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高卒の第二新卒や就職浪人の人が転職・就職するためのコツ

就職や転職のための活動を行おうと思っても、「学歴がないから難しい」「就職経験がないまま学校卒業から年数が経ってしまった」などの悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。
実際に高卒の第二新卒者や、就職浪人を経てから転職・就職しようとする人はポイントをおさえないと活動が上手く行かないことがあるのも事実です。
ここでは、高卒の第二新卒や就職浪人の人が転職や就職を成功させるために知っておきたい情報をお伝えします。

第二新卒と既卒の違い

第二新卒という言葉は、一般的には学校を卒業してから就職を経験したものの、大体3年以内で離職をして転職活動を行っている人のことを言います。例えば高卒の第二新卒者は、高校を卒業して就職してから離職して3年以内の転職者のことを指します。
一方で既卒という言葉もあります。既卒というのは学校を卒業してからの就職経験がない人のことです。高校を卒業してから内定をもらわずに、あるいは内定が出たのにも関わらず辞退して就職浪人をしていた人が正社員として就職を目指すような場合には、既卒という形になります。第二新卒と既卒には、正社員経験の有無という明らかな区別があるのです。

しかし、第二新卒の定義は実は明確ではありません。企業それぞれの基準に任せられている部分があります。企業の採用条件に「第二新卒」と記載されていても、それは学校卒業から3年程度のことを指しているかもしれませんし、5年経っていても含まれている可能性もあります。逆に、2年位までのこともあるかもしれません。企業によって、また、転職者によっても異なってくる、幅のある言葉であることを理解しておくと良いでしょう。

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学歴によって年収は異なるのか

就職や転職を目指している人が気になる点の1つが、学歴による年収などの違いでしょう。
厚生労働省が平成28年に行った、一般的な労働者の平均月収に関する調査があります。これによると、大学や大学院卒の場合の平均月収は、男性が39万9700円、女性が28万8700円です。高専や短大卒になると、男性が30万6300円、女性が25万5600円になります。そして高卒の場合には、男性が28万8100円、女性が20万8300円となっています。男女ともに大学や大学院卒の労働者の給料が高卒と比べても高いことが分かります。

これは、学歴によって就くことのできる職業が異なるということが理由の1つとして挙げられます。例えば教員や大学教授など教育関連の職業は、大学卒業の資格がないと就けません。また金融業など一般的に給料が良いとされているような職業も、大学卒業を条件としていることが多くあります。こうした職業によって求められる最終学歴の違いが、平均月収の差となって表れている部分は多いと言えそうです。

また学歴による平均月収の差は生涯賃金の差にも現れます。労働政策研究・研修機構による平成28年の調査では、生涯賃金において以下のような差が生じています。ちなみにこの調査において生涯賃金というのは、年齢が60歳まで正社員として働いた場合の賃金のことです。退職金は含まれていません。
大学や大学院卒の場合の生涯賃金は、男性が2億7000万円、女性が2億2000万円です。高専や短大卒は、男性が2億1000万円、女性が1億7000万円です。高卒になると、男性が2億1000万円で、女性が1億5000万円です。
高卒の場合には、アルバイトなど正社員以外の雇用形態で働く人の割合が多くなります。その場合、ボーナスなどがないために生涯賃金も低くなりがちであるということが言えそうです。
「一生のうちにより多くの賃金を得たい」という場合にはやはり正社員として働き、しかもその正社員としての年数をできるだけ長く続けることが必要になってきます。

自らの不安点を洗い出すことが就職や転職活動の第一歩

しかし、いくら正社員として長く勤めたいと思っていても、就職や転職活動をする際には、学歴や職歴に不安な点がある人も多いのではないでしょうか。
就職活動や転職活動を成功させる最大のコツは、このような自らの不安点を洗い出した上でそれを補うことが出来るような対策を準備しておくことです。
以下では、高卒の第二新卒者と就職浪人をしている人の2つのパターンに分けて対策をお伝えします。

高卒の第二新卒者の場合

高卒の第二新卒者の場合には、学歴の部分と「一旦は就職したが離職した」という2点において、しっかりと対策をとることが転職活動を成功させるポイントとなります。
学歴の部分を補うためには、一般常識をきちんと備えているということをアピールすると良いでしょう。そのためにはまず、履歴書を丁寧に作成しましょう。項目に抜けのないように、綺麗に記入することが大切です。近年では、パソコンで履歴書を作成する人も増えてきています。パソコンが出来るというアピールにもつながりますから、可能であれば是非活用して作成しましょう。手書きの場合には、読みやすい字で書くことが必須です。記入内容が長い文章になる場合には、語尾の統一や誤字脱字のチェック、文章の組み立てに気を付けて、読みやすい文章を作成することもポイントです。家族や友人など、他の人にも見せて文章をチェックしてもらうと良いかもしれません。

そして、「就職したが離職した」という点については、離職の理由を自分の言葉でしっかりと説明できるかどうかが転職成功への分かれ道です。選考する側の企業担当者も、その点に注目しています。なぜ前職を辞めたのかという理由は、転職先の企業を志望する動機につながってくる部分でもありますから、充分に考えて説明できるようにしておきましょう。
さらに、面接の場面においては話をする時の態度も非常に重要です。おどおどし過ぎず、気持ちの良い態度でハキハキと説明できるように練習しておきましょう。面接官は話の内容も聞いていますが、話す時の態度も非常に重視しています。

就職浪人の人の場合

就職浪人をしている人が正社員への就職を目指す場合には、「なぜ就職をしなかったのか」という点について、対策をしていくことが大切です。
第二新卒者と同様ですが、理由を自分の言葉で嘘なく矛盾なく説明できるように文章の構成を考えたり、面接へ向けて話し方の練習をしておくようにしましょう。
さらに、アルバイトなどでの経験を具体的に話すようにすると、職歴の無さを補うことにつながります。アルバイトは正社員ではないかもしれませんが、時には大変な思いや経験をしたことがあるはずです。そのような経験を通してどのようなことを学び、どう次からのアルバイトに活かしてきたのかをしっかりと説明するようにすれば、企業によっては大いにその経験を買ってくれる可能性があります。積極的にアピールしてみましょう。

▶第二新卒にあたる人が派遣から正社員に転職するときの仕事の選び方を考えよう

不安点をアピールポイントに変えて、就職・転職活動を成功させよう

高卒の第二新卒者であったり、就職浪人をしている人が就職・転職活動を行う場合、学歴や職歴の点でどうしても不安を感じやすいものです。しかし、あきらめる必要はありません。離職や就職浪人をした理由をしっかりと説明できるようにしたり、履歴書の作成や面接での話し方についての準備を行っておけば、不安点もアピールポイントに変えることが可能です。
場合によっては、「履歴書の内容がこれで良いのか分からない」「面接の練習はどうすれば良いの」という人もいるでしょう。そのような時には私たちプロにお任せください。履歴書の作成の仕方から面接対策まで、徹底的にサポートして活動を応援します。

▶第二新卒は「もう新卒ではない」という自覚を持つことが転職への第一歩です!

おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。

「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。

しかしどうしても自分の良いところや強みがわからないときにはぜひ、私たち第二新卒エージェントneoに頼ってください。これまで多数の内定者を輩出した確かな実力を持ってあなたの性格を分析、そして安心して働ける求人をご紹介致します。共に楽しい仕事探しを成功させましょう!

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