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【必読】高卒から公務員へ就職する為に押さえておくべき5つのポイント!

景気にも左右されにくく安定のイメージが強い「公務員」

高卒の方で一度は目指そうと思った方も多いのではないでしょうか。しかし、多くの人が考えるという事は人気の仕事であり就職の難易度が高いと思われている仕事の一つでもあります。

本記事では「本当に可能なのか」、「どうすればなれるのか」、「メリットは分かるけどデメリットは」など多くの方が疑問に思う内容をお伝えします。

不安が解消し、この記事が一歩踏み出すきっかけになれば幸いです。


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高卒で公務員になることが可能なのか?


                        

高卒から公務員になれるかどうかの結論

結論から申し上げますと高卒の方が公務員に就職することは可能です。

学歴によって、「大卒程度試験」と「高卒程度試験」の2種類がありますが、学力の目安を図るための差別化であり、学歴に関係なく、公務員試験に合格すれば公務員になれます。

そのため、公務員を目指すうえで学歴はほとんど関係ないので安心してください。また、公務員には「国家公務員」と「地方公務員」の2種類がありますが、どちらも高卒から就職することが可能です。

それぞれ目指せる職種や業務内容が異なるため、具体的な職種は本記事の後半にてご紹介いたします。

存在する試験の種類

次に公務員を目指すにあたってどのような試験が存在するのかをお伝えします。
職種により細かく試験の内容は分かれておりますが大きく分けると2種類です。

(1)各都道府県、市町村が実施する「地方公務員試験」       
(2)人事院が実施する「国家公務員試験」

(1)が地方公務員になるために必要な試験、(2)が国家公務員になるために必要な試験です。いずれも日程が合えば併願して受ける事が出来ます。

特定の職種ではなく公務員になるという目標で受験を行う場合は必ず併願を前提に勉強を進めて行きましょう。

実際どれくらいの人が高卒から公務員に就職しているのか

実際、高卒の方がどれほど受験しているか、その中どれくらいの人が受かるのか(倍率)は気になるポイントかと思います。

試験の種類が多くありますので高卒の方で受験される方が多い試験をメインに抜粋してお伝えします。

地方初級(高卒程度)・・・各県によって倍率に開きがありますが倍率が低い県では1.7倍(令和元年度青森県:警察事務 採用枠6名に対して10人が受験)、倍率が高い県では610,0倍(令和元年度沖縄県:一般事務 採用枠若干名《結果として合格者1名》に対して610人が受験)と数字に大きな開きがあります。

政令指定都市の高卒程度行政事務系・・・政令指定都市は平均的に倍率が高く最も市で5.4倍(令和元年度千葉市)、最も高い市では24.5倍(令和元年度京都市中級)となっております。

国家公務員一般職(高卒試験者)・・・こちらも各地方での募集がありますが令和2年度は全体で13842人が受験し、3075人が最終的に合格しています。倍率では約4.5倍となっております。

※引用元:公務員試験総合ガイド

傾向としては都市部に比べ採用枠の少ない地方が高い倍率となっています。職種別では各県で偏りがある為、受けようと思っている県の倍率は事前にチェックしておきましょう。

地方公務員、国家公務員共通して倍率は各試験で大きく異なっているので特定の職種に捉われず、幅広く併願しておいた方が良いでしょう。

地方公務員と国家公務員の違い

公務員の種類とその違いに関して

公務員は大きく、「地方公務員」と「国家公務員」に分かれます。それぞれで仕事の役割、内容が異なっていますので確認しておきましょう。

国家公務員・・・国の業務を行う官僚の人を指します。よく耳にする職種では「国会議員」「裁判官」「自衛官」「海上保安官」などがこれにあたります。働き方は国に関わる重要な仕事が多いため、激務になりやすいと言われています。平均年収は推定711.0万円(平均年齢43.1歳)となっています。

地方公務員・・都道府県、市区町村単位で仕事を行う公務員を指します。「教師」「警察官」「消防士」などがこれにあたります。働き方は仕事の量がそれほど多く無いため定時に帰れることが多いと言われています。平均年収は651.5万円(平均年齢41.5歳、残業代など各種手当を含む)となっています。

まとめると地方公務員、国家公務員ではそれぞれ仕える対象、働き方、給与に大きな違いがあると言えます。

いずれにせよ、公務員は「民間人の代表」であり、人の役に立ちたいという思いを持っている方であれば、やりがいを感じる仕事であることに変わりはありません。

高卒で公務員に就職するメリット、デメリット

              

次に高卒で公務員に就職するメリット・デメリットをお伝えします。

公務員は 安定しており、働きやすい印象が強いと思いますが、併せてデメリットに触れて就職活動をする際の比較検討する材料にしましょう。

メリット

1.安定性・・・公務員への就職を目指す多くの方が一番感じているメリットは安定性ではないでしょうか。安定していると言われている ことにはもちろん理由があります。

主な理由としては

(1).年功序列制度によって昇給し、ボーナスが必ず貰えること(給与の安定)
(2).転勤が少ないこと(環境の安定)
(3).リストラの可能性が低いこと(キャリアの安定)

が挙げられます。コロナ過でこれまで以上に社会人が不安を抱える中、安定性だけでも非常に大きなメリットに感じると思います。

2.大学の学費がかからず、社会人としてのスタートも早く切れる・・・こちらも捉え方で大きなメリットになると言えます。大学進学の選択をすると受験の費用で数十万円、学費では学部によっては教材費等含めると卒業までに1000万円以上必要とする場合があります。

高校卒業後、公務員としての就職に成功すればこれらの費用の負担を無くす事が出来るだけでなく、周りの同級生よりも早く社会人としてのスタートを切る事が出来ます。

働きながら資格取得を目指しても良いですし、4年間で大きな責任がある仕事に就く事も頑張り次第で可能です。

3.学歴による給与の差が無い環境で働ける・・・求人票(企業の募集要項や労働条件が記載された書類)を見た事がある方はご存知の通り、企業の多くは高卒と大卒で入社時の給与が異なります。生涯年収では3000~4000万円程違う場合もあります。

しかしながら高卒の方の多くが目指す地方公務員ではその差がほとんど無いと言われています。

このことから働く上で重要視される給与において、学歴による差がない環境で働けることもメリットの一つといえるでしょう。

デメリット

1.民間企業への転職が難しい・・・公務員から民間企業への転職は可能ではありますが難易度は高いと言われています。

理由は大きく2つあります。一つは公務員を選んでいる背景から安定志向が強い性格で会社の風土に合わないと判断されること。

もう一つは特に営業職や販売員など数字で成果を求められる職種に転職する場合ですが、「利益」を追求する経験を積んだことが無いため、成果を上げられないのではないかと思われることです。

以上の理由から書類で落とされる場合が多く、公務員から民間企業を受ける場合は書類の添削、面談の対策を行ってくれる転職エージェントを利用する方が多くなっています。

2.専門性が身につきづらい・・・公務員が行う業務は普遍的ものが少なく、スキルとしては身につきづらいと言われています。

また場合によっては異動もあるので一つのスキルを極めたりすることも難しいでしょう。時間をかけ一つのスキルを極めたいと思う人にがデメリットに感じると思います。

3.どれだけ成果を出しても年功序列・・・これはメリットの裏返しで、勤続年数が増えれば確実に昇給はしていきますが、若くして成果を上げた場合でも急に給与が大幅に上がる事はないでしょう。

また、昇進にも勤続年数が条件になる場合があり、若いうちから仕事を頑張りたいという方には物足りなく感じるかもしれません。

【注意!】高卒で公務員試験を受けるには年齢制限がある

                  

年齢制限の具体的な内容

ここまで公務員の仕事内容、メリット・デメリットに関してお伝えしてきましたが、これらは公務員試験に合格し、就職してから得る経験です。

受験をするにあたり、高卒向けの公務員試験の多くには年齢制限という大きな落とし穴があるのでお伝えします。

基本的には以下の2点が受験資格となっております。地方自治体や職種によって異なる場合があるので自分が受けたい自治体・職種の年齢制限は予め確認しましょう。

(1)国家公務員は高校を卒業してから2年以内
(2)地方公務員は18~21歳

高校を卒業し、数年経過している人は特に注意が必要です。

年齢制限がある中でいつからどんな行動が必要か

公務員試験は併願も可能で倍率の高い人気の試験となっております。試験に合格するためには覚悟をもって勉強をすることが必要です。

では、どれくらいの勉強時間が必要かというと、一般的に高卒程度公務員試験の場合、500~1200時間必要と言われています。

3ヵ月では最低で毎日6時間程度の勉強が必要になります。半年~1年間を目安に最初は1時間程度から初めて、試験が近づくにつれ、徐々に4時間~5時間かけて勉強し合格する方が多いようです。

具体的にはは卒業と同時に就職できるように2~3年生の期間を使って勉強を進めるとスムーズに就職ができるかと思います。

試験に受からなかった場合はどうする?

合格率、再受験は

合格率はおおむね10%~20%となっております。これは受験者数よりも採用枠が少ないことから比較的低めの合格率となっています。

また上記でもお伝えした通り地方自治体・職種により合格率にも開きがあります。年齢等の資格を満たしていれば再受験は可能なため合格率の低さから再受験する方は多いようです。再受験する方の特徴としては、併願で民間企業を受けるのが一般的です。

諦めた、年齢制限を超えてしまった場合の選択肢は?

最後に試験に受からなかった、もしくは年齢制限を超えてしまった場合の選択肢についてお伝えします。公務員への就職を諦めるか再度挑戦するかにより2つに分かれます。

(1)公務員への就職を諦めず大卒程度試験に向けて勉強を行う
(2)民間企業への就職

(1)は高卒程度試験に比べ試験内容は難しくなり、同じく倍率の高い試験ですが高卒でも受験が出来る方法となっています。

大卒程度試験は難易度が上がるため、(2)が多くの人の取る選択肢かと思います。民間企業にも安定性の高い企業は存在しており、企業によっては公務員よりも好待遇となる場合も多々あります。

まとめ

  
                        

高卒から公務員に就職するイメージは湧きましたか?

決して不可能なことではなく、正しく準備を進めて行動すれば高卒からでも公務員へ就職することが出来ます。

しかしながら現段階で「公務員を目指す理由がはっきりしない」、「安定はしたいけど沢山のことにチャレンジしてみたい」「民間企業も気になる」などモヤモヤした気持ちの方もいるかと思います。

強い覚悟があれば厳しい試験勉強も乗り越えられるかもしれませんが、就職に向けての覚悟を生むきっかけを作るのも大切です。

そんな時は就職のサポートを専門に行っているエージェントを利用することをおススメします。

登録から就職まで無料のサポートで相談に乗り、プロとして適切なアドバイスをくれます。また不安な履歴書や職務経歴書の添削、面接練習も行ってくれるので安心して、就職活動を進める事が出来ます。

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おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

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