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高卒でも安定した仕事に就ける職業3選とは?安全な就活方法の流れと注意点も公開

売り手市場と言われている就職戦線。それは大卒だけに限ったことではありません。景気回復の波を受けて、高卒で転職する場合にもその恩恵を受けられるケースが増えています。

中でも目指したいのは「安定した仕事」という人も多いでしょう。高卒で安定した仕事に就くにはどうしたらよいか、安定した仕事にはどんなものがあるのかなど、高卒での就職のノウハウを紹介します。

高卒の就職率は上がっている!

近年ではアメリカを初めとする世界経済の活況を受け、日本の就職状況も回復してきています。

ニュースなどでも耳にする「大卒の就職内定率」は、平成29年度大学卒業予定者の場合、学部卒で86%となっています(文部科学省と厚生労働省合同の調査、平成29年12月1日発表)。

これは、前年同期比1.0ポイント増となっており、着実に増加傾向にあります。

では高卒の場合はどうでしょうか。「高等学校卒業者の就職状況に関する調査について」によると、就職を希望した高校卒業者の就職率は97.7%となっています(文部科学省、平成28年3月発表)

前年比0.2ポイント増となっており、高卒においても就職率は増加している結果となりました。

平成21年には91.6%だった就職率が、この7年間で6.1%の伸びを示しています。経済状況は日々変わるとはいえ、高卒者の就職市場は増加傾向にあるのは間違いないようです。

【おすすめ】大卒と高卒の違いを徹底比較!高卒って実はそんなに不利じゃない!?

高卒者は大卒者よりも転職において不利であるとお考えの方は、一体どのくらいいらっしゃるでしょうか。ひょっとしたら、このコラムをお読みになっている方のほとんどがこの質問に手を挙げるかもしれません。

しかし、実は高卒者には高卒者にフィットした転職方法というものが存在するのです。「高卒は就職や転職に不利」とお思いかもしれませんが、これは大卒を中心に回っている業界・企業での話。

中には学歴よりも実力を重視するような業界や企業も多数存在するため、それに気がつくと一気に成功に近づきます。

また高卒と大卒にはさまざまな違いがあり、大卒の方が収入や待遇が良いなどの点に目がいきがちですが、高卒にも強みが多くあります。

例えば高卒者は大学に行かない分一足早く社会に出て一人の社会人として独り立ちをすることができます。

そして他の生徒が大学を卒業して新卒として正社員に就職をするころには、高卒者はなんと4年も先輩になっているのです。この差は大きいですよね。

このようにこのコラムでは大卒と高卒の違いを徹底比較・検証をすることで、高卒者に合った転職方法とはどんなものなのかを考察していきます。もっと読みたい方はこちらをCheck!

高卒が就ける安定した仕事3選!

「安定した仕事」代表例1.地方公務員

就職を考える場合に、何を基準に決めるべきでしょうか。給与額、週休2日制や有給などの待遇、会社の規模など就職先の環境を重視することもあるでしょう。

就職に何を求めるのかは人によりさまざまですが「安定した仕事」という職種そのものに対する基準も忘れてはなりません。

安定した仕事は一般的に、景気に左右されず倒産などで職を失う心配も少ないという印象から、就職をする際の基準となる場合があります。

まずは、安定した仕事として一番人気がある公務員についてお伝えします。倒産というリスクがなく、ワークライフバランスなどの導入により働きやすい環境作りにも旗振り役として積極的です。

まず、皆さんもご存知かもしれませんが公務員は大きくわけると「地方公務員」「国家公務員」の2つに分類されます。ここでは最初に地方公務員についてお伝えしていきたいと思います。

地方公務員にはさまざまな職種が存在し、カテゴリーで分ければ行政職、技術職、公安職、心理職、福祉職、その他の資格が必要な専門職が挙げられます。

地方公務員というと市町村の各役所の職員や区・市民センターなどの公共施設の職員などが想像しやすいかと思われますが、これはいわゆる行政職に該当します。

他にも警察官や消防士も地方公務員にあたり、これは公安職に該当します。

さて、そもそも高卒でも公務員になることができるのかと不安に感じている方も少なくないかと思われますが、地方公務員を目指すための試験は「初級」「中級」「上級」に分かれているといわれています。

これはあくまでも公務員採用試験の難易度から便宜的に分けて使用されているそうで、それぞれのレベルで業務上の役割や昇進できるスピード等に違いがでてきます。

中でも初級は高卒程度のレベルの試験内容であるとされており、たとえ学歴に自信がなくとも問題なく公務員を目指すことができます。

ただし初級は人気が高いため倍率が高くなることがあり、また採用されたあとも上級のように昇進がスムーズではない点が注意点として挙げられます。

「安定した仕事」代表例2.国家公務員

さて、次は国家公務員についてです。国家公務員もまた職種によっては高卒からでも十分に目指すことが可能であり、具体的には「刑務官」「入国警備官」「税務署職員」の3つが挙げられます。

まず、刑務官は刑務所や拘置所など刑事施設の運営や警備に関わり仕事で、受刑者の更生と社会復帰を目指した指導その他を行います。法務省の所属です。

刑務官になるには通常「刑務官採用試験」の受験、合格が必至です。

刑務所では受刑者が男女別で施設に収容されているため、刑務官の配属先も異なります。そのため試験についても男性を対象とした「刑務A」と、女性を対象とした「刑務B」に分けられています。

なお、どちらの試験においても剣道または柔道の有段者を対象とした「武道」という採用枠もあるため経験者は有利です。

次に「入国警備官」についてです。入国警備官もまた法務省に所属している国家公務員で、全国の地方入国管理センターなどで日本に入国・在留する外国人を管理することによって国の安全を守っています。

入国警備官になるためには法務省が実施する入国警備官採用試験へ合格が必至です。合格すると成績順に全国のどこかの地方入国管理局または入国管理センターに採用されることになります。

採用後は約3か月間の「初任科研修」なる合宿を受け、難民認定法などの法律や外国語、逮捕術や拳銃の取り扱い、そして武道などの多岐に渡る内容を学びます。

その合宿を修了すると、やっと入国警備官として各施設において業務開始となります。

最後に税務署職員は全国の税務署の職員として従事する、租税の徴収や税務調査、税関係の相談への対応などの業務を行う業種です。

税務職員を目指す場合に人事院が実施している「税務職員採用試験」への合格が必至です。

合格後は税務大学校の普通科で約1年間に渡る研修、加えて約3年間の実務を経て、更に税務大学校の中等科で約3か月の研修を受けることになります。

さて、ここまで高卒からでも目指せる公務員の職業についてお伝えしてきましたが、仕事によってはかなり骨が折れる業務内容のものや、試験への合格が難しいものなどが存在します。

しかし、苦労して公務員に就職することができた場合には倒産などのリスクがない安定した仕事に就くことが可能となります。

コツコツ真面目に取り組むことが得意な高卒の方などに公務員はとてもおすすめです。ぜひ一度就職を検討してみてください。

ただし、高校を卒業して3年以上経過している場合などは、高卒を対象にした試験を受けられない場合があるので注意しましょう。

「安定した仕事」代表例3.金融、鉄道、大手食品メーカーなど民間企業

民間企業では銀行などの金融関係、鉄道会社、大手食品メーカー、ガス・電気などのインフラ関連サービス企業などへの就職も安定した仕事と言えます。

また、ネットショッピングなどの増加などで宅急便などの配送会社、ドラッグストアを運営する企業なども、健康志向の市場動向から安定した仕事と言えるでしょう。

これらの民間企業も安定している分就職に際しての競争率は決して低くはなく、超大手など企業によっては学歴だけでふるいにかけられてしまうことも悔しいですがあるでしょう。

しかし、大手企業の中でもベンチャー企業など古い働き方の風習を変えようという取り組みや、学歴よりもやる気や経験、能力を重視している企業においては学歴のみでの判別をしない場合が多々あります。

そういった企業においては、履歴書でよっぽどの問題点が見られない限り面接まで進める可能性が高いです。ぜひ、その面接で自分のアピールできるポイントを一気に放出しましょう。

高卒者の面接において自分をアピールするコツは主に以下の4点が挙げられます。

*自己分析を深く行ってアピールポイントを明確にする
*企業のニーズと合致する自分の良さをアピールする
*過去の反省点を踏まえたうえで将来や就職後の目標を伝える
*アピールをしすぎない

「高卒だし、アピールできる部分なんてどこにもないよ・・・」と考えていらっしゃる方ははっきり言ってただの自己分析不足です。

自分にいいところなんてないと考えていらっしゃる方に限って自分の嫌な部分や短所がたくさん思いつくはずです。しかし、短所と長所が紙一重であることを皆さんはご存知のはずです。

たとえば「あの人はいつも仕事が丁寧で細かい部分までしっかり網羅しているよな」という部分があっても、違う視点から見ると「その代わりひとつの仕事にかかる時間が長いからよく残業して、その分お給料を他の人より多くもらっているな」ということにもなるのです。

逆に「あの人は仕事のことになるといつも冷たく感じるな」ということがあっても、それは同時に「あの人は仕事におけるムダを極限まで省いていてすごいビジネスマンだな」という解釈もできるのです。

つまり、自分に短所がたくさんあるということはその分長所も沢山あるということになるのです。したがって自分にいいところなんてないと考えている方は自分をしっかりと分析することができていないだけなのです。

ぜひ自分の短所と真正面から向き合って、面接では堂々と自分をアピールできるように準備をしてみましょう。


仕事選び

民間企業に就職する際の注意点

民間企業の場合は、まず自分が「安定している」と判断した企業の求人募集があるかどうかをチェックすることから始めます。各種就職情報雑誌求人広告、就職斡旋会社などが運営するインターネットサイトを活用してもよいでしょう。

また、ハローワークでの募集案件の検索、就職相談を利用するのも重要です。どういった仕事に就きたいか、あるいはどういった仕事の案件があるのかなどを相談しましょう。

ハローワークの職員は多くの求人案件を扱っているため、求人状況を熟知しています。自分の状況に即した情報の提供や、就職活動に関してのアドバイスを受けられます。

ただしハローワークは求職者サイドだけでなく求人を出す企業サイドも無料で利用ができるため、ブラック企業が含まれている可能性が高くなる場合があります。そのため注意が必要となるでしょう。

【おすすめ】高卒で給料の良い仕事は?稼げる職種や業種、有利な資格を紹介

学歴における強みを持っていないという意味で高卒は中卒と同じく難しい就職活動を強いられています。「高卒だから給料の良い会社に就職できない」「稼ぐことなんてできない」と諦めていないでしょうか?

たしかに、中卒や高卒よりも大卒の方が社会的に優遇されていることは明確な事実です。しかし、実際に社会に出てからお金を稼げるかどうかは「学歴」よりも「本人の努力次第」です。

現代は人材不足に嘆く業界が多く存在し、そんな業界には若いパワーを求めている企業が多くあります。ではどんな業界なら就職の可能性があるのでしょうか。

例えばコミュニケーション能力に秀でている方は「営業職」がぴったりでしょう。営業の業界は結果を出すことが何よりも大切なシビアな世界ですが、学歴に関係なく努力次第では大卒をもしのぐ高収入を得ることができます。

また体力仕事の現場では学歴などは一切関係なくいかに動けるかで評価が変わってくるため、やる気のある中卒者や高卒者には最適です。

さて、このコラムでは学歴に強みがなくても高収入を得られる業界・業種や、そういった仕事を探す際に必要なことなどをお伝えしています。もっと読みたい方はこちらをCheck!

就職までの流れを把握しよう!

目指す仕事に就くための情報を得たら就職までのプロセスを把握し行動に移しましょう。

公務員の場合

公務員であれば出願をし、一次試験である筆記試験に臨みます。受験先によっても違いはありますが、一次試験には教養択一試験、専門択一試験、論文試験、適性検査などがあります。

これらの一次試験を突破しないことには次の面接試験である二次試験に進めませんので、一次試験をパスできるよう、しっかり対策を打つことがなによりも重要です。

民間企業の場合

民間企業の就職を勝ち取るにはまずは履歴書や職務経歴書などの書類を用意し、書類審査に通ることが第一関門です。

就職を成功させる秘訣のひとつが、企業の担当者に「この人に会ってみたい」と思わせるような履歴書を作成することです。そしてそこでポイントとなるのが、応募の理由です。

応募先の企業に決めた理由、就職した場合にどういうことに取り組みたいか、あるいはこういうことにチャレンジしていきたいという意欲もいいでしょう。

その会社で何を実現していきたいか、自分の何が会社の利益になるのかということを想定して自己PRを組み立てることが大切です。担当者の心を引きつけるような、強い思いを感じる文章にまとめてみましょう。

なお、履歴書の詳細な書き方についてはこちらのコラムに記載してありますので、気になる方は少し目を通してみても良いかもしれません。

高卒の就職・転職の注意点3つ

企業選びは表面だけを見ると危険!

近年複数の業界や職種において人材不足が発生しており、学歴に関係なく自分が希望する職種や企業の募集案件に巡り会えるチャンスが増えてきています。

やはり就職する以上は倒産するリスクがなかったり、景気に左右されない企業がいいと考えたりする人が多いのは当然ですよね。そういった意味で企業や職種を選ぶ際には給与や休暇制度などの条件面に意識が向かいがちです。

しかし、そのような条件の揃った企業や職種への就職を希望する人はやはり他にも大勢いるもので、その分採用されるのが難しくなってしまいます。

就活での選考で落とされることに対してダメージを全く受けないという肩は決して多くはないでしょう。やはり落ち続けると精神的に苦痛が伴うものです。

また、条件面で選んだ企業に採用されたとしても、仕事のやりがいが感じられなかったり仕事が面白いと感じることができなかったり、自分の性格にあっていないなどのマイナス部分が多く発生する可能性があります。

実際、条件面のみで企業や職種を選んだ人の多くがそういった悲しい状況に陥っているようです。このことから、企業選びは表面の要素だけで判断すると非常に危険であるといえます。

また、経営の安定は景気だけではなく、会社の財政や経営状況によっても大きく変わります。表面だけではなく、企業のバックグラウンドもチェックしたうえで受ける企業を決めるのも大切です。

広く深く企業を研究し、細かく対策を立てることが成功する就職につながります。

失敗を避けるためにまずは「自己分析」!

さて、上記で説明したような就職・転職の失敗を防ぐにはなんといっても自己分析の徹底が不可欠です。自己分析とは自分の適性や希望、目標、傾向などを明らかにすることで、それによって職業選びなどに役立てることができます。

自己分析には様々な方法がありますが、最も簡単な方法は紙に「好きなこと」「やりたいこと」「嫌いなこと」「得意なこと」を書き出すことです。

これらを書き出してその共通項を見つけ出すことによって自分にはどんな目標があるのか、自分にはどんな適性があるのかが明確になります。

その要素を使って職業を選ぶことができれば、基本的に就職や転職での失敗は防ぐことができるでしょう。自己分析は思いの外重要な作業です。ぜひ時間をとってじっくり取り組んでみてください。

「どうして大学に進学しなかったのか」を必ず聞かれる

さて、高卒者の就職や転職活動では基本的に「どうして高卒なのか」「なぜ大学に進学しなかったのか」を面接で質問されます。これについては即座にしっかりと答えられるように準備しておきましょう。

ただし、ネガティブな理由だった場合に、ありのままをそのまま伝えてしまうのはあまり好ましくありません。

企業としては社員にできるかぎり長く働いて胃ほしいと考えているため、高卒である理由が「勉強するのが嫌だった」「面倒だったから」など、長続きしなさそうなものでった場合には採用を避ける可能性があるのです。

しかし、だからといって嘘をつくのはもっとよくありません。その他の理由があればそれをより前に押し出して伝えるか、反省の意を込めて正直に伝えるかのどちらかの方法をとるべきでしょう。

ただ、面接で聞かれやすい質問は数多く存在します。企業や職種によっても質問の傾向は変わるため、自分ひとりでそれらをリサーチして対策を行うことはかなりハードルが高いといえます。

もちろん、就職や転職は一部運に左右される部分があることを否定できません。しかし、書類対策や面接対策を事前にどれくらいの粒度で行うかによって確率を上げることができます。

だからこそ、就職や転職にあまり慣れていないという方や、未経験の職種にチャレンジしようという場合には、よくわからないまま進めない方が得策と言えます。では、一体どうすれば良いのでしょうか?

ここでひとつの可能性としてご提案したいのは、近年20代の若者に人気の就職・転職エージェントを利用する方法です。

たとえば私たち第二新卒エージェントneoでは、第二新卒者をはじめとした若者を対象に、プロの転職アドバイザーがマンツーマンでご対応。個人の希望条件や性格、適性に沿った求人をご紹介いたします。

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内定獲得率

ブラック企業を見分ける方法を知ろう!

安定した仕事に就職・転職したいと考えた場合、最も避けたいのがブラック企業への入社ですよね。しかし就職や転職に不慣れな方ほどブラック企業を見分けるなんて無理そうと考えてしまいがちです。

しかし、面接前と面接中にその企業がブラック企業かどうかを見分けるコツがあります。不安な方はぜひ参考にしてください。

ブラック企業に定義はある?

「ブラック企業」という言葉は近年よく耳にするワードのひとつですが、今この記事をお読みの方のうちどれくらいの人がブラック企業の定義について考えたことがあるでしょうか。

実はブラック企業という存在について明確な定義はありません。ただし厚生労働省がブラック企業の特徴として以下の3つの要素を挙げています。

① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す
② 賃金不払残業やパワハラやセクハラが横行するなど、企業全体のコンプライアンス意識が低い
③ ①,②のような状況下で労働者に対し過度の選別を行う

いかがでしょうか。このような状況の中で働いていて平気な人間がいるのでしょうか?誰しも辛く感じるはずですし、それは当然の反応であるといえます。

しかし、このような特徴が見られるいわゆるブラック企業へ勤めることになってしまった場合に恐ろしいのは、当事者ほど自分の置かれている異常な状況に気がつきにくいということです。

人から「○○さんが勤めてる会社ってこうらいしよ~」などと聞くと「え!そんなの体壊しちゃうよ、ヤバイって!」と素直に思えたとしても、実際に自分がその状況に置かれてみると、”そういうものである”という認識になってしまいやすいのです。

実際にブラック企業に勤めたことのある経験のない方の中には「入ってブラックだったら辞めればいいじゃん」とストレート考える方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、ブラック企業に勤め出すとさまざまな方向からの圧力や重い空気によってなかなか退職を言い出しにくい環境になっていることが多いです。

退職したいと伝えれば「途中で仕事を放棄したダメなやつ」という扱いをされるのです。そして責任感の強い人ほどそれではいけないと自分に言い聞かせて、無理を承知で働き詰めてしまいます。

その結果、中には過労死してしまう方や自殺していまう方がいらっしゃいます。しかもその数は決して少なくなく、現在においても人数は経ることなく横ばい状態が続いています。

過労死していまう方についてはくも膜下出血や心筋梗塞などで倒れており、その原因は働きすぎによる極度のストレスによるものです。

冷静に考えてみましょう。人は通常生活していくために働くというのが根本的な目的ではないでしょうか?

中には将来の目標のために働いている方も多くいらっしゃいますが、それは生活が安定してきてからやっと持つことができる目標であるはずです。

一般的な人間であれば究極、一生お金が湯水のごとく湧き出てくるのであれば働く必要なんてなくなってしまいます。

それにも関わらず、ブラック企業に勤めることによって過労死してしまっている、これは本末転倒であるといえます。冷静に考えることができれば自分の体を一番に考えなくてはと感じるはずです。

しかしブラック企業に勤めだすと、入社直後に感じていた違和感にどんどん慣れていってしまい、辛い、苦しい、やめたいと感じている自分が悪であるというゆがんだ思考に落ち着いてしまうようになるのです。

これは想像以上に危険なことです。このような事態を防ぐためにはやはり、最初からブラック企業を回避するのが最もスムーズであるといえます。

では、そのためにはどうすればいいか。まずはブラック企業の特徴をできるだけ多く把握し、実際に転職を検討している企業がそれらの特徴に当てはまっていないか、確認をすることが重要です。

さて、これまででブラック企業に見られる典型的な特徴についてご紹介してきました。しかし、これらはあくまで内部事情の話。実際に転職するまでは表面的な部分だけを見て判断しなければなりません。

そこで、ここからは面接に向かうまでの間にその企業がブラック企業なのかどうかを見分けることができるコツをご紹介していきます。もしブラック企業である可能性があれば警戒しましょう。

業界で見分ける

あくまでブラックになりやすいということなので、必ずその業界の企業のすべてがブラックであるとは言い切れませんが、以下の3業界はブラックに陥りやすいため注意が必要です。

① 小売業界
② 飲食業界
③ IT業界

例えば①の小売業界ではコンビニなどが代表例として挙げられますが、最近セブンイレブンのオーナーが店舗での労働におけるブラックな実態について訴えていましたよね。

現代においてコンビニは通常24時間営業が主流となっていますが、それが原因のひとつとしてブラックな環境を生み出してしまっています。

また本社との力関係の差は歴然で、特にオーナー業務をしている方の中には睡眠時間が3時間の状態で日々経営に追われている方もいます。

また小売業界にはアパレル業界も挙げれますが、この2つの業界はユーザー第一のサービスに注力しようという意識が強すぎて、その分の従業員の負担がかなり大きなものとなっています。

仕事量と得ることの出来る賃金の見合わなさが最も問題視されています。

そして飲食業界IT業界に共通して当てはまる特徴は、どちらも慢性的な人材不足に陥っているという点です。需要に対して供給が間に合っておらず、従業員ひとりあたりの仕事の量が膨大になっています。

ただし稼ぐことができるという点で人気な側面もあるようですが、中には日々へとへとな状態で働き詰めとなっている方も少なくないようです。

求人情報で見分ける

先ほども少しだけ触れましたが、具体性のない抽象的なポジティブなワードを羅列させているばかりの求人情報は危険です。

具体的な情報をあまり公開していないということは、その分具体的に伝えると企業側にとって不利になる情報が多いということです。

「やりがいのある仕事ができる!」というフレーズの裏にはとんでもない量の仕事量が隠されているかもしれません。

また、従業員数の割りに妙に求人数が多い企業についても危険です。ホワイトな企業であれば人はその環境が心地よいためあまり転職しようとは思いません。

しかしブラック企業の場合は離職率が高いため、その分求人をたくさん出さなくてはいけない状況になりがちです。

気になる求人があればその企業がどれくらいの求人情報を出していて、それは従業員数に比較してどうかを見てみましょう。

なお、同じ求人が長期間にわたってずっと出ている場合も危険です。同じ求人がずっと出ているということはその分人が選びたがらない求人内容または企業であることや、数人雇っているのにまったく人材が足りていないことが考えられます。

なお、給与が不自然に高く設定されている企業についてはその分膨大な仕事量を課せられる可能性があります。

また人材不足を打破するためにひとまず人を入れなければと高い給与を設定している場合もあります。

気になる求人を見つけたら、その情報に載っている給与額がその職種の平均給与額と比較して妥当なものかどうかをチェックしてみましょう。

説明会で見分ける

さて、説明会といういかにもホワイトそうな現場でもブラック企業の特徴は垣間見えることがあります。それは説明会で話している社員の言葉に注目することでわかります。

実例を挙げると、「仕事が楽しいから自分の時間がなくても充実している」というフレーズを堂々と言った企業の社員がいたそうです。

一見仕事に人生をかけているかっこいい言葉に聞こえそうですが、冷静に聞くと「自分の時間がなくても」と言っています。

もちろん、自分の時間を削って仕事に精を出したいというのは決して悪いことではないでしょう。努力し続けられるのは人にはなかなかマネできないすばらしい部分です。

しかし、それはあくまで自分自身で決めるものであり、それを企業に強制されるようなことはあってはなりません。それを企業の説明会で堂々と語られてしまってはどうしようもないですよね。

このように、一瞬納得してしまいそうな言葉でもよく考えたら危険がはらんでいる可能性があります。十分に注意して聞いておきましょう。

ブラック企業リストをチェックする

皆さんはブラック企業リストの存在をご存知でしょうか?これは厚生労働省が2015年から公表を開始したもので、労働基準法をはじめとした労働基準関係法令違反をした企業を実名で発表しているものになります。

その他該当企業の所在地や事案の概要などを一覧にして公開しています。2015年から2019年に至るまでで1006件もの該当事例が公表されています。

これは原則として毎月更新されており、一度該当した企業は1年もの間掲載し続けられるとのことです。

ブラック企業リストの中には誰もが知るような大手企業なども含まれており、ぜひ参考にすべき情報であるといえます。

ただし、中には国に摘発されている分まだまともな企業なのではないかという意見もあり、要するにはこのリストに載っていないブラック企業は他にもたくさん存在しているということになります。

そのためこのブラック企業リストの情報のみで転職活動を進めていくことは危険です。しっかりとブラック企業に見られる特徴を把握するのを怠らないようにしましょう。

まだ採用が決まってないのに「○○してください」など命令口調が多い

さて、ここからは面接中に見分けるコツについてです。ブラック企業に勤めている社員は就業しているその数年の間で、上から命令されることに慣れています。

もちろんどの企業でも上司の指示には従わなくてはなりませんが、上司から激しく命令されるようなことはありませんし、命令というよりはお願いのスタンスであることが一般的でしょう。

また後輩や部下の意見もしっかりと受け入れ、できることは共に遂行しようと努め、できないことはなぜできないのか、またなんとか可能にするためには何をする必要があるのかなどをアドバイスしてくれるでしょう。

しかしブラック企業においては上司や先輩からの命令は絶対です。意見しようものなら自分の意志にそぐわないことは取り組もうとしないわがままな人間として不当な扱いを受けることになりかねません。

だからこそブラック企業に勤める人は部下や後輩が反論や意見をしてくることに慣れていませんし、命令口調で下の人間に働きかけることも当たり前になっています。

だからこそブラック企業の社員はまだ入社も決定していない社員に対して、丁寧ではありますが半ば命令っぽい口調で指示するようなことがあります。

明らかに面接官がやつれている

これは非常にわかりやすい観点かと思いますが、面接官が明らかにやつれていたり疲れている場合にはブラック企業である可能性があります。

面接官が一人である場合にはなんともいえませんが、複数人いる場合にどちらも疲れた顔をしている場合にはその事業部全体の仕事量や空気感が普通ではないということでしょう。

また面接会場ではその企業の社員とすれ違う場面があるでしょう。その場合は適度な明るさで挨拶をすることが大切です。

しかし、ブラック企業の社員の場合は疲れ果てているあまりそのわかりやすい挨拶に気づかないことがあります。

たいてい、相手が自分の企業の人間ではなく外部の人であるということはパッと見て雰囲気でわかるものです。

そして外部の相手は取引先の社員である可能性もありますので、自社に恥じをかかせぬようによりピシッとした姿勢で挨拶を返すように教育されているのがまともな企業です。

しかし、疲れ果てていて挨拶もまともにできない企業は基本ブラックであると考えてよいでしょう。

業務や会社に関しての具体的な説明がない

面接において、よく企業サイド対して踏み込んだ質問をすると落とされる対象になるという見解もありますが、気になる点はすべて面接でぶつけるべきでしょう。

もしもその企業に問題のある部分がなければ、どんな質問に対しても同等と明確に答えてくれるはずです。

実際にはどんな仕事をさせてもらえるのか、20代の社員が多いのはどうしてかなどさまざまな質問内容が考えられます。

しかし、ブラック企業の社員の場合は明確に答えようとはしてくれないでしょう。

具体的にどんな仕事ができるのかを聞いているのに抽象的な言葉でぼかしたり、「自分の好きなことしかやる気がないのか」などととげとげしい反論をされる可能性があります。

この時こそその企業の本性がわかる瞬間です。まだ入社していない社員の素朴な疑問に対して妙に敵意を見せてくる。これは質問されたくないことを聞かれたからこその反応です。これが出たら注意しましょう。

お手洗いや待合室が汚い

ブラック企業は通常従業員の全員が業務に追われています。だからこそ業務外の部分に時間を割く余裕がありません。ブラック企業では全従業員が次から次へと業務を課せられます。

そしてこの仕事は終わったと胸を撫で下ろしていると、もっと収益を上げる方法を模索することができるだろうなどと圧をかけられ、永遠に仕事の終わりが見えないという状況に陥りやすいのが特徴です。

そのため朝早くから働き出し、休憩もままならないまま終電間際(またはそれ以降)まで残業して帰宅するというのが日常茶飯と成っています。

また人件費を大幅にカットしようとしている企業もブラック企業には多いです。そのため、清掃業者に賃金を払って清掃をお願いするといった部分にはお金を出したがらない傾向にあります。

そのため、オフィスはもちろんですが外部の人も使用するであろうお手洗いや待合室が不潔であることがあります。

こういった部分は入社せずとも面接に出向けばすぐにわかります。このような細かい部分で気が抜けている会社が良い仕事をできているはずがないですよね。ぜひ注意しましょう。

【体験談】高卒から転職を成功させた人はこんなにいます!

実はこんなにたくさんの方が正社員就職に成功しています。ぜひ体験談を読んで安心と勇気をもらいましょう!

おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。

「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。

しかしどうしても自分の良いところや強みがわからないときにはぜひ、私たち第二新卒エージェントneoに頼ってください。これまで多数の内定者を輩出した確かな実力を持ってあなたの性格を分析、そして安心して働ける求人をご紹介致します。共に楽しい仕事探しを成功させましょう!

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