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【原因別】仕事に集中できるようになる方法26選|人は集中できない生き物?

「最近仕事に全然集中できない!」とお悩みの方はかなり多いのではないでしょうか?新しい仕事に慣れてきたからこそ悩んでいるという方もいらっしゃるでしょう。

仕事に集中できないといつまで経っても仕事が終わらなかったり、1日がとても長く感じられたり、ミスを連発するなどして全く良いことがありませんよね。

そこで本記事では26パターンの原因別に仕事に集中できるようになる方法をご紹介いたします。幅広いパターンを分析してご紹介しておりますので、きっとご自身にぴったりの解決策が見つかるはずです。

そもそも集中できなくて当たり前。人間の集中力は90分しかもたない

「なかなか仕事に集中できない」
「すぐにスマホをチェックしてしまって仕事が手につかない」
「やっと集中し出したと思ったら話しかけられて集中が途切れちゃった」

このように仕事に集中できないことでお悩みの方はたくさんいらっしゃることと思います。

しかし人間の集中力は長くて90分しかもたないと言われており、平均的には45分程度と言われています。

これは「15・45・90の法則」と呼ばれるものからきている考え方で、人が深い集中力を継続できるのはたったの15分であり、15分、45分、90分のリズムで集中力の波がやってきます。

小・中・高校の授業が45分だったり、テレビドラマがCMを除くと約45分に設定されていたり、大学の授業が90分に設定されていることともリンクします。サッカーの試合も45分やったあと15分の休憩を挟んでまた45分間試合を行いますよね。

このように、人間の集中力は長くても90分程度しか持続しないものなのです。勤務時間は最低でも8時間ありますから、その間に集中がしょっちゅう途切れてしまうのは当たり前のことといえます。

しかも人間は新しい刺激に敏感に反応するようにプログラミングされているため、仕事中に何か別のものに集中が逸れてしまうのも必然といえるのです。

そのため「仕事に集中できない自分はなんてダメなやつなんだ・・・」と落ち込んでいる方がいらっしゃるなら、そんなことで凹む必要はありません。

ちなみに、「じゃあ職場のあの人はなんで一日中集中できてるの?」と感じた方もいらっしゃると思いますが、それは単純に「自分が集中できなくなる原因を把握し、解決策を知っているから」に外なりません。

そこでここからは人が仕事に集中できない原因をご紹介し、それぞれの原因別に解決策をご提案します。

仕事に集中できない原因26選

(1)同じ作業をずっと続けている
(2)かなり複数のタスクを同時進行している
(3)仕事にやりがいがない、面白いと思えない
(4)納期やノルマに余裕がありすぎる
(5)業務が簡単すぎる、楽すぎる
(6)業務が難しすぎる
(7)やることが多すぎる
(8)目的・目標がない
(9)休みが少ない
(10)休憩を取るべきタイミングで取っていない
(11)職場の人間関係に問題がある
(12)職場がうるさい
(13)つい同僚と話してしまう
(14)仕事中の姿勢が悪い
(15)椅子が合っていない
(16)ツールが使いにくい
(17)すぐにLINEやSNSを開いてしまう
(18)デスク・デスクトップが散らかっている
(19)個人的な悩みごとがある
(20)室内の温度・湿度が気になっている
(21)無計画
(22)食生活の乱れ
(23)糖質の過剰摂取
(24)睡眠不足
(25)寝起きが最悪
(26)そもそも飽き性

では、それぞれの原因別に仕事に集中できるようになる方法をご提案します(※上記の気になる項目をクリック(タップ)していただくとその箇所へジャンプできます)。

【原因別】仕事に集中できるようになる方法26選

同じ作業をずっと続けている

まずは同じ作業をずっと続けていることが原因として挙げられます。数時間同じ資料を作成し続けるなどしていると、新しい刺激が入ってこないため集中力が途切れやすくなります。

改善策としては一つの作業をフェーズごとに細分化し、他のタスクと交互に進める方法が挙げられます。

たとえばプレゼン資料を作成をする場合であれば、大きく下記のフェーズに分けられるでしょう。

(1)プレゼン内容の大枠決め
(2)データ収集
(3)使用するデータの整理
(4)プレゼン資料への落とし込み
(5)最終チェック
※その後、プレゼンの練習

それぞれ1~2時間かかることを考えると、これらの作業を一気にこなそうと思うとどうしても集中力が続きません。そこで、下記のように要所要所で優先度の高い別のタスクを挟んでいきます。

(1)プレゼン内容の大枠決め
>別タスクA
(2)データ収集
(3)使用するデータの整理
>別タスクB
(4)プレゼン資料への落とし込み
>別タスクC
(5)最終チェック

このように、作業の区切りが良いタイミングで他のタスクに着手することで、適度に脳を切り替えられるためおすすめです。

かなり複数のタスクを同時進行している

一方で、かなり複数のタスクを同時に進めている場合にも集中が途切れやすくなります。

先ほどの例は複数タスクを同時進行しているように見えて、実際には細かい一つ一つの作業に集中的に着手して終わらせているのであり、並行してはいません。

しかし、プレゼン資料の情報収集をしながらメールの返信をして後輩の資料チェックをして・・・と全く別のタスクを同時進行させてしまうと、脳の切り替えがうまくいかず集中しきれなくなります。

ミシガン大学の心理学教授らの研究結果によれば、マルチタスクをする人のグループははタスクを一つずつ片付けていく人のグループより40%も生産性が低かったと発表しています。

脳の切り替えがうまくいかないと注意力が散漫となりミスが増える原因にもなってしまうため、同時に複数のタスクを行うのではなく、それぞれのタスクを細かいフェーズごとに分けて、それぞれの細かいタスクを一つずつクリアしていくようにするのがおすすめです。

仕事にやりがいがない、面白いと思えない

仕事にやりがいを感じられなかったり、面白いなと思える瞬間がほとんどないこともまた集中できない原因です。

「大変なことも多いけど、その分お客さんの笑顔を見ると報われたなと感じる」
「お客さんの生の声を聞く度に、人の役に立ててるんだなと実感する」
「難しいけど、だからこそ達成するための方法を模索している瞬間が楽しい」

日々の業務自体が大変だったり難しくても、このようなやりがいや面白さを感じられていればそれがモチベーションに繋がるものです。

しかし、このようなやりがいや面白さを一切感じられない場合には、どうしても集中が途切れがちになります。

この場合の解決策としては下記の2つが挙げられます。

(1)とりあえず本気でやってみる
(2)転職して仕事を見直す

一つ目はとりあえず本気で仕事に取り組んでみることです。どうしたらもっと早くできるか、どうしたらもっとお客さんに喜んでもらえるかなど、ゲーム感覚でも良いのでちょっとだけ本気を出してみましょう。

これは「これまでよりも真剣に取り組む」と言い換えても良いですね。気持ちを切り替えて、目の前の仕事に自分ができる限りのベストを尽くしてみることで、おのずと集中し出すものだからです。

その過程で「あ、自分って本気出したらこんなにできるんだ」「お客さんの笑顔ってこんなに嬉しいものなんだ」と、これまで感じなかったやりがいを感じられるかもしれません。

しかし、本気を出してみたのに集中できなければそれは根本的にその仕事に対してやりがいを感じられていなかったり、面白いと思えていない証拠だと考えられるため、転職して仕事自体を見直すのも一つです。

「本当に自分に合った仕事を見つけたいけど、どんな軸で探せば良いのかわからない」という方は、転職エージェントでカウンセリングを受ける方法がおすすめです。

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納期やノルマに余裕がありすぎる

納期やノルマに余裕がありすぎるのも仕事に集中できない原因になります。納期やノルマに余裕があると「これくらい簡単」「本気を出さなくても大丈夫」と業務をおろそかにしやすくなります。

「今これだけ進めてるから納期までは余裕で間に合うだろう」と高をくくっているとダラダラと作業をしてしまい、集中しにくくなるのです。

納期やノルマの期限が迫ってきた時に「間に合うと思ってたのに全然進んでないじゃん!」という事態になりかねないため対策が必要です。

納期やノルマに余裕がある方は前倒しの納期や本来よりも高いノルマを自分の中で設定し、それをクリアできるように頑張ってみましょう。

本来の納期よりも早く仕事を片付けられれば周りからも感謝されますし、ノルマ以上の成果を上げられれば会社からの評価も高まり、給与UPにも繋がるかもしれません。

業務が簡単すぎる、楽すぎる

先ほどの内容と近いですが、業務が簡単すぎたり楽すぎる場合も集中力が途切れやすくなります。

心理学者エドウィン・ロックとゲイリー・レイサムが提唱した「目標設定理論」によれば、仕事のモチベーションを高めるには達成できるかできないかくらいの目標を設定することが大切であるとのこと。

業務が簡単すぎたり楽すぎる場合には「本気を出さなくてもなんとかなる状態」になってしまうため、ダラダラしやすくなり集中が途切れてしまいます。

こういった場合には上司に業務量を相談したり、周りの人のフォローに回るなどしてみましょう。

業務が難しすぎる

逆に、業務が難しすぎる場合も集中は継続しません。

自分の能力にはとても見合わないような難しい仕事や、まだ入社したてなのにろくに仕事を教えてもらえないまま現場に駆り出されている場合などは、逆に集中力を阻害する原因となります。

こういった場合は素直に上司に相談して、今の自分がちょっと頑張ったらクリアできる程度の業務を任せてもらうのが理想です。

やることが多すぎる

やること、やるべきことが多すぎる場合も集中が途切れやすくなります。

やることが多すぎると頭の中がぐちゃぐちゃになって一体何から手を付ければ良いのかわからなくなったり、Aの業務を進めていても「Bもやらなきゃ、Cもやらなきゃ」と集中が分散しやすくなります。

こういった場合にはまず頭の中を整理して心理的に落ち着くことが大切です。

下記の(1)で頭の中を整理した後、自分が何をどのタイミングで行えばよいのかを緊急度と重要度の高いもの順に優先度をつけてスケジュール化し、進めていきましょう。

(1)やるべきことをすべてリストアップ、TO DOリストを作成
(2)優先順位をつける
(3)スケジュールに落とし込み、順番に進めていく

※優先順位のつけ方
└1.緊急度 高/重要度 高のタスク
2.緊急度 高/重要度 低のタスク
3.緊急度 低/重要度 高のタスク
4.緊急度 低/重要度 低のタスク

これは中長期的なタスクの整理にも役立ちますが、翌日のタスクの整理にも活用できます。

前日の仕事終わりに翌日のTO DOを1日のスケジュールに落とし込むことで、翌朝はいきなり仕事を始められるため集中しやすくなります。

脳科学者・茂木健一郎氏によれば、朝の起床後の3時間は脳が最も効率的に働く「ゴールデンタイム」とのことで、前日の夜にタスク整理をすることで朝の貴重な時間をムダにせずに済むのです。

目的・目標がない

今の仕事に取り組む目的や目標がない場合もまた仕事に集中できない原因です。これは会社から与えられた目標やノルマではなく、自分自身が考えるその仕事を頑張る理由を指します。

明確なキャリアプランに沿って今の仕事を選んでいる場合や、「お金のために頑張ってます!」と割り切れる場合は特に問題ありません。

しかし、自分が心から欲する目的や目標がないまま会社の指示に従っているだけでは何のために頑張っているのかわからなくなり、必要以上に労力を割く気になれないものです。

そしてこのだらけによって集中が削がれてしまいます。そこで、下記について考えを巡らせて人生規模での目的や目標を明確にすることで、モチベーションを高め集中しやすくなります。

・5年後、10年後どうなっていたいか
・どんな人になりたいか(理想像)
・どんな生活を送りたいか
・そのために何歳までにいくらお金が必要か

もしこの理想や目標に合わない職場で働いている場合には、転職をして仕事を見直すのもひとつです。


仕事選び

休みが少ない

休日や退勤後の自由時間が少ないなど、慢性的に休みが少ない場合も仕事に集中しにくくなります。きちんと心、体、脳を休ませるタイミングを日常的に用意しておかないと、慢性的に疲れを蓄積させてしまいます。

疲れが残っている状態だとどうしても集中しにくくなるため、パフォーマンスだけでなく心の満足度にも影響が出てしまいます。ミスも増えていってしまうでしょう。

そこで、休日や退勤後の時間が少ないことの原因を明確にすることが大切です。業務量が多いなら上司に相談したり周りに協力を仰ぐなどが可能な措置です。

また疲れから集中できず残業が長くなり、そのせいで疲れが取れない・・・という悪循環に陥っている方は、思い切って有給休暇を取得してしっかりと体を休ませるのも一つです。

他にも業務の効率化を図ることで作業時間を短縮し、残業時間を短くするのも良いでしょう。業務の効率化には下記のような方法が使えます。

・タスクをTO DOリスト化する
・タスクに優先順位をつける
・TO DOリストをスケジュールに組み込んでそれ通りに進める
・一つ一つのタスクに制限時間を設ける
・思考力が必要な仕事は午前中、作業ごとは午後に回す
・メール対応はまとめて行う
・少しずつショートカットキーを覚えて活用していく
・朝30分早く出社して仕事を終わらせる
・「できるだけ前倒しで終わらせる」ことを常に意識する
・最終チェックを怠らないことでやり直しの時間を省く
・人に振れる仕事は振っていく
・ペンやマウス、キーボードなど、使いやすいツールを選ぶ
・デスク・デスクトップを常に整頓して集中しやすくする

休憩を取るべきタイミングで取っていない

休憩を取るべきタイミングで取っていないこともまた仕事に集中できない原因です。「サボるわけにはいかない」と休憩せずに疲れたまま働いていると逆に効率が悪くなってしまいます。

おすすめの解決策としては1時間~90分おきに5分休憩を入れたり、昼休憩時に15分ほどの仮眠を取るのが効果的です。

「1時間おきにに5分休憩って多くない?」と感じた方もいらっしゃるかもしれませんが、トイレ休憩やコーヒーを淹れる時間に充てるだけで十分休息になります。

逆にいえばたったそれだけの休憩時間を設けるだけで集中しやすくなるため、ぜひこまめに休憩するようにしましょう。

職場の人間関係に問題がある

職場の人間関係に問題があるという場合も仕事に集中しにくくなります。たとえば下記のような状況にありませんか?

・上司にミスを必要以上に追及される
・馬が合わない先輩と働いていてイライラする
・派閥的なものがあって辟易している
・仲間外れやいじめに遭っている

このような環境下では精神状態が安定しないためとても仕事に集中できません。

可能な措置としては馬が合わない人とは仕事以外の話をしない、上司の怒りスイッチがどこにあるのかを見極めてそこに触れるようなミスには特に注意するなどがありますが、場合によっては転職を検討するのも一つです。

職場がうるさい

電話をしている人が多かったり、ちょっとした打ち合わせをその場でする人が多い職場など、周りが騒がしい環境で働いている場合も仕事に集中しにくくなります。

そういった場合には下記のような解決策が効果的です。

・耳栓をする
・集中できるBGMを聞いて周囲の音をシャットアウトする
・ミーティングルームに移動する
・上司に相談して場所を変える

また、テレワークの方であれば下記のような方法がおすすめです。

■家族が話しかけて来る場合
└「〇時までは特に集中したいから話しかけないで」と伝える

■静かすぎると集中できない場合
└コワーキングスペースやカフェを活用する
└BGMを流す

つい同僚と話してしまう

つい同僚と話してしまう、または話しかけられてしまう場合も仕事に集中できなくなる原因です。

職場の人間関係が良好だとちょっとしたことからついつい同僚と会話が弾んでしまったり、やたら話しかけてくる人が職場にいるという方も少ないと思います。

ちょっとした確認をしたいだけだからと口答でのやり取りが増えてくるとしょっちゅう作業を中断させられるため、下記のような解決策をおすすめします。

・緊急度の低い確認事項はチャットツールやメールを使って連絡する
・確認したいことはいくつかまとめて一度に聞く
・日頃から「できるだけチャットツールやメールで連絡してほしい」と伝えておく

仕事中の姿勢が悪い

仕事中の姿勢が悪いこともまた仕事に集中できない原因です。姿勢が悪いと首や腰、肩や背中などに負荷がかかり意識がそちらに逸れてしまいます。

原因としてはモニターの位置が低い、ノートPCが使いにくい位置に配置されていることが考えられるため、下記の方法を試すのがおすすめです。

・大きなモニターを用意する
・PCスタンドを使用する
・モニターの明るさを調節する

また日頃からの姿勢の悪さが起因していることも考えられるため、猫背になっているな、反り腰になっているなと感じたら姿勢を正す癖をつけたり、ストレッチを行って凝り固まった筋肉をほぐすのも効果的です。

椅子が合っていない

先ほどの内容と似ていますが、椅子が合っていない場合も体に負担がかかるため仕事に集中しにくくなります。椅子の高さや座り心地など、見直せるところは見直しましょう。

もし会社の椅子を使っていてどうしようもないという場合には、座布団や腰用のクッションを使用するのがおすすめです。

ツールが使いにくい

マウスやキーボードなどのツールが使いにくいこともまた仕事に集中しにくい原因となります。

そのためマウス、マウスパッド、キーボード、ペンなど、自分が使いやすいものを選んで使うことで集中して働きやすくなる他、効率もUPします。

また、ツールを揃える際には機能性だけでなくデザイン面にもこだわることで、お気に入りのものだけに囲まれている満足感が得られるためおすすめです。

すぐにLINEやSNSを開いてしまう

すぐにLINEやSNSを開いてしまうことも集中が途切れる原因です。業務中、通知音やバイブレーションが鳴るとどうしてもスマホが気になってチェックしてしまうという方は多いのではないでしょうか?

そういった方はスマホを機内モードにしたり、鞄の中にしまって視覚にスマホが入らないようにするだけで集中が途切れにくくなります。

もしどうしても気になる投稿や連絡があるのであれば、昼休憩や仕事終わりにチェックすることを楽しみに今頑張る、という考え方をするのもひとつです。

また、LINEの返信が遅くなると申し訳ないといった感覚がある方は、LINEの名前欄に「名前(日中は返信できません)」などとしておくだけで解決します。

デスク・デスクトップが散らかっている

デスクやデスクトップが散らかっていることもまた仕事への集中を阻害する原因です。問題は視覚に新たな情報が入ってくることや、欲しい資料がすぐに見つからずに集中が阻害されてしまうことにあります。

毎日整理できればそれに越したことはありませんが、たとえば平日に仕事の方であれば金曜日など、週終わりの退勤時にデスクやデスクトップを軽く整頓してから帰る癖をつけることで常に綺麗な状態を保ちやすくなります。

個人的な悩みごとがある

個人的な悩みごとや気になることがある状態が続いている場合も仕事に集中しにくくなります。たとえば、皆さんは下記のような悩みごとを抱えてはいないでしょうか?

・家族や友人、恋人とケンカしている
・家探し中である
・大切な人との別れや死別
・大切なものを失くしてしまった
・金銭トラブル
・親の介護で疲れている

このようなプライベートにおける悩みごとがある場合には、できるだけ休日に解決できるように工夫しましょう。

もし人とケンカしてしまっているなら、もしケンカの原因が自分にはないと感じていても「もっとこうできたかもな」というところを探して、それについて謝りましょう。きっと相手も謝ってくれるはずです。

また大切な人との別れや死別はとても悲しいものですが、これらは時間が解決してくれるものです。

しばらくかかるかもしれませんが、友人と遊ぶ予定をたくさん入れるなど、とにかく一人で考え込んだりネガティブになりやすい環境を避けると良いでしょう。

室内の温度・湿度が気になっている

「そんなことで集中できなくなるもの?」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、室内の温度や湿度に違和感を感じているとなかなか仕事に集中できないものです。

テレワークの場合はご自身で調整できますが、オフィス勤めとなるとそうもいかないでしょう。そういった方はブランケットや予備の上着、加湿器やサーキュレーターなどを職場に常備しておくのがおすすめです。

無計画

仕事を進める時に計画を立てないことも、仕事に集中できない原因です。

無計画なまま仕事を進めていると、「次は何の作業しようかな?これは面倒だしな・・・でも今はこれの気分じゃないし・・・」などと思考を巡らせているうちに集中が途切れてしまうのです。

この場合の解決策は考え事をする余地を残さないことで、先ほどもご紹介したTO DOリストを作ってそれをスケジュールに落とし込む方法がおすすめです。

食生活の乱れ

食生活が乱れていると体に疲労が蓄積しやすくなるため仕事に集中しにくくなります。食生活が乱れていると、疲労が蓄積するだけでなく風邪もひきやすくなるためより仕事に身が入らなくなります。

食生活が乱れているなと感じる方におすすめなのは、野菜とタンパク質を思っているよりも多めに取ることと、お菓子を買う頻度を半分にしてみることです。

野菜やたんぱく質を多く摂取しようと思うと、カップラーメンなどの必要な栄養素をあまり得られない食べ物を食べる頻度が減るはずです。

タンパク質をしっかりと摂取して筋肉量を保ち、野菜をバランスよく食べて必要な栄養素をより吸収しやすい体づくりを目指せるとベストです。

糖質の過剰摂取

糖質の過剰摂取もまた仕事への集中を阻害します。特にランチ時に丼ものや麺類、パンだけで済ませている方は要注意です。

というのも糖質はGI値が高く、これを摂取すると血糖値が急上昇するからです。

血糖値が急上昇するとそれを止めようと膵臓からインスリンが過剰に分泌されますが、それによって脳が疲弊して眠くなってしまうと言われているのです。

そのためランチ時には丼ものや麺類、パンなど炭水化物一食で済んでしまうような食べ物は極力避けるようにし、タンパク質や野菜を積極的に食べるようにしましょう。

和食の定食やおでんの練り物抜き、ハンバーグセットのライス少なめなど外食でも工夫の余地があります。

睡眠不足

言わずもがなですが、睡眠不足も仕事への集中を妨げます。普段睡眠が足りていないなと自覚している方や朝なかなか起きられないという方は、今日から寝る時間を30分でも良いので早めてみてください。

夜更かししてしまう原因としては「SNSを見出すと止まらない」「お風呂を後回しにして漫画やゲームに熱中してしまう」などが挙げられます。

当てはまるという方は「夜11時以降はSNSを見ない」「お風呂は必ず22時までに入る」など時間で区切る習慣づけを行うと改善しやすくなるでしょう。

寝起きが最悪

朝なかなか起きれず気分が最悪だという方は、最悪な気分から一日が始まることで仕事自体へのモチベーションが高まり切らずになかなか集中できていない可能性もあります。

なかなかスッキリと起きられないという方は睡眠時間を見直す他、晩御飯に炭水化物を食べることを控え、寝る3時間前に食事を終えるようにすると睡眠中に胃の中がクリアになり、翌朝スッキリと起きやすくなります。

追加でカーテンを開けて十分に太陽光を目に入れることでさらに頭の中がクリアになり、好調なスタートを切れるでしょう。

一日の始めに太陽光を目に入れることで「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンが分泌されますが、これは夜になるとメラトニンという物質に代わり、睡眠を促してくれます。

このサイクルを作ることができれば、自然と質の高い睡眠を得られるようになるでしょう。

そもそも飽き性

最後に、そもそも飽き性であることが挙げられます。

飽き性な方は新しいもの好きですぐ他のものに目移りしてしまうため、なかなか目の前の仕事に集中することができません。慣れてきた業務に関してはどうしてもやる気を失いがちです。

そこで飽き性な方が仕事に集中するためには、下記の方法が効果的です。

・よりタスクの質が高くなるように工夫する
・よりスピードアップできるように工夫する
・業務を効率化できる方法を模索して人教える
・上司にお願いして業務の種類を増やす

仕事に慣れてしまいつまらないなと感じている方は、「もっと質の高い接客をするために〇〇さんを真似してみよう」「このチームの誰よりも早くこの仕事を終わらせよう」などと、一段高いレベルで仕事に打ち込んでみると集中しやすくなります。

また業務を効率化できる方法を探して、同じタスクを進めている人に積極的に教えてあげることで、ゲーム感覚で仕事をしながら人の役にも立てるためやりがいを得られます。

すぐに使える!仕事に集中するコツ10選

さて、ここまで原因別に仕事に集中する方法をご紹介して参りましたが、ここからは「今集中できてないな~」「明日こそはしっかりと集中して働きたい!」と感じた時にすぐに使えるコツをご紹介いたします。

仕事終わりに翌日のTO DOをスケジュールに落とし込む

先ほども触れた内容ですが、仕事終わりに翌日のTO DOをスケジュールに落とし込むということをするだけで、翌日の朝のパフォーマンスが全然違います。

朝は一日の中でも最も集中力が高まる時間帯のため、朝に余計な思考をしないように工夫することをおすすめします。

周囲の音をカットする

こちらも先ほどご紹介した内容と被りますが、周囲の音をカットして完全に自分の世界に入り込むことも有効です。

耳栓をしたり、集中できるBGMを聞いて周囲の音をシャットアウトしたり、ミーティングルームに移動したり、上司に相談して場所を変えてもらうのが有効です。

ポモドーロテクニックを活用する

ポモドーロテクニックとは作業中の集中力を高める方法として注目されている時間管理術で、25分作業をした後に5分の休憩を取るというものです。

これを継続することで高い集中力を長く持続させられるというものですので、スマホのタイマーで時間を計りながらトライしてみてはいかがでしょうか?

「集中できていないな」と思ったらすぐに5分休憩

ちなみに、わざわざ時間を計らずとも「あ、今集中できてないな」と思ったら問答無用で5分休憩を取るようにするだけでも効果があります。

集中できていない状態で働き続けても、なかなか集中力は回復しません。トイレ休憩やコーヒーを入れる時間、コピーを取る時間などに宛ててみましょう。

仕事終わりに予定を入れる・ご褒美を用意する

仕事終わりに予定を入れたりご褒美を用意するのもすぐに実践できる良い方法です。

たとえば友達と飲みの約束をしたり、今日は19時からレイトショーを見に行こうと決めるだけで「この時間までに終わらせないと!」と集中力がUPします。

また、下記のようにご褒美を用意して自分をワクワクさせるのも効果的です。

・このタスクを終えたら例のお店にランチを食べに行こう
・帰ったら新作ゲームをやろう

予定やご褒美を用意するだけで目の前の仕事に対する負が少し取り除かれるため、よりポジティブな気持ちで働くことができます。

頭を使う作業は午前中に回す

繰り返しお伝えしているように、人間にとって朝は最も集中しやすいゴールデンタイムです。そのため企画を考えるなどの思考力を必要とする作業は午前中に、そうでない作業系のタスクは午後に回すのがおすすめです。

また、自分が集中しやすい時間帯を把握して、そこにより思考力が必要なタスクを持ってくるのも効果的です。

勝手にミニ目標を設定する

会社から与えられている目標やノルマに関わらず、個人的に下記のようなミニ目標を用意するのも良いでしょう。

・昨日よりも早く終わらせよう
・この人よりも多くタスクをこなそう
・定時内で終わるかチャレンジをしよう

特に事務系の仕事をしている方は目標が与えられていない分、ミニ目標を設定して仕事をゲーム感覚で行うことで効果を発揮しやすくなります。

5分だけ本気を出す

5分だけ本気を出してみることも意外と効果的です。仕事に集中できない時、人はどうしてもダラダラしてしまいがちです。そして一度ダラダラし出してしまうとそのリズムが続いてしまいます。

そこで「今から5分だけ本気出す!その後はだらけてもいいや」と考えて、5分だけ真剣に取り組んでみてください。すると意外にもその集中がその後も続くことが多いです。

タイマーを活用する

タイマーを活用して、下記のような方法を試すのも集中力UPに繋がります。

・時間を計ってダラダラを防ぐ
・タイマーが鳴るまで頑張る

一つのタスクをこなす時にタイマーで時間を計ることで、なぜか人にチェックされているような、テストされているような良い塩梅の緊張感を得ることができ、集中しやすくなります。

また30分前後ほどにタイマーを設定して、タイマーが鳴るまでは頑張ろうと作業を始めてみると意外と集中が持続します。

適度な糖分を摂取する

最後に、集中が途切れた時に適度な糖分を摂取することが効果的です。

先ほど血糖値について触れましたが、血糖値が上昇するとインスリンやアドレナリンが分泌され、それにより一時的に覚醒作用が起こります。

「ここぞ」という時に適度な糖分を摂取することで一時的に脳を覚醒させ、そのタイミングで仕事に集中することができれば、その後も集中を継続させやすくなるのです。

ただし、常日頃から糖質をたくさん摂取していると脳がこの覚醒作用に慣れてしまっているため、そこまで効果を発揮してくれなくなります。できるだけ普段は糖質を控えておくようにすると、集中したい時に効果を得られるようになるでしょう。

適度な糖質としてはチョコレートやグミ、ラムネなど一口サイズのものがおすすめです。

おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。

「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。

しかしどうしても自分の良いところや強みがわからないときにはぜひ、私たち第二新卒エージェントneoに頼ってください。これまで多数の内定者を輩出した確かな実力を持ってあなたの性格を分析、そして安心して働ける求人をご紹介致します。共に楽しい仕事探しを成功させましょう!

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