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挫折を成功に変える4STEP|挫折経験がある人だけが持つ強みとは

人生、上手くいくことばかりではありません。むしろ挫折や失敗を繰り返しながら、人は先に進んでいくのではないでしょうか。

とはいえ、挫折は辛く苦しいもの。先が見えなくなり立ち上がるどころか、そこからどう行動すべきかすら分からなくなることも多いです。

挫折を経験したとき、次にどう動けばいいのか。その具体的な指針を探ってみましょう。

挫折とは?

そもそも「挫折」とは何なのでしょうか。挫折とは、目的を成し遂げる前に途中で駄目になってしまい、完全に頓挫してしまうこと。あるいは自身が目的達成の意欲ややる気を失ってしまうことを意味します。

挫折は「失敗」とよく似ており、混同されることも多いですが、この二つには違いがあります。

確かに「目的が達成できなかった」という意味では同じですが、失敗が出来事や事実を表すのに対し、挫折は「目的を達成できなかった」、「期待通りの結果が得られなかった」ときの気持ちを意味します。

挫折は「現象を受け止めたときの気持ち」に重きを置いた表現です。失敗と挫折の大きな違いとして、挫折には努力が付随するというものがあります。

挫折感は、前向きに努力したにも関わらず駄目だったときにこみ上げてくる感情です。だからこそ挫折経験は重く、次のアクションを起こすことが難しくなります。

就活ではしばしば挫折経験について問われることがありますが、これは本人が「折れてしまった」と感じた後再起できる人材か判断し、その後どのように努力したかそのプロセスを知りたいからなのです。

挫折しやすい人の特徴

実は、挫折しやすい人には特徴があると言われています。自分に当てはまるものがないか確認してみましょう。

まずよく言われるのが、プライドが高い人です。プライドの高い人は自信があるように見えて実は人一倍傷付きやすいという側面を持っています。

それだけにちょっとしたことを大きく受け取り、必要以上に落ち込んでしまうのです。また、プライドが高いと言うことはその裏には大小あれど成功経験があります。それだけに成功したやり方に固執してしまい、新しいやり方にチャレンジできず挫折してしまうことがあるのです。

プライドの高い人とは逆に、自己肯定感が低い人も挫折を経験しやすい人です。自己肯定感とは、自分の価値や存在意義を認める感情のことを言います。

これが低いので、周囲の人に置いて行かれないよう必死に努力しています。

常日頃から頑張っているため、責任の重い仕事を任されるなどして強いプレッシャーがかかると、慌てて普段とは違う行動を取ってしまったり、ここ一番で自分を信じ切ることができず挫折に繋がってしまうのです。

自分と向き合うことがない人も、挫折しやすいです。基礎能力が高いと、一定のレベルには苦もなく到達できてしまうので、自分はどんな人間なのか、何が得意で何が苦手なのか考えることをしません。

するとその一定のレベルを超えたところから伸び悩むようになるため、何をしても自分は上手くいかないと考えるようになってしまうのです。

「挫折しやすい人」とは「挫折感を感じやすい人」であって「何をやっても失敗してしまう人」ではないということはしっかり押さえておきましょう。

具体的な挫折経験にはどのようなものがあるのでしょうか。よく挙げられるのが、大学受験や就職活動です。

どちらも人生の大きなイベントであり、そこに向けて長い時間をかけて必死に努力するため、望み通りの結果が出なかったときの落胆が大きくなります。

また、合否がはっきり出るところも「駄目だった」と感じる大きな理由になります。怪我でスポーツを断念した、というのも挫折経験になります。

長い期間取り組んでいたり、大きな目標を掲げていたときは特に大きな無念を感じることになるでしょう。人間関係や周囲の環境など、外部要因が挫折経験に繋がることもあります。

転校先に馴染もうとしたが上手くいかなかった、アルバイトの新人研修を担当したがコミュニケーションが上手くとれなかったなど、「相手と上手くいかなかった」経験が挫折感になることもあるのです。

挫折経験がある人の強み

挫折は非常にネガティブな印象を持つ言葉ですが、裏を返せば「挫折したと感じるほど努力した」ということでもあります。

頑張ったという実感がなければ、人は「挫折した」とは感じません。一つのことに必死で取り組み努力できる、というのも立派な才能です。そう考えれば、挫折も決して悪いことばかりではないのではないでしょうか。

また、挫折はこの先に待つ成功に繋がっていると考えることもできます。取り組んでいたことが駄目になったとき、人はその原因を探って次に繋げようとします。

自分に足りなかったものは何か、次に成功させるためにはどうすればいいのか。この一連の作業によって人は成長するのです。挫折は辛いものですが、長い目で見れば成長の糧となり自分の伸びしろとなるものなのです。

挫折を乗り越えるには、経験と胆力が必要だと言われています。「挫折したが自分はそこから立ち上がれた」という経験は少なからず自信になります。

人生、いつどこで何が起こるか分かりません。順調に暮らしていてもある日突然怪我や病気を背負うかもしれませんし、突如勤め先がなくなったり、住む場所がなくなったりするかもしれません。

そうした理不尽な出来事が起こったとき、それを乗り越えられるかどうかはやはり胆力にかかっています。そう考えれば「今のうちに挫折を経験しておいてよかった」と考えられるようになるかもしれません。

挫折を成功に変える4STEP

挫折は辛く苦しいものです。いくら成長への糧と言われても、すぐに動き出すのは難しいということが多いでしょう。挫折を乗り越え成功に繋げるためには、どのように行動すれば良いのでしょうか。順を追いながら確認していきましょう。

STEP1.成功するための糧を得たとポジティブに捉える

STEP2.挫折の原因を明確にする

STEP3.挫折経験から成功させる方法を考える

STEP4.もう一度チャレンジする

成功するための糧を得たとポジティブに捉える

まずは気持ちを整えることが大切です。挫折した直後はショックから「自分はなんて駄目な奴なんだ」と思ってしまいがちですが、まずこのマイナス思考を止める必要があります。

ネガティブな感情に囚われていると、それだけ回復が遅れてしまいます。挫折感は努力したからこそ感じるものです。まずは挫折するほど頑張った自分を認めて褒めてあげましょう。

自分で自分を褒めるのが難しかったり、一人でいるとマイナス思考が止まらないときは、親しい友人や家族などに気持ちを預けてみるのもおすすめです。

信頼する人であれば、努力を評価することはあっても、挫折を責めたり笑ったりすることはないはずです。

信頼できる誰かと一緒にいることで、メンタルが回復に向かうことも多いです。周囲に迷惑をかけたくない、という思いが強いときはカウンセラーなどに話を聴いてもらうのもおすすめです。

挫折したことから一旦距離を置くのもいいでしょう。部活で挫折をしたときは、「一度競技から離れてみる」、受験が上手くいかなかったときは、「少しだけ勉強を休んでみる」、そうすることで気持ちがリセットできるかもしれません。

離れるのが難しいときは、何か新しい趣味や活動を始めてそちらに力を入れてみる、というやり方もできます。気持ちが落ち着いてきたら、この挫折は成功への糧とポジティブに考えるよう頭を切り替えていきましょう。

挫折の原因を明確にする

挫折を成功への糧とするには、やはり何故挫折してしまったかその原因を明確にする必要があります。

焦る気持ちを一旦ぐっと堪えて、まずは自己分析から始めましょう。何故駄目だったのか、自分には何が足りていなかったのかなど、考えるべきことはいろいろあります。

辛い経験を思い返すのは苦しいですが、自分を誤魔化すことなく深掘りしていきましょう。原因がはっきり分かれば、必ず次のチャレンジの助けになるはずです。

自分で原因を探るのが難しいときは、信頼できる人に話すというのも有効な方法です。

これは相手からアドバイスをもらうため、というより人に話すことで考えを言語化するためです。原因を客観視し分析する他に、誰かに話を聞いてもらって気持ちを安定させる、という効果もあります。

挫折経験から成功させる方法を考える

挫折してしまったときは、心が非常に弱っています。取り返そうとがむしゃらに突き進んでは、また同じことを繰り返すかもしれません。

心を一度落ち着け原因を分析したら、それを元に成功に辿り着くための道筋を考えることが大切です。まず、目標をできるだけ具体的かつ実現可能なレベルに落とし込みましょう。

「夏までに痩せる」というのは現実的ですが、あまり具体的ではありません。数字にできる目標なら「8月までに5キロ痩せる」など、具体的な数字を考えておくようにしましょう。

「志望校に合格する」というのも、その学校のレベルと自分の学力が釣り合っていなければ現実的ではありません。理想を高く持つことは大切ですが、まず無理のないゴールを設定することが大切です。

ゴールを明確にしたら、次はそこに至るまでの道のりをいくつかの短期目標に分けていきます。ここで大切なのが、大きすぎず小さすぎない、ちょうどいい目標を設定するということです。

大きすぎると辿り着く前にバテてしまいますし、小さすぎると飽きてしまいます。常にちょうど良い負荷が自分にかかるよう、目標を設定しましょう。

また、結果より行動に注目することも大切です。ダイエットなら「この日までに2キロ」よりも「週に一度はジムに行く」「月、水、金曜日はウォーキングをする」といった目標の方がおすすめです。

何キロ痩せるかは結果です。それより自分の努力で変えられる行動を短期目標に置きましょう。

目標が定まったら、短期目標と最終的な目標に期間を設定します。大学試験など最終的な目標の日時が決まっている場合は、そこから逆算して短期目標を設定していきましょう。

無理なく進めていけるよう、短期目標にかかる時間を考えて、積み上げ式で期限を設定していくのもおすすめです。

目標達成を阻む障害を洗い出すことも必要です。目標までの道のりには、思わぬ邪魔や誘惑が表れるものです。

ダイエットを目標にするなら、仕事での会食や家族のパーティなど、つい食べ過ぎ、飲み過ぎてしまう場面を想定しておく必要があります。更に、それをどのように回避するかも決めておきましょう。

このとき大切になるのが、否定ではなく能動的な行動として考えておくことです。「お酒や食べ物をすすめられても断る」ではなく、「ダイエット中なのだと相手にはっきり伝える」と自分ができる行動として考えておきましょう。

もう一度チャレンジする

挫折を挫折のままにするのか、成功への糧とするかの分かれ道。それは再挑戦するかどうかにかかっています。対処法をしっかり頭に入れた上で、次のチャレンジに望みましょう。

気持ちの切り替えが上手くいったのなら、熱が冷めないうちに再チャレンジするのがおすすめです。一度熱が冷めてしまうと、どうしてももう一度エンジンをかけるのに時間がかかります。

また、「次の一手」を打ち続けることで、挫折の痛手がなくなっていくというメリットもあります。

理由を考える余裕がそもそもない、というときも「とりあえず再チャレンジ」へと走り出し、少し落ち着いてから原因を考えるのも一つの方法です。周囲に迷惑がかからない範囲で、自分に合った方法を模索しましょう。

挫折を経験すると、無力感に襲われ自分に自信がなくなってしまうものです。しかし、そこで止めてしまっては「駄目だった」という事実を後に引きづることになってしまいます。

また挑戦してもどうせ失敗する、という気持ちから抜け出せないときは、敢えてそのまま行動するというのも一つの方法です。

少なくとも「行動した」という事実は自信になります。また「どうせ無理だけど、やるだけやって砕けよう」くらいの心積もりでチャレンジした結果、余計な力が抜けて本来の実力を発揮できた、ということも十分あり得ます。

何がプラスになるかは分かりません。後ろ向きでも行動すること自体が大切なのです。

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仕事に挫折はつきものです。挫折と再挑戦を繰り返しながらビジネスパーソンとして成長していくという見方もあります。

しかしあまりに繰り返すようでは心が疲弊してしまいます。原因を分析して、再チャレンジの舞台として新しい職場を検討することも一つの方法です。

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