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グラフィックデザイナーの志望動機・例文!アピールポイントや書き方、面接での伝え方とは?

広告業界やデザイン業界への憧れで、転職を目指す人も多いグラフィックデザイナー。

しかし、グラフィックデザイナーの志望動機には、この憧れを中心に書かないほうが無難です。実力主義の世界なので、どんなスキルがあってどんな貢献ができるかが重視されるからです。

そこで本記事では、グラフィックデザイナーにの志望動機の書き方について、応募する前に確認しておくべき業界の特徴や採用に繋がるアピール方法と共にご紹介します。

グラフィックデザイナーの仕事内容とは?

グラフィックデザイナーの仕事は、広告など印刷物のデザインが中心です。デザインを考えるのが主な仕事ですが、パソコンでデザイン制作するDTPデザインまで行うケースもあります。

ほとんどのデザイン会社がApple社のmacを使って制作し、描画ソフトのAdobe Illustratorや、写真加工ソフトのPhotoshopを使うのがスタンダードです。

デザインセンスやデザインソフトの知識が必要になるので、事前に通信教育などで印刷物のデザインを学んでから、広告代理店やデザイン会社などに転職する人もいます。

デザイン自体を考え、プレゼンも行う

DTPデザイナーとの一番の違いは、仕事の幅です。グラフィックデザイナーは、日ごろからデザインの情報収集をして、はやりのデザインや色彩効果を取り入れたデザインを考えます。

また、クライアントと顔を合わせて、デザイン企画を考えたり出来上がったデザイン案のプレゼンを行ったりすることも。

一方DTPデザイナーは、すでに出来上がっているデザインイメージをデータ化することが主な仕事です。DTPデザイナーとグラフィックデザイナーを分けず、一括りに募集している会社もあります。

求められるのは商業デザイン

グラフィックデザイナーというと、自己表現ができてかっこいいというイメージを抱く人もいます。実際に、業界をけん引する一部のグラフィックデザイナーには、芸術的なデザインを行う人もいるものです。

ところが、一般的なグラフィックデザイナーに自己表現が求められることはほとんどありません。

大切なのは、クライアントの希望に沿っていて、ターゲットの気持ちを掴めるか。ミーティングや書類で企画内容をしっかり把握して、消費者の視点に立った商業的なデザインを行います。

大きなプロジェクトの仕事も

グラフィックデザインの仕事の中には、テレビなどの映像部門も関わるプロジェクトもあります。

ディレクターのもとにコピーライターや写真家など複数の職種の専門家が集められ、広告チームを組みます。経験や実績が必要になるため、多くの場合はデザイナー歴の長い実力のある人が選ばれます。

ちなみに、グラフィックデザイナーの平均年収ややりがいなど、もっと詳しい情報を知りたいという方は下記の記事にまとめてありますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。

1日のスケジュール例

グラフィックデザイナーと聞くと、残業が多いというイメージを持つ人が多いでしょう。確かに締め切り前には忙しくなり、残業が増えてしまうこともあります。

しかし、自分で勤務時間を変えられるフレックスタイム制を導入しているデザイン会社もあるため、他の業界に比べて出勤時間や退勤時間は調整しやすいものです。

どうしても間に合わない場合には休日出勤になることもありますが、後で振替休日を取ることも可能です。

デザイン会社に所属しているグラフィックデザイナーの1日のスケジュールを、モデルケースとしてご紹介します。

午前10時に出勤し、メールをチェックしたり、1日の仕事内容を確認したりします。11時になったら、クライアントに提案するプレゼン資料を作ったり、デザイン案を考えたりしていきます。

後々のプレゼンの進行にも関わるため、企画資料にしっかり目を通して、クライアントの意向を確認しておくことが大事です。

また、制作も担っている場合は、デザイン案が決まっている仕事のDTP制作も合間に進めていきます。

午後になったら休憩を取ります。各自で手の空いた時に休憩する会社もあり、時間はまちまちです。

14時になったら、クライアントの会社へ出向きます。新しく請け負った仕事では、まずクライアントの話をよく聞き、コンセプトなど企画の概要を把握します。

2度目以降では、クライアントにデザイン案などのプレゼンを行います。これらはクライアントと対面するため、コミュニケーション力が必要とされる段階です。

16時に社内に戻ったら、社内のDTPデザイナーらとスケジュールや仕事内容のすり合わせをします。その後、通常では21時に業務を終えて帰宅します。

グラフィックデザイナーの志望動機のアピールポイント

グラフィックデザイナーの志望動機では、注意すべきポイントが3つあります。1つ目は、グラフィックデザイナーへの憧れを中心にするのではなく、自分のスキルのアピールを中心に行うことです。

そうでないと、多くの応募者がデザインが好きという思いを理由にするため、差別化が図れません。

2つ目は、過去の制作物をまとめたポートフォリオの内容を伝えることです。これまでにどういった物を作ってきたか、反響はどうだったかを具体的に示します。

3つ目は、自分を採用することで企業にどんなメリットがもたらされるかを伝えることです。クライアント企業の売上アップをしたいなど、貢献したい気持ちをアピールします。


仕事選び

グラフィックデザイナーの志望動機の書き方

ここでは志望動機の書き方を、具体的な例文でチェックしましょう。

グラフィックデザイナーでは、実際の経験やパソコンスキルが重視されます。転職前の業界や職種の一致度によって、3つのタイプに分けられます。

同業界・同職種からの転職の場合

「貴社のホームページでファッション関連のデザインプロジェクトを計画していると知り、ぜひ企画チームに参加させていただきたく志望しました。

私は今勤めている会社で、ファッション誌の広告デザインを2年間担当してきました。私の主義は、良いと思うことは臆せず伝えることです。

伝えられた企画内容に疑問を持った時、クライアントにお願いしてプレゼンの機会をいただき、雑誌の売り上げを4割アップさせた経験もあります。

貴社でも意欲的に発言し、クライアントにメリットのあるデザインを提案したいと考えています。」

同業種から転職する人は、現在の仕事との関連性を中心にして、スキルアップしたいと伝えることがポイントです。

注意点は、マイナスの要素はできるだけ入れないこと。現在の職種への不満を述べると、またすぐ転職してしまうのではと思われてしまうからです。

応募企業にとって採用するとプラスになると思ってもらえるよう、自分が貢献できる点やこれまでの実績をアピールします。

さらに、自分の人柄がわかるような文章も挟むと、会ってみたいと興味を持ってもらえるでしょう。

同業界・異職種からの転職の場合

「貴社を志望する理由は、営業の視点を活かしてグラフィックデザインを行いたいからです。現在の会社では、広告営業として50社以上の仕事に携わってきました。

ところが仕上がりの制作物を見て、自分なら色やレイアウトを変えるなと考えることも多いです。実際、グラフィックデザイナーにデザインの変更を提案し、クライアントに受け入れてもらえた経験もあります。

デザインの学校を出てはいないので、パソコンスキルを身に付けるため、アドビ認定エキスパートやDTPエキスパート認証試験の資格を取得しました。

ぜひ、多彩なクライアントを持つ貴社で、企業に喜ばれる企画や制作を行っていきたいです。」

異業種の場合は業界知識はあるので、今の職種での経験をその企業にどう活かせるかを中心にアピールすることがポイント。その中で、なぜ転身を図りたいかについても触れましょう。

注意点は、必要とされるパソコンスキルを身に付けておくこと。一から教えるなら、専門学校卒の人などを採用した方が早いと思われてしまうからです。

実務経験がなくても、資格など基本的な技術を証明するものがあると有利です。

異業界・異職種からの就・転職の場合

「私が貴社を志望するのは、貴社がブライダル関連のクライアントをメインに扱っているからです。営業職としてブライダル会社に1年半勤める中で、制作会社とのやり取りも任されていました。

次第にグラフィックデザイナーの方と、挙式に使うデザインを作ることにやりがいを感じ、デザインイメージがどんどんわくようになりました。

デザイン事務所に勤める友人にグラフィックデザインの仕事内容を聞いて、人と話すことが好きな自分にも向いているのではと思ったことが転職の動機です。

Adobeソフトの技術は通信講座で学び、基本は身に付いています。ぜひ、式場を訪れるお客さんに喜ばれるデザインを生み出したいです。」

異業種の未経験者が応募する場合、なぜデザイン業界に転職したいのかが重視されます。

説得力を持たせて納得してもらうには、これまでデザインに関わった経験を伝えるのがベスト。デザインスキルも身に付けているものがあれば、一言書いておきます。

注意点は、業界のことをできるだけ把握しておくこと。業界の知人に聞いたりして、憧れだけで済まさないようにするのがポイントです。

その上で、異なる業界に勤めた経験を活かして、どんな活躍が期待できるかを伝えましょう。

ちなみに、「志望動機の基本的な考え方を確認しておきたい」という方は、下記の記事に基礎的な部分から細かくご紹介しておりますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。

志望動機で困ったら・・・

グラフィックデザイナーの志望動機を書こうとしても自分ならではのアピールポイントが見つからなくて書けないという人もいるでしょう。

「本当にこれでいいのかなぁ・・・」と不安を抱いたまま応募するのは、内定の可能性を狭めてしまうようで気が引けますよね。

そこでぜひ知っておいていただきたいのが就・転職エージェントの存在です。

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