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【例文】スタイリストの志望動機・書き方!アピールポイント3つとは?

就職や転職する際に重要となるのは志望動機です。

これはスタイリストの志望者にも当てはまる話であり、しっかりとした志望動機を持っていれば、エントリーシートで落とされる可能性は低くなりますし、面接の際も自分の気持ちを面接官に説得力を持って伝えられるようになるでしょう。

そこで本記事ではスタイリストを目指す際の志望動機の書き方について、3つの例文と共にご紹介いたします。少しでもお役に立てれば幸いです。

スタイリストの仕事内容とは?

まず最初に、スタイリストの主な仕事内容はモデルやタレントをはじめとした人物の服のスタイリングを行うことです。

ファッションは毎年のようにトレンドが移り変わりますのでその時々の流行を抑えつつ、着る人の個性に合うような服やアクセサリーをチョイスするという高度なセンスが求められます。

また、意外に知られていませんが、スタイリストが担う役割はスタイリングのような華やかな仕事ばかりではありません。

どこで働くかによっても違ってはくるものの、縁の下の力持ち的な地味な仕事も少なくありません。

特にスタイリストになりたての若手がよく任されるのが、取引先に対して請求書を発行したり、他のスタッフが使った交通費の精算です。

華やかな世界に憧れていたのにデスクに向かって黙々と事務作業をこなさなければならないケースも珍しくありませんが、そういった経験は将来に活きてきますので、めげずに取り組むことが重要です。

また、衣類やアクセサリーを借りてきたり、使用後に返却するのもスタイリストの仕事の一つです。1着だけなら軽い衣類でも複数をまとめて運ぶとなると結構な重さになります。

思いのほか肉体労働が多いというのも、スタイリストの仕事の特徴であると言えるでしょう。

なお、スタイリストが働く場所というと真っ先にスタイリスト事務所が思いつくかもしれませんが、実際にはスタイリストの就職先はそれだけに留まりません。

例えば、アパレル会社では、自社の公告やホームページに掲載する写真用にスタイリストを雇うケースが少なくありませんし、大手の芸能事務所の中にも所属するタレントのために専属のスタイリストを雇用する場合があります。

ちなみに、スタイリストの平均年収ややりがいなど、もっと詳しい情報を知りたいという方は下記の記事にまとめてありますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。

では次に、あるファッション雑誌の特集ページを担当するスタイリストの1日のスケジュールを見てみることにしましょう。

1日のスケジュール例

撮影当日は使用する衣装を車に乗せて、アシスタントと一緒に9時頃にスタジオ入りします。その際、衣装をすべて運び出して、スタジオ内のハンガーラックに吊るさなければなりません。

それが終わると、9時半から雑誌の編集者や撮影を担当するカメラマンを交えて撮影コンセプトを共有するためのミーティングを行います。

10時半にいよいよモデルがスタジオに入り、まずはヘアメイクの担当者がヘアメイクを施します。その出来栄えをチェックするのもスタイリストの役割です。

撮影は11時半から始まり、用意した衣装を次々にモデルに着せて進んでいきます。

それぞれの衣装をモデルがコンセプト通りに着こなしているかや変なシワがついていないかなどを細かく確認しなければならないので、ひと時も気を抜くことはできません。

気になるところが見つかれば、その都度アシスタントに指示して直させます。14時頃になってようやく撮影がひと段落したところで、遅めのランチです。

まだ撮影が終わっていないため、ランチといってもデリバリーしてもらった弁当を急いで口にする程度です。

15時から撮影が再開し、18時前にようやく満足のいく作品を撮り終えました。撮影終了後は返却する衣装に傷がついたりしないように、慎重に回収します。

その後、19時からカメラマンや出版社の担当者と一緒に撮影した写真のデータをチェックし、その中から雑誌で使えそうなものをピックアップしたところでこの日の仕事は終わりです。

スタジオを出るころには、すでに遅い時間になっていることも少なくありません。当日中に衣装の返却まで終わらせなければならない場合は残業が発生する場合もあります。

スタイリストの志望動機のアピールポイント

次に、スタイリストの志望動機においてアピールすべきポイントについて見ていきます。まず1つ目は、クライアントが何を求めているかというニーズを正確に把握できるスキルです。

スタイリストは自分が好きなようにタレントなどのファッションを決めて良いわけでなく、基本的にはクライアントの求めに応じたスタイリングを行うことが求められます。

そのため、ニーズを正しく捉えられるスキルはスタイリストとして活躍する上で必要不可欠です。

2つ目は、クライアントから期待されるさまざまなテーマに柔軟に対応できる能力です。柔軟性と言い換えても良いでしょう。

どういったテーマが求められるかは実際にクライアントと話してみないと分からないので、スタイリストとしての評価を高めたいのであれば、ファッションに関するさまざまな引出しを用意しておく必要があります。

また、最新のトレンドを自然に取り入れる応用力があることも合わせてアピールできるとなお良いでしょう。

3つ目は、当然ながらファッションについての専門的な知識です。

基本的な知識はもちろんのこと、それ以外にも新進気鋭のデザイナーの情報やかつて流行ったトレンドなど、およそファッションに関するものであれば何でも貪欲に吸収するくらいの学習意欲が求められます。

そのため、ファッションショーなどに積極的に参加して最新のトレンドを吸収するというのはもちろんのこと、それ以外にも時間があれば街中に出てお洒落な人がどういった服を身にまとっているのかを自分なりに分析するといった取り組みも重要となります。


仕事選び

【例文】スタイリストの志望動機の書き方

ここからは、実際にスタイリストの志望動機を作成する際に参考になる例文をご紹介します。転職の際に想定される3つのパターンに分けてご紹介しますので、それぞれの違いも確認しましょう。

同業界・同職種からの転職の場合

「私は専門学校のスタイリスト科を卒業し、これまで都内にあるスタイリスト事務所で1年半ほどアシスタントとして働いてきました。

その間、経験豊富なスタイリストの方と一緒に仕事をすることで、クライアントがどういったことを求めているのかやモデルに合わせてどのようなスタイリングを行えば良いのかを自らの体験を通じて身につけられたのは大きな経験です。

今後はこれまで培ってきたスキルや経験を活かして、より本格的にスタイリストとして活躍したいと思い、この度貴社を志望しました。」

アシスタントして同業界で働く中で、スタイリストに求められる複数のスキルを身に着けてきたことを分かりやすくアピールしています。

このような人材は、スタイリスト事務所としても即戦力として期待できることから喉から手が出るくらい欲しいはずですので、志望動機としては非常に効果的な内容になっていると言えるでしょう。

同業界・異職種からの転職の場合

「私はデザイン学校を卒業してから約2年の間、ファッション業界においてデザイナーの見習いとして仕事をしてきました。

前職ではスタイリストの方とご一緒する機会も多かったのですが、その際、彼女たちが自らのスタイリング技術を駆使してクライアントのニーズに的確に応えている様子に感動を覚え、スタイリストを志すようになりました。

そして転職活動を行っている中で、長い間芸能界との接点が強く、広く業務を手掛けられている貴社を志望しました。

デザイナーの仕事もクライアントのニーズを満たすという点では通じるものがあり、これまでの仕事を通してクライアントが何を求めているのかを読み取るスキルを磨いてきました。

今後はこのスキルを活用して、ぜひスタイリストとして活躍したくエントリーさせていただきました。」

スタイリストの仕事内容を実際に目で見て正しく理解していると共に、その仕事に求められるスキルをデザイナーの見習いとして働く中で身に着けてきたということがクリアに述べられています。

異職種として働いていたとしても、スタイリストに求められるスキルを得る機会は少なくないはずですから、そういったスキルを習得しているのであれば積極的にアピールすると良いでしょう。

異業界・異職種からの就・転職の場合

「私は大学の文学部を卒業後、百貨店の販売員として仕事をしてきました。

お客様のご要望に沿ったコーディネートをご提案していくうちに、これからはテレビ画面や雑誌越しにユーザーの心を動かすようなスタイリングがしたいと考えるようになり、スタイリストを志しました。

そして転職活動を行っている中で、長い間芸能界との接点が強く、広く業務を手掛けられている貴社を志望しました。

販売員の仕事はお客様の要望に応えて似合う服をおすすめするという点で、スタイリストの仕事との共通点は多いものと考えております。

元来、クリエイティブな仕事が好きで、ファッションの知識も日ごろから取り入れております。

今後は前職での経験をもとに一日でも早く貴社に貢献できるよう努めて参ります。」

業種は異なるものの、スタイリストと同じくファッションに関する仕事をしてきたという点をうまくアピールできています。

それだけでなく、さりげなくスタイリストへの熱意を示す内容になっていますので、読み手に良い印象を与えられるでしょう。

未経験者であっても、スタイリストの仕事に通じる経験や熱意を伝えられれば、スタイリストとして採用される可能性は決して低くありません。

ちなみに、「志望動機の基本的な考え方を確認しておきたい」という方は、下記の記事に基礎的な部分から細かくご紹介しておりますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。

スタイリストのNG志望動機・例文

「学生時代からファッションへの興味関心が強く、将来はファッション業界に携わりたいと考えておりました。

そんな中でスタイリストの仕事は芸能界やモデル業界との接点が強く、華やかな空間を自分の手で形作れるという点に魅力を感じ、スタイリストの仕事を志望しました。

アパレルショップの販売員だった前職でのファッションの知識を活かして、依頼に沿ったスタイリングが行えるよう努めて参ります。」

上記の志望動機では、「スタイリスト=華やかな仕事」だからスタイリストを志望した、といった内容が強調されています。

しかし実際には、先ほどご紹介したように見習い期間に事務作業を行う流れがあったり、衣装の手配業務があったりと、華やかな仕事ばかりではありません。

夢見がちな内容を志望動機に盛り込んでしまうと、「スタイリストの仕事内容をきちんと調べていないな」「就職した後、理想とのギャップを感じて辞めてしまうかも」などと捉えられてしまい、印象を下げてしまう可能性があります。

「自分はしっかり仕事内容をリサーチしたうえで志望しています」という姿勢をアピールできるような志望動機を心掛けましょう。

ちなみに、可能であればなぜその職場を選んだのかという点も併せて記載することができればよりアピールしやすい志望動機になります。

志望動機で困ったら・・・

スタイリストの志望動機を書こうとしても自分ならではのアピールポイントが見つからなくて書けないという人もいるでしょう。

「本当にこれでいいのかなぁ・・・」と不安を抱いたまま応募するのは、内定の可能性を狭めてしまうようで気が引けますよね。

そこでぜひ知っておいていただきたいのが就・転職エージェントの存在です。

就・転職エージェントとは、求職者に対して提携している企業の求人を紹介することを主なサービスとして展開している民間の転職支援サポートです。

たとえば私たち第二新卒エージェントneoでは、第二新卒者をはじめとした若者を対象に、プロの転職アドバイザーがマンツーマンでご対応。

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おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。

「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。

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