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登録販売者の志望動機・例文!アピールポイントや書き方、面接での伝え方とは?

登録販売者とは、主にドラッグストアなどで、一般用医薬品を販売できるようになる資格、そしてその資格保持者で働ける職種のことです。

ドラッグストアの数と共に2020年では、その需要が大きく増加しています。

本記事では、そんな登録販売者の志望動機の書き方を3パターンの例文と共にご紹介いたします。少しでもお役に立てれば幸いです。

登録販売者の仕事内容とは?

登録販売者は、2009年の規制緩和に伴う改正薬事法によって新設された資格です。

もともとは旧薬事法で定められていた薬種商販売業という資格でしたが、改正に伴ってその受験資格が変わり、誰でも受験できる個人資格となりました。

登録販売者がその資格の効力によってできるようになるのは、一般用医薬品の販売です。

一般用医薬品とは、医師の処方箋がなくても購入できる医薬品のことであり、第1類、第2類、第3類の三種に分かれています。

全体を販売できるのは薬剤師であり、登録販売者ができるのはこのうち95%近くを占めている指定第2類、第3類の販売です。指定第2類、第3類医薬品には、例えば風邪薬があります。

登録販売者の受験内容

学歴や実務経験、講習受講などといった受験資格がないのが登録販売者の特徴です。そのため、誰でも受験できる資格となっています。試験は年に1回、それぞれの都道府県でおこなわれます。

受験時期は都道府県によって異なってきますが、だいたいが夏から冬にかけて行われます。試験の形式はマークシートであり、全体で7割の得点と、項目別に5割の得点があれば合格可能です。

仮に全体で8割を獲得していても、一つの項目で5割を下回ってしまった場合は、不合格となってしまうので、まんべんなく正答する必要があります。合格率は、2018年全国において41.3%です。

登録販売者の業務内容

指定第2類、第3類医薬品の販売が主な業務である登録販売者ですが、その他にも医薬品購入者への対応業務があります。

医薬品それぞれの情報を提供し、場合に応じて指導や相談も行う業務です。

主な職場となるのはドラッグストアですが、その他にもコンビニエンスストアやスーパーマーケットの医薬品販売ゾーン、ホームセンターやディスカウントストアの同ゾーンも職場になります。

また、製薬会社やドラッグストアでの営業職、介護の現場での服薬指導でも登録販売者は働いています。

別途、販売許可を受けて自分で一般医薬品を販売する店を作る人もいるほど、その仕事内容は多岐に渡っています。

登録販売者を目指すべき人

登録販売者を目指すのがおすすめなのは、情報収集に余念がない人です。

新薬が出るたび、取り扱う医薬品が変わるたびに登録販売者は情報提供をできるように知識を持っておく必要があります。

そのため、常日頃から情報にアンテナを張っておくことも必要です。また、純粋に医薬品に興味のある人もおすすめです。そうしたことを取り扱う職場で働きたい人にはもってこいの職種となっています。

ちなみに、登録販売者の平均年収ややりがいなど、もっと詳しい情報を知りたいという方は下記の記事にまとめてありますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。

1日のスケジュール例

一般的な職場であるドラッグストアの場合は、だいたい8時~9時に出勤をします。平均的な開店時間である10時まで、店内の清掃や商品の品出しといった業務をこなします。

そして、開店時間の少し前には、ドラッグストア全体でのミーティングに参加し、1日の流れを再確認。そこからは、昼休憩を挟んで夕方の18時ぐらいまで働くのがひとつの勤務スタイルです。

担当の一般医薬品のみならず、ドラッグストアにおけるレジ業務や商品の補充をする作業もあります。大変なのは店が混雑してくる夕方ごろです。

医薬品の販売が忙しくなりますし、ヘルプとしてレジに入ることも多くなってくるためです。ただし、全体的にドラッグストアで働く他の職種と比べると、業務内容は軽く休憩もしっかりとれるメリットがあります。

登録販売者の勤務形態は主に早番と遅番の2種類です。早番では開店業務に、遅番では閉店業務にそれぞれ従事します。

引き継ぎ自体は16時~18時が一般的です。あまり残業がない職種でもあります。

しかしながら、登録販売者の数が足りていない店舗の場合は、開店から閉店まで業務に従事するケースもあるので注意が必要です。

休みはそうしたシフトとの折り合いによって変わりますが、平日が多いのも特徴です。

登録販売者の志望動機のアピールポイント

志望動機でまずアピールすべきポイントは、なぜ登録販売者としてこの職場で働きたいのかという点です。

一般的な職業全体で言えることでもありますが、登録販売者の場合は業務内容が職場によって、変わってくることがあるのでそれを十分に理解した上で働きたいということを担当者に伝える必要があります。

また、そこからさらに発展して自分ならばどういったことができるのかという点もアピールしましょう。

ドラッグストアならばレジ業務が得意、製薬会社なら営業経験が豊富といったことが高い評価に繋がります。

似たようなことですが、職場がどのような戦力を希望しているのか、判断した上であることもしっかりと明確に意思表示することが求められます。


仕事選び

【例文】登録販売者の志望動機の書き方

この項では、志望動機の詳しい書き方について、それぞれのパターンに応じた例文と、重要な部分、注意が必要な部分を解説していきます。

同業界・同職種からの転職の場合

「私は、大手ドラッグストアチェーンの店舗登録販売者として、この3年間、お客様との接客業務、在庫管理に従事してきました。

一般医薬品販売のみならず、店舗全体のことを考えて他のスタッフと連携し、お客様との対応、店舗の問題解決に尽力できます。

今回は、さらなるキャリアアップを目指して、同じドラッグストアチェーンの貴社に応募させていただきました。前の職場で培った経験をぜひ貴社で発揮したいと思っております。」

この場合、重要となるのは自分が同じ職種でどのような業務に従事してきたのかという部分です。読んだ担当者に、このひとはこういったことをやってきたのだなと把握してもらうことが、転職にあたって大事です。

また、なぜ転職をしたのかという部分では前の職場をけなしたりせず、かといって転職先を持ち上げすぎず、バランスをとれた理由にする注意が必要です。

同業界・異職種からの転職の場合

「私は、これまで地域医療の中核病院で、病棟勤務の看護師として5年間業務に従事してきました。

やりがいのある仕事でしたが、年々医薬品への興味が募るようになり、より多くの患者さんのためになりたいと登録販売者試験を受験、合格しました。

そんな時、貴社の求人を知り応募させていただきました。登録販売者としての実務経験はありませんが、病棟看護師として培ったスキルもしっかりと活かし、接客していきたいと思っています。」

重要なのは、前の職種の詳しい内容です。この例文では、病棟看護師として働いていたことを書いて、そこからスキルとして活かしていきたいとつなげることで、自分の能力をアピールしています。

注意が必要なのは、実務経験の有無を書くことです。異職種からの転職ということもあり、担当者も書かなくても理解してくれますが、念の為にも実務経験はないと明示しておくことが求められます。

異業界・異職種からの就・転職の場合

「これまでは、全く別の業界、職種で働いていました。しかしながら、医学、薬学に関わる職場で専門職として働きたいという意欲があり、その第一歩として登録販売者を受験、合格した次第です。

資格を保持するだけではなく、自分をスキルアップさせていきたいと思い、貴社の求人に応募しました。毎日、新しい医薬品の知識も増やしているのでお客様のニーズにも応えられると存じます。」

この場合だとなぜ異業種からわざわざ登録販売者に飛び込むのかという部分が重要になります。

この説明がなくては、担当者はなぜこの人は登録販売者として働きたいのかと疑問を持ってしまいます。

注意が必要なのは異業種からの挑戦、そして未経験だけども自分にはこういうことができる、という内容をアピールすることを忘れないことです。

ちなみに、「志望動機の基本的な考え方を確認しておきたい」という方は、下記の記事に基礎的な部分から細かくご紹介しておりますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。

登録販売者のNG志望動機・例文

さて、ここからは登録販売者の志望動機のNG例文をご紹介いたします。ぜひ、この例文の注意ポイントも参考にして志望動機を作成してみてください。

「私はこれまでレストランの接客業務を行って参りましたが、母の病をきっかけに医療業界に携わりたいと考えるようになりました。

中でも一般用医薬品を扱える登録販売者であれば、より広範囲にわたって困っている人の助けになることができるかもしれないと考え、この仕事を志望いたしました。

未経験ではございますが、これまでの接客経験とその過程で培ってきたコミュニケーションスキルを活かし、一日でも早く貴社に貢献できるよう努めて参ります。」

この例文で足りていない点として挙げられるのは、なぜその職場を選んだのかという点です。

その「経営理念に共感した」「〇〇の取り組みに惹かれた」など、その職場ならではの魅力を洗い出してアピールすると、より説得力のある志望動機になります。

企業研究をより深く行うことをおすすめします。

志望動機で困ったら・・・

登録販売者の志望動機を書こうとしても自分ならではのアピールポイントが見つからなくて書けないという人もいるでしょう。

「本当にこれでいいのかなぁ・・・」と不安を抱いたまま応募するのは、内定の可能性を狭めてしまうようで気が引けますよね。

そこでぜひ知っておいていただきたいのが就・転職エージェントの存在です。

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おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

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