就職/転職に有利な情報を探す

就職/転職に有利な情報を探す

閉じる

動物に関わる仕事19選|資格が不要な仕事は16種類も

動物が好きだという気持ちを生かして働ける仕事に転職したい、と考えている人はいませんか。世の中には、動物に関わる仕事がたくさんあります。専門的な知識が必要というイメージもあるかもしれませんが、資格がなくても挑戦できる仕事が意外と多いです。本記事では、資格が不要な仕事と資格が必要な仕事を分かりやすく分類してご紹介します。

【資格不要】動物に関わる仕事16選

動物に関わる仕事

動物に関わる仕事のうち、資格不要の仕事にはどんな仕事があるのでしょうか。

ここでは、動物の健康に関わる仕事を3種類、ペットと関わる仕事を9種類、自然の中で動物と関わる仕事を3種類、その他1種類の合計16種類の仕事について説明していきます。就職してみたいと思える仕事探しの参考になれば、幸いです。


全体用 No.1訴求

動物の健康に関わる仕事

動物の健康に関わる仕事は、動物の命を預かる重要な業務に携わるため、動物に関わる仕事のなかでも特に責任感ややりがいを感じやすいです。

その一方で、常に緊張感や重圧を感じつつ業務に取り組まなければいけないという大変さも併せ持つ仕事です。

仕事に対するやる気や動物に対する愛情がなければ、継続するのが難しいという側面もあると言えるでしょう。動物の健康に携わる仕事としては、動物看護スタッフ、動物介護士、動物飼育員が挙げられます。

動物看護スタッフ

動物看護スタッフは、主に獣医師のサポート業務を担当します。獣医師の診察や手術の補助をするだけではなく、入院中の動物の世話をする、飼い主に対して治療や服薬の説明をする、といった業務も担います。

動物看護スタッフとして働く場合は、特別な資格や免許がなくても、就労が可能です。ただし、2022年に施行された法律に基づき、愛玩動物看護師は国家資格化されました。そのため、愛玩動物看護師として働くには、国家資格が必要となります。

動物介護士

動物介護士は、高齢になった動物や、病気やけがをしてしまった動物の介護をする役割を担います。

介護をする動物の状態を適切に把握し、個体に応じた介護をする必要があるため、動物の病気などに関する知識を持っていることが好ましいでしょう。

特別な資格や免許は必要ありませんが、ペット介護士などの民間資格を持っていると、就職にも有利です。

動物飼育員

動物飼育員は、動物園や水族館といった施設にいる動物の世話をするスタッフです。餌やりや体調チェックといった動物たちの日常生活を支える業務のみならず、施設内のツアーガイドやイベントに携わることもあり、適切な接遇マナーも求められます。

動物の体調が思わしくない場合などは、徹夜で世話をする必要が生じることもあり、タフな体力や精神力が求められるシーンも多いです。

ペットと関わる仕事

ペットと共に暮らす人も増えている時代、ペットと関わる仕事の需要が増えてきています。

資格なしでもペットと関われる仕事には、動物に直接触れ合う仕事もあれば、動物と直接触れ合うわけではないものの、ペットの生活や健康を支える上で不可欠なサービスを提供する仕事もあります。

動物に直接触れ合う仕事としては、トリマー、ドッグトレーナー、ペットショップスタッフ、ブリーダー、ペットホテル従業員、ペットシッターが挙げられます。

動物関連のサービスを提供する仕事としては、ペットフード関連企業の社員、動物用医療機器の製造業者、ペット保険取り扱い保険会社の営業が挙げられます。

トリマー

トリマーは、ペットのカットやシャンプー、爪切りをする仕事であり、動物の美容師的な役割を担います。国家資格はないため、民間資格を取得して働いている人がほとんどです。

専門学校に通ってから就職する人もいますが、ペットサロンで働きながら技術を学び、資格を取得することもできます。ドッグトレーナーは、犬の訓練をする仕事であり、大きくなる前にしつけを施したり、飼い主に対して飼育方法のアドバイスを与えたりします。

ペットショップスタッフ

ペットショップスタッフは、ペットショップで販売する動物の飼育や管理のほか、ペット関連用品の管理や販売、掃除や接客に至るまで、多様な業務を担います。

未経験の人でも比較的挑戦しやすい仕事ですが、シフト制勤務となることが多く、希望通りの休みが取りづらいため、その点をデメリットと感じてしまう人もいるでしょう。

ブリーダーは、主に血統書つきの動物の交配をする仕事です。資格や免許は必要ありませんが、個人で販売目的でブリーダーとして仕事を始める場合は、保健所に「第一種動物取扱業」として登録を済ませることが求められます。

ペットホテル従業員

ペットホテル従業員は、飼い主が旅行している際などにホテルに預けられたペットの世話をする仕事を担うスタッフです。

飼い主の代わりに、決まった時間に食事を提供したり、トイレの世話をしたりするだけではなく、慣れない環境でもストレスを感じずに過ごせるように快適な環境づくりをすることが大事です。

その日に担当するペットの特性を把握して適切に世話をするために、飼い主からペットの普段の生活についてしっかりヒアリングするのも、仕事の一部となります。

ペットシッターは、飼い主の代わりに自宅を訪問して世話をする仕事です。ペットホテルでは体調を崩しやすいといった事情を抱えるペットを預かることも多いため、やりがいがある反面、かなり神経を使う仕事でもあります。

上記で紹介をしたペットに直接触れ合う仕事は、ペットとの触れ合いによる喜びややりがいを感じられる一方で、正社員としての採用が少ない傾向がみられ、安定した仕事にはなりづらいというデメリットもあります。

より安定した仕事を求める場合は、ペット関連ビジネスの仕事にも目を向けてみましょう。ペット関連のサービスを提供する企業の場合は、フルタイム勤務の正社員といった安定した雇用形態が多く、福利厚生面も整っている傾向が強いです。

ペットフード関連企業

ペットフード関連企業の社員は、ペットが日々安心して口にできるペットフードの開発や販売に携わります。

自身の担当する業務が、研究開発であっても、パッケージデザインや商品企画であっても、もしくは販路拡大のための営業担当であっても、何らかの形でペットの毎日を支えるペットフードに関わりを持つことができます。

直接触れ合えるわけではないものの、動物のために役立っていることを実感しやすい仕事だと言えるでしょう。ペットショップなどと比べて、待遇面が手厚く、安定した長期的な仕事を探している人におすすめです。

動物医療機器の製造業者

動物用医療機器の製造業者は、動物病院や動物園などで使用される動物向けの医療機器を製造しています。

ペット関連の仕事を検討するなら、動物用医療機器の製造業者も視野に入れてみてください。

検査機器や注射器、手術用の道具など、ペットの健康管理に欠かせない機器の製造に携わることで、ペットの命を守っているという使命感を感じられるのは、この仕事ならではの魅力です。

製造業においては、マニュアルや研修体制がきちんと整っている職場が充実していて、資格や経験がない人でも安心して仕事に臨みやすいでしょう。

雇用形態については、正社員、契約社員、パート・アルバイトなど様々ですが、長期的な雇用を前提としている企業が比較的多いのが特徴です。

ペット保険を取り扱う保険会社

営業や接客に興味がある場合は、ペット保険取り扱い保険会社の営業を検討してみましょう。国民皆保険制度が導入されている人間とは異なり、ペットの場合は保険への加入は任意となります。

ペットのためにはできる限りの最善を尽くしたいと考えている飼い主も多いため、人間のための保険加入の勧誘と比べて、ペット保険の方が営業を掛けやすいという傾向がみられます。

ペット保険取り扱い保険会社の営業職に関しても、フルタイムの社員での採用が多いため、仕事に対する安定性を求めて転職活動をしたい人に適しています。


「自分に合った仕事は?」

自然の中で動物と関わる仕事

自然の中で動物と関わる仕事としては、酪農家、厩務員、動物保護団体職員が挙げられます。酪農家は、牛を飼育して乳を搾り、牛乳を生産する仕事を担います。

また、酪農家によっては、牛乳を使って、バターやチーズなどの乳製品に加工する作業も行います。かつては世襲制が中心だった酪農業ですが、そういった傾向も薄れてきました。

資格がなくても挑戦できる仕事ではありますが、朝早くに起きて、様々な作業をこなす必要があり、相当の覚悟や決意を持って挑む必要があります。

牛の世話や搾乳にはかなりの体力が要るため、体力に自信がある人におすすめです。牛や豚、鶏を育てて、食肉として出荷する畜産業も、酪農家と同様に、自然と動物に関わる仕事です。

厩務員

厩務員は、厩舎や育成牧場で、調教師の指示を受けながら、競走馬の世話を担います。

資格や経験がなくても就職はできますが、餌やりやブラッシング、シャワーといった馬と直接関わり合う業務が多いため、馬に触れ合った経験がある人の方が仕事に馴染みやすいでしょう。レース前のパドックにおける引き馬も、厩務員の大切な業務のひとつです。

動物保護団体職員厩務員

自然と動物と関わりが深い仕事を検討しているなら、動物保護の仕事を担う動物保護団体職員もおすすめです。

保健所で殺処分予定の動物を保護したり、飼えなくなったペットを引き取ったり、といった動物の命と関わりの深い業務を担当します。

ペットの放棄や虐待を防ぐための啓蒙活動をするなど、幅広い活動を通して、動物の命を保護する一助となれる仕事です。動物保護のためのNPO法人やNGO団体の職員として働くことになり、雇用形態としては、正社員ではなく、契約職員での採用が多いです。

ショーハンドラー

ドッグショーで犬を引く仕事を担当するショーハンドラーになるには、特に資格や免許は必要ありませんが、民間団体の認定資格を取得していると、仕事に有利です。

犬をいかに観客に素敵に魅せることができるかを考えるだけではなく、犬との信頼関係を築き、犬の心身の健康状態を見極めるスキルが求められます。ショーハンドラーだけで稼ぐのはなかなか難しく、トリマーとの兼業で生計を立てている人が多いのが実情です。

【資格必要】動物に関わる仕事3選

ここからは、動物に関わる仕事のうち、資格が必要な仕事についてご紹介しましょう。資格が必要な仕事としては、獣医師、調教師、自然保護官が挙げられます。以下、資格取得のために必要な条件や、仕事内容を説明していきます。

獣医師

動物に関わる仕事と聞いた時に、まず獣医師を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

獣医師として働くには、獣医師養成課程がある大学で獣医学教育を学んだ上で、農林水産省が実施する獣医師国家試験に合格する必要があります。

獣医師の就職先は、動物病院をはじめ、動物園や水族館など、多岐に渡ります。動物病院に勤務する獣医師が、牧場や競馬場に出向いて、動物の診察を行うケースもみられます。

給与や勤務時間については、就職先によって大きく異なるため、選択する際にはしっかりと確認しておくことが大切です。

動物病院のなかには、昼間から夕方にかけては診療時間外というところもありますが、ずっと休憩時間というわけではなく、手術や処置を行うことも多く、多忙な職種でもあります。

調教師

競走馬の調教を担う調教師として働くには、日本中央競馬会ないし地方競馬全国協会が実施する試験に合格して、調教師免許を取得することが求められます。試験の合格率はわずか1割未満です。

厩舎での厩務員の経験者や、騎手の経験者に合格者が多く、未経験の人が挑戦するのは、かなり難しいと言えるでしょう。

馬主から預かった馬を適切に調教して、万全の状態でレースに臨めるようにコンディションを整えるのが、調教師の役割です。多くの人が注目するレースに出馬する馬の調教に携われるといった大きなやりがいを感じられる仕事です。

自然保護官

自然保護官は、レンジャーとも呼ばれる仕事であり、国家公務員にあたります。自然保護官として働くには、以下のいずれかの試験に合格する必要があります。

国家公務員I種試験の農学III、国家公務員II種試験の林学農学土木、または国家公務員III種試験(高校卒業程度)の林業です。

自然保護官は、国立公園の自然保護活動を担う仕事であり、仕事の一環として野生動物の保護や外来種の対策などに携わることができます。

エコツーリズムなどの企画を通して、自然や動物との触れ合いを提供する活動も促進でき、地域や自然との結びつきを感じながら仕事をできるのが魅力です。

転職活動を効率的に進めるには?

動物に関わる仕事に転職したいと考えているなら、自分一人で進めるよりも、転職エージェントを利用しながらの転職活動がおすすめです。

転職エージェントでは、丁寧なヒアリングや個別面談を通して、適した仕事の紹介を行っています。仕事探しに挫折しそうになった場合は、ぜひ私たち第二新卒エージェントneoへの登録を検討してください。まずは無料登録をして、仕事探しへの前向きな一歩を踏み出しましょう。


「自分に合った仕事は?」

おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。

「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。

しかしどうしても自分の良いところや強みがわからないときにはぜひ、私たち第二新卒エージェントneoに頼ってください。これまで多数の内定者を輩出した確かな実力を持ってあなたの性格を分析、そして安心して働ける求人をご紹介致します。共に楽しい仕事探しを成功させましょう!

20秒で終わる会員登録はコチラ