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【必読】通信で資格を取る際押さえておくべきポイントとオススメの資格10選

現代人のライフスタイルが変化していくに連れて、通信講座の内容も日々充実しています。「空いた時間を利用して将来のために何か資格を取っておきたい」と考えている人も多いでしょう。

そんな人にとって通信講座は効率的に学習を進められる魅力的なツールなのです。

本稿では私たちが独自にまとめた通信講座で資格を取るためのポイントと、おすすめの資格を厳選して10個紹介していきます。

人はなぜ資格を取得する?

「なんで皆資格を取りたがるのだろう」という疑問を抱く人も少なくないでしょう。確かに、極端な話で言えば資格は人間が生きていく上で必ず取得しなければならないものではありません。

しかし資格は自分の可能性を広げてくれるものであるという点もまた事実です。一般的に人が資格を取得する理由というのは、以下のように2つのパターンに分けられます。

なりたい職業に必ず必要な為

世の中には数多くの仕事が存在していますが、その中には特定の資格を持っている人でなければ就けない職種というものが存在します。

多くの人が資格の取得を目指す大きな理由のひとつは、自分がなりたい職業に特定の資格が必要となるからなのです。

例えば弁護士や司法書士をはじめとする士業と呼ばれる職業や、医者や薬剤師などの医療従事者などが代表的な例として挙げられます。

このように特定の資格保持者のみが働く事の出来る職業に必要な資格を「業務独占資格」と呼ぶので覚えておきましょう。

業務独占資格が必要となる仕事は一般的に専門性の高い知識や技術が求められるため、年収も高くなる傾向にあります。

スキルの幅を広げる為

「自分のスキルや知識の幅を広げたい」という理由から資格の取得を目指す人も少なくありません。目の前の目標に限らず、将来的に役に立つ資格をコツコツ勉強しておくのも有効です。

例えば最終的に経営側の立場に就きたいのであれば経理系の資格が自分のキャリアアップ(能力や知識で経歴を高める事)を助けてくれるでしょう。

また、資格を取得しておく事で「自分にはこの分野におけるスキル・知識が備わっている」という自信を身につけられます。

良好なメンタルやモチベーションや自分の仕事の成果に繋がりやすいので重要なのです。

資格取得のメリット

実際に資格を取得する事で期待出来るメリットはいくつもあるので、それを目当てに資格の学習に踏み出すというのも良いきっかけになるでしょう。ここからは資格取得によるメリットをいくつか見ていきましょう。

仕事の選択肢が広がる

例えば業務独占資格のように就職にあたって必ず求められるものではなくても、求人情報の募集要項には「有資格者のみ」または「有資格者優遇」といった条件が付いているものが多いです。

資格を取得して自分のスキルや知識の幅を広げておけば、こうした求人に応募出来るようになるため就職先の選択肢を増やす事が出来ます。

特に未経験の業界へ就職を希望する場合には、資格を取得する事で未経験ながらも仕事に対する高い熱意を持っているというアピールが可能なのです。

資格手当がつく

職場の福利厚生に資格手当が含まれているようであれば、給与に手当を上乗せしてもらえるという可能性もあります。これは昇給とは別に加算されるものです。

例えば同じ事務職でも、簿記という資格を持っているかどうかで資格手当の有無が変わる求人は少なくありません。

これはより一層高度な計算力や知識を必要とする業務が発生した場合、有資格者にあたってもらう場面が多いためです。

保育施設では保育士資格の取得によって基本給が変動したり、資格手当の有無が変わったりするケースも少なくありません。

説得力や信頼感が増す

資格は所有者の知識やスキルを客観的に評価するものであり、その価値は社会的に保証されています。したがって自己紹介などの際に資格をそれとなくアピールすれば、初対面の相手からも信頼感を得やすくなるのです。

特に入社直後はまだ自分の人となりが周りに知られていない状態であるため、資格のような分かりやすい指標は自己紹介の取っ掛かりとして重宝します。

職場での良好な人間関係は、今後の生活にも大きく影響するポイントです。資格を持っている事を自慢するのではなく、話の中であくまでさりげなくアピールしてみましょう。

資格取得のデメリット

資格を取得する事は上記のようなメリットが期待出来るので、積極的に学習を進めていきたいところです。しかしその一方で、場合によっては資格の取得が以下のようなデメリットになり得るケースがある事も覚えておきましょう。

時間がかかる

資格を取得するためには学習にある程度時間が必要となるため、就職・転職活動に資格が必要となる場合は余裕を持っておく事が重要です。

資格の取得には大きく分けて「指定の講座を受講するだけのもの」と「試験に合格する必要があるもの」の2種類に分ける事が出来ます。

学習にかかる時間は資格の難易度にもよりますが比較的簡単なものであれば1~2週間程度、難しいものなら1年以上の時間が必要となる場合もあるでしょう。

ただし、就職に際してその資格がどうしても必要という訳でなければ慌てる必要はありません。仕事をしながらでも資格の勉強は進められるので、無理のないペースで学習してみてください。

資格により選択肢が狭まる

資格の取得によって仕事選びの幅を広げるが出来ますが、考え方によっては逆に選択肢を狭めてしまう可能性があるので注意が必要です。

例えば特定分野の資格を取得した事によって、「自分はその業界に就職・転職しなければならない」といった具体に視野が狭まってしまう恐れがあります。この傾向は医療や保育などの業界においてよく見られるものです。

たとえ業務独占資格のような資格を取得したとしても、必ずその仕事に従事しなければならないという訳ではありません。資格はあくまでも「自分の可能性を広げるためのもの」という認識を持っておきましょう。

費用がかかる

資格を取得する一連の流れの中で、すべてを無料で済ませられるというケースはまずありません。教材費・通信費・試験費用など必ずと言って良いほど何かしらのコストがかかります。

これらの費用は資格の学習内容の難易度が高いほど高額になる傾向があるので、学習を始める前にしっかりと確認しておきましょう。

しかしこれらの費用も、言い換えてみえれば未来の自分への投資です。お金をかけた分しっかりと自分を奮い立たせて学習に励む姿勢が大切だと私たちは考えます。

通信で取得できる資格の種類は

ひとくちに通信講座と言っても取得出来る資格の数は膨大です。しかしこれらの資格は3つのカテゴリーに分類する事が可能であり、それぞれに特徴が異なります。通信講座で取得出来る資格の種類は以下の3通りです。

仕事や転職に役立つ民間の資格

民間の機関が運営・主催している資格は膨大な数に及び、その中のいくつかは通信講座の受講を通して取得する事が可能です。基本的には会場での試験が必要なものが多いので注意しましょう。

就職や転職に際して役立つものが多く、難易度も易しいものから難しいものまで幅広くなっています。

法律による規制や効力がないので、社会的にどの程度認知されている資格であるかが重要なポイントになるでしょう。社会的な評価も併せて事前に調査を行い、自分に必要な資格であるかどうかを吟味する事が大切です。

国家資格

数ある資格の中でも花形と知られているのが国家資格です。国家資格は日本政府が法律に則って認定した資格であり、全体的に難易度は高めになっています。

ほとんどの資格が試験会場での受験が必要になりますが、一部のものは通信講座のみでも取得可能です。

業務独占資格のように法律によって有資格者を従事させなければならないものが多く、取得出来れば就職・転職において大きく前進する事が出来ます。

資格によっては受験に条件が設けられている場合もあるので、事前によく確認してから学習を始めるように心がけてください。

趣味を活かした資格

ネイリストやヨガインストラクターなど、趣味を活かして資格に昇華する類のものも通信講座で取得出来る場合が多いです。

全体的に難易度は易しく学習時間も短めで済む上、実生活にも活かしやすいので初めて資格に挑戦する人にもおすすめと言えるでしょう。

多くは民間資格となっていますが、資格によっては転職や独立開業にも十分役立つ認知度があります。ただし良くも悪くもたくさんの人が手軽に挑戦出来るので、資格を持っているという希少性は薄くなりがちな点には注意しましょう。

通信での資格取得までの流れを解説

通信講座で資格に挑戦するには主体的な行動がキーポイントになります。ここからは通信講座で資格を取得までの一連の流れを紹介するので、自発的な行動計画の指標にしてみましょう。

取りたい資格を調べる

まずは自分の興味がある分野や就きたい仕事、将来的な目標といった視点から挑戦したい資格を探してみましょう。

通信講座を開設しているサイトでは自分にマッチする資格を探すための検索機能が備わっている事も多いので、手軽に資格探しを始める事が出来ます。

資料請求

気になる資格が見つかったらいくつかピックアップしておき、講座を主催している団体から資料を取り寄せてみましょう。資料請求は無料の場合も有料の場合もあるので注意が必要です。

資料請求する資格は難易度・社会的な評価・認知度・取得に必要な費用など様々な観点を考慮して選ぶようにしましょう。

申し込み

講座を受講する資格を決めたら実際にコースへ申し込みを行いましょう。ネットや郵送での申し込みが主流となっており、支払いもクレジットカード・振込み・コンビニ支払いなど柔軟に対応している事が多いです。

口座引き落としの場合は一括で引き落とされる場合と、月謝のように定期的な引き落としがかかる場合があるので覚えておきましょう。

学習

支払いが完了して教材が自宅に届く、またはオンライン講座の受講準備が整ったらいよいよ学習に入りましょう。

送られてきた教材を自主的に進めるタイプや定期的に添削したもらうタイプ、オンラインで質問しながら学習出来るタイプなど講座によって様々なスタイルが用意されています。

試験

試験に合格する必要がある資格の場合は学習の成果を活かし、合格点を目指して試験を受験しましょう。自宅で受験出来る場合もありますが、試験会場での受験が必要となる資格も少なくありません。中には最終試験のみ会場で行うというケースもあります。

合格

資格によっては筆記試験の後に実技試験や実務を課している場合もありますが、必要条件を満たしてそれらを終えれば晴れて合格です。

合格証明書や資格証が授与されるケースもあるので、その場合は大切に保管しておきましょう。

おすすめの資格10選

以下では私たちの考える通信講座で取得出来るおすすめの資格を10個紹介しています。自分にマッチする資格があるかどうかチェックしてみてください。

保育士

保育士は国家資格として認定されており、資格を取得してから各都道府県の知事へ登録申請を行う事で実際に保育士として働けるようになります。

保育士として働く場合に限らず、それに順ずるような子どもを扱う施設で働きたい場合にも役立つ資格と言えるでしょう。通信講座による受講だけではなく、最終的には試験での合格が必要です。

筆記試験は9科目で合格率は20%前後と比較的難しい部類の資格と言えます。通信講座の場合は150時間前後の勉強時間が必要です。

無資格でも保育の職場にチャレンジできる場合がありますので興味のある方はエージェントに相談してみてはいかがでしょうか。

ケアマネージャー

ケアマネージャー(正式名称は「介護支援専門員」)は要介護者に寄り添い、介護プランの立案や介護施設との調整業務を行うための資格です。介護業界以外では医療・福祉関連の仕事でも役に立つケースがあります。

各都道府県が管轄する公的資格であり、国家資格という訳ではありません。受験には国家資格(医療に関わるもの)・相談援助・介護福祉士のどれかで5年間以上の実務経験が必要になります。

筆記試験の後には実務研修も控えており、平均的な合格率は18%前後と難易度は高めです。合格には最低でも1年程度の学習時間を要するでしょう。

登録販売者

小売店で一般医薬品を扱う事の出来る登録販売者は都道府県管轄の公的資格となっており、薬局・ドラッグストア・スーパーなど様々な場所で需要があります。

受験資格に制限は設けられておらず、120問の設問を240分で解答する筆記試験での合格が必須条件です。

平均合格率は40%前後と標準的な難易度となっており、通信講座の場合は4ヶ月程度の学習で試験内容に追いつけるでしょう。

ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナーは資産運用や保険の見直しといったお金にまつわるライフプランの提案や相談を行う職業です。

ファイナンシャルプランナーとして独立するだけでなく、金融系や不動産関連などお金に関わる仕事であれば幅広く役立つ資格と言えます。

資格は国家資格と民間資格の2種類が存在しており、一般的には国家資格の方を優先的に取得するのがベターです。

国家資格のファイナンシャルプランナーは1級から3級に分かれており、2級の受験には3級で2年の実務経験を積む必要があります。試験内容は学科と実技が課され、合格率は3級は70%であるのに対して2級が30%前後とやや難しめです。

3級は150時間程度、2級は300時間程度の学習で合格ラインに達するでしょう。

簿記

簿記は仕訳や計算といった経理に必要な知識・技能を評価するための資格であり、ビジネスパーソンの入門資格としても有名です。

1級から3級までのレベル分けが行われていますが、3級でも十分に就職や転職に役立つレベルです。簿記3級の合格に必要な学習時間は50時間程度と言われており、合格率は50%程度と標準的な数値になっています。

120分の筆記試験で70%以上をマークすれば合格です。経理という職種は大小様々な企業で必要とされているので、取得しておいて損はないでしょう。

宅地建物取引士

宅地建物取引士を取得すると不動産売買を行う際に重要事項の説明や、必要書類の作成などが出来るようになります。国家資格となっているので社会的な評価も高く、不動産会社から一般企業まで幅広く活躍の場を広げる事が出来るでしょう。

受験資格はなく学科試験のみですが、平均合格率は約15%と難しめです。学習時間は4ヶ月程度を見込んでおくのが良いでしょう。

ITパスポート

情報化が進む現代ビジネスシーンにおいては、IT関連の基礎的な知識を有している事を示すITパスポートという資格が注目を集めています。

経済産業省が後ろ盾となっている国家資格なので信頼性も問題ありません。技術系の職業にはもちろんの事、PC操作の多い事務職に就きたい場合にも役立つ資格です。

100問の学科試験を120分で解答する試験が課され、平均合格率は約50%と特別難しいという訳でもありません。必要な学習時間は150時間程度といったところでしょう。

ネイリスト検定

美容系の資格としておすすめなのはネイリスト検定です。1級から3級までが設置されており、実務的な知識を証明するためには2級以上の取得が望ましいでしょう。

民間資格ですが取得すればネイルサロンや化粧品店への就職・転職が有利になります。

試験は筆記と実技の2段階になっており、平均合格率は1・2級ともに40%前後です。見た目の感覚や実技能力が重要になる資格なので、通信講座と併せて色々な動画やイラスト教材を利用してみてください。

ヨガインストラクター

ヨガインストラクターとして働くにあたって資格は必要ありませんが、技術を証明するための民間資格がいくつかの団体で設けられています。日本国内で有名なのは日本ヨガインストラクター協会(JYIA)が主催しているものでしょう。

クラスは上からシニア・アドバンス・マスターの3段階で、それぞれのコース修了時間は60時間・59.5時間・38.5時間となっています。資格によって修了時間は異なりますが、ひとつの目安にしてみてください。

筆記や実技といった試験が課される訳ではなく、所定の講座を修了すれば資格が授与されるタイプです。ヨガインストラクターの活躍な場は幅広く、スポーツジム・カルチャースクール・フィットネスクラブなど様々な場所で働く事が出来ます。

愛犬飼育スペシャリスト

動物が好きで動物の近くで働きたいという人には、愛犬飼育スペシャリストという資格がおすすめです。民間資格であり公益社団法人日本愛玩動物協会が認定元となっています。

犬の飼い方・しつけ方・トレーニング方法といった基礎知識を身につけるための資格となっているので、ペットショップやペットシッターといった職種で活用出来るでしょう。

具体的な合格率は非公開ですが、毎年の出題傾向から見てさほど難易度は高くないと言われています。学習時間はゆっくり進めて4ヶ月程度でしょう。試験はマークシート方式の学科試験です。

まとめ

資格の取得を考える際はまずそのメリットやデメリットについて熟考し、本当に自分にとって必要な資格かどうかを見極めましょう。就職や転職ではちょっとした時間のロスが意外と痛手になったりする事もあります。

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