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高卒の就職率は99.7%?”企業が採用したい高卒”になるコツ3選

「高卒は就職に不利」というイメージをお持ちの方は多いかもしれませんが、実際のところ高卒の就職率はどれくらいなのでしょうか?

そこで本記事では、高卒の就職率や就職内定率をご紹介すると共に、企業が採用したい高卒になるコツ3選をお伝えいたします。

高卒から就職すべきか進学すべきかで悩んでいる方など、進路選択に少しでもお役立ていただければ幸いです。

そもそも就職率とは?就職内定率との違い

就職率と似た言葉には就職内定率という言葉もありますが、この両者は意味が異なります。経済用語・データのいみ「就職内定率・就職率」によれば、厚生労働省と文部科学省における定義は下記のようになっています。

「就職率」・・・就職希望者に占める就職者

「就職内定率」・・・就職希望者に占める就職内定者の割合

就職率は「就職したいと思っている人のうち、実際に就職できた人が何人か」の割合であり、就職内定率は「就職したいと思っている人のうち、内定が出た人は何人か」の割合を指しています。

高卒の就職率はなんと99.7%

「高卒は就職に不利」「高卒は内定が出にくい」など、高卒という学歴に対してネガティブなイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、厚生労働省が発表した「令和2年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職状況」取りまとめ」内、「第6表 高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職状況の推移」によれば、令和元年の高校新卒者の就職率は99.7%となっており、ほとんど方が就職できているという結果が出ています。

ただし、こちらはハローワーク求人に限った数値です。「もっと範囲を広げたら割合減るんじゃないの?」と感じている方もいらっしゃるかもしれませんね。

しかし、厚生労働省の「令和2年3月新規高等学校卒業予定者の就職内定状況
(令和元年12月末現在)に関する調査について」
によれば、高卒の内定率は92.0%(令和2年に卒業を予定している高卒者の就職内定率)となっており、こちらも高水準です。

具体的な例を挙げると、2019年の愛媛県立松山工業高校では、就職を希望する200人の生徒に対して1400人分の求人が殺到したとのこと(参考元:朝日新聞デジタル)。ほとんどの生徒が希望通りの就職を果たしたそうです。

高卒の4~5人が就職している

大卒者が増えている今、「高校を卒業したら専門学校や大学に進学するのが普通」と考えている方もいらっしゃるかもしれませんね。

しかし、文部科学省が発表した「令和元年度学校基本調査(速報値)」によれば、高校新卒者の17.6%(約18万5千人)が就職しており、そのうちのほとんどの方(約18万4千人)が正規職員として従事しています。

そのため、高校新卒のおよそ4~5人に1人が就職しているということになります。意外にも、高卒から就職していち早く社会に出ていく方は多くいらっしゃるのです。

このことから、下記のことがいえます。

・高校新卒者には就職希望者が多くいる
・高校新卒者は就職で学歴が障壁になる可能性が低い

今、高卒として進学すべきか就職すべきかで迷っている方がいらっしゃれば、ぜひこの2点については知っておいていただきたいと思います。

そのうえで、「自分にとって進学する目的や意味があるのか」「自分は働きたいのか、それとも他にやりたいことがあるのか」を、じっくりと考えてみることが大切です。

もし周りの友達が進学するからという理由で進学を決めるなど、自分の意志で進路を決めなかった場合には、もしその選択が自分にとってあまり納得できるものにならなかった時に後悔してもしきれません。

人生を決める大きな決断だからこそなかなかすぐに決め切れるものではないと思いますが、親や先生、信頼できる先輩などに相談しながらじっくりと考えてみましょう。

以下の記事では高卒の方に向いていておすすめの職種、業界をまとめておりますのでぜひこちらもご活用ください

“企業が採用したい高卒”になるコツ3選

今この記事をお読みの方の中には、高卒からの就職を真剣に検討している方もいらっしゃることと思います。しかし、このような不安がよぎることもあるかもしれません。

「大卒以上の人に採用枠を取られてしまうんじゃないか」
「自分には特別な強みがないから就職できる自信がない」

いくら高卒の就職率が高いとはいえ、自分は採用してもらえるか不安になってしまうという方も多いはず。

そこでここからは、高卒からの就職で企業に「採用したい!」と思ってもらえる人材になるコツをご紹介いたします。

キャリアビジョンを明確にする

企業に求められる高卒になるコツの1つ目は、キャリアビジョンを明確にすることです。

キャリアビジョンと言われると何やら難しいことのように感じられるかもしれませんが、これは「将来、人生や仕事において自分自身のなりたい姿・理想像」を指します。

自分が最終的にどうなっていたいかを明確にすることで、その目標を達成するために今すべきことや、5年後、10年後に達成するべきゴールが見えてきます。

そこから逆算して職種や企業を選ぶことで、目的意識をもって意義のある仕事ができるようになります。

ところで、企業が入社してくる人材に対して常に抱いているのが、「早期退職してしまわないか」という懸念です。

企業が人材を一人雇うことには、研修期間の費用や教育係の人件費などの莫大なコストがかかります。そのため、企業はできるだけ長く自社で働いてくれる人材を求めているのです。

早期退職の原因にはもちろん人間関係などもありますが、代表的なもののひとつとして下記が挙げられます。

*個人の目標と企業の方針の不一致
*個人の求めるものがその企業で得られない

たとえば、自分は成果や実力で評価してもらいたいのに勤続年数が浅いからという理由でなかなか昇格や昇給が叶わなかったり、もっと営業スキルを培いたいのに細やかな教育があまり受けられないといった場合には、その職場を離れたくなるのも無理はありません。

しかしこのようなミスマッチは、入社前に自分自身の目標や理想像、その企業でやりたいことを明確にし、それを履歴書や面接を通して企業に伝えることができていれば大半は防ぐことができます。

また目的意識がないまま働き続けていると、仕事が忙しくなったタイミングなどに何のために働いているのかわからなくなり、離職に繋がるケースも多いです。

そのため、将来の目標やその企業で成し遂げたいこと、やりたいことが明確になっている人材の方が目的意識をもって業務に取り組んでくれるため、企業としては採用しやすくなるのです。

自分の強みや性格を客観的に把握する

また、企業としてはたとえ新卒者であったとしても、その人材にできる限り早く成長して成果を上げてもらいたいと考えています。

そのためには、その企業が求めている人材像とある程度一致する人材を採用したいと考えます。

そこで企業がその判断の指標とするのが志望動機や自己PR、その他質疑応答でチェックすることができる、その人材の強みや能力です。

新卒の場合、具体的なスキルや経験はこれから培っていくものであるため求められませんが、その企業が求めている適正がその人材にあるかどうかは細かくチェックされています。

しかし、そこで自分の強みや性格を本人自身が把握できていなければ、アピールできるものもできなくなってしまい、内定から遠のいてしまいます。

そのため高卒から就職しようと考えている方は、自分の強みや性格を客観的に把握しておくことが重要なのです。ところが、自分を客観視することはなかなか難しいもの。

そこで就職や転職の際に多くの方が行っているのが「自己分析」です。自己分析とは、自分の強みや性格、得意・不得意などを洗い出して、自分の特性を客観的に把握するための手順です。

自己分析にはさまざまな方法がありますが最も簡単なのは、紙とペンを用意して、「好きなこと」「嫌いなこと」「やりたいこと」「やりたくないこと」「得意なこと」「不得意なこと」をそれぞれ思いつく限り書き出す方法です。

これらを書き出すことで、いくつか共通した特徴や傾向が見えてきます。30分もあれば細かく洗い出すことができますので、ぜひトライしてみてください。

短所を長所に変換する

しかし、中には自己分析を経た結果「長所がほとんどなくて、短所ばかりが出てきてしまった」という方もいらっしゃいます。しかし、心配は必要ありません。

短所は視点を変えるだけで長所に言い換えることができます。たとえばこのような言い換えが可能です。

「複数のことを同時に進めるのが苦手」
→「1つのことに集中して取り組める」

「おおざっぱな性格で細かい作業が苦手」
→「おおらかな性格で細かいことを気にしない」

このように、短所は視点を変えればいかようにも言い換えることができます。

自分の長所よりも短所ばかりが出てきてしまうという方にはネガティブ思考の方多いことに対し、自分の長所をたくさん見つけられる方はポジティブな考え方をする傾向にあります。

たとえばそれについても、「自分の短所ばかりが目についてしまう」ことを短所だと捉えているなら、「最悪の事態を想定して慎重に思考できる」と言い換えることもできます。

短所を長所に言い換えるだけで企業にアピールできるポイントは一気に増えるため、ぜひトライしていただきたいと思います。

ただ、自分の強みを客観視することには限界がありますし、先ほども触れたキャリアビジョンについても何から考えればいいのかわからないという方も多くいらっしゃることと思います。

しかし、それらを明確にしておかなければ高卒者の就職はスムーズに進みません。そこでぜひ知っておいていただきたいのが就職エージェントの存在です。

就職エージェントとは、提携している企業の求人の紹介をメインに行っている、民間の就職支援サポートサービスです。専属のキャリアアドバイザーに就職にあらゆることのサポートを受けることができます。

たとえば私たち第二新卒エージェントneoは高卒者(すでに学校を卒業している方限定)をはじめとした若者へのサポートを行っており、他にもこのようなメリットがあります。

・サービス利用料完全0円
・18~28歳までの就職/転職支援実績 22,500人
・職務経験なしの就職/転職支援実績 10,000人突破
・1名あたりのサポート時間 平均8時間
・企業ごとに履歴書・面接対策をサポート
・面接日程調整の代行
・入社条件交渉の代行

ご紹介している企業はプロの観点で厳選されているため、ブラック企業を紹介される心配はありませんし、気になる求人がなければ利用をやめることもできます。

「自分のやりたいことや強みがよくわからない」「ちゃんと就職できるか不安」という方はご相談だけでもかまいません。専属のキャリアアドバイザーは誠心誠意サポートさせていただきますので、ぜひ一度私たちにお話をお聞かせください。


高卒だって良い仕事がしたい!

おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。

「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。

しかしどうしても自分の良いところや強みがわからないときにはぜひ、私たち第二新卒エージェントneoに頼ってください。これまで多数の内定者を輩出した確かな実力を持ってあなたの性格を分析、そして安心して働ける求人をご紹介致します。共に楽しい仕事探しを成功させましょう!

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