就職/転職に有利な情報を探す

就職/転職に有利な情報を探す

閉じる

フリーターをしてきた理系の人が就職活動を始めるときに知っておきたいポイント

理系の高校や大学を卒業してから就職せずにアルバイトをしてきた人が就職を思い立ったら、実現できるのでしょうか。企業がこのような経歴の人をどう捉えるかを知り、どのようにして就職活動を進めるのが良いかを考えてみましょう。

企業が理系の人材に求めていることを二つに分けて考えよう

企業が理系人材に求めていること

就職活動をするにあたってまず知っておきたいのが、理系の人材に対して企業が何を求めているかです。大まかに分けると二つに分類することができるので、自分がどちらで活躍できる可能性があるかをまずは分析してみましょう。

【企業が理系の人材に求めていること】

(1)技術者としての能力
(2)知識人としての能力

まず理系に求めている一つ目の要素は技術者としての能力です。理系のバックグラウンドを持っている人は大学や高校、あるいは大学院などで他の人にはできない技術を習得してきています。

例えば、情報系の学部で学んできたならプログラミングやネットワークに強いでしょう。化学系の学部に所属していたなら化学反応を使って分析や合成をする技術を持っているなど、現場で活用できるスキルがあるのが特徴です。

その技術が速やかに現場で応用できるレベルに達しているか、現場で慣れながらすぐに実務に携われる程度になっていれば技術者として就職を考えると良いでしょう。

そして二つ目の要素として求められているのが知識人としての能力です。実際にものを作るのに必要な技術は持っていない場合でも、学校で勉強をして専門的な知識があるのが理系のバックグラウンドを持っている人の特徴です。

数学を学んできた人は暗号理論や演算、統計などに強く、その知識を活かした分野で働けるでしょう。

薬学について学んだ場合には医薬関連の知識や薬事法規などに詳しく、技術的な面がなかったとしても医薬品の規制当局やマスコミなどで知識を使った働き方をすることが可能です。

どの分野であっても、その専門分野の専門家と話をしたり、その分野の最新情報の内容をわかりやすく説明したりするための知識を有効活用できる場所があります。

他の人があまり持っていない知識を豊富に抱えている人は、技術よりも知識で勝負するという方針を立てると有利です。

フリーターの経歴の評価についても知っておこう

理系の技術や知識が就職に役に立つとはいえ、フリーターをしてきたことがデメリットにならないかと懸念する人もいます。確かにフリーターはあまり仕事に対して責任を持たずにふらふらと働いているという印象を持たれてしまうこともあります。

社会的な通念として学校を卒業したらすぐに新卒として働き、社会貢献をしていくべきだという考えを持つ方が一定数いるからです。

しかし、フリーターの経歴の評価についても二つに分かれるようになりました。昔ながらの考え方を持っている企業ではネガティブに評価する傾向があります。

フリーターとして行ってきたアルバイトについてもいわゆる就業経験としては評価しないという方針が持たれているのが通例です。

ところがもう一つの考え方として、アルバイトを通して仕事の体験をしてきたと評価するものがあります。確かに正社員として働くのに比べると仕事に対する責任の重さは違うでしょう。

それでも社会に出て様々な人とコミュニケーションを取りながら働いていたのは事実です。

このように、ポジティブにフリーターの経歴を見てくれる企業も増えてきているので就職活動をするときにはフリーターだったことをネガティブに考えず、魅力と考えられるところはアピールするのが大切です。

どんな職種や業種を選ぶのが合理的か

理系でフリーターの人が就職に有利な職種や業種を選びたいと考えたら何が良いのでしょうか。それにはまず、業種については比較的選びやすく、自分がバックグラウンドを持っている分野を選ぶのが賢明です。

農学を学んできたなら農薬メーカーや種苗店など、具体的にどんな分野を専攻してきたかに応じて選ぶと必然的に候補は絞り込まれるでしょう。専門としてきた分野だけでなく、その分野をクライアントとしている業種も選ぶことができます。

例えば医薬品管理システムを開発しているit企業なら、医療系の大学で学んできた知識を使って仕事ができるでしょう。このような考え方で業種を選ぶのも合理的です。

一方、職種については技術者として働きたいか知識人として活躍したいかによって候補が決まってきます。技術者ならその技術を使える専門職を選ぶことになり、各業界の研究職が代表例です。

分野によってはプログラマーや医者、看護師などの具体的な職種が決まる場合もあるでしょう。

その一方で、知識を活用したい場合には候補にできる職種は比較的多くなります。

事務職、営業職などが代表的なものですが、総合職としてほとんどのものに携われると考えても差し替えないでしょう。マスコミで記者となったり、ライターになったりすることも可能です。

ただし、気をつけておきたいのは需要の高さです。人材が不足している職種で即戦力でなくても採用したいと考えている職種や職場の方が圧倒的に就職しやすい傾向があります。

分野によって傾向は違いますが、たとえば営業職はどの業界にも存在するためこの先異業界への転職がしやすい魅力がありつつ、求人数も多いため有力候補にできるでしょう。

キャリアカウンセリングを受けるのも大切

フリーターの経歴を持っていると就職のしやすさを重視して仕事を選んでしまいがちです。しかし、就職して働いてみたらやりたいこととはまるで違ったと感じる人もいるでしょう。

あるいはフリーターとして働いてきたときとの業務の多さや内容のギャップに苛まれてしまう人もいます。どんな形でどのような業務に携わっていきたいかを考えて就職先を選ぶことは重要です。

しかし一人で就職先を決めるには相応の手間と時間がかかります。そこでおすすめなのが、就職エージェントでキャリアカウンセリングを受ける方法です。

【就職エージェントとは?】

専属のキャリアアドバイザーが就職活動の準備~入社までをサポートしてくれるサービスです。

カウンセリングを通じて自分に合った仕事を紹介してもらうことができ、書類・面接対策や面接日程の調整などを代行してもらえます。

就職エージェントでは専属のキャリアアドバイザーが希望や性格から「本当に合った仕事」をカウンセリングしてもらえるほか、必要に応じて書類・面接対策~入社までを徹底サポートしてもらえます。

たとえば私たち第二新卒エージェントneoではフリーターの方をはじめとした若年層に特化してサポートを行っているほか、このようなメリットがあります。

第二新卒エージェントneoのサービス内容

ご紹介する企業はプロの観点で厳選しているため、ブラック企業を紹介される心配はありませんし、気になる求人がなければ利用をやめることもできます。

「理系の強みを活かして就職したい」「自分に合った仕事を紹介してほしい」という方はご相談だけでもかまいません。ぜひ一度私たちにお話をお聞かせください。


フリーター_就職記事記事用

おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。

「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。

しかしどうしても自分の良いところや強みがわからないときにはぜひ、私たち第二新卒エージェントneoに頼ってください。これまで多数の内定者を輩出した確かな実力を持ってあなたの性格を分析、そして安心して働ける求人をご紹介致します。共に楽しい仕事探しを成功させましょう!

20秒で終わる会員登録はコチラ