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ボーナスなし?ボーナスが無い理由と意外なメリットを紹介!

社会人のイメージとして夏と冬にはボーナスが待っていると思っていたかたも多いと思いますがボーナスの制度がない会社は多くなってきています。

ボーナスが無いと損をしてしまったと思うかもしれませんが必ずしもデメリットだけではありません。

本記事ではボーナスが無いことによる影響と意外なメリットについて紹介します。

そもそもボーナスとは

ボーナスは賞与とも呼ばれ、企業から業績によって社員に支給される給料のことを指します。毎月支払われる給料と異なり、支払われる金額は事業年度によって異なります。

昨今のコロナ禍やリーマンショックのような不況により、利益が確保できない場合は大きく減額されたり、支給そのものがないこともあります。

また労働基準法にはボーナスの規定はなく、ボーナスの額や頻度は会社独自に設定することが出来ます。勿論、会社からボーナスの支払いを明言しておきながら、支払われない場合は契約に反することになります。

ボーナスのお金はどこから来ているか

ボーナスとして支払われるお金はどこから来て、どういう考え方で支給額を決めているのでしょうか。

まずボーナスの元となるお金は賞与原資と呼ばれます。この賞与原資がどこから来ているかという点ですが、会社が確保した利益から来ています。

従業員が行った営業活動による売上や無駄な支出を減らす経費削減により利益を残すことで原資を確保しています。

その為、従業員からすると日々の成果や生産性の向上が還元される仕組みにもなっており、ボーナスの支給はモチベーションの向上や維持にも繋がっています。

支給額

前述の通り支給額に関しても法律で決まりはありません。会社ごとに利益額に対して賞与原資となる比率を決めており、確保できた賞与原資を従業員に分配するというのが一般的です。

また、役職や評価によって支給額が変わるのは評価のランクによって係数を変えることで調整を行っています。

例えば評価Bが係数1.1、評価Aが係数1.2とした場合がは基本の賞与が30万だとすると評価Bの人は30万円×1.1=33万円、評価Aの人は30万円×1.2=36万円ということになります。

ボーナスなしの会社の特徴

ここまでボーナスの概要についてご紹介しましたがそもそもボーナスがない会社も多く存在します。

ボーナスがない会社は単に業績が低迷していたり、社員へ還元する姿勢がないというわけでは無く、いくつかの特徴があります。ここではボーナスが無い会社に多い特徴について紹介します。

実力主義の社風

1点目は会社の社風として実力主義を大切にしているという場合です。ボーナスがある会社は役職や評価によって金額の差はありますが一定の金額は全従業員がもらえる仕組みになっています。

極端なことを言えば、成果を上げていなかったり、会社に利益をもたらしていなくても受け取ることが出来ます。

この点に関して会社の方針として貢献した人を評価する仕組みの場合、一律に支払うボーナスの制度が無い場合が多いです。

ボーナスの代わる制度がある

2点目はボーナスに代わる制度がある場合です。営業をメインに行う会社に多く、各月で個人や組織が持つ予算に対しての達成状況に応じて給与に追加し報酬が支払われます。

これはインセンティブという制度で毎月、給与に追加され支払われる場合もあれば、四半期や半期ごとにまとめて支給される場合もあります。

成果に応じて支払われるので一年目の新入社員でも成果によっては上司以上に給料を得るチャンスがあります。

逆に成果が出なければ同僚が毎月インセンティブを受け取っているのに自分は一度もインセンティブをもらえないということも起こります。

1点目同様こうした制度を用いる会社も実力主義の傾向が強いため、自分の働きかたや方針に基づいて企業選びをすることが大切です。

求人に記載がなく、過去に支給実績もない

ボーナスが支給されるか確認する為に求人票を見ておくと間違いないでしょう。制度として存在するか、過去の支給実績を知ることが出来ます。

また収入のモデルも記載しているケースもある為、ボーナスの有無が気になる場合求人票の福利厚生や給与の欄は細かくチェックすると良いでしょう。

まれに支給実績がなくても入社後に制度が変わり、ボーナスが支払われる場合もありますが、その点は期待せず年間での収入をベースに考えるとよいでしょう。

ボーナスなしによる影響

次に実際ボーナスが無いことでどのような影響が出るかについて紹介します。

まとまった収入がない

一番はまとまった収入が得られないということではないでしょうか。年収でみると賞与が無い人と大差が無くても、年に数回まとまった収入があると資金の管理がしやすくなります。

例えば引っ越しや結婚などライフイベントがある場合、ボーナス支給のタイミングを目標に準備を進めることが出来ます。

大きな買い物ができない

ボーナスが無い場合は大きな買い物をする余裕ができにくいです。例えば年収360万円の給料の受け取り方をボーナスがある場合、無い場合で考えてみます。

年に2回ボーナスがある場合、例として月給25万円×12+ボーナス30万円×2回とします。ボーナスが無い場合は年収を12で割るだけなので月給30万円×12となります。

いかがでしょうか、年収は同じですがボーナスがある方がお金を蓄えられる印象がありませんか。どちらの場合も基本的には月給の範囲で生活費を考えると思います。

25万円の場合より、家賃が高かったり、単月で使える額は多くなるので支出の額も増えやすいです。

その為ボーナスがある人は25万円の範囲で生活している状態で年に二回まとまった収入があるため、そのタイミングで貯蓄が出来、生活に負担をかけることなく大きな買い物を行うことが出来ます。

ボーナスなしのメリット

ここまでボーナスがないことに関してネガティブな側面が気になったかもしれませんが必ずしもデメリットばかりではありません。ここでは見落としがちなボーナスの制度がないことのメリットをお伝えしていきます。

毎月の給料のベースが高い

ボーナスが無いと=年収が低いわけではありません。ボーナスを導入していない企業としても、ボーナスがある企業と比べて見劣りしないように月額の給料を高く設定している場合が多いです。

先ほど例に挙げたように年収を単純に12で割って支給される為、年収360万円なら月給30万円、年収600万円なら月給50万円ということになります。

月給が高ければ月々固定費として払える支出にも余裕が出来、ジムやエステ・英会話など月額費用のかかるサービスにも登録しやすくなりより充実した生活を送れるようになるでしょう。

成果によりボーナス以上の収入を得られる

こちらはボーナスの代わりにインセンティブなどの報酬がある場合にメリットとなります。

役職や評価によってある程度差はあるものの一律に支払われるボーナスに比べ、インセンティブは成果を出した限られた人に支払われるため、実力主義の環境を好む人はボーナス以上の報酬に期待できるでしょう。

また納得の行くインセンティブを渡していれば、頑張りが報酬として報われる為、会社に利益をもたらす優秀な社員の満足度もあがり、会社にとっても大きなメリットがあります。

ボーナスカットのリスクがない

ボーナスは多くの企業で業績に連動させている為、会社の業績が良くなければ売上を上げていてもボーナスが一部もしくは全額カットになる場合があります。

昨今のコロナウイルスの影響でボーナスが減額したニュースを目にすることが多くなったと思います。

ボーナスカットは自分一人の力ではどうにもならない場合が多く、ボーナスに期待し支出を想定していると思わぬ事態に巻き込まれるかもしれません。

受け取る側は支給が当たり前ではない事を前提に考えるようにしましょう。

対してボーナスが無く年収を12分割している場合、元々ボーナスが無いのでよほどのことが無い限り、受け取る給料が減ることはないでしょう。

会社の規定により、給与カットが行われる場合もありますが単発でのボーナスカットに比べ目途が見えない給与カットは不満が生まれやすく、多数の離職に繋がる可能性もあるため、人事としても給与カットの意思決定は行いわれにくいです。

ボーナスなしでも生活を豊かにするには

周りの友人や知り合いがボーナスをもらっていると不安になるかもしれませんが、先述のメリット・デメリットを理解した上で以下の項目を行うことでボーナスなしでも豊かな生活を送ることができるでしょう。

節約

節約することでデメリットの”まとまった収入がない”というリスクに対策することが出来ます。

ボーナスが無い場合、月給が高いことが多いので貯蓄への振り分けを確保し、半年を目安にまとまった金額が溜まるように目標を立てましょう。いざという時に手元に現金があることで安心感も得られます。

例えば、家賃は月給の3割が目安と言われていますが、先に貯蓄を差し引いたうえで3割を家賃に充てると固定費を抑え、毎月貯蓄も行うことが出来ます。

転職

ボーナスがないという問題そのものを解決する方法です。これまでの内容を踏まえ、やはりボーナスがあることが魅力に感じるのであれば転職も検討しましょう。

ボーナスを始め、細かな条件がある場合は転職サイトと転職エージェントを利用することをオススメします。

転職サイトでは自ら求人の条件を絞って探すことが出来ます。また転職エージェントでは担当のキャリアアドバイザーが転職成功まで親身に相談に乗ってくれ、世に出ていない魅力的な求人に出会える可能性もあります。

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昇進

昇進し月給を上げる事で、全体の年収を上げる方法も良いでしょう。

月給があがればその金額×12で年収が上がるため、、固定でもらえる給料をあげることは生活を豊かにしていく上で効果的です。

注意するポイントとしては役職が上がれば年収はあがりますが、その分業務量や責任も大きくなります。過度に負荷をかけ体調を崩すと、本末転倒なのでライフワークバランスも意識して考えましょう。

まとめ

就職活動を行う際はボーナスに対して憧れのようなものがあったかと思います。しかしながら現在は働き方を始め、給与制度も多様化してきており、ボーナスがある会社が給料が高いというわけでは無くなっています。

それぞれの制度にメリット・デメリットがある中で自分にあった制度を選ぶことが大切です。

その為には会社を知ることだけでなく、自分を知ることが大切です。

調和性を大切にするのか、実力主義の環境で働きたいのか自分の得意・不得意や興味・関心を分析することで沢山ある企業の中から自分にあった会社に出会えるでしょう。

しかし、就転職活動は時間が限られた中で行われるのもポイントです。

効率よく就転職活動を行うには転職エージェントを活用し二人三脚で進めることをお勧めします。

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