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ドローン業界とは?平均年収・仕事内容・今後の動向をリサーチ!

ドローンの操作やドローンで撮影した映像を見るのが好きな方など、ドローン業界で働いてみたいとお考えの方は多くいらっしゃることと思います。

そこで本記事ではドローン業界に存在する仕事や平均年収、業界の動向をご紹介いたします。業界選びや仕事選びなどにお役立ていただけましたら幸いです。

ドローン業界とは?

つい最近誕生した製品のように考えられがちなドローンですが、実は軍事偵察や農薬の散布のために昔から使用されていました。

国内においては1987年、ヤマハが販売を開始した産業用無人ラジコンヘリコプターが農薬散布用に使用され、農業業界を大きくサポートしました。

この産業用無人ラジコンヘリコプターの誕生が、現在のドローン業界の飛躍のきっかけとなったのです。

皆さんもご存知の通り、現在では企業による業務利用に留まらず個人の趣味やYouTube用の撮影などにも使用されています。近年は下記のような業界や用途でドローンが使用されています。

・空撮事業
・農薬散布サービス
・土木測量
・デリバリー事業
・(設備)点検・検査
・災害救助

ドローン業界の仕事

ドローンを操縦したり上空から撮影した動画を見るのが好きだったりと、趣味が高じてドローンを仕事にしたいと考えたり、ドローン業界で働きたいと考えている方もいらっしゃることと思います。

では、実際にドローン業界にはどのような仕事があるのでしょうか?

・空撮カメラマン
・販売職
・営業職
・プログラマー
・開発エンジニア
・ECサイト運営
・測量操縦士
・薬品散布操縦士
・ドローン操縦講師

空撮カメラマン

空撮カメラマンは、クライアントの要望に沿った空撮映像を撮影する仕事です。

またその他、アーティストのミュージックビデオの作成依頼などを受けた場合には、撮影以降の映像編集も請け負うことがあります。

販売職

販売職は家電量販店などでドローンを個人顧客に直接販売したり、詳しい商品説明を行う仕事です。

ドローンに関する広範囲な知識に加え、製品一つひとつの特徴や強みも把握しておく必要があります。また接客スキルやコミュニケーション能力も問われます。

営業職

営業職は法人、個人問わず営業をかけてドローンや周辺機器などを売り込む仕事になります。

企業の顔として自社のドローンの良さや強みをわかりやすく伝える力と、時間をかけて顧客との関係性を構築、顧客満足度を向上させるスキルが問われます。

プログラマー

プログラマーはドローンを稼働させるシステムをPCで構築して実際にコントローラーとリンクさせる仕事で、ドローンの利便性やモビリティを改善する役割があります。

自分の考えた通りにプログラムを組める側面がありやりがいに繋がる一方で、一から考えることの難しさも伴います。

開発エンジニア

開発エンジニアはドローンの研究開発やドローン関連のソフトウェア開発、アフターサービスなどに従事します。

ドローン業界の市場分析を通して、今後どういったドローンの需要が発生するかを考え製品開発に繋げます。

ドローンに関する広く深い知識が必要になることに加え、データ分析のスキルや製品開発の知識も必要となります。

ECサイト運営

ECサイト運営では、Web上のドローン関連ECサイトの運営管理を行います。

直接ドローンに触れたり開発を行う仕事ではありませんが、ドローンをより多くの顧客へ届けるうえで欠かせない存在です。

Web上の記事執筆やそのディレクション、商品説明のコピー作成、バナー作成など業務は多岐に渡ります。

測量操縦士

測量操縦士はその名の通り、測量を行うためのドローン操縦に従事します。あらかじめ設定されたルートに従ってドローンを飛行させて測量を行います。

近年、測量のためのドローン操縦士の需要は急激に高まっており、求人が非常に多くなっています。

ケースによっては単なる測量が目的ではなく、空撮や3Dモデリングを想定しているため、その場合はより高度な操縦技術が求められます。

ドローン業界はまだまだ成熟していないため、2021年現在でドローンを操縦することに法的な資格はなく、誰でも応募できるチャンスがあります。

ただ、よりドローンの操縦技術などの適性を企業に示すという意味で、法的な資格ではありませんがドローン検定の取得がおすすめです。

薬品散布操縦士

薬品散布操縦士や、ドローンを使用した農薬散布を行います。人材の高齢化や後継者不足の傾向がある農業業界を力強くサポートする仕事です。

ドローンの高い操縦技術が求められる他、高い性能を備えたドローンが必要になる仕事ですが、実際に人間が農薬散布を行うよりも安全かつ手間がかからないということで今後さらに需要が高まる見込みです。

ドローン操縦講師

ドローン業界にも講師の仕事が存在することを皆さんはご存知だったでしょうか?

ドローン操縦講師は、ドローンの専門学校などでドローンの基礎知識や操縦技術を伝えます。高度な操縦技術に加えて教育スキルも問われます。

ドローン業界の平均年収

国内のドローン求人の平均年収は約350~560万円といわれていますが、ドローン業界はまだまだ発展途上のためまだまだ年収相場は流動的です。

求人ボックスでドローン関連の正社員求人100件をランダムに抽出して平均を出したところ、具体的なドローン業界の平均年収は487万円程度と推定されます。

国税庁の民間給与実態統計調査によれば平成30年の日本の平均年収は約441万円となっており、ドローン業界の平均年収は比較的好条件であるといえます。

ちなみにエンジニアや企画系の求人の年収が高水準で、500~700万円以上の求人が多く見られました。

また営業職の求人では400万円前後、操縦士の求人では350~450万円程度の求人が多い傾向にあります。


非公開求人訴求

ドローン業界の現状と今後の動向

ドローン業界は令和3年現在、一部新型コロナウイルス感染症拡大の影響を若干受けつつも全体を通して急成長を遂げています。

インプレス総合研究所の発表によれば、令和2年度の国内ドローン業界の市場規模は1841億円と推定され、前年度対比31%増と急激に成長しています。

令和3年度には前年度対比25%増の2305億円に達すると見込まれ、令和7年度には令和2年度の3.5倍となる6468億円にまで到達するといわれています。

ドローンビジネス市場は機体、サービス、周辺サービスの3分野に分けられますが、中でもサービス市場の締める割合が最も大きく、令和2年度は前年対比36%増。

次いで機体市場は27%増、周辺サービス市場は24%増と、差はあれど全体的に大幅な成長を遂げています。

令和7年度も令和2年度対比で大幅に伸びることが予測されており、中でもサービス市場は5.3倍もの市場規模に拡大すると考えられています。

機体市場については農薬散布や測量、点検や運搬などそれぞれの用途に合わせた機体が販売されており、中でも農薬散布用の期待の普及が広がっています。

令和2年度は、今後ドローンがより社会に実装されていることを見越したソニーなどの大手企業が新たに市場に参入しています。

サービス市場については新型コロナウイルス感染拡大の影響から実証実験や現場での実装業務で影響を受け、令和2年度は前年度に想定していた成長スピードを下回っています。

令和3年度も状況が大きく変わることは期待しにくい状況ですが、令和4年度以降はさらに飛躍すると考えられます。

ドローン業界に就・転職する方法

中には業界・職種未経験だけどドローン業界にチャレンジしてみたいという方もいらっしゃると思います。

しかし、ドローン業界への就・転職で押さえておくべきポイントを知らないまま選考を受けてもなかなかうまくいかない可能性があります。そこでぜひ知っておいていただきたいのが就・転職エージェントの存在です。

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仕事選び

おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

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「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。

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