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社内ニートは会社でどう過ごす?社内ニート側の想いと脱却する為のポイントを紹介

社内ニートと呼ばれる社員の存在を知っていますか。

耳にしたのも初めてで、どのような存在かも想像がつかないという人はこれを機会に知っておきましょう。

知らずに過ごしていたら、いつの間にか自分が社内ニートになってしまうかもしれません。

この記事では、社内ニートとはどのような存在なのか、脱却するためには何が必要なのかということについて解説します。

社内ニートとは

社内ニートとは、会社に出社しても仕事を与えられず、1日中暇を持て余しながら過ごしている人たちのことです。

昔から「窓際族」という言葉はありましたが、窓際族は数年後には定年を迎える年代を指す言葉でした。

しかし、社内ニートは違います。働き盛りの若者も多く含まれており、20~30代を中心に増えているという状況が発生しています。

彼らは、社内での評価が低く、このままではキャリアアップを望めません。ただ毎日出社し、時間をつぶして帰るという生活を繰り返している状態です。

そもそもニートとは20世紀の終わり頃にイギリスで生まれた言葉で、Not in Education, Employment or Trainingという言葉の頭文字をつなげて読んだものでした。

元々は、学校教育を受けるわけでも働くわけでも職業訓練に参加するわけでもなく、何もせず1日を過ごす若者を意味していました。

日本では、学校に通っているわけでも就業しているわけでも家事をしているわけでもない無職の人のことをニートと呼んでいます。

ですから、本来のニートは働く意欲のない若者を指しているのですが、社内ニートは最初から意欲がないわけではありません。働きたくても働かせてもらえず、次第に意欲を失っていく人たちです。

社内ニートは、仕事がないながらもほとんどの場合が正規雇用の社員です。楽して給料をもらっているように見られがちですが、実際は毎日居心地の悪い時間を過ごしています。

社内ニートの1日

社内ニートと呼ばれる人たちが、すべて同じような過ごし方をしているわけではないでしょう。

しかし、出社から退社までの間、時間の持て余しながら過ごしているという点では共通しています。そこで、代表的な社内ニートの1日の過ごし方を見てみましょう。

8時20分までに出社

8時20分~8時40分 朝礼・ラジオ体操

8時40分~9時 メールチェック

9時~12時 自由時間

12時~13時 昼休憩

13時~17時 自由時間

17時以降 随時帰宅

冗談のように見えますが本当です。社内ニートと呼ばれる人たちは実際このような時間の過ごし方を毎日しています。自由時間・余暇の部分をもっと細かく書いている人もいるので、そちらも確認してみましょう。

朝8時30分までに出社

8時30分~8時45分着替えをして朝のルーチンワーク

8時45分~9時始業時間までお茶を飲んで待機

9時~席に着くが仕事がない。とりあえずExcleを立ち上げておく

10時~暇なのでトイレに行ってみる。帰りにロッカーの中を整理して5分ほどつぶす

10時30分~ようやく1本問い合わせの電話が入ったので応対。3分ほどで終了

11時~手を動かさないと寝てしまいそうなので、ネットサーフィンを始める

12時~13時昼休憩。自席でお弁当を食べ、しばらく昼寝

13時~午後の仕事時間が始まるが特に仕事はない。再びExcleを立ち上げておく

13時30分~問い合わせの電話が立て続けに2本入る。時間をかけてゆっくり対応

14時~上司に「忙しいところ悪いが」とイヤミな前置きと共に会議資料のコピー取りを頼まれる

14時15分~再び暇になる。仕方がないので、地図アプリを開いて旅行気分を味わう。

15時~問い合わせ電話が入るが、タッチの差で他の人に取られる。仕方がないのでコーヒーブレイクする。

16時~やることがなくて暇なので、机の中を整理整頓。使っていないからすぐに片付いて終わる。

17時~1件電話が入るが、担当者に回すだけだった。

17時20分~退社10分前なので、帰る準備を始める。

17時30分~定時になったので帰宅。

内容は細かくなっていますが、結局、出社した後の過ごし方は前の例とほとんど変わらないことがわかります。ほんの数件電話応対とコピー取りをしていますが、それ以外は自由時間・余暇と昼休憩しかありません。

なぜ社内ニートになるのか

社内ニートと呼ばれる人も、入社当初からそうだったわけではありません。では、なぜ社内ニートになってしまったのでしょうか。ここからは社内ニートになってしまった原因について見ていきましょう。

会社要因

会社側に問題があり、社内ニートが生み出されているケースがあります。そのような会社に入社してしまったら、不幸としか言いようがありません。まずは、会社要因で社内ニートになってしまうケースを4つ紹介します。

人員配置

まず、社内ニートが生まれやすいのが人員配置に問題がある場合です。仕事量が少ないのに、多めに人数を配置してしまうと、一人当たりの仕事量が少なくなります。

予定以上に新卒社員を採用してしまった場合や、新しく部署を立ち上げた場合などにありがちな原因です。

もし、配置された全員がやる気のない部署なら、部署全体が社内ニートばかりになるでしょう。しかし、実際は人員配置のミスで作業量と人数がアンバランスになっても、全員がニートになってしまうことはありません。

仕事を段取りよくこなす人のところに多くの仕事がいき、要領が悪い人のところには仕事がいかないからです。

つまり、問題となる多くの場合は、仕事量が少ない部署に、多くのベテラン社員と1人の新人社員が配置された状態だといえます。新人社員は簡単に社内ニートにされてしまうでしょう。

会社側は、暇な部署なら丁寧に新人の指導ができると考え配置するのかもしれません。しかし、新人を育てる意思のないベテラン社員ばかりの中に入れてしまったら最後です。

自分たちだけで仕事が十分回るので、最初に仕事のやり方をレクチャーしてもらえるかもしれませんが次第に放置するでしょう。

季節要因(閑散期)

季節的な要因によって社内ニートができてしまう場合があります。世の中、常に一定量の仕事がある会社ばかりではありません。

小売業や観光業など、繁忙期と閑散期がはっきりしている業種や職種もあります。

季節による仕事量の変化が大きい会社の場合、閑散期に入ると急激に仕事が減ってしまうのですが、量が減った仕事の割り振りは、均等に行われるわけではありません。

要領よく仕事をこなす人のところにはより多く、うまく仕事をこなせない人のところには少なく割り振られることになります。

元々暇になりやすい閑散期ですから、仕事を少ししか割り振ってもらえない社員は暇を持て余し、社内ニートになってしまうのです。

ただし、このような会社では閑散期が終わればまた忙しくなるので、力を蓄える時間と割り切ることで乗り切れるかもしれません。

暇な時間を有意義に使って、スキル磨きなどに使えば、次の閑散期は社内ニートの候補からはずれる可能性もあります。

上司の指示不足

教育体制が整っていない会社に入社すると、新入社員はいつまで経っても入った時のまま、何も教えてもらえず、仕事も与えてもらえないまま放置されるかもしれません。

誰が何をどの順番で教えていくかということが決められていない会社の場合、責任を押し付け合って誰も新人の教育を買って出ない可能性があります。

先輩社員にしてみれば、わざわざ新入社員に手取足取り教えてやらせるよりも、自分がやった方が明らかに短時間で終わります。

ミスも起こりにくいでしょう。しかし、新人社員にやらせたら、できるようになるまで時間がかかります。

手取足取り教えている間は自分の仕事をストップさせなければならないこともあるでしょう。さらに新人がミスしたときには代わりに謝らなければならないのです。

やらせるよりも自分でやってしまおうと考える人がいてもおかしくありません。

きちんと教育体制が整っている場合でも、たまたま指導力がない上司の下についてしまったら、社内ニートにされてしまうこともあり得ます。その場合は不幸としか言いようがありません。

仕事ができないと判断され機会を失っている

社員の能力を正しく評価できない会社に入社した場合も社内ニートになってしまう可能性が高いといえます。不当に低い評価をされてしまうと、できる仕事があっても回ってこないからです。

本人に何らかの原因があって仕事を干されることになったのであればすっきりするかもしれません。

しかし、何が原因で仕事が回ってこないのか理解ができない状態です。どのように改善すればよいかわからず社内ニートから抜け出すことができません。

たとえば、学歴だけで誤った判断がされる場合です。この程度の学校の卒業生なら英語はできないだろうと勝手に判断されてしまう場合があります。

ところが、海外で生活していたことがあり、ネイティブ並みに英語が話せるというケースもあります。そうなると、完全に会社側の判断ミスで、せっかくの語学力を活かす機会を失っていると言わざるを得ません。

語学に限らず、会社の判断ミスのせいで活躍の場を得られず社内ニートに甘んじている人がいます。このような場合は、他に活躍の場を探した方がよいでしょう。

自己要因

社内ニートに陥った原因が本人にある場合もあります。本人にその自覚がない場合は、なかなか社内ニートから脱却できません。

どのようなことが原因となり得るのか、きちんと知っておきましょう。ここからは、社内ニートになる自己要因について紹介します。

主体的に仕事を探していない

会社によっては社員の自主性に任せているところもあります。仕事は自分で探すものだという考えが浸透している会社で、誰かが仕事を与えてくれるのを待っているだけの人は嫌われるでしょう。

仕事に対する姿勢が違うからです。与えられた仕事はきっちりこなしているため、本人は仕事ができるつもりでいます。

しかし、自主的に仕事を探してこなしている周りの社員からすれば、仕事に対する姿勢が甘く感じられても仕方がありません。

周りの社員がそれぞれ自分で見つけてきた仕事をしているのに、1人だけ仕事が自分のところに回ってくるのをただ待っているとしたら、反感を買うことになるでしょう。

ただし、この場合は仕事を与えずに干しているわけではありません。社内ニートになっている本人が、自分がする仕事を自分で作り出す必要があることに気付けば、社内ニートから脱却できる可能性があります。

初歩的ミスが多く、繰り返している

何をやっても初歩的なミスばかりで、しかも何度も同じミスを繰り返してしまうという人がいたら要注意です。

問題意識の低さが目立つと、誰も一緒に仕事をしたいと思わないでしょう。このような人には誰も手を貸したがらないため、孤立して社内ニートになりやすいといえます。

この原因に関しては、明らかに本人に問題があるといえます。せっかく仕事のやり方などを教えても、まったく覚えていないため、何度も同じことを説明しなければなりません。

自分の時間を割いて付き合っても、本人は平気で忘れてしまうのですから、忙しい人ほど関わりたくないと思うでしょう。

もちろん、物事をなかなか覚えられない病気や、教えてもらっても長時間覚えていられない病気の場合は仕方がありません。

病気が原因であることがわかれば、周囲の人も全面的にバックアップするでしょう。本人が頑張っている様子が見えれば、周囲も支えようと思います。

しかし、あっけらかんとして同じようなミスばかりを繰り返すようでは味方になってくれる人はいなくなってしまうでしょう。

上司とのコミュニケーション不足

上司とのコミュニケーションがうまく取れていないことが原因で社内ニートになってしまうこともあります。

まず、コミュニケーション能力が欠如している社員は、上司とうまく意思の疎通がとれません。

上司が仕事を任せようとしても、話をきちんと聞いていなかったり、話した内容を理解していなかったりするので、やがて仕事を任すのをあきらめてしまいます。

自分中心の考え方しかできず、上司の注意や指導を無視する人も、社内ニートになりやすいでしょう。教育しづらいだけでなく、たびたびトラブルになるため、上司が相手にしなくなってしまいます。

社内ニートになりやすいタイミングがある!?

会社には社内ニートになりやすい時期やタイミングがあります。それがあらかじめわかっていれば、社内ニートになるのを避けられるかもしれません。ここからは、社内ニートになりやすいタイミングについて解説します。

新卒の一年間

まず、会社に入って1年目は社内ニートになりやすい時期といえます。なぜなら、まだ会社で自分が何をやるべきか、何ができるかがわかっていない時期で、1人で仕事をこなせるようなスキルも身に付いていない時期だからです。

会社側の教育が追い付いていない場合、いきなり仕事の現場に放り込まれ、何もできない状態のまま放置されることになります。

部署によって仕事量にばらつきがある会社もあります。仕事の量があまりない部署に配置された場合、数少ない仕事が新人に回ってくることはなかなかありません。

時間に余裕があるからといって、時間をかけて指導してもらえれば仕事を覚えられますが、そうでない場合がほとんどです。

ベテランの社員がやった方が早いという理由で、何もさせてもらえないことが少なくありません。それではいつまで経っても仕事を覚えられないため、社内ニートになってしまいます。

自分で進んで仕事を探さなければならない部署の場合は、受け身で仕事に取り組んでいると社内ニートになってしまいがちです。そのような部署では、自ら意欲を見せ、仕事を取りに行く必要があります。

異動

異動によって部署が変わると、これまでとは仕事のやり方が変わってしまうことがあります。新しい部署に移ったときに、自分から声をかけるタイミングを逸してしまうことが社内ニートのきっかけになることが少なくありません。

その部署にはその部署のやり方があるだろうと、遠慮しているうちにやり方を聞きそびれて社内ニートになってしまいます。それは受け入れる側も同じです。

他の部署で働いていた人に、新入社員のようにやり方を説明するのは失礼だと思って遠慮してしまうこともあるかもしれません。

しばらくは気にして様子を見ていますが、しばらく経つともうわかったから聞いてこないのだと勝手に思い込んで、声をかけるのを躊躇してしまうこともありがちです。

お互いに遠慮し合うことによって仕事を頼まなくなったり、簡単な業務ばかりになったりします。

退職が決まっている

近々退職が決まっている場合、仕事が与えられなくなることは珍しくありません。今後も社内に残る他の社員に優先的に仕事を割り振るため、ほとんど仕事がもらえなくなったり、簡単な仕事ばかりになったりするのです。

これは、ある程度仕方がないことといってよいでしょう。これからも社員であり続ける人と、辞めてしまう人とどちらが会社にとって大切かといえば当然前者です。

退職する人が抜けた後、それまでその人がしていた仕事を他の人ができるように仕事を割り振っています。

退職者の穴を埋められるように教育しているので、それまでその人がしていた仕事を他の人に割り振るのは当たり前で、そのために仕事量が減るのは仕方がないことです。

社内ニート側の思い

傍から見ている人の中には、楽に給料が手に入ってうらやましいと思う人もいるでしょう。

しかし、社内ニートになってしまった側は、決して楽ではありません。案外苦しい思いをしているのです。ここでは、社内ニートの立ち場になってしまった人がどのように感じながら過ごしているのかを紹介します。

なりたくてなったわけではない

まず、周囲の人に知ってほしいことは、社内ニートに自らなった人はいないということです。社内ニートになりたくてなった人はおそらく1人もいません。

気付いたらいつの間にか社内ニートの状態になってしまっていた人たちばかりです。ですから、なぜ自分がこのような目に合っているのか、なぜ仕事をさせてもらえないのかわからず困惑しています。

決して楽をしたくて仕事をしていないのではありません。させてもらえる仕事がない状態です。やれる仕事があるならやっています。他責になりますが、初めから何も教えられず放置されていたせいで、社内にできる仕事がありません。

社内ニートになりたくてなったわけではないので、できれば早く脱却したいと思っています。

現状を変えられるならすぐにでも変えたいという思いです。しかし、どのようにしたら現状を変えられるのかがわからず、毎日同じような時間の使い方をして無為に過ごしています。

周囲からの目線は感じている

周囲からの冷たい視線に気付かないわけがありません。「なぜ、働かないのに一人前の給料をもらえるのか」「まるで給料泥棒だ」と言われていることにも気が付いています。

毎日、出社するたびに向けられる厳しい目、心の中で言われているだろうイヤミを痛いほどに感じるので、社内で過ごす時間がとてもつらいです。

何も感じず気楽に過ごしているように傍からは見えるかもしれませんが、決してそうではありません。

始業ギリギリに出社して、定時調度に帰宅するのは針のむしろに座らされているような状態から逃れたいからに他なりません。

自分でも仕事をしていないのに会社で過ごさなければならないことに疑問を感じています。できることなら仕事をさせてほしいと思っているくらいです。

それでも仕事をもらえません。仕事がないのに長時間会社で過ごさなければならないことが苦痛だということをわかってほしいと思いながら、周囲からの厳しい目線に耐えています。

時間を持て余し困っている

仕事をせずに遊んで過ごせてうらやましいなどと思わないでください。社内ニートになってしまった身からすれば、仕事で忙しくしている人の方がうらやましいです。

何も好きでデスクの前で1日中、暇な時間を過ごしているわけではありません。会社は仕事をする場所だということもよくわかっています。

ですから、毎日時間を持て余して困っているのです。忙しくて時間のやりくりに困っているというのであれば、その忙しさを自分に譲ってほしいと思っています。

時間はあればあるほど良いというわけではありません。つぶさなければならないほどの時間はどのように使えばよいか本当に迷います。

時間の無駄遣いをしていることも実感しているので、もう少しましな時間の使い方ができる立場になりたい、社内ニートを脱却して、正常な時間の使い方をさせてもらえる立場になりたいという思いが強くなります。

社内ニートから脱却する為の方法3選

社内ニートから脱却したいのであれば、自分から動きましょう。誰かが気付いて、手を差し伸べてくれるのを待っているだけでは何も変わりません。

ここまで紹介した原因も多くは自分の行動を改善することで解決できたこともあります。ここでは、社内ニートから脱却するための効果的な方法を3つ紹介します。

現状を上司に相談

社内ニートから脱却したいなら、最初にしなければならないのは上司に現状を伝えることです。

このようにいうと、「上司は気付いているのに何もしてくれない」「わざと自分には仕事を振らないようにしているのだから、今さら何を言っても無駄」などというかもしれません。

しかし、本当に上司は現状に気付いているのでしょうか。社内ニートができてしまうような職場の場合、案外上司自身が自分の仕事に手いっぱいで、周囲の様子に気が付いていないことがあります。

上司でありながら、部下の様子を見る余裕がないため、社内ニートがいることに気付いていないだけかもしれないのです。

とにかく、上司が現状に気付いているのかどうかを確認することは避けて通れません。自分が割り振っている仕事の量が人によって違うことにすら気付いていない上司もいます。

現状を上司に気付いてもらうだけで、社内ニートの問題が簡単に解決するかもしれません。初めから無駄だなどと思わず、上司に現状を伝えるようにしましょう。

成長の時間になるよう目標をもって学習する

せっかくあり余るほどの自由時間を与えられているのですから、自分を成長させるために使いましょう。

国家資格をはじめ世の中にはたくさんの資格試験があります。現在の仕事に活かせるものでなくても構いません。

自分がもっとも興味を持った資格にチャレンジしてみるとよいでしょう。日中仕事をしながら資格試験も目指す場合は、時間のやりくりが大変です。

しかし、社内ニートには勉強に使える時間がたっぷりあります。それを有効活用しないのはもったいないことです。

とはいえ、社内ニートになっている人でも、就業中堂々とテキストを広げて勉強するのは難しいかもしれません。テキストのコピーをノートに貼って目立たないようにするなど工夫がいるでしょう。

まずは現在の仕事に役立つ資格や、自分の強みを伸ばしたり、弱点を克服するスキルを身に付けましょう。

思い切って転職をする

会社要因で社内ニートになってしまった人の場合、転職で職場自体を変えることが、もっとも効果的な脱却方法になるでしょう。

また環境を変えなければ、癖になりどんどん仕事への意欲が下がり周囲との差が開いていきます。

会社のせいで社内ニートになっている本人が、そのことをいくら会社に訴えたとしても、会社が積極的に解決を図ってくれる可能性が低いからです。

社内ニートを作り出しているにもかかわらず、そのことを気にしない、あるいは気付かない会社なので、そのまま働き続けても状況は好転しないでしょう。思い切って環境を変える決断が必要です。

会社や上司が不当に低い評価しかしてくれないと感じている人の場合も同様です。転職は環境を変えるよい機会になります。

出社しても1日中暇な時間を過ごすのであれば、転職の準備に有効利用しましょう。希望の転職先で必要としているスキルは何なのかを研究しその習得を目指します。

社内で過ごす時間を勉強に使って、少しでも多くのことを身につけてから転職に踏み切りましょう。転職を思い立った日から、有り余っている時間を無駄に使ってはいけません。自分を高めるための時間に使いましょう。

まとめ

社内ニートは、短期的な視点で見れば、重い責任を持たされることがないので、ストレスなく働ける楽な立場かもしれません。

しかし、長期的な視点でみるとキャリアアップの可能性がない危機的状況だということを自覚しましょう。

仕事に対する熱量が感じられないのは、仕事内容自体に問題がある可能性があるので、転職も視野に入れ、今一度自分自身のキャリアプランを練り直してみましょう。

その際には、転職エージェントを利用し、キャリアアドバイザーからアドバイスを受けるのがおすすめです。


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