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対人恐怖症でも働きやすい仕事とは!?不安ポイントと対策も合わせて紹介

人前で極度に緊張したり不安に思う対人恐怖症。対人恐怖症の人の中には、職場で働くことを不安に思っている人も少なくありません。

またせっかく仕事に就いても、仕事が合わずに続けられなくなる人もいるでしょう。

そこで今回は、対人恐怖症でも働きやすい仕事を紹介します。対人恐怖症を感じる不安ポイントと対策も合わせてお伝えするので、ぜひ参考にしてください。

対人恐怖症とは

対人恐怖症とは、他人からの目線や評価が気になるあまり、不安になったり極度に緊張し、日常生活に支障が出る精神疾患のことです。

対人恐怖症は「社会不安障害」の一つであり、近年では「社交不安症」と呼ばれることも増えてきました。ここからは、対人恐怖症の原因や治療法などについて解説していきます。

概要

対人恐怖症は、人と関わる状況で強い不安や恐怖を感じて、普通の日常生活が送れなくなる精神疾患です。

他人の視線が怖い、人前で話すのが怖いなど、人によって様々な症状があります。人前で何かをするときに極度の不安や恐怖を感じると、震えや赤面などの症状が出ることもあります。

対人恐怖症になると、症状が出る場面を回避するようになり、学校や職場に行けなくなったり家から出られなくなる場合もあります。

一般的に人前で緊張することは珍しいことではありませんが、経験を積むとほとんどストレスを感じることはなくなります。

日常生活に支障をきたすほど極度に緊張する場合は、対人恐怖症と考えた方が良いでしょう。

原因

対人恐怖症を発症する原因は、医学的にはまだはっきりとは解明されていません。

しかし対人恐怖症の原因は、「脳内の神経伝達物質の乱れ」、「生まれ持った性格傾向」の2つが大きく関係していると言われています。

脳内の神経伝達物質のバランスが乱れると、不安や恐怖を和らげるセロトニンの量が低下してしまいます。そのため、不安や恐怖を強く感じるようになります。

生まれ持った性格も関係しており、人との交流が苦手な人や責任感が強い人、心配性で完璧主義の人などが、対人恐怖症になりやすい性格だと言われています。

また、いじめや虐待、家庭内暴力などの生育環境が関係するという説や、人前で恥ずかしい思いをしたなど過去のトラウマが原因で発症する場合もあると考えられています。

症状

対人恐怖症になった場合、大きく分けて精神的な症状と身体的な症状という2種類の症状が出るようになります。

精神的症状は、他人と交流したり人前で行動する際、強い不安や恐怖を感じることです。

中には、周囲の人に自分が不安や恐怖を感じていることを気づかれたくない人もいます。人前で不安を感じたときは、手足や声の震えや動悸などの身体的症状が出ることもあります。

具体的には、下記のような症状が出ます。

・対人恐怖:対人恐怖症の典型的なタイプで、他人の存在を意識すると緊張や苦痛を感じます。

赤面恐怖:人前に出たり人から注目されると、顔が赤くなる症状です。

視線恐怖:他人からの視線が気になり、集中できなくなったり極度に緊張します。

震え恐怖:人前に立ったり他人と接触すると、手足や声が震えます。

発汗恐怖:他人から注目されるとき、緊張で大量の汗をかきます。

書痙:人から変に思われると錯覚し、人前で字を書こうとすると震えが止まらなくなります。

腹鳴恐怖:講演会など静かな場所でお腹が鳴るのではないかと過剰に心配するタイプです。お腹が空いてなくてもご飯を食べたり、人が集まる場所を避けるようになります。

排尿恐怖:職場や公衆トイレで人が入ってきたり後ろに並ばれたりすると、圧迫感を感じ排尿できなくなります。

治療法

対人恐怖症は放置していても改善される可能性は低いため、治療が必要です。

治療せずに放っておくと、緊張や失敗を記憶し、次の失敗を恐れて症状が出そうな状況を回避するようになります。

この回避行動が習慣化されると、より不安や緊張を感じやすくなるので注意が必要です。きちんと医師から適切な治療を受ければ、症状の改善が期待できると言えるでしょう。

対人恐怖症の治療には、精神療法と薬物療法の2種類があります。この2種類を併用して治療を続けると、より高い治療効果が期待できるでしょう。

精神療法は、不安や恐怖に感じる自分を客観的に考えられる状態に変えていく治療法です。その中でも、実施されることが多い治療法が認知行動療法です。

認知行動療法とは、ネガティブな考え方に繋がる行動を改善し、気持ちを楽にする方法です。心のバランスを調整して、不安やストレスに対処できる状態にします。

認知行動療法には、「ビデオ・フィードバック」、「段階的暴露療法」、「ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)」などの方法があります。

ビデオ・フィードバックは、不安や緊張を感じた場面を撮影し、自分を客観的に見ることです。実際には自分が考えていたような緊迫した状態ではないということを、改めて確認できるようになります。

自分のイメージより顔は赤くないなど、自分の症状を客観的に観察することで気づけることがあるでしょう。

不安な状況に直面させ徐々に慣れさせる段階的暴露療法も効果的だと言われています。少しずつ不安や恐怖を感じる状況を経験すると、対人恐怖症の症状を軽減させる場合があります。

ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)は新しい世代の認知行動療法で、無理に思考や感情を変えずにあるがままの自分で良いと考える方法です。

客観的に見た自分を受け入れて、自分の価値に沿った行動を重視するセラピー手法です。

薬物療法は、抗うつ剤や抗不安薬などを服用する治療法のことです。

投薬により脳内神経伝達物質の不具合を調整し、不安や不眠、気分の落ち込みなどを軽減できる効果が期待できるでしょう。

脳内神経伝達物質のセロトニンを調整する「抗うつ剤(SSRI)」、一時的に症状を抑えられる「抗不安薬」、交感神経に作用し身体的症状を抑える「β遮断薬」などが処方されることが多い傾向にあります。

抗うつ剤(SSRI)は不安や緊張を軽減したり、落ち込んだ気持ちを解消する作用があります。継続的に服用すれば、ネガティブに考える性格を改善できる可能性があります。

薬の副作用は、吐き気や眠気、頭痛などが考えられます。抗不安薬は、一時的に不安や緊張を感じなくなる作用があります。

プレゼンの前など、重要な日のみ服用すると良いでしょう。眠気、脱力感、ふらつきなどの副作用が出る可能性があります。

β遮断薬は、手の震えや動悸などを改善する薬です。高血圧症や発作性頻脈症の薬として使われている薬でもあります。

低血圧の副作用があり、ぜんそくのある人には使うことはできません。事前に自分に合った薬を服用することにより、仕事中に発現する症状を緩和させることが期待できるでしょう。

その他、日常生活を改善して、対人恐怖症の症状を緩和させることも可能です。生活習慣が不規則になると、心のバランスが崩れてしまい不安を感じやすくなります。

栄養バランスの良い食事や十分な睡眠時間を取ることにより、体と心の健康を保てるようになるでしょう。

また、不安や恐怖を感じたときに使える、リラクゼーション法を試してみることも大切です。呼吸法などでリラックスすれば、不安な気持ちや緊張を和らげられるでしょう。

対人恐怖症の人が抱える職場での悩みと対策

対人恐怖症の人は、仕事する上で様々な悩みを抱えます。仕事中に対人恐怖症の症状が出る可能性があるため、治療と仕事の両立を困難だと考える人も少なくありません。

それでは、どのような場面で対人恐怖症の発作が出るのでしょうか。ここからは、対人恐怖症の人が抱える職場での悩みと対策について解説していきます。

ミーティングが苦手

対人恐怖症は、複数の人が参加するミーティングが苦手という人が多い傾向にあります。

参加するだけで不安を感じてしまうのですが、人前で発表したり発言するなど他人の注目が自分に集まると、さらに緊張が増すでしょう。

特に人前でプレゼンする際は、手足や声の震えが止まらなくなり、プレゼン自体が困難になる場合もあります。

これは、一度人前で失敗した経験があり、同じ失敗をするのではないかと不安に思うことが関係している可能性が高いと言えます。

ミーティングが苦手な場合は、医師や職場の人に協力してもらうことをおすすめします。医師に職場環境について相談すれば、最適なアドバイスをもらえるでしょう。

また信頼できる人に話を聞いてもらえるだけで、不安が軽減されることが多い傾向にあります。

職場の人に協力してもらえば、人数が多いミーティングへの参加を見送るなど、対人恐怖症の症状が出る機会をなるべく減らすことが可能です。

対人恐怖症の症状をチェックしながら、徐々にミーティングへの参加回数や人前での発言を増やしていくと良いでしょう。

どうしても外せないミーティングがある場合は、一時的に症状を抑える薬を服用すると、スムーズに仕事を進められるようになります。

仕事中の視線が気になる

対人恐怖症の人の中には、仕事中に周囲の目線が気になるという人がいます。少しでも誰かに見られているのではないかと考えると、失敗や批判を恐れて集中できなくなるでしょう。

仕事中の視線など些細なことが気になる場合は、生活リズムを整えて気持ちを安定させることが大切です。

生活リズムが乱れると、ストレスを感じやすくなり仕事中のパフォーマンスにも影響します。就寝と起床はなるべく同じ時間にして、質の良い睡眠を心がけましょう。

まずは安定した生活を送り、ストレスに強い心と体づくりを目指してください。

電話対応が苦手

対人恐怖症の人は、電話対応が苦手な可能性が高いでしょう。周囲にいる上司や同僚に電話対応の声を聞かれることにより、緊張して声が震えたり受け答えに詰まってしまうことがあります。

また、電話先の相手からの印象や評価が気になり、極度に緊張してしまう人も少なくありません。

電話対応が苦手な場合は、緊張したときに活用できるリラックス法を身につけると良いでしょう。

リラックスした状態を維持できれば、緊張や不安を感じる前に自分で対処することが可能です。

深い深呼吸やストレッチ、入浴、瞑想・マインドフルネスを実践するなど、リラックス法には様々な方法があります。あらゆる方法を試して、自分に合ったリラックス法を生活に取り入れましょう。

対人恐怖症の人におすすめの仕事・働き方8選

対人恐怖症の症状は人によって異なるため、それぞれに合った適職を見つけることが大切です。

これは治療方法や薬の種類、治療を始めてからの期間、体質などが関係するため、日常生活に影響する度合いが違うからです。

例えば、薬がしっかり効いて治療が順調な場合は、普通に仕事を続けることができるはずです。一方、治療の効果が出ていない場合は、症状に合った職場と業務内容を選ぶ必要があります。

対人恐怖症だからといって、必ずしも仕事を諦める必要はありません。自分の症状を把握した上で、無理せず働ける職場を選びましょう。

仕事を始める前に、職場の人に対人恐怖症の症状について相談し、自分に適した業務内容かどうかを確認することをおすすめします。

ここからは、対人恐怖症の人におすすめの仕事・働き方を紹介していきます。ぜひ仕事選びの参考にしてみてください。

製造職

工場などに勤務する製造職は、対人恐怖症に向いている仕事の一つです。倉庫内作業やライン作業など基本的に1人で作業する業務が多く、他人の目を気にすることなく仕事ができる環境が整っています。

自分のペースで仕事ができるので、対人恐怖症の人にとっては働きやすい職場です。

マスクや帽子など顔が隠れる服装で作業する職場では、普通に対面するより緊張しないと考える人が多い傾向にあります。

ただし、単純作業がメインの工場ではずっと同じ作業が続くので、飽きっぽい性格の人には向かない仕事とも言えるでしょう。

また、製造職の中には、他の部署と頻繁にやり取りが必要になるポジションもあります。なるべく人と関わりたくない人は、事前に業務内容を詳しく確認することをおすすめします。

ドライバー

ドライバーの仕事も、対人恐怖症の人に適している仕事と言えます。

事業所のスタッフとの最低限のやり取りはありますが、基本的に1人で運転する時間が長い仕事です。

一口にドライバーといっても、様々な種類の仕事があります。例えば、配送ドライバーや宅配ドライバー、長距離トラックドライバーといった職種です。

配送ドライバーは、会社や店舗などに荷物を運搬、配送する仕事です。決まった場所と時間に荷物を届ける仕事なので、不特定多数の人と関わる機会は少ないでしょう。

個人に荷物を届ける宅配ドライバーの場合は、簡単なやり取りではありますが、配達先の顧客に荷物の受け渡しが発生します。

できるだけ他人との接触を避けたい人は、宅配ではなく配送ドライバーを選ぶことをおすすめします。

長距離ドライバーは、片道距離が300km以上先の目的地まで荷物を運ぶ仕事です。圧倒的に運転時間が長く勤務のほとんどを車中で過ごすため、最低限のやり取りのみで仕事ができるでしょう。

ただし、職場によっては、長時間運転や深夜労働が必要になることが多い傾向にあります。体力に自信がない人は、配送ドライバーなどあまり体力が必要ないドライバー職を選びましょう。

エンジニア(開発選任を除く)

エンジニアは、システムの設計や開発、テストなどを行う仕事です。基本的にパソコンで作業する仕事なので、他の職種と比べて周囲とコミュニケーションを取る機会は少ないと言えます。

エンジニアは専門知識が必要な仕事で、給料が高いというメリットがあります。

ただし、繁忙期には残業が多くなったり、勤務時間が不規則になるなど、労働環境が厳しい会社もあるので注意が必要です。

エンジニアの仕事を探す際は、事前に労働環境を確認して治療の負担にならない職場を選ぶと良いでしょう。

農家

自然を相手にする農家の仕事も、対人恐怖症の人に適しています。野菜などの農作物を育てる仕事で、黙々と1人で作業できる業務内容が多いのが特徴です。

都会では農家の仕事が限られてくるため、自然の多い田舎で生活する場合が多いでしょう。都会と比べて人が少ないこともあり、必要以上に人と接することはなくなるはずです。

また、自然と触れ合うことで、徐々に対人恐怖症の症状が改善されるケースも期待できるでしょう。

ただし、農業を始めるには専門の知識や経験が必要になります。まずは収穫時期に合わせて、農家でアルバイトとして働いてみるのが良いでしょう。

警備員

オフィスビルや駐車場などを警備する警備員は、人と接する機会が少ない仕事の一つと言えます。

仕事内容は、管理室の防犯カメラで不審者を確認したり、定期的に建物内を巡回することなどです。

警備の仕事は不審なことがないかぎり、建物内を巡回するだけなので気持ち的には比較的楽に働くことができるでしょう。

特に夜間の警備員の仕事はほとんど人と接する機会はないので、対人恐怖症の人におすすめです。

しかし警備の仕事は、複数の同僚と一緒に仕事することが多いでしょう。そのため、一緒に働く相手と相性が悪い場合、仕事中にストレスを感じやすくなるので注意してください。

配達員

対人恐怖症の人には、フードデリバリーや新聞などの配達員の仕事もおすすめします。

配達の仕方やルートを覚えれば、配達員の仕事は1人で作業を進められるのが魅力です。ほとんど人と会話せずに仕事ができるため、対人恐怖症の人に適していると言えます。

特に新聞配達員で朝刊配達を担当するなら、人の少ない早朝に新聞を配達することになります。

配達中に人とすれ違うことが少ないため、ストレスなく安心して仕事ができます。ただし、真夏や真冬、雨など気候によっては、厳しい環境で仕事する必要があることを覚えておきましょう。

在宅ワーク

在宅ワークも、対人恐怖症の人におすすめしたい仕事です。在宅ワークは仕事場が自宅なので、人混みの中で通勤する必要はありません。

また基本的に1人で作業するため、周りの視線が気になることもないでしょう。仕事によっては、クライアントや同僚とのやり取りもほとんどメールやチャットで済ませることが可能です。

対面で人と会ったり、電話で話す機会はほとんどなく、安心して仕事に集中できます。近年では、WebデザイナーやWebライター、プログラマーなど、在宅ワークの仕事も幅広いです。

専門的なスキルがなくても始められる仕事もあり、誰でも挑戦しやすい仕事の一つと言えるでしょう。

ネット販売

ネット販売は、ハンドメイドなどの商品をネットショップで売る仕事です。購入者とは基本的にメールやチャットでやり取りするため、直接会う必要はありません。

物を作ることが好きな人なら、ストレスなく作業を進められるでしょう。また、作品を購入した人から感想をもらえることもあり、モチベーションを上げて仕事に取り組めます。

他人のネット販売を手伝うだけでなく、自分でネットショップを運営する人も増えてきています。人気が出て商品をたくさん売ることができれば、高額での取引も目指せる仕事です。

まとめ

対人恐怖症が発症したからといって、必ずしも仕事を変える必要はありません。医師と職場と相談し、治療を受けながら仕事することも可能です。

対人恐怖症に向き合い治療すれば、症状の改善が期待できます。対人恐怖症に対する不安は、一人で抱え込まず周囲を頼ることが大切です。

アドバイスをもらうことで、不安が軽減され無理なく働き続けられるでしょう。

それでも、仕事や職場環境が合わないこともあるかもしれません。その際は、転職も視野に入れ、ハローワークや転職エージェントの利用がおススメです。周りとよく相談しながら、対人恐怖症の治療と仕事を両立させてください。


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