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法人営業の志望動機・例文!アピールポイントや書き方、面接での伝え方とは?

営業の仕事には法人営業や個人営業など色々な種類があり、同じ営業でもそれぞれ仕事内容が大きく異なります。

そのため、営業志望でも法人営業を志望するなら、法人営業に特化した志望動機を用意すべきでしょう。

そこで本記事では、そもそも法人営業とはどんな仕事なのか、志望動機はどのように書けば良いのかなどについて紹介します。

法人営業の仕事内容とは?

法人営業とはその名の通り、法人を相手に営業活動を行う仕事のことを言います。

自社で取り扱っている商品を取引先の会社に提案して新規の契約を獲得したり、すでに契約を結んでいる商品のオプションを売ったりする業務がメインです。

具体的な仕事の流れは、まず自社の商品を買ってくれる見込みのある企業をリストアップしていきます。そこからターゲットを絞り込んで、アポイントを取ります。

そして、プレゼン資料を持参して相手の企業に自社製品に関する説明を行い、商談がうまくいけば契約成立です。

個人営業は個人をターゲットにして営業活動を行うので、ただ自社の商品を売り込むのだけでなく、自分の人柄で「この人からなら商品を買っても良さそう」と思わせることも求められます。

それに対して法人営業は企業が相手なので、その場で購入するかどうかを判断してもらうことが難しく、商談に対応してくれた人以外の人も商品を購入するかどうかを検討する話し合いに参加するので、人柄をアピールするという手段はあまり通用しません。

どちらかと言うと「自社の商品によって、取引先企業が抱えているどんな問題を解決できるのか」「取引先にどんなメリットがあるか」を客観的な視点で論理的に説明することが求められます。

ちなみに、法人営業の平均年収ややりがいなど、もっと詳しい情報を知りたいという方は下記の記事にまとめてありますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。

1日のスケジュール例

それでは、法人営業の仕事の1日の流れを見ていきましょう。

9:00 出社

まず出社してメールを確認します。メールの確認が済んだら、チームでミーティングを行い、プレゼンに使う資料やその日に営業をかける企業の確認をチーム全体で把握します。

また、万が一プレゼンに使う資料に不備があったり、足した方が良い点があったりする場合は随時修正していきます。

基本的に午前中から外回りを行う企業が多く、ミーティングはスピーディーに行わなければいけません。

そのため、事前にミーティングで話したい内容や確認したいことは、きちんとまとめてからミーティングに臨みましょう。

前日の段階で話したい内容がある程度固まっているのなら事前にチームのリーダーに話しておくことで、内容をチーム全体に周知でき、ミーティングもスムーズに進みます。

10:00 外回り

事前にアポイントを取った企業を中心に外回り営業を行います。営業活動をするにあたって大変なのは、商談に必要な時間だけでなく、移動時間も見積もることが必要な点でしょう。

特に都市部だと電車の遅延が発生することも少なくありません。したがって、万が一電車が遅延した時の代替ルートを使っても商談に間に合うようにスケジュールを立てましょう。

12:00 お昼休憩

外回り営業のメリットとして大きいのが、外で自分で自由に休憩を取ることができる点です。

休憩時間は個人の裁量に任されており、忙しくなければ1時間しっかり休憩をとれますが、忙しい時は一切休憩が取れないということもあります。

17:00 帰社・事務作業

法人営業が1日に行う商談の数は大体2~3件程度が目安となります。そして商談を終えたら次の日に備えて事務作業を行います。

事務作業として行うのはアポイントの日程調整、受信したメールの対応、その日に商談に対応してもらった企業に対するお礼と資料の送付など。

また、翌日に備えて資料を作成したり、その日の交通費や接待費の領収書をまとめたりもします。

20:00 退社

事務作業を一通り終えたら、日報を送信して退社となります。

営業の仕事は意外と事務作業が多く、しかも基本的に取引先のスケジュールを最優先しなければいけないので、外回り中に事務作業に取り掛かる時間を確保しにくく、残業に繋がってしまいやすいです。

1~2時間の残業は当然で、繁忙期だとさらに残業時間が長くなってしまうこともあります。

法人営業の志望動機のアピールポイント

それでは法人営業の志望動機を伝えるにあたって、自分のどんな強みをアピールすれば良いのでしょうか。アピールポイントもチェックしていきましょう。

プレゼンに慣れている

法人営業の仕事をするにあたっては、取引先にどれだけ自社製品の魅力や取引先へのメリットを伝えることができるかが大切です。

そのため、プレゼン経験が豊富ならその点をアピールすると良いでしょう。

未経験の人だと大学時代などにプレゼンでどんな賞を取ったことがあるか、同業種からの転職の場合はどれくらいの規模の商談成立につなげられたか具体的なエピソードを話すと説得力が増します。

大きい数字が動くことに魅力を感じる

法人営業は商談の相手が企業なので、その分1つの契約の金額が大きく、場合によっては億単位のお金が動きます。

営業の仕事は結果主義で数字が全てなので、やはり結果を出して利益を生み出すことに魅力を感じる人は会社からしても魅力的でしょう。

そのため、このような自分のがつがつしている部分を志望動機でアピールするのもおすすめです。

人と話すのが好き

営業の仕事をするにあたっては取引先が抱えている問題を聞き出すことが大切です。それに加えて、自社の製品について専門的な知識を持っていない人でもわかるように説明する必要もあります。

そこで相手の目線に立って、商談を進めなければいけません。

相手の目線に立って話すというのは、日常的に意識していないと難しいことであり、それができるというのは法人営業を目指すにあたって有利なスキルと言えます。


仕事選び

【例文】法人営業の志望動機の書き方

それでは、実際に履歴書に志望動機を書く場合、具体的にどのように書いていけば良いのでしょうか。3つのケースの例文と、志望動機を書く際のポイント・注意点を紹介します。

同業界・同職種からの転職の場合

同業界・同業種からの転職の場合、自分の実績や仕事に取り組む上でのモットーなどを書くのが一般的です。オフィスの賃貸営業経験者を例とした例文を見ていきましょう。

「貴社の取引量の規模に魅力を感じ、自分も営業としてステップアップできるのではと思い、応募致しました。私は新卒で入社した会社で3年間、オフィスの賃貸営業を担当していました。

現在はビル4件を管理しています。仕事に取り組むうえでは、お客様が疑問に思っていることはすぐに解決することをモットーとしており、2年目には社内売り上げトップにもなりました。

取引先に対して誠実な対応を心がけてきましたので、貴社でも同じスタンスで業務に取り組む所存です。」

このように、自分が出した結果と、目標を具体的に伝えれば、どれくらい仕事ができる人なのか分かるので、具体的に数字を出して自分のスキルをアピールしましょう。

同業界・異職種からの転職の場合

同業界・異職種からの転職の場合、今の自分の仕事と転職を希望する仕事の共通項を洗い出すことが大切です。

広告業界でマーケティング職から営業職への転職を希望する場合の例文は以下の通りとなります。

「元々マーケティング職として、営業やクリエイティブ職と連携を取って仕事をしており、クライアントとの打ち合わせも多数経験してきました。

その中で、分析よりも直接クライアントと話をして仕事につなげる仕事の方が自分に向いているのではと感じ、営業職を志望するようになりました。

ずっと分析に関する仕事を経験してきているので、貴社に適したクライアントを提案できるように仕事に取り組みます。」

このパターンでは自分がどんな経験をしてきたか、どんなメリットを会社に提供できるか考えて記載するのが良いでしょう。

異業界・異職種からの就・転職の場合

異業界・異業種は、前項で解説した今の自分の仕事と志望する仕事の共通点に加え、経験が無い故に自分の性格・やる気をアピールすることが大切です。

例えば美容部員からIT企業の法人営業に転職を志望するとします。

「人と話すことや人をきれいにすることが好きでしたが、店舗閉鎖で交通の面で不便な店舗への転勤を余儀なくされたため、転職活動を始めました。

そこで今発展しているIT業界の中でも直接売り上げにつなげる営業の仕事に魅力を感じ、貴社に応募致しました。

コミュニケーション能力に関しては前職で人と接して直接売り上げにつなげる仕事をしていたので自信がありますし、現在はIT業界での仕事を始めるにあたってITパスポートの資格の学習にも取り組んでいます。」

このように、自分が得意とすること、そして今まで経験しなかった職種に転職するにあたってどのような努力をしているのかを書きましょう。

ちなみに、「志望動機の基本的な考え方を確認しておきたい」という方は、下記の記事に基礎的な部分から細かくご紹介しておりますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。

志望動機で困ったら・・・

さて、本記事では法人営業の志望動機についてお伝えして参りましたが、いかがでしたか?少しでもお役に立てていましたら幸いです。

しかし、中でも就・転職に不慣れだという方はなかなか満足のいく志望動機を作れないものです。

「本当にこれでいいのかなぁ・・・」と不安を抱いたまま応募するのは、内定の可能性を狭めてしまうようで気が引けますよね。

そこでぜひ知っておいていただきたいのが就・転職エージェントの存在です。

就・転職エージェントとは、求職者に対して提携している企業の求人を紹介することを主なサービスとして展開している民間の転職支援サポートです。

たとえば私たち第二新卒エージェントneoでは、第二新卒者をはじめとした若者を対象に、プロの転職アドバイザーがマンツーマンでご対応。

個人の希望条件や性格、適性に沿った求人をご紹介する他、志望動機をはじめとした応募先の企業に効果的な履歴書対策や面接対策を行わせていただきます。

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おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。

「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。

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