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定時退社したいのに出来ない~!理由を考え対処法を解説します!

仕事だけでなくプライベートも充実させたいのに、定時退社ができなくて十分にプライベートの時間が確保できないという人は少なくありません。

仕事で十分なパフォーマンスを発揮するには、プライベートの時間もしっかり確保することが大切です。

そこで、ここでは定時退社のメリットや定時退社ができない理由、定時退社しやすい仕事について解説します。

定時退社とは

定時退社とは、労働契約で定められている時間通りに退社することを言います。例えば、9時出社・18時退勤で労働契約を結んでいる場合、18時に退社するのが定時退社です。

簡単に言えば、残業をしないことが定時退社に当たります。バブル期の日本は企業もお金に余裕があり、残業代を支払えたことからあえて残業をしてお金をもらうという社会人も多くいました。

しかし、現代はそうはいかないのが現状です。また、過労死が社会問題となっています。過労死までは行かなくても、睡眠時間を削って働きすぎている社会人は多いです。

このような理由から、企業は労働環境の改善や残業代の削減目的で定時退社を推進する企業が増えています。

しかし、残業代が支払われなくても残業をするサービス残業が日本にまんえんしているのも事実です。日本は少子高齢化が進み、ただでさえ人手が足りていない状況です。

加えて、どの企業でもサービスの質の向上が求められており、仕事量も従来より増えています。そのため、残業をしないと仕事が回らなくなっている企業もあるでしょう。

定時退社のメリット

定時退社で働くことによるメリットは大きいです。ここでは、定時退社で働くことでどんなメリットが得られるのかご紹介していきます。

心も体も健康的な生活が送れる

健康的に毎日を過ごすには、規則正しい生活を送ることが大切です。定時退社の生活を送っていると、睡眠時間も一定の時間を確保できます。

特に社会人としてパフォーマンスを発揮するためには、休息時間は大切でしょう。また、定時退社だと寝るまでにある程度時間ができます。

空いた時間で好きなことに時間を使うことで、仕事でミスがあっても頭を切り替えて次の日の仕事に臨めるでしょう。

プライベートの時間が確保できる

定時退社できれば、友人や家族と過ごすプライベートな時間を確保できます。社会人になると、学生時代と比べて友人と集まる時間を確保することが難しくなってしまうでしょう。

家庭を持っている人の場合、家族関係を円滑に進めるためには家族との時間を確保することも大切です。そこで、定時退社をして仕事終わりに家族や友人と接する時間を作れば、より充実感のある生活を送れるでしょう。

また、仕事終わりの時間を趣味や習い事、ジム通いなど自己実現のための時間として使うこともできます。

残業続きだと大半の人は仕事が終わって家に帰ったら寝るだけの生活になってしまうでしょう。

定時退社なら仕事が終わっても体力が残っていますので、趣味やスキルアップに繋がる勉強などの時間も確保でき、将来のための自己投資も始められます。

メリハリを持って仕事に取り組める

定時という仕事のゴール地点を決めることによって、メリハリを持って仕事に集中できます。

計画性を持たずに仕事に取り組んでいると残業が発生してしまいますし、ダラダラと働く状態が続いて逆に疲れてしまいます。

定時から逆算して1日のスケジュールを組み、計画的に仕事に取り組めば、仕事中はしっかり集中できますし、定時を過ぎたら頭をOFFにするとしっかり切り替えることで、作業効率も上がるでしょう。

定時退社が出来ない理由と対処法

定時退社したいのにできなくて悩んでいる社会人は少なくありません。残業をするのには理由があり、その理由を把握して解決策を練る必要があるでしょう。

そこで、ここでは定時退社ができない理由とその対処法をご紹介します。残業続きで悩んでいる方は自分がどのケースに当てはまるかぜひ考えてみてください。

定時に帰ることが悪いことだと思っている

特に日本は長時間働くことが仕事を頑張っているアピールに繋がりやすく、定時退社を悪と考えている人も多いです。

そのため、日中にダラダラ仕事をして無駄な残業が発生していることもあります。

加えて、特に歴史のある企業だとバブル期の影響で残業するのが当たり前となり、会社全体が定時退社しにくい雰囲気になっていることも多いです。

個人的に定時で帰ることが悪いと思っているならまずはその考えを改め、積極的に定時退社に取り組みましょう。

ただ、会社全体が定時退社しにくい雰囲気になっている場合、定時退社が評価を下げる要素になってしまうことも考えられます。

若い社員1人が積極的に定時退社に取り組んでも企業の雰囲気を変えることは難しいですし、実際に待遇が悪くなったり、会社に居づらくなってしまうこともあるでしょう。

そのため、会社の風土に原因がある場合は思い切って残業の少ない会社に転職するのも一手です。


「自分に合った仕事は?」

日々の仕事が業務時間内に終わらない

仕事量が多すぎて業務時間内に終わらず、残業が発生してしまうケースもよくあります。この場合は、自分に原因がある場合とどう見ても上司から割り振られる仕事量が1日にこなせる量ではない場合に分かれるでしょう。

前者の場合は自分の仕事への取り組み方を見直す必要があります。

終業時間から逆算して仕事のタイムスケジュールを組み、タイムスケジュールよりもやや早めに仕事をこなすことを意識して定時退社を目指しましょう。今の実力的にこなせない量なら、上司と相談して仕事量を調整してもらうことも必要です。

後者の場合は、まず上司と相談して仕事量を減らすしかありません。ただ、悪意を持って明らかに1日で終わらない量の仕事を割り振る上司もいます。

この場合は上司よりもさらに上の立場の人に相談してみましょう。それでも改善が見られないなら、転職も検討してみてください。

定時を過ぎてから始まる仕事がある

取引先の労働開始時間が自社より遅い、定時という概念が無い職種であるなどの理由で定時を過ぎてから仕事が発生してしまい、残業になってしまうケースも存在します。

お客様都合でどうしても定時を過ぎてしまうのは仕方がない面もありますので、そこに不満があるなら転職するしか解決策はないでしょう。

ただ、会社の中には定時を過ぎてからミーティングを始めるなど無駄な残業をする企業も存在します。

こちらは特に営業職など昼間の時間帯に会社から人が出払ってしまい、定時を過ぎないと人が集まらないような会社に多い傾向があります。

この場合はミーティング自体がそもそも必要なものなのか、翌日の朝に回しても問題ない内容かを見直すなど、社内ルールの改革が必要です。

定時に帰る言い訳が見つからない

仕事終わりの雑談などで周りが定時に帰る気配が無くて帰れない雰囲気の会社も存在します。

何かしら言い訳をしないと定時に帰れないと思っている人も少なくありませんし、実際に何も言わずには帰りにくい雰囲気もあるため、言い訳が浮かんでこないせいで帰れないと感じている人もいるでしょう。

この場合は最初のうちは何かしら言い訳を付けて定時退社をする日を増やし、会社の人にいつも定時で帰っている人というイメージを与えることで定時退社しやすくなります。

定時退社のための言い訳は様々です。具体的には「家で家族や彼氏・彼女が待っている」「両親が来ている」など、人を待たせていることを理由にすると相手もあまり強くは言えません。

また、職場環境が良いかつ与えられている仕事もしっかりこなしている場合なら、正直に「〇時から好きなテレビが観たい」など趣味に関する言い訳でも問題ないでしょう。

時間を基準に仕事をしている

こちらは仕事に対するスタンスの問題ですが、自分が今日すべき仕事が明確にせず時間を基準に仕事をするようになる場合があります。

パートタイマーの場合は時間を基準に働くものですが正社員の場合は時間ではなく責任をで仕事をするというスタンスが大切です。

基準が時間の場合、本来やらなければならない仕事を認識できていなく、結局定時を超えて仕事をしてしまうことになります。

定時退社が叶いやすい仕事・職種

職業柄定時退社がしやすい仕事・職種も存在します。

特にプライベートの時間をしっかり確保して働きたいと考えているなら、今の職場で定時退社を目指す以外に定時退社が叶いやすい仕事への転職も選択肢の一つとして検討してみると良いでしょう。

ここでは、定時退社がしやすい仕事をご紹介します。

事務職

事務職の仕事は一人で完結するものが多く、また社内で完結するものが大半です。そのため、納期に左右される仕事が少なく、自分のペースで仕事に取り組めて残業が発生しにくいです。

会社も事務職に対しては定時退社が当たり前と捉えている企業が多く、職場全体が定時退社しやすい雰囲気なのも魅力的でしょう。

1日の仕事量も毎日ある程度固定化されており、予定外の仕事が急に入ってきて残業になってしまうケースは少ないです。

1日のタスクスケジュールも組みやすく、ある程度慣れて毎日の仕事をルーティーン化すれば、臨機応変な対応が苦手な人でもストレス無く働けるでしょう。

しかし、経理事務だと決算前などに繁忙期があり、残業が発生してしまうこともあります。

ただ、基本的に繁忙期がある職場だと事前に説明があるケースが多いですし、繁忙期は1〜2ヶ月程度で常に残業が発生するというわけではありませんので予定は組みやすいと言えます。

転職の際は事務職でも繁忙期がある職場が存在することを理解し、この点を留意した上で転職活動に臨むと失敗を避けられます。

清掃業

清掃業も取引先の都合などがほとんど関係なく、社内で完結する仕事が大半であり、定時退社しやすい仕事と言えます。

清掃業だと人によって清掃を担当する箇所が事前に決められている上、仕事量も固定化されていますし、仕事の内容もルーティーン化できるため、仕事に慣れれば定時どころか定時前に仕事を終えられる人もいます。

しかも、清掃業だと仕事中は単独行動か、多くても2人程度で行動することになります。

周りの目を気にせずに仕事に取り組めますので、元々あまり人の目を気にしない、人と関わろうとしない人も多く、人より仕事が早く終わったからと言って嫌味を言われることも少ないでしょう。

ただ、清掃業は任された仕事の範囲を終えたら退社が基本となります。そのため、仕事に慣れるまでは定時までに仕事を終えることができずに残業になってしまう人もいます。

少しでも作業を早く終わらせるためにどんなことができるのかよく考えながら仕事に取り組み、定時退社を目指しましょう。

コールセンター

コールセンターは営業時間外に行う仕事が限られているため、定時退社を叶えやすいです。

コールセンターの仕事は電話対応が基本で、ある程度上のポジションにならない限り書類作成など電話対応以外の仕事を任される機会はなかなかありません。

そのため、コールセンターの営業時間が終了次第退社することができます。コールセンターの勤務時間は一般の企業と同じで午前9時〜午後6時の8時間労働、週5日勤務が基本です。

コールセンターによっては休日対応や深夜対応を行っているところもありますが、基本的に時間外対応ができる人を対象に募集をかけています。

昼メインで働きたいのに深夜シフトに入れられてしまうということはほぼ無く、基本的に求人に応募したときのシフト通りで働くことができます。

また、コールセンターはとにかく人手を少しでも多く確保できる方が良いと考えている企業が多いです。

正社員だと難しいかもしれませんが、派遣やアルバイトだと会社によっては相談次第で始業時間より遅く出社したり、逆に終業時間よりも少し早く退社することもできます。

製造業

製造業は1日の製造量が決まっており、チーム単位で作業を行うため、残業が発生しにくいです。

仕事が終わるタイミングもみんな一緒で、周りの人が帰らなくて退社しにくいということもありません。

作業も基本的に単純作業がメインであり、打ち合わせなども朝に軽く行われる程度で残業をしてまで必要な会議が発生する場面も少ないです。

そのため、定時で帰れる仕事がしたいなら製造業も一つの選択肢として良いでしょう。

ただ、製造業の場合は製造している商品の需要が急増したなどの理由で休日返上で仕事をしなければいけないケースも発生します。

そのため、製造業への転職を検討するならどんな製品を製造しているのか、どんな需要があるのか、繁忙期はいつなのかをよく調べた上で候補に入れましょう。

定時退社がどうしても叶わないなら

定時退社を希望するなら、まずは定時退社ができない理由を考えることが大切です。

そして、自身の力不足なら素直にそれを認めて仕事量を減らしてもらったり、問題点を指摘してもらうなどして、作業効率アップを目指しましょう。

ただ、会社の風土が原因なこともあります。その場合、特に若い人が自分ひとりで会社の風土を変えるのは難しいでしょう。そのため、定時退社できない原因が自分以外にある場合は転職するのがおすすめです。

アルバイトなどで時間を基準に働いたり、労働時間が固定されている派遣社員として働くことも選択肢の一つです。

しかし、やはり正社員の方が雇用が安定していますし、条件も良いため、できるだけ正社員での転職を目指したいところです。

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おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

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