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女性ニートのリスク5選|ニート脱却の方法とは?

ニート生活に危機感を感じている女性や、そのご家族は多くいらっしゃることと思います。

ニートとして生活をし続けることには、一体どのようなリスクが潜んでいるのでしょうか?

そこで本記事では女性ニートのリスク5選をご紹介。女性がニートになるきっかけやニート脱却の方法もまとめていますので、少しでもお役に立てれば幸いです。

そもそもニートとは?

そもそもニート(NEET)という言葉は「Not in Education, Employment or Training」の頭文字を取ったものです。

総務省統計局の「労働力調査」では、ニートに近いものとして若年無業者が挙げられています。

若年無業者とは15歳から34歳の非労働力人口で家事も通学もしていない人のことです。また内閣府では、若年無業者であり職業訓練を受けていない人のことをニートと定義しています。

このとき、若年無業者であっても就業意欲があればニートと見なされないのが大きなポイントです。

では、一般的なニートの意味はどうでしょうか。無職で働く意思がなければ世間的にもニートと呼ばれます。

政府の定義から考えると、働く意欲があり求職活動をおこなっている人はニートには含まれません。

ただし世間的にはニートの基準があいまいで、就業意欲の有無にかかわらず無職であれば問答無用でニートと見なされてしまうケースもあります。

若年無業者でニートの定義に含まれているからといって、すべての人がただ怠けているわけではありません。

実際には、身体の不調で働くことができない人や仕事が見つからない人、家族の介護をしている人など理由はさまざまです。

女性がニート化するきっかけ

では、女性がニートになるきっかけにはどのようなものがあるのでしょうか?紐解いてみると、どの女性もニートになる可能性が十分にあることがわかりました。

結婚を想定していたから

1つ目は、結婚を想定していたことが挙げられます。働く女性が増えた現代でも、「結婚した後は専業主婦として旦那さんを支えたい」と考えている女性は少なくないでしょう。

その中には、「どうせ結婚したら働かなくなるし、就職する必要はないんじゃないか」と考え、働かずにいる女性もいます。

しかし、少なくとも20代後半には結婚をするつもりが、恋人と別れてしまったり、結婚したいと思える相手と出会えなかったりして、そのままニートとなってしまうケースがあるのです。

アルバイトで生計を立て続けたから

2つ目は、アルバイトで生計を立て続けたことが挙げられます。

20代の若い頃は、アルバイトでも正社員とたいして変わらない収入を稼げますし、アルバイトで十分生活は成り立つでしょう。

しかし20代後半、30代以降になると、正社員であれば昇給やボーナスがあったり、役職に就くことができる一方で、アルバイトは昇給があってもせいぜい時給で100円上がれば良いところ。

正社員との賃金格差は一気に広がっていきます。

また、正社員の場合は基本給が月ごとに設定されているため、勤務日数に関わらず同じ額を得られますが、アルバイトの場合は1日休めばその分の給与は発生しません。

そのためケガや病気に見舞われてしまうと、休んだ分収入が途絶えてしまうことに加え、医療費もかかってしまうため、一気に出費がかさばります。

そんな現状を打破しようと、途中で正社員を目指すこともできるでしょう。しかし、この後もお話しますが、30代を越えると正社員として雇ってもらうことは一気に難しくなります。

そのためアルバイトとして生計を立て続け、就業経験が一切ない状態では、その後の生活に影響を及ぼしてしまうのです。

夢や目標を追いかけるため

3つ目は、夢や目標を追いかけていたことが挙げられます。アーティストや俳優などとして生きていくことを目標にしている方には、ギリギリの貯金を工面しながら活動を続ける方が多いです。

しかし、努力した分だけ報われるというものでもなく、運や縁というところが大部分を占めていたりもします。

そのため、なかなか成功をつかむチャンスに巡り合えず、でも夢をあきらめることもできず、両親などを頼りながらニート化してしまう方もいらっしゃいます。

やりたいことが見つからないから

逆に、やりたいことが見つからずに、働く意欲が出ないままニート化してしまうケースもあります。

やりたいことがないから働く理由がわからなかったり、両親など経済面で頼れる人がいるなどした場合には、ニートになりやすいといえます。

前職の退職

また前職でパワハラを受けたり、人間関係で悩んだ経験があるなど、職場で何かしらのトラウマを抱えた状態で前職を退職した方も、ニートになりやすいです。

次の仕事を探して早く定職に就かなければと思っても、トラウマが邪魔をしてなかなか一歩を踏み出せなくなってしまい、恐怖心からニートになってしまうのです。

なかなかニートを脱却できない理由

では、なぜニートになった方はなかなかニートを脱却できないのでしょうか?代表的な理由は2つあります。

・働くのが怖いから
・働かなくてもなんとかなるから

働くのが怖いから

先ほどお伝えしたような前職でのトラウマがあるなど、働くことに対する恐怖心を持っている状態にあると、なかなか働くための一歩を踏み出すことが出来ず、ニート生活を継続してしまいます。

こういった方は、まずその恐怖心を克服する必要があります。

働かなくてもなんとかなるから

また、働かなくてもなんとかなる環境にいる方や、本当に働かなければならないほど切羽詰まっていない方は、ニート生活を継続させていまいやすいです。

たとえば今は両親が面倒を見てくれているなど、今すぐ働かなければ生きていけなくなるという状態にない場合、人は「まだ大丈夫」と楽な方を選択してしまいます。

しかし、本当に生活が立ちいかなくなってから行動を起こすのでは遅いのです。

この後もお伝えしますが、年齢を重ねれば重ねるほど、ブランク期間が長引けば長引くほど、ニートからの脱却は難しくなります。出来る限り早急にニート脱却のための行動を起こすことを推奨します。

女性ニートのリスク5選

では、女性ニートの方には一体どのようなリスクが考えられるのでしょうか?ここでは代表例を5つご紹介いたします。

正社員になれなくなる

まず挙げられるのは、正社員になれなくなってしまうリスクです。ニート生活が長引けば長引くほど、企業は「何か問題があるのではないか?」と考え、なかなか採用してくれない傾向にあります。

ブランク期間が空いたことの理由として、

「ケガ・病気の療養中だったが、今は健康である」
「母の介護と仕事を両立できなかったが、今は兄にも手伝ってもらっている」
「資格の勉強期間に充てていた」

などの理由を伝えることができれば問題ありませんが、そうでない場合は書類選考や面接で落とされる可能性が高くなります。

結婚しにくくなる

また、女性ニートの方は結婚しにくくなるというリスクがあります。

経済面に余裕のある女性に惹かれる男性は多く、自分だけの収入で相手の女性や子供を養う自信を持てるという男性はそんなに多くありません。

できれば、子供が生まれるまでは相手の女性にも働いてほしいと考える男性が多いため、そもそも働くつもりがない女性は婚期を逃しやすく、結婚しにくくなってしまうのです。

結婚しなかった場合、生活が困難に

そして結婚を考えてニート化した女性の場合、もし結婚できなかった場合には、その後の自分の生活費は自分だけで稼がなくてはならなくなります。

しかし、それまで働いていなければ特別なスキルも最低限のビジネスマナーも備わっていないでしょうから、企業としてはなかなか雇いにくい人材となってしまいます。

また、何をするにも一人になるため孤独にさいなまれるというデメリットもあります。

友人との距離が生まれる

次に、周りの友人がバリバリ仕事で活躍している話を飲みの席で聞いても、自分が働いていなければうまく話についていけなくなりますし、人によってはうしろめたさのようなものすら感じるかもしれません。

また、SNSで友人の充実した生活ぶり見かけるたびに寂しい気持ちになることもあるでしょう。

経済的に困窮する

そして、女性ニートの方にとって最も大きいリスクは、少しずつ経済的に困窮していくことです。

特に両親の経済力に頼っている方の場合、年齢を重ねていくうちに両親が亡くなるなどして身寄りを失うと、最悪の事態に陥ります。

経済面の支えがなくなるだけでなく、葬儀代などの費用もかさばるため、ひどい場合には借金を抱えるケースもあります。

また両親が病気やケガをするなどして働けなくなった場合、収入が途絶えるだけでなく医療費もかかります。頼れる人がいなくなった時、最後は自分の力だけでなんとかするしかありません。

少なくとも仕事を見つけて働いて少しでもお金を稼げるようにならなければ、借金を抱えてさらに苦しい生活に陥ることになります。

女性がニートを脱却する方法

男性女性を問わず、ニートを脱却するには基本的に働く他ありません。ただ、すぐに正社員を目指す方法とそうでない方法がありますので、ここではそれぞれご紹介いたします。

まずは生活習慣を改善する

ニートとして生活している方の多くは、生活習慣が乱れているのではないでしょうか?

特に時間の制約がないと、お昼ごろに起きてきてブランチを取り、外で体を動かすこともほとんどないまま深夜2時3時頃まで起きている・・・などのサイクルに誰しも陥りやすいものです。

しかし、ニートを脱却して働きだすとなると、早寝早起きの習慣を身につけて、健康体を作らなければなりません。

働き出すと「風邪を引いたから」などの理由でしょっちゅう休むわけにはいかないからです。

そのため、まずは早寝早起きを心掛け、3食しっかりと取り、体調を崩しにくい健康的な体作りを目指しましょう。

エージェントでプロに相談する

「できるだけ早くニートを脱却したい」
「ブランク期間を短く抑えたい」
「もう20代後半で切羽詰まっている」

このような方は、できるだけ早く正社員として働きだし、ニートを脱却して安定的な将来を目指すことをおすすめします。

そして最も手っ取り早い方法として、就・転職エージェントのプロに相談する方法が挙げられます。これは求人紹介や面接対策など、就・転職を全面的にサポートしてくれるサービスのことです。

就・転職エージェントは、30代の経験者層に特化しているところやIT業界を専門にしているところなどさまざまですが、女性ニートの方は中でもニートも対象にしているエージェントを利用するのが得策です。

たとえば私たち第二新卒エージェントneoでは、ニートの方を対象に専属のキャリアアドバイザーが仕事選びや企業選びのアドバイスをさせていただきます。また、利用いただくことでこのようなメリットも得られます。

ご紹介する企業はプロの観点で厳選しているため、ブラック企業を紹介される心配はありませんし、気になる求人がなければ利用をやめることもできます。

もし就・転職をすることに不安があったり、正社員とアルバイトでお悩みであれば、ご相談だけでもかまいません。ぜひ一度私たちにお話をお聞かせください。


仕事選び

アルバイト・派遣社員として働く

次に、アルバイトとして働く方法が挙げられます。

将来の生活をより安定的にするには、できるだけ早期に正社員になることが望ましいですが、ブランク期間があまりに長く働くこと自体にハードルを感じている方であれば、まずはアルバイトで感覚を取り戻すものひとつです。

職場によってはアルバイトからの正社員雇用を行っているところもあるため、仕事に慣れてきたらそこでの正社員化に向けて頑張ってみるのも良いでしょう。

また、人間関係が原因で働くことにハードルを感じている方は、派遣社員として働き出すのもひとつです。

派遣社員であれば数か月で次の職場へ移動することができるため、余計な人間関係を構築する必要がありません。まずはそこで働く感覚を取り戻すのも良いでしょう。

資格を取得する

いきなり働き出すことに抵抗があるという方は、資格の勉強に時間を充てるのも良い方法です。

「働くとしたらこんな業界や仕事がいいかな」など、働きたい仕事から逆算して、その仕事で活かせる資格を調べ、取得のための勉強をしてみましょう。

ニート期間がある方は、就職や転職をする際に、そのブランク期間について聞かれることになります。

通常であればネガティブな要素として企業側に伝わってしまうところですが、実際に勉強して資格を取得することで、目的のある時間の使い方をしていたと、逆にアピールポイントに変えることができます。

特別なスキルを持っていないという方や、前職での現場の感覚を忘れてしまったという方に特におすすめです。

ニート女性は就・転職のハードルが高い

最後に、ニート女性は就・転職におけるハードルが高いです。代表的な理由として挙げられるのは、下記の3点です。

・ブランク期間があるから
・問題を抱えていると懸念されるから
・30代以降は特に就職しづらいから

特にブランク期間が長くなればなるほど、企業としては「即戦力とならない人材」としての見方が強まります。

働くことに対する感覚を取り戻すのに時間がかかったり、一度身につけていた社会人としての最低限のマナーを忘れてしまっている可能性を懸念されるのです。

またニート期間があったということで、企業は、働くことに対するトラウマなど業務に支障が出る何かしらの問題を抱えているのではないかなどと懸念します。

そして転職ではなく就職の場合、30代を越えると一気に難しくなるという現実があります。

転職の場合であっても、たとえば20代前半で前職を辞めていて、30代に入ってから転職をしようと考えた場合、ブランク期間が長いことに加え、早期に離職していることで「また辞めてしまうのではないか」と企業は考えるのです。

特に女性の場合は結婚や出産というライフイベントがありますから、30代を越えての就職となると、その部分は特に強く意識されます。

もちろん、それを理由に内定を出さない企業は問題ですが、その他の懸念点を払拭できなければ就職は遠のいてしまいます。

そのため、ニート女性の就職や転職においては、できる限りネガティブなポイントを払拭できるよう対策を行うのが得策です。

繰り返しになってしまいますが、私たち第二新卒エージェントneoでは、専属のキャリアアドバイザーが就・転職のアドバイスを行う他、応募先の企業にご自身を推薦させていただきます。

ブランク期間の説明や、その期間に何をして過ごしていたかなど、誤解を生まないよう丁寧に説明させていただきますので、心配はご無用です。

一人での就・転職に不安がある方や手厚いサポートを受けたい方は、ぜひ一度利用を検討してみてください。


内定獲得率

おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。

「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。

しかしどうしても自分の良いところや強みがわからないときにはぜひ、私たち第二新卒エージェントneoに頼ってください。これまで多数の内定者を輩出した確かな実力を持ってあなたの性格を分析、そして安心して働ける求人をご紹介致します。共に楽しい仕事探しを成功させましょう!

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