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IT業界の職種23選|仕事内容、平均年収、メリット・デメリットまとめ

IT業界は急成長しており、数年後にはさらに人材が不足すると考えられています。そのため、将来を見越してIT系の仕事を目指す方が増えています。

新卒あるいは第二新卒の方の中には、自分に合うITの仕事を探している方もいるかもしれません。なお、IT業界の職種は、技術の進歩に伴い、細分化されています。

本記事では、IT業界の職種の特徴や年収、向いている人の傾向などを解説します。

IT業界の職種23選

ここではIT業界の職種を23種類ピックアップして説明します。

厚生労働省が発表している2022年の賃金構造基本統計調査のほか、大手転職エージェントや人材サービス会社、転職に力を入れてITスクールを展開する企業などの情報を元にお伝えしていきます。

システムエンジニア(SE)

システムエンジニア

システムエンジニア(SE)は、システム開発を依頼するクライアントとコミュニケーションを取りながら最適なシステムを作り上げる、エンジニア系の仕事です。マイナビITエージェントによると平均年収は431万円です。

システムエンジニア(SE)は、仕事を通じてコミュニケーション力やマネジメント力などが培われます。クライアントから感謝やねぎらいの言葉をかけられることもあります。

実績を積むと独立することも可能です。ただし、業務は多忙で、求められるスキルやプレッシャーは多くなります。

システムエンジニア(SE)に向いているのは、ロジカルシンキングができる人です。IT業界は日進月歩で技術革新が進んでいるため、学ぶ意欲がある人に適しています。

プロジェクトにはアクシデントや計画変更がつきものです。何事にも冷静に対処できる人はシステムエンジニア(SE)に向いています。

プログラマー(PG)

プログラマー

プログラマー(PG)は、プログラミング言語を使ってシステムやソフトウェアを作るエンジニア系の仕事です。マイナビITエージェントによると平均年収は344万円です。

プログラミング言語は世界共通で、転職しても市場価値を維持できます。実務経験を積むと独立も可能です。一方、納期に追われることも多く、座り仕事が多いため自己管理・体調管理が求められます。

プログラマー(PG)は集中力がある人に向いています。使用頻度の高い言語を習得していると仕事の幅が広がるため、新しい情報や技術にアンテナを張り、取り入れる意欲を持つ人に適した職種と言えます。

Webエンジニア

Webエンジニア

Webエンジニアは、Webサイトの設計・開発・運用・保守などに関わるエンジニア系の仕事です。TEC CAMPによると平均年収は555万円です。

Webエンジニアはユーザーからの反応をダイレクトに得られるため、役立っていることが実感でき、アイデアを形にする魅力もあります。ただし、実力主義の世界であるため、経験年数が給料につながらないこともあります。

Webエンジニアはチームで仕事をすることが多く、コミュニケーション力があり、仲間と力を合わせて仕事がしたい人に向いています。Web業界でも新しいサービスや技術が生まれているため、学習意欲が高い方が求められています。

フロントエンドエンジニア(マークアップエンジニア)

フロントエンドエンジニア

フロントエンドエンジニア(マークアップエンジニア)は、HTMLやCSSを使ってWebサイトのデザインを設計したり、デザインを元にJavaScripやPHPを使って実装を行うエンジニア系の仕事です。TEC CAMPによると平均年収は595万円です。

フロントエンドエンジニア(マークアップエンジニア)は、ユーザーの目に触れる部分を主に担当するため、制作物の評価を得やすく、自分の成長につなげることができます。最新の技術やツールに触れる機会が多く、技術の進歩を実感できる仕事です。

ただし、クライアントの要求にこたえるためには多様な知識やスキルが求められ、常に勉強が必要になります。

フロントエンドエンジニア(マークアップエンジニア)は、新しい技術や方法を取り入れるのが好きな人に向いています。向上心があり、いろいろな立場の人とコミュニケーションすることが得意な人に向いている仕事と言えるでしょう。

データベースエンジニア

データべースエンジニア

データベースエンジニアは、データベースの設計や運用管理に関わるエンジニア系の仕事で、膨大なデータを最大限に活用する役割を担います。マイナビITエージェントによると平均年収は424万円です。

データベースエンジニアは、経営など企業の根管部分に関わる重要な案件に携われる魅力があります。

担当する業務は幅広く、仕事を通じて新しい知識やスキルを身に付けられます。一方、ビジネスへの影響力が大きく、プレッシャーやストレスが加わる仕事もあります。

データベースエンジニアはチームプレーが多くなるため、協調性がある人に向いています。正確に作業ができ、どのような状況でも冷静さを維持できる人が求められています。

データベース技術は日々進化しているため、向上心や勉強意欲がある人にうってつけです。

インフラエンジニア

インフラエンジニア

インフラエンジニアは、システムの基盤に必要不可欠なITインフラの設計・構築・保守・整備などを行うエンジニア系の仕事です。TEC CAMPによると平均年収は546万円です。

ITインフラは生活に密着した存在となっており、仕事を通じて社会に貢献している達成感を味わえます。ネットワークやサーバー、セキュリティなど幅広い知識やスキルも身に付けることができます。

サーバーやネットワークは常に正常に稼働している必要があります。そのため、トラブルが起きた場合は夜勤や休日出勤も発生します。

インフラエンジニアは、トラブルを未然に防いだり業務効率を上げるために主体的に動ける人が求められています。クライアントと密に接する仕事であるため、コミュニケーション力がある人に向いています。

エンベデッドエンジニア(組み込み系エンジニア)

エンベデットエンジニア

エンベデッドエンジニア(組み込み系エンジニア)は、家電製品を動かすソフトウェアを組み込んだり、製品を制御するプログラムであるファームウェアの設計・開発に携わるエンジニア系の仕事です。TEC CAMPによると平均年収は464万円です。

エンベデッドエンジニア(組み込み系エンジニア)は、さまざまなモノに通信機能を持たせるIoT製品の普及が見込まれるため、需要が増加しています。必要なスキルを身に付けるとフリーランスに転身することも可能です。

ただし、業界独自の知識やハードウェアの知識が必要で、習熟が難しく、独り立ちするまでに時間がかかる場合があります。

エンベデッドエンジニア(組み込み系エンジニア)は、ものづくりが好きな人や課題解決が得意な人に向いています。一般消費者向け製品の開発に携わりたい人もやりがいを感じるでしょう。

カスタマーエンジニア(フィールドエンジニア)

カスタマーエンジニア

カスタマーエンジニア(フィールドエンジニア)は、クライアント先で導入されている自社システムにトラブルや不具合があった際にサポートを行なうエンジニア系の仕事です。TEC CAMPによると平均年収は568万円です。

カスタマーエンジニア(フィールドエンジニア)は、自分が行なった仕事の結果が見えやすく、クライアントの喜びの声を直接聞くこともできるでしょう。一方、客先で対応している分、トラブルの種類によっては心労がたまることもあります。

カスタマーエンジニア(フィールドエンジニア)は機械いじりが好きな人に向いています。人にわかりやすく説明したり、細やかな気配りができる人に適任です。外勤が多いため、アクティブな人向けの仕事と言えるでしょう。

セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニアは、情報セキュリティに特化したエンジニア系の仕事で、サイバー攻撃や情報漏洩を防ぐ役割を果たします。TEC CAMPによると平均年収は597万円です。

サイバー犯罪の増加に伴い、セキュリティエンジニアの需要は高止まりすると考えられています。他のITの職種よりも年収が高いのもメリットです。

サイバー攻撃への対応は一刻を争うケースもあり、状況によっては深夜や休日の対応も迫られます。

セキュリティエンジニアは、課題に対して論理的に仮説を立て、最適な手段を取捨選択できる人に適任です。不測の事態に直面しても、辛抱強く冷静に対応できる人に向いています。

クラウドエンジニア

クラウドエンジニア

クラウドエンジニアは、クラウドサービスを提供する環境を構築したり、管理運用を行うエンジニア系の仕事です。TEC CAMPによると平均年収は597万円です。

クラウド型のシステムを導入する企業は増えており、クラウドエンジニアの需要は高くなると見込まれます。

クラウドを利用したサービスに対応するには、ITインフラの設計や構築、セキュリティなど、身に付けるべきスキルや知識が広範囲になる大変さがあります。

クラウドエンジニアはクライアントとの折衝や社内メンバーとのやり取りが多くなるため、コミュニケーション能力が高い人に向いています。最新のトレンドについていくことが苦にならず、地道な作業に抵抗がない人もクラウドエンジニアに適しています。

サポートエンジニア

サポートエンジニア

サポートエンジニアは、クライアントの製品導入を支援したり、操作説明をしたり、トラブルを解決するエンジニア系の仕事で、ヘルプデスクと呼ばれることもあります。TEC CAMPによると平均年収は342万円です。

サポートエンジニアは、人の役に立っていることを実感できる仕事と言えます。ただし、クレームに対応するストレスも多く、トラブルや障害対応で夜間・休日を問わずに呼び出されることもあります。

サポートエンジニアは、人の役に立つ仕事をしたい人に適任です。相手の要望をくみ取り、丁寧に向き合うことができる人に向いています。

テストエンジニア

テストエンジニア

テストエンジニアは、開発した製品の挙動を確認したり、バグをチェックするエンジニア系の仕事です。TEC CAMPによると平均年収は376万円です。

テストエンジニアは未経験からトライしやすい仕事です。テストの技法やテクニックを磨くと開発の流れを理解でき、今後のキャリアに活かせるメリットもあります。一方、テストエンジニアの仕事は単純作業が多く、給料が低めであることがデメリットです。

テストエンジニアは間違い探しが好きな人に向いています。加えて、集中力があり丁寧に作業ができる人も適任です。報告書をまとめる能力も必要です。

社内SE

社内SE

社内SEは、社内のITインフラやネットワークを整備するエンジニア系の仕事です。TEC CAMPによると平均年収は525万円です。

社内SEのユーザーは同じ会社で働く社員であるため、社外対応を行うSEに比べてストレスは少なめです。社内の事情に通じ、ビジネスに入り込んだ仕事も経験できます。

ただし、社内SEの仕事内容は企業によって千差万別で、イメージ通りの仕事に就けない場合もあります。どれほど仕事を任せてもらえるかは、企業の考え方により異なります。

社内SEは、企業の経営や事業に興味がある人に向いています。プロジェクト全体に関わりたい人や能動的に対応できる人も適任です。

製品開発/研究開発

研究開発

製品開発/研究開発は、企業が開発する製品やサービス、研究を担うエンジニア系の仕事です。TEC CAMPによると平均年収は549万円です。

製品開発/研究開発は最新技術に触れられる仕事で、作成した製品を世の中に送り出す時に達成感を味わえます。会社の利益に貢献していると感じられる仕事です。ただし、開発・研究対象は自分で選ぶことはできません。

研究所が地方に置かれている場合もあり、都心部で仕事をしたい人にはデメリットになります。

製品開発/研究開発は、自分で考え、主体的に行動できる人に向いています。コミュニケーション能力があり、辛抱強く物事に取り組める人に適任の仕事と言えます。

Webデザイナー

Webデザイナー

Webデザイナーは、Webサイトなどのデザイン設計を担当するエンジニア系の仕事です。TEC CAMPによると平均年収は474万円です。

Webデザイナーは異業種から参入しやすい仕事です。仕事をこなすにつれ、手に職をつけることができます。リモートワークが可能で、働く場所を自分で選べる場合もあります。

一方、Webデザイナーの平均年収は低めです。クライアントの要求に応じて仕様を大きく変更したり、作り直しが発生することがあります。

Webデザイナーは、地道な作業をコツコツと続けられる人に向いています。クリエイティブな仕事がしたい人にうってつけの仕事です。細かい部分まで目が行き届き、クライアントの要求に柔軟に対応できる人もWebデザイナーに向いています。

セールスエンジニア

セールスエンジニア

セールスエンジニアは、一般営業社員に同行してクライアント先に赴き、技術的な説明や提案・調整を行う営業・コンサルティング系の仕事です。TEC CAMPによると平均年収は549万円です。

セールスエンジニアは、技術とビジネス両面のスキルが身につきます。自身の知識や技術をアップデートすることでキャリアパスの選択肢は広がります。

一方、所属企業によっては営業ノルマを課されることがあります。営業と開発の間で板挟みになったり、スケジュールがタイトになりやすい点もデメリットです。

セールスエンジニアに向いているのは、IT技術とビジネススキルの両方を身に付けたい人です。常に勉強する姿勢もセールスエンジニアに求められます。

ITコンサルタント

ITコンサルタント

ITコンサルタントは、IT技術を使って企業の問題解決にあたり、アドバイスや提案を行う営業・コンサルタント系の仕事です。TEC CAMPによると平均年収は644万円です。

ITコンサルタントはクライアントの経営課題を解決する達成感を味わえます。大手企業であれば、年収1,000万円を超えることも夢ではありません。一方、残業が多く激務であることはITコンサルタントの難点です。

ビジネスの成否を握る案件もあり、プレッシャーの多い仕事でもあります。ITコンサルタントは人の役に立ちたい人に向いています。粘り強さや体力があり、勉強する姿勢を持ち続ける人に適しています。

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーは、スケジュール・納期・予算・品質などプロジェクト全体を管理するマネジメント系の仕事です。TEC CAMPによると平均年収は645万円です。

プロジェクトマネージャーは、プロジェクト全体を俯瞰した仕事が行えます。クライアントの要望にかなうシステムを完成できれば、達成感を得られるでしょう。一方、責任が重く、常に結果が求められる難しさがあります。

プロジェクトマネージャーはコミュニケーション能力に長けたい人に向いています。事務作業をそつなくこなす能力も求められます。ストレス耐性がある人もプロジェクトマネージャーに適しています。

プロジェクトリーダー

プロジェクトリーダー

プロジェクトリーダーはプロジェクトマネージャーの一つ下のポジションとなるマネジメント系の仕事で、現場を監督する責任を負います。マイナビITエージェントによると平均年収は526万円です。

プロジェクトリーダーは、チームで働く楽しさやものづくりのやりがいを感じることができます。システムエンジニアからプロジェクトリーダーに昇格すると、社内での評価が上がる一方、責任レベルが一気に上がります。

責任が増すものの、年収が上がりにくいのがデメリットです。プロジェクトリーダーに向いているのは、リーダーシップやマネジメント力がある人です。優れたIT技術とともに、問題解決能力がある人もプロジェクトリーダーに向いています。

ブリッジシステムエンジニア

ブリッジシステムエンジニアは、プロジェクトを外注する際、外注先の企業やチームとの調整を行うマネジメント系の仕事です。TEC CAMPが示す平均年収は400万円から1,000万円と幅がありますが、これは海外勤務の有無など複数の要素がかかわるからです。

ブリッジシステムエンジニアはグローバルな視点を培うことができ、新たな発見も多い仕事です。一方、プロジェクトを幅広く見通すことが求められるため、専門分野を活かせないと感じる場合があります。

ブリッジシステムエンジニアは中立的な視点があり、論理的に判断できる人に向いています。異なる考えや意見を持つ人ともコミュニケーションが取れ、柔軟に対応できる人に適しています。

データアナリスト

データアナリスト

データアナリストは、ビッグデータを分析してビジネスに活かすマーケティング系の仕事です。TEC CAMPによると平均年収は698万円です。

利用できるビッグデータが増え、機械学習による解析が可能になったことから、データアナリストは将来性がある仕事と認識されています。一方、未経験から挑戦するのは難しく、理数系大学卒業レベルの統計や数学、情報処理技術が求められます。

数学や統計に興味・関心がある人はデータアナリストに向いています。気づきやひらめきなどのセンスも求められます。細かい作業を正確かつスピーディーに行う能力も必要です。

データサイエンティスト

データサイエンティスト

データサイエンティストは、ビッグデータを分析して問題を見極め、解決に至るようビジネスをサポートするマーケティング系の仕事です。TEC CAMPによると平均年収は699万円です。

データサイエンティストは、給料が高く将来性がある仕事です。幅広い業種で活躍でき、独立も可能です。

一方、データサイエンティストの仕事をこなすには、統計学や機械学習、プログラミング言語やビジネススキルなどが必要で、誰でもなれる訳ではありません。新しい手法や技術が登場しており、継続的な勉強は欠かせません。

ロジカルシンキングができ、数学が得意な人はデータサイエンティストに向いています。問題解決能力やコミュニケーション能力があり、納期を守れる人も適しています。

Webマーケター

Webマーケター

Webマーケターは、企業の製品やサービスが売れるよう、WebサイトやSNSなどを通じた広告宣伝や市場調査を行うマーケティング系の仕事です。TEC CAMPによると平均年収は509万円です。

Webマーケターは、ビジネスの成功を左右する重要な仕事を担当できます。一方、仕事の結果はすべて数値化され、評価される厳しさがあります。Webマーケターは常に最新の動向についていく必要があるため、情報収集は欠かせません。

Webマーケターは論理的に物事を考えられる人に適任です。最新トレンドや技術を学ぶことが好きな人も向いています。

なお、実際にIT業界への就職・転職活動を行う場合は転職エージェントの利用をおすすめします。

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おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

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