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フリーターと正社員、どっちを選ぶべき?決定的な6つの違い

「もうそろ就職しといた方が良いよな~、でも正社員って自由奪われそうだし迷う・・・」などとお悩みの方は多いのではないでしょうか?

友人が役職に就いていたり、将来のことを考えると「このままで良いのかな・・・?」と漠然と不安になってきますよね。

そこで本記事ではフリーターと正社員の決定的な6つの違いをご紹介いたします。働き方で後悔したくないというフリーターの方のお役に立てれば幸いです。

フリーターと正社員、ぶっちゃけどっちが良い?

フリーターと正社員

「友達は昇進とかしてかなり稼いでるし、正社員の方が稼げそうだな」
「将来結婚して子供も欲しいけど、そうなるとお金的に厳しいかも」
「でも正社員って自由なさそうだし就職すべきか迷う・・・」

このようにフリーターのままでいた方が良いか、それとも正社員になった方が後悔せずに済むかでお悩みの方もいらっしゃることと思います。

こちらのツイートを見ても、就職すべきか迷っている方が多いことがわかります。では、実際のところフリーターと正社員とではどちらを選んだ方が良いのでしょうか?

答えは・・・人それぞれ、としか言いようがありません。はっきりせず申し訳ありません。

フリーターのままでいるべきか正社員に就職すべきかを決めるには、フリーターと正社員の違いを知り、自分的にどっちの方がメリットが大きいかを考える以外に方法はありません。

そこでここからはフリーターと正社員の決定的な6つの違いをご紹介しますので、どちらを選んだ方が自分にとってメリットが大きいか、自分のライフスタイルやライフプランと照らし合わせて考えてみてください。

フリーターと正社員の決定的な6つの違い

フリーターと正社員には決定的な6つの違いがあり、お金や自由時間以外にも多くの違いが見られます。

フリーターと正社員の違い

それでは一つずつ見ていきましょう。

収入の違い

まずは収入の違いについてです。フリーターと正社員の収入の違いとしては年収の額だけでなく、ボーナスや退職金、月給が固定であることも挙げられます。

【収入の違い・具体例】

(1)正社員の方が年収が多い
(2)正社員にはボーナスがある
(3)正社員には退職金が出る
(4)正社員は祝日が多くても月給が変わらない

正社員の方が年収が多い

厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査 結果の概況」の数値をもとに算出したところ、正社員と正社員以外の年収額は下記の通りとなりました。

雇用形態別の年収

この表からお分かりいただけるように、正社員とフリーター(正社員以外)とでは年収に大きな違いがあります。

厚生労働省「フリーターになった理由」でも、年齢の上昇に伴って年収も1時間当たりの収入も高くなる正社員に比較して、パート・アルバイトの場合は10代も40代も、年収や1時間当たりの収入がほとんど変わらない傾向にあることが明らかにされています。

特に正社員以外の年収が20代~40代にかけてずっと200万円台で止まっているのが印象的ですが、フリーターの収入が正社員と違ってほとんど上がらないのは、大幅な昇給がないことが原因です。

正社員の場合、年間での昇給額はだいたい5,000~6,000程度と言われていますが、フリーターの場合は十数年勤めていても数百円上がればかなり良い方だといえます。

正社員はフリーターと比べて給与をUPさせやすく全体的な収入も多めにもらえるため、結婚して子供がほしい、マイホームを購入したい、外車に乗りたいなどの理想のライフプランを比較的叶えやすくなります。

正社員にはボーナス・退職金がある

正社員にはボーナスや退職金が用意されていますが(企業により異なります)、フリーターは働いた分の給料しかもらえません。

ちなみにボーナスは一般的に夏や冬などに年1~2回支給され、企業ごとに異なりますが平均的には年間40~80万円ほどの収入が見込め、これもフリーターと正社員の収入格差を広げています。

また営業職などではインセンティブと呼ばれる制度が導入されている企業もあり、この場合は自分が挙げた売上や成果に応じて+αの給与が支給されます。

正社員は祝日が多くても月給が変わらない

正社員はほとんどの場合月々の給与が固定されているため、たとえば土日祝日休みの職場であればGWや夏季休暇、年末年始を挟んでも月給は変わりません。

多く休みながら同じだけの給料がもらえるのは嬉しいポイントです。一方でフリーターの場合は働いた分しか給与が発生しないため、休むとその分だけ収入が途絶えます。

土日祝日休みの職場に勤めている場合はその分給与が途絶えてしまったり、長期休暇を取るとその分経済面が圧迫されます。

正社員の場合副業禁止の企業もありますが、フリーターの場合はたいていアルバイトの掛け持ちが可能なため、土日祝日やGWも働くことで収入を確保することができます。

しかし正社員はその間休んでいられると考えると、フリーターにとっては大きなデメリットとなります。

自由時間の違い

次に自由時間の違いが挙げられ、フリーターの方が時間的な自由が利きやすい傾向にあります。

フリーターは正社員に比べて責任が重い仕事を任されておらず、他の従業員でカバーしやすいからこそ、たとえばシフトの調整が利きやすかったり出勤時間の希望を出しやすいなどのメリットがあります。

時間的な制約がないため遊びの予定を優先させたり、他にやりたいことが見つかったら気軽にバイト先を変えることができます。

一方で正社員は自分がいなければ回らない仕事があったり、職種によっては月ごとに目標を追う必要があり、その目標を下回ってしまうと自分の給与に影響が出てしまうためなかなか自由に休むことはできません。

有給休暇を取得することもできますが、今お伝えしたような理由から長期休暇は取りにくい傾向があります。

また正社員でも仕事を辞めることはできますが、後任への細かい引継ぎが必要だったり、フリーターよりも替えが利かないからこそ引き留めに遭いやすい傾向も見られます。

安定性の違い

次に安定性の違いです。正社員の方がフリーターよりも安定的に働けるメリットがありますが、この「安定」には下記の2つの意味が含まれます。

(1)経済的な安定
(2)雇用の安定

先ほどもお伝えしたように、一般的に正社員は給与が月額で固定されているため、休日が多かった月でも安定的に収入を得られます。一方でフリーターは働いた分しか稼げないため、休めば休むほど収入が減ります。

また、万が一会社の経営が傾き始めた場合には人員整理が入る可能性がありますが、その場合はまずフリーターなどの非正規雇用の方から退職を促される傾向があり、正社員よりも雇用が不安定であるといえます。

社会的信用の違い

次に、社会的信用の違いです。

正社員は住宅ローンを組みやすいなどのメリットがありますが、フリーターは正社員と違って雇用や収入が安定していないため社会的な信用が低く、そういったローンは組みにくい傾向があります。

また、何かしらの目的があってフリーターをしてるわけではないという場合には、友人や親族などに自分の仕事について堂々と話せないことがあるデメリットもあります。

スキルアップの違い

次にスキルアップの違いです。先ほどもお伝えしたように、フリーターは替えが利きやすくあまり責任が伴わない、誰でも比較的簡単にこなせる仕事を任されることが一般的です。

そのため専門性のある仕事に就きにくく、今後の選択肢が狭まるというデメリットがあります。

またフリーターは基本的なビジネススキルを学ぶ機会も少ないため、基本的には就業経験なしという扱いを受けることになります。

就業経験がないと就職の際に応募条件を満たせないことが多いほか、30代を越えると応募できる求人が一気に減ってしまうため、今後就職を検討しているフリーターにとっては大きなデメリットです。

年金額の違い

次に、年金額の違いです。フリーターは国民年金のみに加入しますが、正社員は他にも厚生年金に強制的に加入することになります。

フリーターは国民年金のみに加入しているため、満額を支払っても月々5万円程度の年金しか受け取れませんが、正社員は3倍以上の額を受け取れることになります。

さて、フリーターと正社員とでは実に多くの違いがあることがわかりました。改めておさらいしておきましょう。

フリーターと正社員の違い

いかがでしょうか?これらの違いを踏まえ、今一度自分がフリーターのままでいた方が良いか、正社員に就職した方が悔いがないかを考えてみてください。

ちなみに、就職エージェントに相談すれば自分が就職すべきかどうかや、就職する場合にはどんな仕事を選べば良いかを専属のキャリアアドバイザーにアドバイスしてもらうことができます。

たとえば弊社では就職相談だけでもOKですし、求人紹介~入社までをサポートしてほしい場合は完全無料で対応いたしますので、気になる方はぜひ一度チェックしてみてください。


フリーター_正社員記事記事用

フリーターが特に就職しやすい職種5選

ここまでお読みになり「就職してみようかな」と感じた方も多いことと思いますが、次に悩むのがこういったものではないでしょうか?

「でもフリーターからじゃ就職難しくね?もう20代前半でもないし・・・」
「てかそもそもやりたいこともないしどうしよ」

たしかに、フリーターの方が就職するとなると新卒よりも年齢を重ねていて就業経験がないという点で少々ハードルは上がります。

しかし、フリーターは「多くの人手が必要」かつ「専門的な知識・スキルが不要」な仕事に需要があるため、そういった仕事を狙って就職活動を行えば比較的スムーズに正社員になることができます。

そこでここからは、フリーターが特に就職しやすい職種5選をご紹介いたします。

営業職

営業職

まずは営業職です。これはお客様へ自社商材の購入を促して契約を取りつける仕事になります。営業職はどの業界においても売上に最も寄与する重要な職種のため、常に引く手数多です。

同時に営業職という仕事自体には特別な資格や専門的な知識・スキルが不要なため、フリーターからでも積極的に採用がなされています。

また企業にもよりますが、営業の仕事にはインセンティブ制度が用意されているケースが少なくなく、成果次第で基本給以上の給料を稼ぐことができます。

ちなみに、一度営業の仕事を経験しておくとどの業界にも転職しやすいほか、営業職で必須となるスキルは全てビジネススキルの基本となるもののため、フリーターにおすすめの仕事といえます。

またどの職種にも営業経験で培ったコミュニケーション能力やプレゼン能力を活かしやすいため、今後転職する際にもメリットが多いです。

同じ営業職でも既存営業や新規開拓営業、内勤営業など様々な形態が存在しますので、営業職に興味があるという方はその中でも自分に合った働き方の仕事がないかチェックしてみてはいかがでしょうか?

接客・販売職

接客

次に接客・販売職です。モノ・サービスを販売する仕事のため、知識や経験、スキルよりも人柄を重視される傾向があり、フリーターからでも適性があると判断されれば正社員になることが可能です。

接客・販売職では対人スキルや臨機応変な対応力が身につくため、他の仕事への転用が可能です。

また接客・販売職では年齢や経験年数にかかわらず、頑張りと成果次第で責任者や店長に昇進できるケースが多いです。そのため自分の実力を試したい方や実力主義の現場で働きたい方にもおすすめです。

プログラマー

プログラマー

次にプログラマーです。「未経験からいきなりプログラマーなんて無理に決まってる」と、興味があるのに諦めている方も多いかと思います。

しかし実際のところ、時代の流れと共に多様化するニーズに対してプログラマーが足りていない企業も存在しており、多くの企業で未経験者を積極的に募集しています。

プログラミングのスキルはAI技術が進んだ先の未来にも活かせる一生もののスキルのため、今後も食いぶちに困ることがないというメリットがあります。

ただし、プログラマーの仕事では常に情報が移ろうため継続的に勉強しなければならないほか、きちんとスキルを身につけなければ単純労働で終わってしまうデメリットがあるため注意が必要です。

施工管理職

施工管理職

次に施工管理職です。これは安全な建築物を建設できるよう、建築現場において指揮、管理する仕事になります。

建設のスケジュール管理や、工事現場の施工や予算の管理、安全面の管理やその他必要な事務手続きなど、建築工事全般において管理業務を行います。

「管理」と聞くとハードルが高いように感じるかもしれませんが、無資格・未経験でもチャレンジできる仕事の一つです。

施工管理職に就くと急なスケジュール調整やトラブルを処理できる対応力や現場を指揮するマネジメント力が身につきます。将来人をまとめる立場に立ちたいと考えている方におすすめの仕事といえます。

介護職

介護職

最後に介護職です。ご存知の方も多いと思いますが、介護業界は中でも深刻な人材不足に悩まされており、未経験者を積極的に採用しています。

特に介護職は一定の体力が必要となるにもかかわらず平均年齢が高いため、若さゆえの体力をアピールできる20代のフリーターの方に有利です。

無資格でも介護職に就くことができますが、介護業界全体では資格の取得が推奨されているため働きながら取得することができるメリットがあります。

資格を取得すればその分業務の幅が広がるほか、資格手当の支給も期待できます。

また介護職は人や社会の役に立てる仕事ともいえるため、誰かのためになる仕事がしたいと考えているフリーターの方に特におすすめです。

さて、ここではフリーターが特に就職しやすい仕事を5つご紹介しましたが、気になるものはあったでしょうか?

「あ、これなら興味持てるかも」「無難な仕事ばっかりでいまいちピンとこない」など人によって感想はさまざまかと思いますが、本当に自分に合った仕事が知りたいという方には、先ほどもご紹介した就職エージェントに無料相談するのがおすすめです。


企業訴求CTA ポップ版

さて、中には「てか、就職って何から始めてどうやってやるの?」という疑問が浮かんでいる方もいらっしゃるかもしれません。そういった方に向けて、最後にフリーターにおすすめの就職方法をご紹介いたします。

フリーターにおすすめの就職方法

フリーターが就職するには主に下記の4つの方法があります。

フリーターの就職方法

それぞれの方法のメリット・デメリットの比較は下記の記事で詳しく行っていますが、結論としては就職エージェントで求人を紹介してもらう方法がおすすめです。

合わせて読みたい!!

フリーターが選ぶべき就職支援サービス5選

「正社員や契約社員の経験はないけど、フリーターから転職したい…できるのかな?」そんなお悩みに答えます。未経験から正社員を目指しやすい・採用されやすい業界やフリーターとの心構えの違い、選考や面接で気を配りたい事までを徹底解説しています。

就職エージェントは民間の就職支援サービスのひとつで、具体的には下記のようなメリット・デメリットが挙げられます。

■メリット
(1)無料で利用できる
(2)求人紹介を受けられる
(3)仕事選びから手伝ってもらえる
(4)履歴書・面接対策のアドバイスがもらえる

■デメリット
(1)対応が粗雑なエージェントもある
(2)担当者と合わないことがある
(3)希望の求人がない可能性もある

キャリアアドバイザーとのカウンセリングを通して求人紹介を受けられる他、履歴書・面接対策を細かくサポートしてもらえます。

「志望動機がわからない」「自己PRできることなんてないよ」という方でもキャリアアドバイザーが徹底的にサポートしてくれるため安心です。

ハローワークと違い「いまいちやりたいことがわからない」という方でもアドバイザーが仕事選びから手伝ってくれる特徴があります。

また多くの就職エージェントが完全無料で利用できるほか、提携している企業はエージェントによって厳選されており、企業からマージンを取っている分労働環境の整っていないブラック企業を紹介される心配もありません。

ただし、就職エージェントによっては対応が粗雑なところがあるのも事実で、自分に合わない担当者がいることも確かです。

しかし、就職エージェントは複数社を並行利用するケースが多いため、合わないと感じればすぐに利用を辞められますし、自分に合わない担当者に当たった場合には担当を変えてもらうこともできます。

また同じ就職エージェント「若年層向け」「IT業界特化」などサービスの特色は様々ですので、フリーターの方はフリーターに特化している就職エージェントを選びましょう。

たとえば私たち第二新卒エージェントneoでは若年層に特化してサポートを行っている他、このようなメリットがあります。

第二新卒エージェントneoのサービス内容

私たちは他のエージェントよりもじっくり丁寧に、親身にサポートさせていただくことを大切にしています。入社まで完全無料で、気になる求人がなければ利用をやめることもできます。

「就職の進め方がよくわらない」「やりたいことがわからない」「なかなか就職先が決まらない」という方はご相談だけでもかまいません。ぜひ一度私たちにお話をお聞かせください。


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まとめ

フリーターと正社員では、給与などの目に見える待遇以外でもその後のキャリアや生活において大幅な違いが出てくるのが現実です。

今がよければその後の人生の事は気にしないとお考えの方にはオススメは出来ませんが、将来より良い生活を送りたい方は正社員へ就職し、安定した生活を送ることをぜひ目指しましょう。

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