頭でお伝えした”やりがいを感じるための条件”の一つに「労力をかけた分の成果得られること」がありましたが、働く目的が分かっていない、あるいは働く目的を勘違いしていると、せっかく成果を得られていたとしてもそれを実感することができません。

たとえば「自分は生活のために働いている」と考えていて、生活に困らないだけの額を稼げているのに仕事がつまらない、やりがいを感じないという場合には、自分の中でお金はそこまで重要なファクターではないということになります。

そこで、「今の職場でスキルを積んでフリーランスに転身するため」「将来子供を2人作って不自由のない暮らしをさせてあげるため」「40代で海外暮らしを実現するため」など、働く目的を改めて定義してみるのがおすすめです。

“少しずつその目的に近づけている”という感覚がやりがいに繋がり、モチベーションがUPしていくでしょう。

ちなみに、働く目的を再定義したことで今の仕事が自分の目的とあまりリンクしていないことに気づく方も中にはいらっしゃるかと思います。

そういった方は、自分の目的を達成するためにはどんな仕事に就くのが近道かを考えたうえで転職するのも一つです。

転職エージェントを利用すると専属のキャリアアドバイザーに仕事選びを手伝ってもらえるほか、必要に応じて転職活動を全面的にサポート(弊社は全て完全無料)してもらえるため便利です。


仕事選び

活き活きと働ける方法

ここまででやりがいを見出す工夫をご紹介して参りましたが、「それでもやりがいが見つからない・・・」という方へ向けてここからは活き活きと働ける方法をご紹介いたします。

【活き活きと働ける方法】

(1)頑張れば届きそうな目標を立てる
(2)質・スピードにより一層こだわってみる
(3)得意分野を伸ばす
(4)昨日の自分と比較する

頑張れば届きそうな目標を立てる

一つ目は頑張れば届きそうな目標を立てる方法です。本記事の冒頭でもお伝えしましたが、あまりに簡単に容易な目標だと人はつまらなく感じてしまいますし、逆に難しすぎてもやる気を失ってしまいます。

そこで頑張れば届きそうな目標を自分で用意することで、毎日のモチベーションを高めることができます。たとえば下記のような工夫です。

「昨日は40分で完了できたから、今日は35分で終わらせよう」
「先月は10件契約を取り付けたから、今月は11件を目指そう」
「仕事に慣れるために、毎日一つ専門用語を覚えよう」

いかがでしょうか?こういった少し頑張ればクリアできる目標なら、自分でもできるような気がしてやる気が出てくるはずです。

また、こうした小さな目標を繰り返しクリアすることで少しずつ自信がついていくため、さらに活き活きと働けるようになるでしょう。

質・スピードにより一層こだわってみる

次に、質・スピードにより一層こだわってみる方法です。多くの書籍やWeb上の記事では「仕事でやる気を出すにはまず本気で取り組んでみよう」といった記述が見られます。

たしかに、本気で仕事に取り組めば自然と没頭できるため集中力が増し、達成感や面白みが感じられ、活き活きと働けるようになるでしょう。

しかし、「やる気が出ないのにどうやって本気を出せっていうの?」と感じる方が大半ではないでしょうか?そこでトライしやすいのが質・スピードにより一層こだわってみる方法です。

たとえば、一度資料を作り終えても「もっと顧客のかゆいところに手が届く資料にできないか」とさらに工夫したり、データを整理する時には「午前中までに終わらせよう」などと時間を意識するなどです。

こうすることで自然と仕事に集中できるようになるほか、自分の仕事に愛着が湧いたり自信がつくことを実感できるでしょう。今よりももっと活き活きと働けるようになるはずです。

得意分野を伸ばす

次に、得意分野を伸ばす方法です。仕事には誰しも得意分野と苦手分野があると思いますが、中でも真面目な方は苦手分野の克服に注力して得意分野には意識を向けない傾向があります。

もちろん苦手分野を克服できればそれが一番ですが、活き活きと働くために手っ取り早いのは得意分野をもっと伸ばせるように工夫することです。

たとえばパワーポイントでの資料作成が得意なのであれば、「今よりもっとわかりやすくて自社商材の魅力が伝わる資料を作るにはどうすれば良いか」を考え、調べ、資料作成に活かしてみましょう。

突き詰めることで「パワポ資料といえば〇〇さん」といったように、周りからその業務のプロフェッショナルとして認識されることも不可能ではありません。時には「ここってどうしたらもっとスッキリまとまりますかね?」と頼られることもあるでしょう。

そうすれば自分の業務や自分自身に自信が持てるようになり、「もっとオシャレさも出したい」「次は資料作成のスピードを上げよう」などと自ら進んで行動したいと感じられるようになるでしょう。

昨日の自分と比較する

最後にご紹介するのは、昨日の自分と比較する方法です。

たとえば「昨日は資料を修正するようにって2回返されたけど、今日は1回だけで済んだ」「今日は昨日よりも笑顔で顧客対応ができた」など良かった点を振り返ることで、昨日よりも成長していることを実感でき、モチベーションUPに繋がります。

また「昨日は資料を2回返されたから、今日は1回まででOKしてもらえるように頑張ろう」など、昨日よりも良い成果を上げられるように意識することでも自然とやる気を出すことが可能です。ぜひトライしてみてください。

ちなみに「こういう習慣化って苦手なんだよね」「なんか難しそう」と感じた方は、仕事がつまらなくなってしまう悪習慣をやめるだけで仕事へのストレスが幾分軽減するはずです。

そこで次の章では仕事がどんどんつまらなくなる悪習慣をご紹介します。

仕事がどんどんつまらなくなる悪習慣

仕事がどんどんつまらなくなる悪習慣として今回ご紹介するのは下記の2つです。一つずつ簡単に見ていきましょう。

一日の最後の楽しみを「ストレスのはけ口」と認識している

一つ目は、一日の最後の楽しみを「ストレスのはけ口」と認識していることです。

たとえば仕事終わりにお酒を飲む習慣がある方は多いことと思いますが、この時、下記の2人を比較するとどっちの方が一日を乗り越えやすくなるでしょうか?

当然、Aさんの方が一日を乗り越えやすそうですよね。やっていることは同じでも、考え方次第でストレスの感じ方は大きく変わるのです。

仕事終わりの食事やお酒、趣味をストレス発散の手段として考えている方は、今日から「アレのために今日も仕事頑張ろう」などと考え方を工夫してみてはいかがでしょうか?

何かを周りのせいにしている

次に挙げられるのは、何かを周りのせいにしていることです。たとえばこのように感じることがある、という方はいらっしゃいませんか?

「頑張ってるのに会社のせいで給料が上がらない」
「頑張ってるのに上司には見る目がないからなかなか評価されない」

このように、何かが満たされないことを会社や上司などの環境のせいにしている節はないでしょうか?

このように何かを他責(他人に原因があると考えること)で捉えてしまうと「自分は悪くない」という意識が強まり、自分からは何も変化を起こそうとしなくなります。

しかし、自分が行動を起こしたり考え方を変えなければ環境はいつまで経っても変化しないものです。このままではストレスが蓄積して仕事がますますつまらなくなってしまいます。

もし少しでも心当たりがあるという方は、「ひょっとしたらここが足りないのかもしれない」「もう少し成果を上げれば変わるかもしれない」などと一部を自責(自分に原因があると考えること)で捉えてみましょう。

自分が変化すれば、次第にその姿や成果が評価されるようになり、仕事そのものが面白くなっていくはずです。

ただし、中には本当に会社や上司など周りの環境に問題があるケースもありますので、頑張っても頑張っても変わらないという方は周りに相談したり、仕事や勤め先を見直してみるのも一つです。

やりがいを感じやすい仕事8選

さて、ここまでお読みになった中で「今の仕事って自分にはあんまり合ってないのかも」と感じた方もいらっしゃることと思います。そこでここではやりがいを感じやすい仕事8選をまとめてみました。

接客・サービス業は顧客と接する仕事のため、顧客の目線に立った対応を心掛けることで感謝の言葉をかけてもらいやすいです。

また営業職は売上などの目標を、SE、プログラマーは一つのプロジェクトを完成させるという目標を追うため、クリアした時に大きな達成感を感じやすいです。

そして医療系、介護系、警察官、消防士、教員については社会貢献に直接繋がる仕事のため自分の仕事に誇りを持ちやすく、やりがいを感じやすい傾向にあります。

今の仕事にやりがいが感じられずに悩んでいるという方は、これらの仕事に転職することも視野に入れてみてはいかがでしょうか?

ちなみに、先ほどもご紹介した転職エージェントを利用することで「本当に自分に合った仕事」をカウンセリングしてもらえるほか、転職活動を全面的にサポートしてもらうことができます。

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