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「高収入」の仕事ランキング|高収入の仕事に就く方法も紹介

「高収入の仕事に就きたい」
「給料のいい仕事にはどんな職種があるんだろう?」

このようにお悩みではありませんか?そこで本記事では、厚生労働省が毎年発表するデータをもとに年収の高い仕事ランキングをご紹介いたします。

高収入の仕事に就くための方法も合わせて詳しくお伝えしますので、少しでもお役に立てれば幸いです。

「高収入」ってどれくらいから?

高収入の仕事といっても、イメージする年収は人によってさまざまです。現代の日本で「高収入」とは、年収がどれくらいからの場合をいうのでしょうか?

まずは、厚生労働省が毎年発表している『令和3年賃金構造基本統計調査』の結果を分析してご紹介します。

同資料内「一般労働者の賃金」によれば、月に18日以上勤務している一般労働者全体の平均年収は307万4千円です。

男女別でみると、男性の平均年収が337万2千円、女性の平均年収は253万6千円となり、男女で83万6千円の差があることがわかります。

またデータを見ると、年齢によって平均年収に差がつき、基本的に定年前までは年齢が上がるごとに平均年収もアップしています。就業年齢を5歳ごとに区切って、平均年収を見ていきましょう。

年齢別の平均年収

就業可能年齢~19歳までが182万5千円、20~24歳までは213万1千円、25~29歳までで246万2千円です。

30代の平均年収は、30~34歳までが275万8千円、35~39歳までは305万0千円となり、この年齢層が日本全体の平均年収と近いことがわかります。

40代の平均年収は、40~44歳までが328万0千円、45~49歳までは344万3千円です。

50代までは年収が増加しますが、各年齢層で大きな差はなくなり、50~54歳までが366万2千円、55~59歳までは365万5千円となっています。

定年以降と考えられる60代以上は、再雇用による契約変更や転職なども増えるためか平均年収が下がり、60~64歳までが292万8千円、65~69歳までは259万8千円です。

70歳以上~の年齢層でも、243万3千円の平均年収を得ています。

「高収入」といえる年収はどれくらいから?

平均年収をデータで見てみると、もっとも稼いでいる50代でも366万円ですから、400万円以上の年収があれば平均より上の生活ができると考えられます。

しかし、一般に「高収入」という場合は平均よりもっと稼げる仕事、平均よりもっと余裕のある生活ができる年収をイメージするのではないでしょうか。

本記事では、全年齢の平均年収が307万4千円であることから、約2倍の600万円以上を「高収入」と考えて、稼げる仕事をご紹介していきます。

「高収入」の仕事ランキング

実際に「高収入」を得られる仕事には、どのようなものがあるのでしょうか。同じく『令和3年賃金構造基本統計調査』から、一般労働者の職種別データを分析し、高収入の職業をランキング形式でご紹介します。

データは、10人以上の従業員がいる企業や事業所で働いている人の平均です。月収は「決まって支給する現金給与額」、年間賞与は「年間賞与その他特別給与額」から引用し、合わせて年収を計算しました。

第1位:医師

医師

高収入の仕事第1位の「医師」は、平均年収が1,378万3千円(月収105万0千円/年間賞与117万8千円)です。

一般的に医師は、勤務医よりも開業医として働くほうが年収が高いと言われます。

実際のデータを見ても、従業員が1,000人以上の大規模な職場よりも、個人医院が含まれる従業員10~99人の小規模な職場のほうが平均年収が高い、という結果です。

医師は専門とする科や職場により働き方は異なりますが、難関の国家資格を取得し経験を積む必要があり、忙しくて体力的にもハードな仕事といえるでしょう。

しかし、高齢化社会で健康寿命が大切といわれる現代では、人の健康と命を守る重要な仕事であり、やりがいもあります。

第2位:航空機操縦士

パイロット

高収入の仕事第2位の「航空機操縦士」(パイロット)は、平均年収が1,072万3千円(月収81万8千円/年間賞与90万9千円)です。

航空機に乗る大勢の命を一手に預かる、責任重大な仕事といえます。

短時間のフライトが多い国内線と、10時間を超えるフライトもある国際線のどちらを担当するかで勤務スケジュールは大きく変わりますが、年収に大きな差はありません。

他のパイロットに緊急事態が起こったとき対応できるよう、担当するフライトの合間にも待機シフトがあるなど、忙しい仕事です。しかし、自分の操縦する航空機で空を飛ぶことができるという点は大きなメリットでしょう。

第3位:大学教授(高専含む)

大学教授

高収入の仕事第3位は「大学教授」で、平均年収が1,072万1千円(月収65万6千円/年間賞与285万2千円)となっています。自身の研究に加えて、学生の指導も行い、大学の運営にもかかわる仕事です。

著書の出版や各種メディアへの出演といった副業を行う人の場合、有名になればさらに高収入も見込めるでしょう。

学生が休みの時期には長期休暇が取得できそうなイメージがありますが、授業以外の業務も多い責任ある仕事のため、大学が休みの時期がすべて休めるとは限らない点に注意が必要です。

第4位:その他の経営・金融・保険専門職業従事者

金融

第4位は、経営コンサルタントや中小企業診断士などを含む、「その他の経営・金融・保険専門職業従事者」で、平均年収が1,029万5千円(月収64万3千円/年間賞与258万3千円)となっています。

中小企業診断士は国家資格であり、経営コンサルタントは特定の資格はありませんが、企業の経営者などに適切な助言をするため、いずれも高度な企業経営・金融・保険に関する専門的知識や実務経験が必要な仕事です。

第5位:法務従事者

法務

第5位の「法務従事者」とは、裁判官・検察官・弁護士などのことで、平均年収が945万4千円(月収64万3千円/年間賞与174万0千円)です。

難関の国家資格である司法試験に合格する必要がありますが、法に携わり秩序を守る、社会的にも責任の大きなやりがいのある仕事といえるでしょう。

このうち民間で働く弁護士の場合は、個人から企業まで幅広い顧客を相手にし、開業すれば定年なしで長く働ける仕事です。

第6位:大学准教授(高専含む)

大学准教授

第6位は「大学准教授」で、平均年収が856万2千円(月収53万5千円/年間賞与214万5千円)です。3位の大学教授に準じた立場で、同じく自身の研究から学生の指導も行います。

また、准教授でもメディア出演や本の出版を行う著名な人も多くいるため、副業を行うことで収入アップも望めるでしょう。

第7位:管理的職業従事者

管理的職業従事者

第7位の「管理的職業従事者」には、会社役員・企業の課長相当職以上・管理的公務員・議会議員などが含まれます。平均年収は840万5千円(月収53万8千円/年間賞与195万1千円)です。

経験を積みマネジメント職として昇進するか、選挙で当選して議員になるなどの道があります。多くの人を指導・管理するなど影響が大きくやりがいがありますが、責任も大きな仕事といえるでしょう。

第8位:歯科医師

歯科医師

第8位は「歯科医師」で、平均年収が787万3千円(月収58万5千円/年間賞与85万6千円)です。医師同様、勤務医より開業医のほうが年収が高い傾向があります。

独立開業しやすく、夜間救急などの可能性は低いため働きやすい面がありますが、特に都市部など歯科医院の多い場所は競争率が激しい職種といえるでしょう。

歯科医院の少ない場所を選んで開業する・地域の患者をできる限り多く得られるよう努力する、といった方法で高収入が見込める仕事です。

第9位:システムコンサルタント・設計者

システムコンサルタント

第9位のシステムコンサルタント・設計者は、平均年収が733万6千円(月収44万8千円/年間賞与196万4千円)となっています。

顧客の業務内容を分析して課題を見つけ出し、問題を解決する情報システムを構築したり、実際に設計したりする仕事です。

未経験からでも始められ、経験を積んで専門スキルを磨けば、特別な学歴や資格がなくても高収入を目指せる点が大きなメリットでしょう。

第10位:研究者

研究者

第10位の研究者は、平均年収が713万6千円(月収45万3千円/年間賞与170万2千円)です。公的な機関で研究を行うだけでなく、企業の製品開発に携わる仕事も多くあります。

医学や工学、理学、農学といった分野では、さまざまな大企業でも働くことが可能です。成果を求められる点では厳しい仕事ですが、やりたいこと・好きなことを仕事にできるメリットがあります。

高収入の仕事に就く方法

高収入の仕事に就くためには、どのような方法が考えられるでしょうか。オススメの方法は3つあります。これから高収入の仕事を目指したいという人も、何を武器に、どのような点を意識して努力すればいいのか、お伝えしましょう。

高収入の仕事に就く方法

語学スキルを培う

高収入の仕事に就くための方法として、最初に提案したいのは語学スキルを培うことです。

自動翻訳機の性能が上がって、使いやすいソフトも出ているため、「せっかく努力しても、今後は語学スキルが不要になっていくのでは?」と危惧する人もいるかもしれません。

しかし、ビジネスレベルで自然な翻訳をすることは翻訳ソフトにはまだ難しく、語学スキルはこれからも長く求められるでしょう。

大手企業では海外の支社や取引先と仕事をする機会も多く、語学ができれば担当できる業務の幅も広がります。

中小企業よりも年収が高めの傾向がある大手企業に採用されれば、それだけで高収入の仕事に就ける可能性が上がります。

同じ業務であっても、語学ができることで能力手当がついて、入社時から通常より高収入が得られる場合もあるのです。

また、航空業界やIT関連の業界、国家公務員などの高収入が望める業界では、語学スキルが求められることが多いため、就職・転職が有利になるでしょう。

もっとも広く求められているのは英語ですが、業界や企業によっては、その他の語学スキルも高く評価される場合があります。就きたい仕事に合わせて、学ぶ言語を決めるのも良いでしょう。

語学を気軽に・無料で学べる動画やアプリも、数多く存在します。勉強を続けた分、結果が出るのが語学の良いところですから、長い目で見て少しずつでも始めてみてはいかがでしょうか。

専門知識・スキルを培う

専門知識・スキルを培うのも、高収入な仕事に就くための着実な方法のひとつです。専門的な資格があれば働ける、高収入の仕事も多くあります。

ランキングでご紹介した中でも、1位の「医師」から2位の「航空機操縦士」(パイロット)、5位の「法務従事者」である裁判官や弁護士、8位の「歯科医師」まで、多くの仕事で国家資格が必要です。

また、10位までには入らなかったものの、高収入の職種として挙げられる公認会計士・税理士や、一級建築士、薬剤師なども資格取得が仕事に就くための条件になっています。

高収入の仕事のうちで資格が必要な職種を目指す場合は、資格の取得を目指すのがベターです。

国家資格は何年も学校に通って取得できるものも多いですが、短期間で取得できる資格も存在します。たとえば、ランキングでご紹介した4位の「その他の経営・金融・保険専門職業従事者」に含まれる、中小企業診断士です。

そのほか、社会保険労務士や宅地建物取引士、行政書士なども1年以内に取得できる可能性があり、高収入が望める職種といえるでしょう。

いずれの資格も、合格するためには努力が必要ですが、試験勉強を通して、自然と必要な知識とスキルが身につきます。

資格が取得できたときには、望む仕事で働ける能力があると認められた状態ですから、安心して働き始めることもできるでしょう。

また、ランキングでご紹介した職種の中には、特別な資格が必要ない高収入の仕事もあります。たとえば、4位の「その他の経営・金融・保険専門職業従事者」に含まれる経営コンサルタントや、9位の「システムコンサルタント・設計者」です。

資格がなくとも働けるため、未経験者を採用している企業で働き始めて、専門知識やスキルを培うなどの方法があるでしょう。

転職エージェントを経由して転職する

高収入の仕事に就くためにオススメの方法の3つめは、転職エージェントを経由して転職することです。

エージェントを経由した転職には数多くのメリットがありますが、希望に沿った求人を事前に厳選してもらえるほか、一般には公開されていない好条件の求人案件を紹介してもらえる点が挙げられるでしょう。

同じ業界の中でも、年収や福利厚生などの待遇は、企業によって異なります。

転職エージェントを利用することで、事前に好条件の求人を選んで応募できますし、エージェントによっては採用時の希望条件の交渉を代わりに行ってくれる場合もあるのです。

「好条件の求人は、採用条件も厳しいのでは?」「自分のスキルや経験で、採用してもらえるだろうか?」と、不安を感じるかもしれません。そんなときは、企業への推薦状を書いてもらえる転職エージェントを選ぶのもオススメです。

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仕事辞めたい記事用

おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

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