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インテリアデザイナーの仕事内容とは?平均年収や向いている人もリサーチ!

自分のセンスやアイデアを活かして働きたい人は、インテリアデザイナーの仕事に興味をもつことがあるかもしれません。

インテリアデザイナーは、クリエイティブ系の仕事でも人気がある職業のひとつです。

本記事では、インテリアデザイナーの仕事内容や平均年収、仕事をするうえでのメリットやデメリットなどを紹介します。

インテリアデザイナーの仕事内容とは?

インテリアデザイナーは、顧客のイメージに適うような空間を作り上げるプロフェッショナルです。ファッションデザイナーは洋服やファッション小物などをデザインしますが、インテリアデザイナーはインテリア全体をデザインします。

室内装飾の知識の他に、建築や設計の知識も求められるのが、インテリアデザイナーの大きな特徴です。

インテリアデザイナーの仕事内容は幅広い

インテリアデザイナーの仕事内容は、家具の配置を考えたり、ファブリックの色を選んだりといった単なるコーディネートに留まりません。

この職業に就いている人は、顧客の要望に添ったインテリアデザインを自ら生み出すのが仕事です。

守備範囲は床材などの建築材料、壁紙、照明器具といった多岐にわたっており、本職のインテリアデザイナーは空間全体のバランスを考えながらオリジナルのデザインを形にします。

オフィスや店舗、ホテルなどでも活躍している

空間のデザインを手掛けるインテリアデザイナーは、企業のオフィスや店舗、ホテルなどのさまざまな場所で活躍しています。

スタッフが働きやすい仕事スペースを作り上げたり、訪れた人がホッと和めるような接客空間をデザインしたりすることは、インテリアデザイナーの仕事のひとつです。

また、インテリアデザイナーは病院や学校などの公共施設、電車、飛行機といった乗り物の室内空間のデザインも手掛けることがあります。

インテリアデザイナーの平均年収

インテリアデザイナーなどのデザイナー職は、いずれの年齢でも全国平均と比べて平均年収が高い傾向があります。

インテリアデザイナーの平均年収を知りたい場合、厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」などが参考にできるでしょう。

このデータでは、デザイナー全体の平均年収が年齢別に公開されています。インテリアデザイナーも、デザイナーの職種のひとつです。

したがって、発表されているデータからおおよその平均年収がイメージできる可能性があります。

全職業の年齢別の平均給与は、国税庁が発表している「年齢別平均給与」などから知ることが可能です。ここでは、以上の2つのデータをもとに平均年収についてまとめてみました。

19歳以下の平均年収

19歳以下のデザイナー職全体の平均年収は、賞与や残業代なども含めて200万円台から300万円台です。インテリアデザイナーなどのデザイナーは、若い年齢でも比較的高い給与を得ていることがわかります。

20代の平均年収

20歳から24歳のデザイナー職の平均年収は400万円台、25歳から29歳のデザイナーの平均年収は600万円台から700万円台です。

インテリアデザイナーも、年齢が上がって経験を積むにつれて、給与が上がる傾向があるようです。

30代の平均年収

30歳から34歳のデザイナー職全体の平均年収は、残業代や賞与も含めて700万円台から900万円台と高くなっています。

ちなみに、35歳から39歳のデザイナーの平均年収は700万円台から1,200万円台です。

40代の平均年収

40歳から44歳のデザイナー職は、800万円台から1,300万円台が平均年収の金額です。45歳から49歳の平均年収も、40歳か44歳と同様に800万円台から1,300万円台です。

50代の平均年収

50代は、すべての年齢でとくに平均年収が高い年代です。

実際、50歳から54歳のデザイナー職全体の平均年収は900万円台から1,400万円台となっています。55歳から59歳の平均年収はさらに上がり、1,200万円台から2,500万円台と高額です。

60代の平均年収

他の職業と同様に、デザイナー職も60代になると平均年収がやや下がる傾向があります。

60歳から64歳のデザイナー職の平均年収は500万円台から1,000万円台、65歳から69歳の平均年収は200万円台から400万円台です。

インテリアデザイナーのやりがいは?

「この職業に就いていてよかった」と感じてしまうようなやりがいは、仕事をするうえでも大きなモチベーションになってくれます。

インテリアデザイナーの仕事でも、ここで挙げるようないろいろなやりがいが感じられる可能性があります。

オリジナルの空間をデザインする楽しみが得られる

もないところからオリジナルの空間を作り上げる作業は、インテリアデザイナーにとって楽しさや喜びを感じられる仕事になることが多いです。

インテリアデザイナーは、内装や家具、照明器具などのいろいろな要素に気を配る必要がありますが、「自分のアイデアで仕事を仕上げた」という達成感は大きいです。

顧客や利用者に空間を楽しんでもらえる

自分が作った空間を、顧客や利用者に楽しんでもらえることも、インテリアデザイナーのやりがいのひとつです。イメージ通りの空間が完成した場合、発注者である顧客にも満足してもらうことができます。

自分のアイデアやセンスを表現できる

インテリアデザイナーは、自分のアイデアやセンスを仕事で表現することができます。周囲から高い評価を得た時などは、大きなやりがいを感じられるかもしれません。


仕事選び

インテリアデザイナーのメリット&デメリット

他の職種と同じく、インテリアデザイナーの仕事にはメリットやデメリットがあります。

これからインテリアデザイナーを目指す時は、メリットとデメリットの両方を把握したうえで、自分に向いているかどうかを判断するのがよい方法です。

以下では、仕事で身につくスキルや経験、やりがい、仕事の面白さといったメリットと併せて、この仕事の大変な部分や遭遇しやすい壁などのデメリットを紹介します。

インテリアデザイナーに就くメリット

インテリアデザイナーは、次のようないろいろなメリットがあります。

仕事から学ぶことが多い

インテリアデザイナーのようなクリエイティブ系の職種では、業務をこなしながら未経験の分野の勉強ができたり、新しいアイデアが得られたりするケースが多々あります。

実際、これまでに手掛けたことがない仕事にチャレンジをして、自分のデザインの幅をさらに広げているインテリアデザイナーも少なくありません。

一つの仕事からさまざまなことを学んでスキルアップができることは、この仕事のメリットのひとつです。

異業種のスタッフとチームワークで仕事ができる

インテリアデザイナーの仕事は、異業種のスタッフとチームワークで行うのが一般的です。

実際、リノベーションなどで住宅や店舗をデザインするときは、建築家や照明技師などと相談をしながら仕事をすることが多いかもしれません。

周囲と協力する楽しさや喜びが味わえたり、他のスタッフから刺激を受けたりできることは、仕事をするうえでもメリットになるでしょう。

好きなことや得意なことに没頭できる

インテリアという分野に没頭できることは、この仕事の特に面白い部分です。

室内装飾やデザインに興味があってインテリアデザイナーになった人は、資料を集めたりデザインのアイデアを得たりする作業の一つひとつが、楽しい仕事になる可能性があります。

デザインが好きな人や得意な人は、つい時間を忘れて仕事に取り組んでしまうことがあるかもしれません。

インテリアデザイナーに就くデメリット

ここで紹介する3つは、インテリアデザイナーの仕事の代表的なデメリットです。

アイデアが湧かず行き詰まることがある

スランプなどに陥ったときに、インテリアデザイナーは仕事がまったく進まないといったことがあります。

アイデアを出す段階で行き詰まると、その後の仕事の成果にも大きな影響を及ぼすことが考えられます。ストレスを減らすには、焦りや不安に負けないような精神力を養う必要があるでしょう。

常に納期を意識しなければならない

会社員、フリーランスを問わず、インテリアデザイナーは指定された納期を意識して仕事を進めることが必要です。仕事を始める際には、納期から逆算をしてゆとりのあるスケジュールを決めるのが一般的です。

ただ、進捗状況によっては業務に大幅な遅れが発生する場合があります。また、顧客から「早く仕上げてほしい」などの希望がでると、スケジュールを変更して急いで仕事を進めなければなりません。

このような場合は、他のスタッフと共に休みなしで仕事に取り組まなければならないこともあるでしょう。ストレスや身体的な負担にどう対処するかは、インテリアデザイナーになるときのひとつの課題です。

顧客の意向を最大限に考慮する必要がある

自分のアイデアが必ずしも受け入れられるとは限らないことも、インテリアデザイナーの仕事のデメリットです。

実際、デザイナー側が工夫を凝らしたアイデアを出しても、発注した顧客の意向に沿わない場合は変更ややり直しを求められるケースもあるかもしれません。

この仕事に就く場合には、顧客の意向や希望を優先しなければならないことを理解しておく必要があります。

インテリアデザイナーに向いている人ってどんな人?

インテリアデザイナーは、人によって向き不向きが分かれやすい職業です。この仕事に向いている人の特徴を、ここではピックアップしてみました。

美しいものやハイセンスなものが好き

元々美しいものやハイセンスなものに興味がある人は、インテリアデザイナーに向いています。インテリアデザインは、基本的に空間を美しく演出するのが仕事です。

美的なものに興味がある人ならば、空間をより美しく洗練された雰囲気にするためにいろいろなアイデアが出せるでしょう。素材やファブリック、配色のバランスなども、美しさを意識して選択できる可能性があります。

自分のこだわりやセンスを追求する傾向がある

オリジナルの空間を作り上げる時には、自分が決めたイメージからぶれないようにデザインすることが大切になってきます。

日頃からこだわりが強かったり、自分のセンスを追求する傾向があったりする人は、途中で何らかの問題が生じても、妥協することなくイメージ通りのインテリアデザインに仕上げられる可能性があります。

周囲の意見に耳を傾ける柔軟さがある

素直に人の意見を聞ける人も、インテリアデザイナーに向いています。インテリアデザイナーは、顧客や施工業者などのいろいろな人の意見を聞きながら仕事を仕上げていく必要があります。

施工業者から技術的な問題を指摘されたときなどは、解決方法を考えなければならない場合もあるでしょう。

柔軟さがある人なら、周囲の人と意見が食い違った時でも、意固地にならずに解決方法を見つけていくことができます。

インテリアデザイナーを選ばない方がいい人ってどんな人?

インテリアデザイナーを選ばない方がいいのは、具体的にどのような人なのでしょうか。慎重に決断をしたいのが、次のような人です。

インテリアに興味がない

当たり前ではありますが、インテリアに興味がない人は、インテリアデザイナーには余り向きません。インテリアが好きでないと、仕事のアイデアなども湧かない可能性があります。

新しい知識を積極的に身につけたり、情報を集めたりする意欲が保てなくなる恐れがあるため、インテリア以外の仕事を選んだほうが無難と言えます。

単純なルーティンワークが得意

コツコツとルーティンワークをこなすのが得意な人も、インテリアデザイナーの仕事で活躍をするのは少し難しいかもしれません。この仕事は、1つの案件ごとに取り組む課題がガラリと変わるのが一般的です。

現場の状況を見ながら臨機応変に対応していく必要があるため、単純なルーティンワークしか経験していな人はストレスを感じる恐れがあります。

コミュニケーションが苦手

インテリアデザイナーは、人とのコミュニケーションが苦手な人にとっても難しい仕事になる可能性があります。

インテリアデザイナーの仕事では、円滑なコミュニケーションが取れないと、人間関係だけでなく仕事にも影響を与えることが多いです。

スタッフと頻繁に話さなければならないことに抵抗がある人は、この仕事が向いているかどうかをよく考えてみましょう。

インテリアデザイナーに活かせる資格・スキル・経験

インテリアデザイナーの仕事に活かせる資格には、インテリア設計士インテリアデザイナー認定試験などがあります。

インテリア設計士の資格は、住宅やオフィス、商業施設などの設計についての知識が身につくのが特徴です。

この資格を取ることで、安全性や快適さに配慮したデザインを考案するための知識を習得することができます。

インテリアデザイナー認定試験は、家具などの商品の販売や技術的な知識、商品に関する知識を総合的に学べる内容です。

この資格を持っていると、他の業者とのコミュニケーションもスムーズに進む可能性があります。

チームワークで仕事をするインテリアデザイナーには、人と交渉したり相談したりするためのスキル、経験も求められてきます。以下では、必要な資格とスキル、経験について紹介します。

インテリアデザイナーに活かせる資格

資格を取得しておくことは、インテリアデザイナーとしての実力をアピールするうえでも役立ちます。実務経験が少ないときは、資格で自己PRをするのもひとつの方法になるでしょう。

インテリア設計士の概要

インテリア設計士は、一般社団法人の日本インテリア設計士協会がおこなっている試験です。この試験は1級と2級に分かれており、それぞれに学歴や保有資格、実務経験などの受験資格が定められています。

1級と2級のいずれも、試験は学科と実技の両方を受ける必要があります。2つの試験に合格をすれば、同協会に登録をした後にインテリア設計士の資格が取得できるシステムです。

こちらの試験では、日本の住宅様式について問う問題や、空間の安全性の知識を問う問題などが過去に出題されています。

1級の学科試験は論文形式になっており、合格をするためにはインテリア設計に関する専門的な知識と併せて文章を書く力も求められてきます。

インテリアデザイナー認定試験の概要

日本デザインプランナー協会が実施しているのが、インテリアデザイナー認定試験です。インテリアデザイナー認定試験の場合は、受験資格は特に定められていません。

インテリアに興味がある人や仕事でインテリアに携わる人などが幅広く受験できるのが、この試験の特徴です。試験で問われるのは、インテリアデザインの仕事をするうえで押さえておきたい基礎知識が中心です。

1年に6回のスケジュールで試験が開催されているこちらの認定試験は、在宅で受験ができるところも特徴になっています。

インテリアデザイナーに活かせるスキル・経験

インテリアデザイナーの仕事は、チームのメンバーや取引先の業者とコミュニケーションをとらなければならないシーンがたくさんあります。

よい仕事と出会えるかどうかも、インテリアデザイナーのアピールの仕方で変わってきます。このような仕事の場合、単にデザインのスキルがあるだけでは不十分です。

たとえば、以下のようなスキル、経験がインテリアデザイナーには求められてきます。

交渉のスキル

インテリアデザインの仕事をする際には、材料やコスト、納期などについて他のスタッフと話し合わなければなりません。

自分の意向を相手に理解してもらったり、柔軟な対応を引き出したりするには、上手に交渉を進めるスキルが必要になってくるでしょう。

このようなスキルは、他業種の経験からも身につくことがあります。インテリアデザイナーを希望する人は、自分のアルバイトや仕事の経験を活かせないかどうかを探ってみましょう。

コミュニケーションスキル

コミュニケーションスキルは、仕事場でちょっとしたやり取りをする際にも求められます。納期に向けて順調にインテリアデザインを進めるには、スタッフ同士の情報の共有が不可欠です。

コミュニケーションスキルがあれば、情報の伝達もスムーズにできるようになります。接客経験などでコミュニケーションスキルを身につけている人は、インテリアデザイナーの仕事でも活かせる見込みがあります。

アイデアを提案するスキル

インテリアデザイナーは、顧客や見込み顧客などに自分のアイデアを提案して仕事を獲得するケースが少なくありません。こういったプレゼンテーションが上手にできるかどうかも、この仕事に就くうえでは重要です。

アイデアそのものがよくても、プレゼンテーションに問題があると、仕事を獲得するのは難しくなるかもしれません。

仕事で自分のアイデアを提案したことがある人は、経験から得たプレゼンテーションのコツなども活用してみましょう。

理想の転職を実現させたいなら

インテリアデザイナーのような専門職に転職する場合には、活動の進め方に少し工夫が必要です。

専門職の求人は公開されている数が一般的に少なく、未経験者は応募先を見つける時点で手間取る可能性があります。

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転職エージェントは、転職を希望する人のサポートをするのが仕事です。その人に合った求人を紹介したり、転職希望者と応募先の企業との間に入って勤務条件の交渉も行っています。

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