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高卒で未経験職種への転職を成功させるための職種選び、履歴書・職務経歴書のコツ

「新しい職種にチャレンジしたい」「思っていた職場と違っていたから転職したい」、そんな風に考えることは誰しもあるものです。

しかしその前に立ちはだかるのが、転職先の職種が未経験であったり自身の学歴が高卒であったりという「職歴・学歴の壁」です。

「職歴・学歴の壁」があると転職活動の際に困難もあります。しかし、活動の際のコツをおさえて諦めなければ転職を成功させることは可能です。

本記事では、高卒の人が未経験の職種へ転職を成功させるための履歴書・職務経歴書の書き方のコツについてお伝えします。

高卒 ワンランク上の仕事選び

高卒の人が未経験職種へ転職する際は難しさがあることを理解しておこう

高卒で就職した人が3年以内にその企業を辞めてしまうケースは非常に多いと言われています。せっかく入社した企業なのになぜこのようなことが起こってしまうのでしょうか。

一般的には、実際の職場と本人のイメージとのミスマッチが主な理由とされています。しかし、おそらくそれだけではないでしょう。

高校を卒業したてであれば基本的に遊びたい気分が働く意欲よりも勝っている時期ですから、大学へ進学した他の同年代の人が毎日楽しそうに見えてしまいそのような人と自身を比べると働く意義を感じにくくなってしまうことになります。

そのため毎日同じ時間に会社へ向かうということが苦痛になり「もっと良い企業があるのではないか」と今の職場を辞めて転職を選ぶ方もいらっしゃいます。

そのような人にはまず、高卒の人が未経験職種へ転職する際には難しさがあることを、充分に理解しておいてほしいと思います。

転職を目指して会社を辞めてもすぐに再就職先が見つからずに活動が長期にわたったり、転職を果たしたものの前職と比べて年収が下がってしまったり、あるいは正社員になれずに非正規雇用になったというケースは珍しくありません。

また、よくある求人募集サイトなどで高卒者と指定すると求人案件がほとんどなくなってしまったという経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。

高卒の転職市場が、学歴やこれまでの職歴に拘らずに柔軟に多くの人を受け入れてくれれば良いのですが、残念ながらそうもいかない場合が多いのです。

このような転職活動の現実は肝に銘じておき、よほどの事情が無い限りは転職先が決まる前に今の会社を辞めることのないようにしましょう。

▶高卒で未経験でも転職できるのか

高卒者向け、未経験者向けの求人傾向を把握しよう

転職活動の前には、高卒者向けや未経験者向けの求人の傾向を把握しておくことも大切です。

やみくもに自身の希望に向かって転職活動を始めるよりは、採用してくれそうな企業にターゲットを絞って活動を行った方が転職を成功させやすくなります。

高卒の場合はよく名の知られた大企業などからの求人は非常に数が少ないです。これら企業の多くは最終学歴が大学卒以上の人を対象としています。

業界で言うと金融系や商社系、大手のメーカーなども求人は少ないでしょう。

職種ではいわゆるデスクワーク系の求人数は少なく、肉体労働系か、もしくは営業職が多い傾向です。

しかし肉体労働や営業職となると採用条件が正社員ではなく契約社員などの場合も多いので注意しましょう。

高卒未経験者が転職しやすい業界や職種はあるのか

例えば自動車のディーラーや保険販売員などの販売業は、学歴にこだわらない企業が数多くあります。ホテル業やレジャー業も同様です。飲食店も含めてサービス業は全般的に、学歴へのこだわりは他の業界と比べても強くはありません。

年齢が若い転職者であれば体力もあると捉えられるため、充分にチャンスはあるでしょう。そして意外に思われるところではIT企業も良いでしょう。

実力主義の企業が多いためです。目指す職種がエンジニアの場合には、とりわけ学歴より実際の能力が重視されます。採用後の昇進可能性も高いでしょう。

またドライバーは常に人手不足です。そういう意味では運送業や旅客業・公共交通機関なども、興味があれば挑戦する価値があります。

特にこれらの業界は1年通して常に人員の募集をかけている企業も多いため、転職活動は行いやすいでしょう。

人手不足なのは製造業も同様です。さまざまな工場のライン作業員は求人数が豊富です。一番応募しやすく、また、採用されやすい職種かもしれません。

さて、高卒未経験者であっても転職しやすい業界や職種の一例を挙げましたが、これらが自分自身の希望に沿う職場であるとは限りません。

土日祝日が休めなかったり残業が多かったりといった業界それぞれの特徴がありますし、そもそも自分がその業界を希望していなければ意味がありません。

採用されることが目的となってしまうと結局、採用後にさらに転職を繰り返して悪循環になってしまうこともあります。

そうならないためにも、自分の意思や職場に求める条件を充分に考えて明確にしておきましょう。

▶高卒や未経験でも問題なし!早ければ早いほど良い正社員への道

高卒未経験者が転職を成功させるための履歴書・職務経歴書の書き方

転職活動においては履歴書や職務経歴書など書類の書き方も非常に大切です。書類選考で落とされないようにポイントをしっかりおさえた書き方をするようにしましょう。

まず、一番簡単ですが重要なポイントとして見やすい書類を作成することが必須です。履歴書と職務経歴書のどちらについても綺麗な読みやすい文字で記入を行いましょう。

パソコンが使えるのであれば、積極的に使用して作成しましょう。事務職希望の場合には特に、アピールに繋がります。なお項目に抜けがないように記入することも大切です。

市販の履歴書などにはあらかじめ色々な項目欄がありますが、一見選考に関係ないと思われるようなことでも勝手に省いて空欄で出すことは良くありません。

書類選考で何を重視しているかは企業によって異なり、場合によっては手を抜いていると捉えられかねません。転職者は皆、綺麗に整えた書類を提出しますので悪目立ちすることは禁物です。

次に記入内容についてです。高卒と職種未経験という2点についてそれを補い、かつアピールに変えるような内容を書くことが必要です。

高卒という点については一般常識を備えているというところをアピール出来れば良いでしょう。

短期間であっても前職で電話対応などを行っていたのであれば、その経験だけでも企業側からすると良い材料になります。

そのような内容をしっかりと組み立てた誤字脱字のない文章で記入するということが大切です。

職種未経験という点については、その職種に求められる性質を自身のこれまでの経験の中から洗い出すという作業が必要になります。

例えば、営業職に就きたいのであれば「コンビニのバイトで接客を頑張り顔なじみが出来たほどだった」とか「週末だけのバイトで売り上げを〇%向上させることができた」など、何かしら営業職と関係してくるような要素において自分が得意であるということをアピールできると良いでしょう。

転職を成功させるためには履歴書・職務経歴書にも工夫が必要

高卒で職種未経験者が転職をするのは難しいこともありますが、不可能ではありません。

自分が職場に求める条件や希望を充分に考えて明確にし、さらに企業からの求人の傾向を把握した上で諦めずに活動を行うようにしましょう。

また、自身の不利な点を補ってアピールに変えるためには履歴書や職務経歴書の書き方も非常に大切になります。

ただし、人によっては「自分の履歴書が他人からどのように見えるのか分からない」ということもあるかもしれません。

そのような時には、私たちのようなプロの手を借りるということも1つの選択肢です。履歴書や職務経歴書の作成の仕方も含め、あらゆる部分で転職活動をサポートしていきます。


履歴書・職務経歴書で悩んだら_10000社

おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。

「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。

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