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【高卒の就職先ランキング・業界TOP10】高卒が就職しやすい職種4選も!

大卒が増えている現代では「高卒の就職は不利」というイメージが広がっています。しかしこう語るのは大卒の層が多く、実際はむしろ高卒が就職しやすい時代となっています。

文部科学省が発表した「令和2年3月高等学校卒業予定者の就職内定状況(令和元年12月末現在)に関する調査について」の結果によれば、なんと高卒者の就職率は92%と高水準。つまり、高卒が100人いたら92人も就職に成功している状況なのです。

「高卒が就職に不利」というのはあくまで”イメージ”であり、高卒者も十分に就職することが可能です。

とはいえ有名大卒や大学院卒など、高卒に対してネガティブなイメージを持っている人材が多く採用される業界・職種を選んでしまうと、書類選考の時点で落とされる可能性が高いです。

そこで本記事では、高卒の就職先として人気の高い業界TOP10をご紹介!他にもおすすめの職種や資格もお伝えしますので、ぜひ就職活動の参考にしてみてください。

高卒 就職先用CTA

高卒の就職率は大卒より高い!?

高卒の就職率について

大卒以上が増えている現代では、高卒での就職活動に不安を感じる方は多くいらっしゃいます。

しかし冒頭でもお伝えした通り、文部科学省によれば令和2年3月時点の高卒の就職率は92%となっています。

つまり、高卒で就職活動をしていた人のほぼ全員がなんらかの仕事に就けているということになります。

男性の就職率は92.8%、女性の就職率は90.7%ですので、男女による違いもほぼないといってよいでしょう。

高卒の就職活動は甘くない面もありますが、少なくとも仕事が何も見つからない状況ではありません。

高卒で仕事がこれだけ見つかるのであれば、大卒はさらに有利になると思う人もいるかもしれませんが、就職率だけをみると大卒者の方が低い数値になっています。

文部科学省「令和2年度大学等卒業予定者の就職内定状況(10月1日現在)」によると、大卒の就職内定率はなんと69.8%となっています。

ちなみに短大卒は27.1%となっており、学歴の高さと就職率は比例しないことがわかります。

なぜ「高卒の就職は難しい」イメージがある?

高卒の就職が難しいと考えられている一因として、バブル崩壊時に生じた「就職氷河期」のイメージが少なからず影響しているでしょう。

1990年代から2000年前半ごろにかけて、企業は新規雇用を著しく抑制していました。大卒でも仕事はそう簡単には見つからず、高卒の就職はさらに大変だったのです。

就職氷河期が終わった後も、企業は業績不振を持ち直すために即戦力を求める傾向があったため、社会人経験のない高卒者にとっては逆風でした。

当時の状況を経験した方からすると「高卒は就職に不利」と考えるのは当然といえるでしょう。しかし、現代では高卒でも問題なく就職できる環境になっています。

「高卒の就職は難しい」という先入観に捕らわれてしまうと、無用な焦りを生みますし、少しの失敗で心が折れやすくなります。

自信を失うと視野が狭くなり、自ら応募企業の選択肢を狭めてしまうこともあるでしょう。

しかし、就職活動で大事なのは前向きな気持ちです。多少失敗してもかまわないぐらいの心意気で取り組むようにしましょう。

学歴フィルターは存在する

さて、高卒で就職をする際にひとつ覚えておかなくてはならないことがあります。それは、学歴フィルターの存在です。

大手企業や人気のある企業では応募者が殺到するため、書類選考の段階で大多数を落とす傾向にあります。

書類選考では学歴がボーダーラインになるケースがあるので、その場合、高卒は不利になるでしょう。高卒が学歴重視の企業にばかり応募していると、不採用の山を築くことになります。

その企業が学歴フィルターを選考の際に通しているかどうかを見極めたうえで、慎重に応募するようにしましょう。

学歴フィルターを通されやすい業界の代表例としては下記が挙げられます。

・総合商社
・証券
・広告代理店
・メガバンク
・インフラ
・重厚長大(重化学工業などの産業)
・損保

これらの業界は、大卒以上の中でも特に旧帝国大、一橋、東工大、早慶上智などの高学歴の人材を優先的に採用する傾向にあります。

もちろん、高卒者はこれらの業界の仕事に就けないというわけではありませんが、実際に入社を目指すには、その企業に絶対的に必要とされるような経験や知識が必要です。

一方で、学歴よりもやる気や実力を重視する業界も多く存在しています。「この仕事がしたい!」という明確な答えがまだないという方はぜひ、この後ご紹介する高卒に人気の業界TOP10をチェックしてみてください。

また、厚生労働省「令和4年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職状況」取りまとめ(令和4年7月末現在)」内、「第4表 高校新卒者のハローワーク求人に係る産業別求人状況」によれば、高卒は下記のような業種において求人数が多いことがわかりますので、ぜひこちらも参考にしてください。

建設業
輸送用機械器具製造業
食品製造業
運輸業
郵便業
卸売業
小売業
宿泊業
飲食サービス業
医療業
福祉業

もし気になる業界があったという場合には、業界研究はもちろん、企業研究、職種研究を細かく行うことで、より選考通過率を高めることができます。

選考で失敗したくない方は、かならずこの部分の対策を怠らないようにしましょう。

しかし、中には業界研究をはじめとした対策を一体どんな風に進めればいいのかわからないという高卒者の方も多いことと思います。特に就職や転職が初めての方は無理もありません。

そこでぜひ知っておいていただきたいのが就・転職エージェントの存在です。これは求人紹介や面接対策など、就・転職を全面的にサポートしてもらえるサービスになります。

たとえば私たち第二新卒エージェントneoでは高卒者の方に特化している他、このようなメリットがあります。

第二新卒エージェントneoのサービス内容

ご紹介する企業はプロの観点で厳選しているため、ブラック企業を紹介される心配はありませんし、気になる求人がなければ利用をやめることもできます。

もし業界選びで不安があったり、企業に自分を推薦してほしいという方は、ご相談だけでもかまいません。ぜひ私たちにお話をお聞かせください。


社会人_大学受験記事用

ちなみに「高卒だけど大手企業にもチャレンジしてみたい!」という方には、下記の記事で「高卒も大手に転職できる職種11選」をご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

高卒に人気の就職先ランキングTOP10

では、ここからは就職先ランキングとして、高卒者の方に人気の業界TOP10をご紹介いたします。興味のある業界がないか、ぜひご自身の理想と照らし合わせてチェックしてみてください。

1位.公務員

公務員

【公務員のメリット】

・安定している
・景気に左右されにくく長期的に働ける
・定年まで働きやすい
・配属先によっては定時で帰りやすい

公務員は安定している印象があるため、高卒の就職先として人気を集めています。

景気の影響を受けにくいため、長期的に働くことができるのが嬉しいポイントです。

業績悪化による人員削減や解雇の心配がなく、賞与がカットされる心配も一般企業に比べると少ないです。

介護や育児などの福利厚生も整備されていますので、定年まで働きやすいといえます。

地方公務員や市役所であれば、定時で帰りやすいのもメリットでしょう。公務員になるためには試験を受ける必要があります。

大卒程度、など難易度が指定されているケースもありますが、これは学歴で区切っているわけではありません。

高卒でも試験に合格となれば採用です。学歴に左右されず勉強さえ頑張れば採用されるところも、公務員の人気を後押ししています。

下記の記事では、高卒から公務員へ就職するために押さえておくべき5ポイントをご紹介しておりますので、公務員への就職を検討している方はぜひ参考にしてください。

2位.建設・建築業

建設・建築業

【建設・建築業のメリット】

・仕事が建築物として形に残る
・様々な年代の人と働ける
・資格があれば昇進しやすい

ものづくりに興味がある人にとって、建設・建築業はおすすめの就職先です。家やマンションなど、自分が携わった建物を見れば大きな達成感を得ることができるでしょう。

現場には様々な年代の人がいますので、どんな人とでもコミュニケーションを取れる人が向いています。

高卒であっても資格さえ取れば昇進しやすいのも人気の理由です。建築業につくために、工業高校に進学する人も多いでしょう。

不動産会社の住宅販売部門なども建設業のひとつです。

こちらは実際に建物をつくるわけではありませんが、お客さんと一緒に家を建てるプランを考えるのは建築とはまた違った面白さがあります。

3位.情報通信業(IT業界)

情報通信業

【情報通信業(IT業界)のメリット】

・専門的な知識・技術を習得できる
・未経験でもチャレンジ可能
・業界を問わず転職しやすい

情報通信業(IT業界)は大手企業が多い傾向にあり、仕事がたくさんあります。

情報通信業の種類としてはソフトウェア業、インターネット付随サービス業、電気通信業などが挙げられます。

専門的な知識・技術を習得できるのが魅力のひとつです。

専門的、というとハードルが高く感じるかもしれませんが、少しずつ学んでいける環境が整っている会社も多くあります。会社を選べば、未経験者でもチャレンジできます。

プログラミングやインターネットに関するスキルは汎用性が高いです。

ITの専門知識やスキルがあれば業界を問わず転職もしやすくなるため、手に職をつけたい人にとって情報通信業はやりがいのある仕事といえるでしょう。

普段パソコンをよく使う人や、高校のパソコンを使ったカリキュラムが楽しいと思った人は情報通信業が向いているかもしれません。最新のIT技術に触れるのは刺激的です。

競争が激しく甘くはありませんが、常に成長していける業種といえます。高卒からIT業界への就職を検討したい方は、下記に情報をまとめてありますのでぜひ参考にしてください。

4位.福祉・介護業

福祉・介護業

【福祉・介護業のメリット】

・常に人材確保のニーズがある
・高卒でもキャリアを築きやすい
・アルバイトなどからの正社員登用が充実している
・定年になっても働き続けられる

福祉・介護の仕事は常に人手が不足しており、ニーズは年々高まってきています。採用や人材育成に力を入れている事務所が多いため、高卒でもキャリアを築きやすいのがメリットです。

もし、最初から正社員でやっていくのが不安であればパートやアルバイトから始めてみてもよいでしょう。介護職はその他の雇用形態からの正社員登用が充実しています。

また、定年になっても働き続けることができる継続雇用制度も確認しておきたいポイントです。

介護というと、体力仕事のイメージが強いかもしれませんが、実際は事務作業もたくさんあります。事務作業を通して、パソコンスキルを磨くこともできるでしょう。

5位.製造業

製造業

【製造業のメリット】

・基本、定時で上がれる
・長期休暇をしっかり取得できる
・会社が費用を負担してくれるなど、資格を取得しやすい

製造業は工場などで働き、ものづくりに貢献する仕事です。物を販売するより作りたい人や、身体を動かすのが好きな人には向いているでしょう。

製造業といえば黙々と仕事をするイメージを持たれがちです。しかし、他部署への連絡や折衝などコミュニケーション能力が問われる場面も多いことは知っておきましょう。

また書類関係の仕事もよくあります。提案書、検査表、作業チェックシートなどを作らなくてはなりませんので、文章力も磨いておきたいところです。

製造業は基本的には労働時間がはっきりと決まっています。繁忙期になると話は変わってきますが、通常は定められた時間働けば帰宅できます。

定時で仕事が終わるため、プライベートを充実させることができるでしょう。

また正月、お盆、ゴールデンウィークなどの休みをしっかり取れるのもメリットです。会社にもよりますが、だいたい1週間程度は休めます。

製造業は資格を取得しやすいのもいいところです。作業を実施するために資格が必要になるケースが多いので、そのような場合は会社が資格取得のための費用を出してくれます。

資格を持っておけば転職の際などに有利になるため、こちらも嬉しいポイントです。

製造業は実際に製品を作るため、自分のスキルが上がれば、それが目に見えます。技術が上がったことを実感でき、仕事へのモチベーションがアップするでしょう。

6位.飲食業

飲食業

【飲食業のメリット】

・アルバイト経験をアピールしやすい
・コミュニケーションスキルが磨かれていく
・顧客と直接接しながら働ける

飲食業はお客さんを楽しく、もてなす仕事です。アルバイトの募集はたくさんあるので、実際に正社員になる前に一度働いてみてもよいでしょう。

高卒の就職活動は社会人経験がない点がハンディになりがちですが、飲食店であればアルバイトの経験をアピールしやすいです。

他の仕事よりも馴染みが深いところが、飲食業の人気の理由でしょう。

飲食業で働けば、たくさんの人と知り合うチャンスが生まれます。人と話すのが苦手な人も、経験を積むうちに自然と会話が上手になっていくでしょう。

いろいろな人に合わせて会話できるようになれば、物の見方や考え方のバリエーションが広がります。

コミュニケーション能力がどんどん磨かれていくところが、この仕事の最大のメリットです。レストランで働けば、接客スキルだけでなく、調理の腕前も上がります。

カラオケ店で働けば流行の音楽に詳しくなれますし、ファーストフード店で働けば新製品をいち早く試食できるチャンスもあるでしょう。

自分が好きな分野のお店に務めれば、きっと楽しく働けるはずです。ただし、飲食店は体力勝負な側面があったり、人手不足になりやすいため労働時間が長くなる傾向があります。

高卒から飲食業界を目指したい方は、下記の記事で飲食業界についてご紹介していますので、ぜひこちらも参考にしてください。

7位.宿泊業界

宿泊業界

【宿泊業界のメリット】

・高い接客スキルを習得できる
・顧客と直接接しながら働ける

宿泊業界はホテルや旅館で働く仕事です。宿泊業界で経験を積めば、接客業のプロフェッショナルになれるでしょう。

例えばホテルのフロントスタッフになると、さまざまなタイプのお客さんに対応しなくてはなりません。ただ接客すればよいというわけではなく、おもてなしにおいても高いレベルが求められます。

外国人観光客も訪れますので、外国語のスキルも必要となります。宿泊業界で働けば、コミュニケーション能力全体のスキルアップが期待できます。

また、こちらの作業に対して「ありがとう」などの感謝の気持ちを直接伝えてもらえた時には、大きなやりがいを感じることができるでしょう。

なお、宿泊業は世間が休みである土日や祝日が繁忙期になるため友人との休みが合わせにくいのがネックになります。

業種次第ではシフト制になるので、労働時間が不規則になる可能性もあるでしょう。

しかし、お客さんに喜ばれることが楽しい人にとっては充実した毎日を過ごすことができるのではないでしょうか。

8位.運輸業

運輸業

【運輸業のメリット】

・常に人材確保のニーズがある
・未経験でも採用されやすい

郵便や宅配便の運輸業は高卒の求人がよく出ています。自動車やバイクが好きな人にとっては興味深い仕事といえるでしょう。

現場で働く人は体力が問われるため、部活動などをやっていた人など、体力に自信がある方が向いています。

現場だけでなく事務系や、中継センターで仕分けする仕事もあります。

運輸業界は比較的給与の水準が高く、人手は常に足りていない傾向にあるため、未経験でも採用されやすいということを知っておきましょう。

配送系の仕事は道が混んでいたり、お客さんの都合に振り回されてしまうなど、突然のアクシデントがよく起きます。慌てず、的確に対処できる冷静さが必要になるでしょう。

また、万が一人身事故などを起こすと状況によっては大問題になりますので、運転は常に慎重にしなくてはなりません。

9位.小売業

小売業

【小売業のメリット】

・アルバイト経験をアピールしやすい
・インセンティブのある仕事が存在する

小売業はスーパーや販売店などで働く仕事です。サービス職で働きたい人達から人気を集めています。

在学中にアルバイトをした際に、楽しかったと感じたのであれば小売業への就職を検討してみましょう。

さまざまなお客さんと毎日接するため、コミュニケーション能力は必須です。社員とアルバイトが入り混じって働くのも小売業の特徴です。

年代問わず、上手くやっていけるようなチームワークがあれば、毎日気持ちよく働けるでしょう。

書籍や花屋など、自分の興味があるところで働けば仕事のモチベーションはよりアップします。小売業のいいところは自分の趣味を活かして働けるところでしょう。

自分の好きなものに囲まれて仕事をするのはとても楽しいはずです。

電気製品の販売勤務のように、売れば売るほど給与が増える(インセンティブが付与される)仕事もあります。

実力主義で給料をどんどん上げたい人はそういった職種を選ぶのも手です。

10位.農業

農業

【農業のメリット】

・学歴に関係なく働ける
・若手人材が不足していて引く手あまたである

高卒に大人気、とまではいきませんが、農業の仕事を選ぶ人も中にはいます。

農業は学歴に関係なく働ける他、若い人材が不足していて引く手あまたである点がメリットといえます。

自然が相手の仕事となり難しい面はありますが、コツコツと地道な努力ができるならチャレンジする価値はあります。

天候に合わせて自分で判断して行動しなくてはなならないため、常に受け身の人には厳しい仕事です。

また、作物はすぐに折れたり萎えたりするため、作業が雑な人には向いていません。苦労して育てた作物の収穫、出荷の時期を迎えると、今までの苦労が蘇り思わず感動してしまうでしょう。

いかがでしたか?気になる業界は見つかったでしょうか。少しでも業界選びの参考になっていれば幸いです。

しかし、中には「面白そうな業界が見つからない」「やりたいことがよくわからない」という方もいらっしゃるでしょう。

繰り返しになりますが、そこでぜひ知っておいていただきたいのが、先ほどもご紹介した就・転職エージェントの存在です。

【就・転職エージェントとは?】

専属のキャリアアドバイザーが就・転職活動の準備~入社までをサポートしてくれるサービスです。

カウンセリングを通じて自分に合った仕事を紹介してもらうことができ、履歴書・面接対策や面接日程の調整などを代行してもらえます。

中には高卒者を対象にしていないところもありますが、たとえば私たち第二新卒エージェントneoでは高卒者をはじめとした若年層に特化してサポートを行っており、他にもこのようなメリットがあります。

第二新卒エージェントneoのサービス内容

アドバイザーの丁寧さと人柄のやわらかさもあいまって、就活が非常にスムーズだったとのお声を多くいただいております。

ご相談からでもかまいません。私たちのサービスはすべて無料で就職、転職どちらにも対応しておりますので、一人での就職先選びでお悩みの方はぜひ利用を検討してみてください。


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高卒の就職先でおすすめの職種4選

さて、上記では高卒に人気の就職先ランキングをご紹介してきましたが、高卒の就職をスムーズに進めていくには高卒向けの職種も知っておくとより心強いです。

ここでは高卒者が歓迎されやすく就職におすすめの職種4選をご紹介いたします。

接客・販売

接客・販売

接客・販売の仕事はアルバイトで経験を積むことができるため、社会人経験のない高卒の方でも比較的馴染みやすい職種です。

具体的には飲食店のホールスタッフや携帯・家電販売員、宿泊施設のフロントスタッフ、ブライダルコーディネーターなど多岐に渡ります。

人とコミュニケーションを取るのが好きな方や、人の笑顔に繋がる仕事がしたいという方に向いている仕事です。

また、接客・販売の仕事は一日を通して立ち仕事であることが多く動き回ることが多いため、じっとしているより活発に動き回っている方が集中できるという方におすすめです。

接客・販売におすすめの資格

ビジネスマナーがよくわからない、という人は「接客サービスマナー検定」の取得を検討してみてください。

接客サービスマナー検定はNPO法人である日本サービスマナー協会が運営する民間資格です。

この資格を取得することで、接客対応、言葉づかい、身だしなみのポイントなどを理解できるでしょう。

ビジネスマナーが身につくだけでなく、クレームが発生した際の対処方法についても学べます。接客サービスマナー検定のレベルは4段階です。3級、2級、準1級、1級があります。

3級は接客するときに知っておきたい基礎レベルの資格です。接客業や販売業をまったくやったことがない高校生であれば、丁度よいかもしれません。

2級になると、航空業界やホテルといった高い接客スキルが必要な仕事でのマナー知識を問われます。

準1級はビジネスマナーの知識を要しているだけでなく、行動で実践ができるレベルです。1級ともなると、ビジネスマナーが完璧なのは当然で、経営者としての視点も求められるでしょう。

接客サービスマナー検定を取得すれば、接客販売業界や飲食業界で役立つことが期待できます。

そもそもビジネスマナーが不要な仕事はないので、接客サービスマナー検定はどのような職種でも活かせるといえるでしょう。

マナー関連の知識は一生使えるため、若いうちに習得しておくのが望ましいです。ただし、接客サービスマナー検定は持っているだけで面接が有利になり、すぐに内定がもらえる資格ではありません。

中には今までの経験や販売技術の方を重要視する面接官もいるでしょう。資格に頼り過ぎるのではなく、面接では自己PRをしっかりすることが大切です。

接客サービスマナー検定を取得するためにかかる勉強時間は短い人で2週間、普通に頑張れば1カ月程度もあれば合格できるといわれています。

出題内容は敬語、電話対応の基礎問題、漢字の読み書き、ビジネスマナーなどです。外国人への対応問題もあり、そこでは英語力が問われます。

したがって英語が苦手な人はしっかりと勉強しておかなくてはなりません。

なお、3級から2級は筆記試験だけなので負担は比較的小さいでしょう。努力さえすれば大半の人は取得できるレベルです。

しかし、レベルが上がると難しくなり合格率は下がります。特に1級ともなると6人に1人程度しか受からず、一筋縄ではいかなくなります。

準1級や1級では、筆記試験以外にも面接や実技試験もあるため、試験対策は入念におこなうべきです。

公式のホームページをみると過去問がいくつか掲載されているので、参考にするのもよいでしょう。試験会場はほぼ全国各地にあります。

試験日は5月、8月、11月、2月です。受験料は1級で1万2000円、準1級で9000円、2級で7000円、3級で5000円となります。級が上がるほど受験料は高くなることを覚えておきましょう。

営業職

営業職

営業職は、自社の取り扱い商材を個人あるいは企業などに購入・契約してもらうために売り込みを行う仕事です。

どのような業界においても必ず必要となる仕事のため、営業スキルさえ身につけておけば勉強次第でさまざまな業界で活躍することが可能です。今後の転職にも有利に働くといえるでしょう。

営業パーソンの働き次第で各企業の収入が決まると言っても過言ではないため、各営業パーソンのモチベーションの向上を図るために、多くの場合はインセンティブ制度が設けられています。

インセンティブとは、成果次第で基本給に追加してもらうことができる報酬のことです。

未経験からでも参入することが難しくなく学歴や経歴不問の求人が多いため、やる気や頑張り次第で高卒の方も高い収入を目指すことができるのです。

「体力が必要」「ノルマがキツイ」などの厳しいイメージがあるかもしれません。

しかし最近では無理なノルマや目標を課さない企業が増えている他、内勤営業などの来店した顧客への対応がメインとなる接客・販売に近い仕事もあります。

営業職におすすめの資格

特に資格を持っていなくてもチャレンジできますが、何か資格を取るなら「簿記」がよいでしょう。

営業というと、トークスキルの方に目がいきがちです。しかし、話すテクニックだけでなく、会計数字に強いと営業の仕事で有利になる場面は多くなります。

簿記は昔からある資格のため、年齢層が高めの上司へのアピールもしやすいです。

簿記の資格を持っていれば客先の事業状態をより深く知ることができます。決算資料、財務三表など、数字に弱いと把握しにくい分野も簿記を勉強していれば理解できるでしょう。

客先の課題を的確に掴み、数字ベースで話せれば説得力は上がります。交渉能力を上げたい人にとって、簿記の資格は大きな力となるのです。数字に強くなると自分の営業予算スケジュールもスムーズに立てられます。

営業先の会計数字を事前に把握することで、適切な営業ができているか確認できますし、今後商材を購入できる資金があるかについての判断も早くなります。

商材を売るだけの営業では気がつけない広告予算の比率が予想できるのも強みのひとつです。

またマネージャーとして上に立ったときにも、簿記の資格は活躍します。マネージャーになれば、自分が商材を売って稼ぐだけではいけません。所属部署全体の損益を考える必要があります。

そうなったときに営業利益がわからない、売上利益もわからないでは先が思いやられますし、部下からの信頼も得られないでしょう。簿記の資格を取っていれば基本的な損益計算はできるはずです。

マネージャーの仕事は数字に強くないと勤まらないといっても過言ではありません。営業成績が抜群ではなくても、数字の強さをアピールできれば、マネージャーとして登用される場合もあるぐらいです。

マネージャーは経理、製作部門、事業企画など、他の部署と連携して仕事をする機会が多いです。その際に基礎的な会計数字が読めなければ、まともな話をするのは難しいでしょう。

他の部署のいいように予算を決められてしまうかもしれません。他部署と生産的な会議をするためには、数字を理解できなくてはならないと心得ましょう。

簿記の資格を取得する際、まずは3級を目指すことになります。3級はビギナーに向けたレベルですが、決して簡単ではなく、1~2週間の短い期間で取得するのは難しいです。

計算に強い弱いで差がでるものの、勉強時間が1日1~2時間であれば3カ月程度は見込んでおくのが無難でしょう。

簿記の勉強は机に向かって頭を動かすだけの普通の勉強とは少し違います。電卓をひたすら叩き、帳簿記入の動作に慣れなくてはなりません。最初はかなりハードに感じるでしょう。

簿記はパターン学習でなんとかなる問題が少なく、読解力や応用力を求める問題が年々増えている印象です。

独学で学習する人はまずテキストを熟読しましょう。次にテキストの問題を解きます。それが終わったら、問題集でさらに問題を解いてください。何度も復習し、自信がでてきたら過去問にも手をつけます。

簿記の勉強はとにかく量が大切です。試験では突然、新しい傾向の問題がでるときがあります。そのときに対応できるかどうかは今まで実施してきた勉強量次第でしょう。

できれば使用する電卓にもこだわりたいところです。クオリティの高い電卓を使った方が問題を解くのが楽になります。簿記の試験は年3回おこなわれます。日程は年によって違うので、事前に確認するようにしましょう。

プログラマー

プログラマー

私たちが生活の中で利用するものやシステム、サービスの多くには、利便性が高まるようなプログラムが組み込まれています。

そのようなプログラムを専門的に組み上げるのがプログラマーの主な仕事です。

ただプログラマーと一口に言っても、どのようなシステムを作成するのかによって、その分類や細かい仕事内容は変わってきます。

例えば、ショッピングサイトで商品を検索し、選び、購入手続きへ進む。このような流れは、「Webプログラマー」と呼ばれるプログラマーが作ったプログラムが作動することによって可能となっています。

また、「ゲームプログラマー」と呼ばれる、ゲームのプログラムを組む仕事や、アプリ用のプログラミングを行う「アプリケーションプログラマー」、家電や電子機器などのプログラミングを行う「組み込み系システムプログラマー」という仕事もあります。

プログラマーはIT事業を行う企業などに需要があり、開発を担当する部署で働くパターンが一般的です。

「プログラマーなんて高卒からじゃ無理なんじゃ?」と感じている方もいらっしゃるかもしれませんが、近年では人材が不足している背景も相まって学歴不問・未経験OKの求人も増えています。

ただし、未経験者でも応募できるからといって全く準備をしないまま選考を受けてもライバルに採用枠を奪われてしまう可能性が高くなります。

事前にプログラミング言語に関する基本知識を取り入れたり、下記で紹介するような資格の勉強をするのも場合によっては有効です。

プログラマーにおすすめの資格

プログラミング未経験者のIT業界の入り口としておすすめの資格は「ITパスポート試験」です。

ITパスポートを取得すれば、社会人として備えるべきIT技術の基礎能力が証明できます。

これを取ったからといってすぐにばりばりのプログラマーになれるわけではありませんが、IT業界に進むための第一歩としては有用です。

ITパスポートを取ったあと、上級のIT系国家取得を少しずつ目指していきましょう。ITは日常でもよく使われる技術ですし、業種問わず、あらゆる分野で目にします。

つまり、ITパスポートはIT業界に進まないとしても、取っておいて損はない資格なのです。

経営、管理、技術など広い分野でのITについて出題されますので、もし合格できればITに関する知識が深まったことを実感できるでしょう。

ITパスポートは国家資格だけあって、取得を推奨している大企業も中にはあります。資格を持つことで昇給や昇格がしやすくなるケースもあるでしょう。

大企業になるほどIT技術をフル活用している傾向があります。ITは便利な反面、基礎知識がないと大きなトラブルになる可能性は否定できません。

法令に違反して会社に大損害を与えるという事態を防ぐためにも、ITパスポートの資格は役立ちます。

ITパスポートの試験はCBT方式で実施されます。CBTは要するにPCを利用したテストのことです。

自分に用意されたPCにIDと受験番号を入力し、時間になったら操作を開始しましょう。

制限時間は2時間で、4つの選択肢から1つを選ぶ方法となります。問題は100問あり、経営全般のステラジ系、IT管理のマネジメント系、IT技術のテクノロジ系の3種類です。

テクノロジ系に関する出題がもっとも多く全体の約5割を占め、あとはステラジ系が約3割、マネジメント系が約2割となっています。試験後は自動採点で、結果がすぐに表示されるのがCBTの特徴です。

ITパスポートの試験会場は全国各地にあり、その数は100を超えます。他の資格よりも、受けられる場所は豊富にあるといえるでしょう。

試験日はその会場によりけりです。月1回のペースで頻繁に開催しているところもあれば、年に2回しか開催しないところもあります。

家から近い試験会場はどこなのか、試験日はいつなのかについてはあらかじめ調べておきましょう。

受験料は5700円です。一度払ってしまうと、払い戻しはできませんので注意してください。確実に受験できる日を選択するようにしましょう。

ITパスポートは総合点で6割以上、かつ、ステラジ系、マネジメント系、テクノロジ系すべてで3割以上点数を取る必要があります。1つでも極端に低い分野があると不合格になるので気をつけてください。

合格率はだいたい5割ぐらいといわれていますので、他の国家資格よりは簡単といえるでしょう。ITパスポートの勉強をする際には、参考書と過去問題集を購入し、繰り返し問題を解くのがベースです。

通信教育や大学の授業で勉強する人もいますが、しっかりやれば独学で十分合格できるでしょう。合格するための勉強時間は個人差がありますが、普段からパソコンを使用している人で、だいたい100時間前後です。

介護職

介護職

介護職は主に高齢者の方や障がいを持つ方が安全・安心に生活することができるように、身の回りのお世話や相談援助を行う仕事です。

基本的には介護保険施設(老人ホームや介護老人保険施設などの総称)や各個人宅へ赴いて業務を行います。

人材不足が続いているため、学歴不問・未経験OKの求人が多くなっているため、高卒の方でも十分就職が可能です。具体的な職種としては下記が挙げられます。

【介護職の代表例】

・デイサービス
・ホームヘルパー
・介護福祉士
・ケアマネージャー
・介護助手

それぞれ職場や働き方が異なりますが、すべて身体の不自由な高齢者や障がい者の方の生活をサポートする仕事ですので、社会や人の役に立つことでやりがいを得たい方におすすめです。

ちなみに介護職はある程度の体力が必要となりますが、コツをつかめば続けられない仕事ではありません。

介護職におすすめの資格

介護職は未経験でもできる仕事ではありますが、資格を取得することで仕事の幅がさらに広がります。

介護職に就きたいのであれば「介護職員実務者研修」をまず受講して、その後「介護福祉士」の資格を目指してみましょう。

介護福祉士は国家資格です。身体や精神に障害がある人の食事、入浴、排泄などの的確なサポート方法が身につきます。

介護する人の身体に直接触れる入浴や排泄はリスクがあるので、そういった仕事がしたい場合は介護福祉士の資格が必要となるでしょう。

介護は施設での仕事だけでなく、在宅介護など、働き方にバリエーションがあります。さまざまなケースに臨機応変に対応するためにも、介護福祉士の資格をとっておきたいところです。

仕事に就くために介護福祉士の資格を取る人が多いですが、なかには家族の介護を見据えている人もいます。

介護福祉士試験の難易度はそこまで高くなく、毎回、受験者の大半が合格します。

試験の内容は筆記試験と実技試験の2種類です。実技試験は、実務経験者や介護福祉養成校の人は免除されます。

実技試験は家族や友人相手に練習をしておくとよいでしょう。

勉強にかかる時間はまったく知識が無い人であっても、半年程度勉強すれば合格できるといわれています。

初任者研修を持っているような人であれば、3カ月程度で合格ラインに達するでしょう。介護福祉士試験の勉強をする際には、最初から模擬問題集を解くのもひとつの手です。

介護福祉士の試験は広く浅く出題される傾向があるため、問題集をたくさん解いてまずは全体像を把握しましょう。

問題が全然わからないようであれば、テキストを確認してください。テストはマークシート形式なので、すべてを完璧に把握しなくても大丈夫です。

テキストを読んでも内容が理解できないものは一旦置いておいて、先に進みましょう。

介護福祉士の試験は介護制度変更の影響を受け、問題が変化することがあります。過去問だけでなく、受験する年に対応した予想問題を解いておくのもポイントです。

介護福祉士の受験料は1万5300円で、試験日は筆記試験が1月下旬、実技試験が3月上旬です。試験会場は北海道から沖縄まで、全国各地で開催されます。

合格ラインの下限は60点といわれていますが、実際は80点以上取らないと安心はできません。合格ラインの点数は、出題された問題の難易度などによって、年々変わります。

さて、気になる仕事はあったでしょうか?自分のやりたいことが見つからずに悩んでいるという方には、就・転職エージェントでプロのキャリアアドバイザーに相談してみるのもひとつです。

相談だけでもOKですし、気になる仕事があれば求人をチェックすることもできます。完全無料で利用できますので、就職先でお悩みの方はぜひチェックしてみてください。


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ちなみに、下記の動画では「未経験からでも始められる仕事10選」を動画でご紹介しておりますので、気になる方はぜひこちらもチェックしてみてください。

高卒の就職におすすめの資格7選

高卒の就職におすすめの資格7選

ちなみに、高卒の就職では、応募する業界や職種で実用性がある資格を持っていると強いアピールポイントになることがあります。

たとえば簿記検定を持っている方が経理事務に応募する場合はアピールポイントとなりますし、営業職の求人では普通自動車運転免許の所持が求められることもあります。

高卒の就職におすすめの資格としては具体的に下記のラインナップが挙げられます。

【高卒の就職におすすめの資格7選】

・宅地建物取引士
・普通自動車免許
・MOS
・ITパスポート資格
・簿記検定
・登録販売者
・TOEIC

MOSや登録販売者あたりは聞き馴染みがないという方も多いのではないでしょうか?詳しくは下記の記事でご紹介しておりますので、ぜひ参考にしてください。

高卒就職の流れと準備について

高卒就職の流れと準備について

さて、ここからは高卒就職の全体の流れをご紹介しながら、必要な準備についてお伝えいたします。

就活の必須アイテムを揃える

まずは就職活動において必要となるアイテムを揃えるところから始めましょう。

スーツ

就活では基本的にスーツが必須です。ファッション業界など、面接へあえて私服で来るよう指示がある場合もありますが、ほとんどの場合はスーツの着用が必要になるため、用意しておきましょう。

男性は明るすぎないネイビーやグレーの無地のものであれば、好印象を与えやすくなります。

女性は誠実な印象を与えたい場合はネイビー、落ち着いていて真面目な印象を与えたい場合はダークグレー、より柔らかな印象を与えたい場合はライトグレーがおすすめです。

ただ、スーツは値が張るものが多く、財布の心配をしている方も多いことでしょう。できれば新品で購入するのが理想的ですが、フリマアプリなどを利用して安めの新古品を狙うのもひとつです。

ただし、スーツは着丈が合っていないと途端に不格好に見えてしまい、面接時の第一印象に良くない影響を与えるとも限りません。必ず詳細に着丈を確認してから購入するようにしましょう。

衣類系小物

そしてスーツの他にも必要なアイテムがあります。靴や靴下、シャツやネクタイ、ベルトなどです。シャツは男女共に白が無難ですが、その他のアイテムは基本的にはスーツの色に合わせるようにしましょう。

ネイビーのスーツであれば黒の革靴(女性はヒールが低めのパンプス)に靴下、黒かグレー、ネイビーのネクタイが合っているでしょう。

カバン

そしてカバンも大切なアイテムのひとつです。必ずA4サイズの書類が入るカバンを用意するようにしましょう。

就活の際には初々しさを出すことも必要ですので、高価な革製のカバンを購入する必要はありません。

ただし、面接の際にリュックやトートバッグを使用するのは避けましょう。就職の現場においては少々カジュアルな要素が強いため、面接官にあまり良い印象を与えない可能性があるためです。

腕時計

ビジネスの場においてスマホを操作するのはあまり似つかわしくないという暗黙の了解があります。面接の際にも、面接会場に入る時点でスマホの電源は切っておくというマナーがあります。

そのため、腕時計をつけていなければ「ビジネスマンパーソンとして時間管理能力に欠けている」と捉える面接官がいないとも限りません。

そのため、面接の際には腕時計をつけておくことをおすすめします。男女問わず、文字盤が大きすぎず全体的に派手な色でないものを選ぶようにしましょう。

男性の場合は黒、シルバー、紺などを基調とした時計であれば印象が良いでしょう。ベルトはメタルベルトでも革ベルトでも問題ありません。ビジネスシーンにふさわしいシンプルなデザインのものを身につけましょう。

仕事選び

次に仕事選びについてです。自分が将来どのような働き方や生き方をして行きたいかを考え、自分が就きたい仕事や業界を考えます。

ただし、自分がやりたいことが直ちに自分に合った働き方になるとは限りません。どんなに自分が望んだ職業であったとしても、実際に就職してみると性格が合わずに苦労するということも珍しくありません。

そこで、事前に自己分析を行っておくことがおすすめです。

自己分析とは、より自分に合った仕事を選ぶために、自分のやりたいことの他、得意分野や不得意分野、やりたくないことを明確にすることで、就職や転職ではほとんどの方が行っているものです。

履歴書の作成

自己分析を経て目指す職種や業界、企業を選定することができたら、次は応募するための履歴書を作成していきます。

応募する先の企業の基本情報を調べる(企業分析)のはもちろんのこと、応募する職種の具体的な仕事内容や業界の動向を把握したうえで、志望動機や自己PRを考えます。

自己分析で明らかにした自分の強みと、その業界や職種、企業で求められている能力を照らし合わせて、共通する部分をアピール要素として盛り込みます。

志望動機にしても自己PRにしても、自分の能力や経験についてアピールする際には具体的なエピソードを添えると説得力が増します。

面接対策

最後に面接対策です。面接会場に入る際のマナーや身だしなみについてはもちろんのこと、応募する業界や職種、企業によって聞かれやすい質問も異なるため、それぞれに沿った対策をあらかじめしておく必要があります。

ただ、面接対策をどんなに詳細に行っても、本番になると空気感はガラリと変わります。その緊張感から頭が真っ白になってしまい、それまでの練習内容がどうしても思い出せなくなってしまうということもしばしばあります。

そのため、面接はいかに場数を踏んで冷静に臨むことができるかも重要となります。しかし、慣れるまでは何度も面接に落ちてしまうというのは避けたいところですよね。

就・転職エージェントでは、応募する企業ごとの傾向を踏まえた履歴書対策や面接対策を行ってもらうことができます。

効果的な志望動機の書き方や、面接で聞かれやすい質問についても細かくアドバイスしてもらえるため、内定までをより効率的に進めることができます。

内定まで完全無料で利用することができますので、就・転職対策でお悩みの際はぜひチェックしてみてください。


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おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。

「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。

しかしどうしても自分の良いところや強みがわからないときにはぜひ、私たち第二新卒エージェントneoに頼ってください。これまで多数の内定者を輩出した確かな実力を持ってあなたの性格を分析、そして安心して働ける求人をご紹介致します。共に楽しい仕事探しを成功させましょう!

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