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セラピストの仕事内容とは?平均年収や活かせるスキル、向いている人を調査!

セラピストについて耳にしたことがあり、興味はあるものの実際にどんな仕事をしているのかはわからないという人もいるでしょう。

セラピストになるとどのくらい稼げるのか、どんなスキルを持っていると活かせるのかなど、仕事探しをしているときに疑問が生まれがちです。

そこで本記事では、セラピストの具体的な仕事内容や向いている人の特徴など、仕事選びで気になる情報をまとめてご紹介いたします。少しでもお役に立てれば幸いです。

セラピストの仕事内容とは?

セラピストとは人の身体と心を癒すことを仕事にしている人のことで、治療師療法士と呼ばれることもあります。

基本的には対話を通じて心身を癒すことで元気になってもらうことを目指しますが、その中に専門的な知識や技術を盛り込んでいるのが特徴です。

代表的なのがアロマセラピストや心理セラピスト、リンパセラピストで、広い意味ではリフレクソロジストなども含みます。

セラピストの仕事内容はどの専門セラピストかによって異なりますが、共通しているのは顧客との対話からセラピーを始めることです。

どんな悩みがあって来訪したのか、施術を受けた結果としてどうなりたいのかを聞き、カウンセリングやコンサルテーションを実施します。

そして、ここからそれぞれの専門技術を用いてセラピーを行い、心や身体を癒すのが仕事です。

例えば、アロマセラピストであればアロマテラピーによる施術を行い、リンパセラピストならマッサージ療法によってリンパ液の流れを調節する施術をします。

メディカルセラピストの場合にはマッサージなどが用いられる他、カウンセリングによる心理療法も実施されます。

心理セラピストも心理療法を用いるのが基本で、ボディセラピストであればマッサージによる施術が一般的です。

この他にも色々なアプローチがありますが、大きく分けると物理的に働きかけるアロマテラピーやマッサージなど、心や精神に働きかける心理療法やカウンセリングなど、エネルギー療法を実施する気功などの3種類に分類できます。

顧客がどんな悩みを持っているか、どのような体の調子かは個々に異なります。

そのため、ヒアリングを通して最も良いと考えられる施術を選んで実施し、その最中もまた対話や観察を通して顧客の状態を確認していき、より良い施術を行っていくのが基本です。

そして、施術によって元気になり、満足してもらって悩んだときには再訪してもらうことを目指します。

セラピストの平均年収

セラピストの年収は正社員として働いている人の全年齢平均で366万円になっています。

国税庁の民間給与実態統計調査によれば2019年の日本の平均給与は約441万円となっており、セラピストの平均年収はこれを大幅に下回っていることがわかります。

セラピストのやりがいは?

セラピストは施術によって顧客を喜ばせたり、幸せにできるのがやりがいになります。

つらい、苦しい、痛い、イライラするといった色々な悩みを持っている顧客が訪れ、最初は自分もつらい思いをすることがあるかもしれません。

しかし、対話をして自分の手で施術を行うことにより、終わった頃には顧客が笑顔になって元気になる体験を何度もすることができます。

本当に気に入ってもらえると顧客がリピーターになってくれて、この前は本当に助かった、感謝しているといった言葉もかけてもらえるでしょう。

自分が顧客のためになっているという実感を顧客の行動や様子、言葉から実感できるのが魅力です。

また、セラピストは自分なりに工夫をしたり、勉強したりすることでさらに顧客の満足度を高められるのもやりがいになる点です。

別のセラピーについて学んで応用してみると顧客がよりリラックスできた、快適な気分になれたと喜んでくれることもあるでしょう。このような工夫のしがいがあるのもセラピストの特徴です。


仕事選び

セラピストのメリット&デメリット

セラピストにはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?今まで培ってきたスキルや経験を活かせるのか、前向きに働き続けられるのかが気になる人もいるでしょう。

どんなつらいことがあるのかを知りたい方がいらっしゃるかもしれません。ここではセラピストのメリット、デメリットとして代表的な点を押さえておきましょう。

セラピストに就くメリット

セラピストは顧客のケアを第一に考えるのが仕事で、医療や福祉の現場で働いてきた人は基本的なマナーや顧客対応の姿勢をそのまま活用できます。

接客業でもあるため、他の種類のサロンやホテルなどで働いてきた経験も生かして働くことができるでしょう。高いレベルの接客マナーで顧客の対応をすると、それだけ顧客の満足度も高まります。

それも加味した効果が施術による結果として顧客は認識するので、接客スキルが優れている人はセラピストとして活躍しやすいでしょう。

また、サロンで働くセラピストになると指名制があるのが一般的です。顧客に指名してもらえるようになると自分を認めてくれているという実感が湧きやすく、さらに指名料が給料に上乗せされる点も魅力です。

優秀と認められればそれだけ稼げるようになっていきますから、それがモチベーションにもなるでしょう。

サロンによっては売上に基づく歩合制になっていて、自分の顧客をたくさん作って売上を増やしていくと給料が大幅に上がっていくこともあります。

このような形で顧客に貢献して気に入ってもらう努力が自分に給料という形で目に見えて還元されやすいのもメリットです。

セラピストに就くデメリット

セラピストに就くデメリットは、顧客を癒すことを第一として貢献する献身的な姿勢を維持し続けなければならないのが大変な場合があることです。

どんな顧客が訪れようとも快く感じてもらえるように接し、悩みを少しでも軽減できるように誠心誠意を込めて対話や施術をする必要があります。

ただ愚痴をこぼしにくるだけの顧客もいないわけではありませんから、真摯に受け止めて対応をしているとつらくなってきてしまうこともあるのは確かです。

また、慣れないうちはリピーターを獲得するのが難しく、売上が少なくて収入に困ることもあります。ベテランになって安定した収入を得られるようになるには時間がかかってしまいがちなこともデメリットです。

セラピストに向いている人ってどんな人?

献身的でコミュニケーション能力が高い人

セラピストに向いているのは献身的な気持ちを持っていて、ミュニケーション能力が高い人です。

顧客とのコミュニケーションはセラピストにとって最も大切なことですから、喜んで顧客と会話ができる人は適職でしょう。

献身的な気持ちを持っている人なら顧客第一の姿勢もストレスになることはなく、自分自身が健康な状態で施術を行うことができます。

向学心がある人

また、向学心があって、新しいセラピーを積極的に学ぶ意欲があると人気のセラピストになれる可能性が高くなります。優秀な人になってもっと喜んでもらいたいといった上を目指す気持ちがある人もセラピストに向いているでしょう。

セラピストを選ばない方がいい人ってどんな人?

コミュニケーションが苦手な人

セラピストをおすすめできない人はコミュニケーションが苦手な人です。

セラピストの基本は対話ですから、いくら施術が得意だったとしてもコミュニケーションがスムーズにできないと顧客から気に入ってもらうことは難しいです。

コミュニケーション不足はどんな施術がベストかを見極めるのを失敗することにもつながるため、コミュニケーションスキルは必須と言えます。

柔軟な対応力がない人

また、柔軟な対応力がない人もセラピストには向いていません。顧客の状態や希望に応じてどんなセラピーが良いかを個々に考えて対応することが求められるからです。

セラピストに活かせる資格・スキル・経験

セラピストになるにはどんな資格があったら良いか、どのような経験を積んでおいたら良いかと悩む人もいるでしょう。

ここではセラピストに役に立つ資格やその取得方法、活用できるスキルや経験についてご紹介します。

セラピストに活かせる資格

国家資格にはセラピストに直接的に活かせるものはありません。ただ、以下の資格についてはセラピストとして働く上で重要な知識を付けることができるので、取得しておく価値があります。

理学療法士

理学療法士とは、身体に障害がある人の基本的な身体的能力を回復させるための施術を専門的な知識に基づいて実施できる資格です。

受験資格は、指定の養成施設で3年以上のカリキュラムを修了していることで、料金は受験手数料 の10,100円となっています。

理学療法の知識や技術に加え、関連法規や評価技術などについて学ぶことができます。基礎医学や臨床医学、リハビリテーション技術なども身につけられるのが特徴です。

また、医学的に正しい理学療法に基づく施術を行えるようになります。身体の不調を訴える顧客に対して、心身の機能回復という視点でリハビリテーションなどを実施できるようになるでしょう。

作業療法士

作業療法士とは、心身に障害がある人に対して、特に作業を行えるようにするための治療や支援を行える専門家として認められたことを示す資格です。

受験資格は、指定の養成施設で3年以上のカリキュラムを修了していることで、料金は受験手数料の 10,100円となっています。

作業療法の基礎や実践的に必要な専門知識、基礎医学や臨床医学について学ぶことができます。臨床実習も行えるので実践的なスキルを習得可能です。

また、心身の不調により作業に困難を抱えている顧客に対して、医学的に正しいやり方でセラピーを行えるようになります。すぐに使えるスキルを習得できるのも特徴です。

民間資格の中でセラピストに活かせるものはたくさんあります。その中でもアロマセラピストが取得している資格について代表例をご紹介していきます。

アロマテラピー検定2級、1級

アロマテラピー検定とは、アロマテラピーの基本や安全性、メカニズムなどについて理解していることを認定する試験です。

受験資格は特に定められておらず、料金は2級が6,600円、1級が6,600円となっています。ここでは、アロマテラピーの効果や理論について体系的に学ぶことができます。

公式テキストが2級、1級についてそれぞれ用意されていて、2級ではアロマテラピーの基本や精油の知識、実践方法などが主な内容です。

1級では精油の使い分け方やアロマテラピーのメカニズムを学べます。

また、アロマテラピーに欠かせない精油の知識と香りの嗅ぎ分け方を覚えることができます。アロマセラピストとして働く上での基礎になる能力を身につけられるのが特徴です。

アロマテラピーアドバイザー

アロマテラピーアドバイザーとは、アロマテラピーの正しい知識を持ち、社会に伝える能力を持っていることを示す資格です。

受験資格は、アロマテラピー検定1級に合格していることと、公益社団法人日本アロマ環境協会の会員であること定められています。

料金はアロマテラピーアドバイザー認定講習会受講料の5,236円と、資格登録認定料の10,450円です。

精油や植物油の知識やアロマテラピーの関連法規を学ぶのが中心です。公益社団法人日本アロマ環境協会の社会活動の内容についての学習もカリキュラムに盛り込まれています。

また、ここではアロマテラピーを法的に正しく取り扱い、安全に楽しめる方法を身につけられます。

セラピストとして提供する施術を安心して受けてもらえるようになり、さらにアロマテラピーの自宅でのやり方を指導できるようになります。

アロマテラピーインストラクター

アロマテラピーインストラクターとは、アロマテラピーのやり方を一般の人に教えるための専門知識や健康学などに精通しているプロフェッショナルであることを示す認定資格です。

受験資格はアロマテラピー検定1級に合格していることと、アロマテラピーアドバイザー資格を取得していること、公益社団法人日本アロマ環境協会の会員であることと、認定スクールでアロマテラピーインストラクター必須履修科目を修了していることです。

料金は受験料の5,236円と、資格登録認定料の10,450円となっています。

アロマテラピーの利用法と教育、精油学が必修の学習内容になっています。それに加えて解剖生理学や健康学、ストレスとメンタルヘルスに至るまで、体と心について一通りの理論を学習することが可能です。

また、アロマテラピーを理論的に考えて実施できるようになります。きちんと説明をしながらアロマテラピーを施せるセラピストになることができるでしょう。

アロマセラピスト

アロマセラピストとは、アロマセラピストとしてアロマを使ったトリートメントやコンサルテーションを行えるプロフェッショナルとしての認定資格です。

受験資格はアロマテラピー検定1級に合格していることと、アロマテラピーアドバイザー資格を取得していること、公益社団法人日本アロマ環境協会の会員であることと、認定スクールでアロマセラピスト必須履修科目を修了していることとなっています。

料金は受験料の5,236円と、資格登録認定料10,450円です。ちなみに合格者は、トリートメント実技試験(52,360円)とカルテ演習(52,360円)の受講が必要となります。

ここでは、精油学とアロマテラピー利用法、コンサルテーションの理論と実技、カルテ作成指導が必修科目になっています。

標準カリキュラムには解剖生理学や皮膚科学などの生物学的な内容から、ボディ・フェイストリートメント理論、健康学やホスピタリティとコミュニケーションまで幅広くカバーされているのが特徴です。

また、ボディトリートメント実技、フェイストリートメント実技もしっかりと学ぶことができます。

なお、プロのアロマセラピストとしての知識を付け、実践的な技術もきちんと教わることができます。サロンだけでなく病院や福祉施設などでもプロとして自信を持って働けるようになります。

アロマハンドセラピスト

アロマハンドセラピストとは、正しく安全な知識に基づいてアロマハンドトリートメントをできる能力があることを示す認定資格です。

受験資格はアロマテラピー検定1級に合格していることと、アロマテラピーアドバイザー資格を取得していること、公益社団法人日本アロマ環境協会の会員であることと、認定スクールでアロマハンドセラピスト標準カリキュラムを修了していることとなっています。

料金は資格登録認定料の5,500円です。

アロマハンドトリートメントの基礎から手法、手順などについて幅広く学ぶことができます。アロマハンドセラピストの活動領域についての説明もカリキュラムに盛り込まれているので、資格取得後のキャリア設計もすることが可能です。

また、アロマハンドトリートメントの知識と技術を習得できるため、セラピストとして施術の方法を増やせます。

セラピストに活かせるスキル・経験

セラピストではコミュニケーションスキル接客スキルを活かすことができます。

ファッションやアパレルなどの販売員をしてきた人や医療や福祉の現場で患者や高齢者の対応をしてきた人は、培ってきた会話力や体得してきたマナーを使って顧客と対話をすることができるでしょう。

セラピストの仕事は医療や福祉に近い部分があるため、病院やクリニック、介護施設などで働いてきた経験が役に立ちます。

また、心身を癒しつつ美しくなりたいという発想でサロンを訪れる顧客も多いため、エステサロンや脱毛サロン、美容クリニックなどで働いた経験も活かせるでしょう。

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