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「自分って給料低いよね・・・」現状を打破する5つのコツ

「同じ時間、頑張って仕事をしているのに、同世代の人に比べて給料が低い気がする」、そんな思いを抱いていませんか?もやもやした気持ちのままでは何も変わりません。

まずは数字などで現状をしっかり把握して自分の立ち位置を確認しましょう。そのうえで給料が低いと感じるのはなぜか、原因を明らかにして対策を立てることが必要です。

本記事では、給料が低い現状をどのように打開していけば良いか、その方法をご紹介いたします。

自分の給料は平均と比べてどれくらい?

学生時代の同級生や仲のいい同世代の友人などと給料の話になって、「自分の給料は低いのでは」と落ち込んだりすることはありませんか?仕事は楽しいだけではなく、大変なことももちろんあります。

それらの苦労についていろいろと情報交換する中で、同じだけ頑張っているのに報酬額に差があることに気づかされ、漠然とした不安や不満を感じてしまうというケースは少なくありません。

そのような時には、実際に自分の給与がどの程度のものなのか、データで確認して客観的に現状を把握してみることが大切です。自分の給料が平均と比べてどれくらいなのか、実際に確認してみましょう。

日本の給与【中央値】

ここに示すのは、国税庁が発表している「令和2年分民間給与実態統計調査」に基づいて算出した日本の給与の中央値です。

中央値とはデータの数値を大きい順、あるいは小さい順に並べた際にちょうどその中間に位置する値のことです。

数値を合計してグロスを出し、それを数値の数で割って値を出す平均値より、実情を正しく反映しやすいとされているものです。この調査に基づくと、全年齢の給与年収の中央値は399万円となります。

さらに男女別・年齢別では、20歳代から50歳代までの男女について、それぞれ5歳ごとに中央値を出した場合は次のようになります。

日本の給与の中央値

業界別給与【中央値】

次に主な業界別の給与について確認していきましょう。

こちらも「令和2年分民間給与実態統計調査」を基に、各業界ごとの男女計の中央値を示します。また、男女別の数字も示しますが、その際は中央値ではなく平均値での表示となります。

業界別給与の中央値1
業界別給与の中央値2

給料が低いと感じる原因

働いている割に給料が低いと感じる理由としては、そもそも収入自体が多くない場合や、基本給はまずまずでもそれ以上増えないというケースなどが考えられます。

構造的に利益が出にくい業界に所属していたり、昇給がほとんどなく残業代も支払われない職場では収入への満足感は得られません。

一方で、給料自体はそこそこの額をもらっているものの、支出が多いために慢性的に金欠状態が続き、そのせいで給料が低いと感じる場合もあります。

給料が低いと感じる理由はいったいどこにあるのか、ここでしっかりと見極めてみましょう。

給料が低いと感じる原因

業界単位での年収が低い

仕事に費やす時間がいくら多くても、なかなか利益に結び付かないために、そこで働く人の年収が上がりにくいという業種があります。

業界別給与の項目で見てきたように、宿泊・飲食サービス業や卸売・小売業などは、どの会社というよりその業界全体が年収の上がりにくい構造になっているといえるようです。

それはなぜかというと、扱う商品やサービスの単価自体が安く、大きな利益を上げるためにはそれだけ多くの商品やサービスを販売しなければならないからです。

さらにこれらの業界に共通するのは競争相手が多いという点で、卸売や小売業などはインターネット通販サービスなどの台頭もあり、厳しい競争にさらされています。

また、宿泊や飲食サービス業などは景気の影響を真っ先に受けやすいため、経済の低迷期では苦しい経営を強いられやすい傾向にあります。

とはいえ、知恵を絞りながら特色あるサービスを提供して支持を得る店舗も数多くあることは間違いなく、業界単位での年収の低さを跳ね返すための新たな時代に即した営業展開にも大きな期待が寄せられています。

残業代を満足にもらえていない

残業代を満足にもらえていない場合、必然的に給料は低くなります。残業代とは、既定の労働時間を超えて働く場合に支払われる賃金です。

現行の労働基準法では、週40時間、1日8時間を超える部分の労働は法廷時間外労働として残業扱いとなり、通常より25パーセント以上割り増しした賃金が支払われることになっています。

さらに2023年の4月1日からは、月60時間を超える残業には50パーセントの割増率が課せられるようになっています。

残業すればこのような割増料金が賃金として支払われるのは当然なのですが、この残業代が支給されないというケースがあれば、その理由をしっかりと突き止めることが必要です。

残業代が支払われないといっても、裁量労働や事業場外労働の場合であれば該当しないケースもあります。裁量労働は実際の労働時間に関係なく一定の労働を行ったとみなす内容で、労使協定を結ぶことで発効します。

また、事業場外労働は営業などの外回りで活動した時間も合わせて一定の労働時間におさめるという取り決めで、就業規則などに定められている場合があります。

これらの正当な理由以外に残業代が支払われないとすれば、それは法に触れるケースにもなる恐れがありますので、会社側に確認することも必要になるでしょう。

昇給がなされない

給料が増える一つのステップに昇給があります。

昇給とはいうまでもなく、会社への貢献度合いに応じて実力が認められ、それによって賃金が増額されることを指しますが、昇給がなされなければ当然のことながら給料の底上げもありません。

昇給がなされない理由としては、自分が成果を上げられていない場合を除き、業績に対して会社の評価が正しく行われていないことが考えられます。

たとえば上司との関係が良くない場合は、せっかく成果を上げてもなかなか評価してもらいにくいという現実があります。控えめな性格であればアピール不足がたたって成果が伝わりにくいという事例などもあるかもしれません。

そのため、業績を正しく評価してもらうためには、周囲との関係をなるべく良好にして、存在感を示しておく必要があるでしょう。

昇給に見合うだけの成果を上げられていない場合は昇給に繋がりません。年功序列の文化は過去のものになりつつあり、一定の年数在籍しているだけで昇給することはもはや現実的ルートとはいえません。

誰もがその昇給に納得するような成果を上げることが昇給を果たすための必要なプロセスとなるでしょう。

支出が多い

給料が低いと感じる原因としては、支給額そのものの少なさの一方で、知らず知らずのうちにあれこれとお金を使ってしまうことによる蓄えの少なさに起因するケースも少なくありません。

支出が多すぎるといくら給料が高くても手元に残る金額が少なくなってしまいます。無駄な出費をしていないかどうか、いま一度支出の確認をしてみてはいかがでしょうか。

企業に利益が出ていない

経営が赤字体質であったり、そもそも事業拡大をはかる意欲がなかったりすることに起因するケースもあります。

売上規模が少ないうえに利益も出ない状況であれば、その会社は経営を維持していくのに精一杯です。その中で、社員に対して十分に給料を支払うだけの余力はないため、社員は給料の安さを実感し続けることになるでしょう。

給料が上がる環境を作るためにはまず赤字体質から脱却することが求められます。また、事業拡大に意欲がない会社は、現状維持が最大の目的になります。

その場合は社員の給料アップは見込めないでしょう。その一方で、経営陣にチャレンジ精神が生まれると給料アップのチャンスが訪れてくるかもしれません。

給料が低い現状を打破する5つのコツ

給料が低いと感じる原因には、自分のいる会社や業界に理由が求められるケースと、自分自身の行動に基づくケースがあると確認できました。では、この現状はどうすれば打破できるのでしょうか。

実はちょっとしたコツを使うことで、状況を改善に導くことができるのです。次に詳しくお伝えしていきます。

給料が低い現状を打破するコツ

仕事で成果を上げる

給料が低い現状を打破する最も確実な方法は、昇給を果たすことです。そのためには誰もが納得するほどの業績と成果を上げることが求められます。

営業成績や販売金額など業務に可視化できる目標があればまずそれをクリアします。また、仕事に必要な資格を取得することなども有効です。つまり誰の目にも明らかに成果が見て取れる足跡を残すことが大切なのです。

そのためには、常に意識して自己研鑽していく必要があります。

業務に役立ちそうなセミナーへの参加や、仕事に関する本を読んで勉強、人脈の拡大などは将来の自分の財産にもなるはずです。積極的にスキルアップを図っていきましょう。

職場に交渉する

実際、これだけ成果を上げているのに給料が低すぎると感じたら、思い切って職場と交渉してみるのも一つの方法です。

その場合は「こんなに頑張っているのに認められない」と感情的に訴えるのではなく、達成した成果を可視化して示せるようデータをまとめ、論理的に説得することが必要になります。

また、交渉する時期もいきなり上司に訴えるのではなく、定例の面談や人事考課のフィードバックなどの機会を利用して行うといっそう効果的に伝わります。

副業を行う

収入UPを目的とするのであれば、何も会社の給料を上げることだけにこだわる必要はありません。副業を行って報酬を得るという方法もあります。

帰宅後の時間や週末の休みを利用して収入を得る副業には、大別すると「ネット系」「投資系」「労働系」などを挙げることができます。

ネット系は、インターネット環境さえあればパソコンやスマートフォンを使って手軽に取り掛かることができ、代表的なものに商品やサービスの宣伝を行うアフィリエイトやせどり、生地作成などのクラウドソーシング、フリマアプリなどを通じてのネットオークションなどの仕事があります。

投資系は、株式やFX、暗号資産などの取引をネット上で行うもので、リスクが大きい一方リターンも大きく見込めるのが特徴です。

労働系は、自分の身体を資本に労働力を提供して賃金を得るもので、特別な知識がなくても手軽に取り掛かれるのが魅力です。

このように、会社の給料を得ながらさらに収入を積み上げるメリットを持つ副業ですが、本業に支障をきたすことのないよう業務量をコントロールしていくことが求められます。

転職する

給料が低い状況から抜け出すために、業績アップも試みた、会社とも交渉した、でも会社はなかなか動いてくれない、ということはあるでしょう。

副業をやって収入を積み上げるのもよいけれど、やっぱり本業で勝負したいという思いも強いかもしれません。そのような時には、思い切って転職をし、働く場所を変えるのも一つの方法です。

ただ、働きながら転職先を探すのは難しいかなとお悩みの方もいらっしゃるでしょう。そういた方は転職エージェントへの相談も考えてみてはいかがでしょうか。

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節約する

給料の低さを打開するために、業績アップでアピールしたり転職で抜本的に環境をリセットしたりすることの必要性は感じていても、実現するには少なからず時間がかかります。

それより当面、今この時の資金を確保したいと思うのであれば、「節約」するのが近道かもしれません。無駄な出費というのは無意識のうちに行っているものです。

自分の行動を客観的に見つめ直すためにはやはり簡単な家計簿をつけるなどして、支出を把握することが最も効果的で、現状打破に向けた応急措置となるものです。

おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。

「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。

しかしどうしても自分の良いところや強みがわからないときにはぜひ、私たち第二新卒エージェントneoに頼ってください。これまで多数の内定者を輩出した確かな実力を持ってあなたの性格を分析、そして安心して働ける求人をご紹介致します。共に楽しい仕事探しを成功させましょう!

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