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製造の志望動機・例文!アピールポイントや書き方、面接での伝え方とは?

もの作りに興味がある人が、製造業に就・転職したいと考えるのは自然な流れです。

しかし、どれだけ仕事への熱意があっても、いざ履歴書を書くとなるとありきたりの志望動機しか思い浮かばず悩んでしまうことは少なくありません。

そこで本記事では、製造業に就・転職する際にアピール力が高い志望動機の書き方について、3つの例文と共にご紹介いたします。

少しでもお役に立てれば幸いです。

製造の仕事内容とは?

製造の仕事内容

製造の仕事は工場での加工や組み立て、ライン作業のイメージが強いかもしれません。

しかし、実際には軽作業、生産管理、商品企画の大きく3種類に分類され、それぞれの職種が上手に役割分担しながら商品を製造しています。

軽作業

軽作業の仕事内容はベルトコンベアで流れてきた部品などを組み立てたり、加工する作業となります。

それ以外にも、注文通りに商品を倉庫から集めるピッキング、出来上がった商品に異常がないか、不良品はないか調べる検品、ピッキングした商品を梱包する作業などがあります。

工場での仕事がメインとなり業務も多岐に渡るため、最も多く人員が割かれる職種です。

それぞれの企業によって完全に分業制であったり、いくつかの作業を掛け持ちするなど業務内容が異なります。

生産管理

生産管理の仕事内容は納品日に合わせて生産量を調整し、生産スケジュールを管理する業務となります。

きちんと納品できる量を作りながらも、作りすぎて在庫を抱えないように見極める必要があります。

それと同時に、現場の安全性を管理するのも生産管理の仕事です。作業工程で事故が起こる危険を無くすために、設備や製造プロセスのチェックを行うのも仕事の一環です。

商品企画

商品企画の仕事内容は、顧客の要望に合った売れる商品づくりを行うことです。市場調査をもとに、他の企業にはない魅力を持った商品を企画します。

新しい商品を開発するだけでなく、既存の商品をより顧客のニーズに近づけるために品質改良するのも業務に含まれます。

ただ単に良い商品を作るだけでなく、価格設定なども考慮した上で商品開発していく必要があります。

ちなみに、製造の平均年収ややりがいなど、もっと詳しい情報を知りたいという方は下記の記事にまとめてありますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。

製造業の1日のスケジュールは、担当する業務によって異なります。次に、軽作業の組み立て・加工と生産管理の1日のスケジュールをご紹介します。

1日のスケジュール例

組み立て・加工の1日のスケジュール

組み立て・加工の1日は、8時半に出社して朝礼に出ることから始まります。

その後、作業内容を確認してすぐに組み立て・加工作業を始め、12時から45分のお昼休みとなります。

12時45分から再び組み立て・加工作業を開始し、17時になったら作業を終え、次の日の準備や掃除をした後17時30分に帰宅します。

組み立て・加工は残業がほとんどなく、時間通りに帰宅できるのが一般的です。

24時間操業の工場でもシフト制のため、時間になるとすぐに帰れます。仕事とプライベートを両立しやすい職種です。

生産管理の1日のスケジュール

生産管理の1日は、8時に出社してスケジュールの確認をし、メールの返信をすることから始まります。

8時半に朝礼に出た後は、生産実績や問題点についてチームのメンバーと話し合い、製造現場に出向いて計画通り生産されているか確認します。

11時に購買部に資材調達の指示を出し、12時から45分の休憩を取ります。

13時からは工場の担当者と生産スケジュールを確認し、13時半からは会議用の資料作りや伝票作成などを行います。

15時からは営業や企画部門と新商品についてのミーティングを行い、17時に業務日報をつけて業務完了です。

ただし、資材の調達ができなかったり、生産スケジュールが滞るなどのトラブルが発生した場合は残業となります。

一般的に生産管理業務は残業が多く、退社時刻になってすぐに帰宅できるのは稀です。

製造の志望動機のアピールポイント

製造の志望動機のアピールポイント

製造業で採用されるためには、やみくもに自己アピールするだけではいけません。製造業で求められるスキルを絡め、積極的に志望動機でアピールする必要があります。

ここでは、アピールすべきポイントを3つご紹介します。

なぜその企業を選んだのか

製造業に携わる企業は何十万もあるため、なぜその企業を選んだのかをしっかりアピールできれば採用率が高まります。

その企業が何を製造し、どのような活動をしているのかを調べた上で志望動機に絡めていくのが得策です。

福利厚生が充実している、給料が良いなどの待遇面だけで選んだと思われないように、企業の事業や活動に興味を持っていることをアピールすることが大切になります。

経験やスキル

製造業で役立つ経験やスキルも志望動機のアピールポイントとなります。

製造業の経験がある場合はどのような業務に携わり、どのような実績があるのかを伝えると良いでしょう。

製造業は未経験でも、別の職業で学んだことを製造業で活かせるならアピールポイントとなります。

また、品質管理検定や移動式クレーン運転士など、製造業で役立ちそうな資格を保持しているのも強力なアピールとなります。

集中力の高さや仕事の正確さ

製造業では不良品を出さないように作業に集中し、正確に仕事を行うことが求められます。集中力が高いことは製造業への適性に繋がり、志望動機のアピールポイントになります。

また、生産管理ではスケジュールに沿って計画的に生産したり、利益の出る価格を算出したりなど正確さが重んじられます。

具体的なエピソードと絡めてアピールすると、採用へと一歩近づくことができるでしょう。


職種×志望動機記事用

【例文】製造の志望動機の書き方

製造の志望動機の書き方

ここでは、履歴書の志望動機の書き方についてご紹介します。

同業界・同業種、同業界・異業種、異業界・異業種の3つのパターンを具体的な例文で示し、重要なポイントや注意すべきポイントを解説します。

同業界・同職種からの転職の場合

「前職では、部品メーカーの生産管理部門で資材調達や生産スケジュールの管理を任されていました。

新しい管理システムを導入し、前年比15%の生産量を向上させた実績があります。

十分にやりがいを感じていたものの、グローバルに発展している貴社(面接では”御社”)で物づくりに携わりたいと思い志望しました。

前職で身につけたノウハウで貴社に貢献すると共に、世界の人々に自分が携わった商品を使ってもらう喜びを感じたいと考えています。」

同業界・同業種から転職する場合は、なぜその企業を選んだのかを明確にする必要があります。

また、即戦力としてすぐに企業に貢献できることをアピールすることで、書類審査に通る確率が高くなります。

前職でどのような実績があるのかを具体的に示すことで、即戦力となる度合いを提示することができるでしょう。

同業界・異職種からの転職の場合

「前職では、製菓メーカーで事務を3年間担当していました。事務のかたわら、品質管理業務にも興味を持ち、品質管理検定4級も取得しました。

子供の頃から貴社(面接では”御社”)の製菓のファンであり、品質管理業務に関わり質の高い商品を多くの人に届ける一翼を担いたいと今回志望しました。

また、事務で培った集中力や正確性も品質管理、および貴社の発展に貢献できると考えています。」

同業界・異職種からの転職の場合は、なぜその企業を選んだのかと共に、前職で身につけた知識やスキルを仕事に活かせることをアピールする必要があります。

また、異職種で培った学びや気づきを経験談として示すことで、包括的に企業に貢献できることを提示できます。製造業に役立つ資格も積極的にアピールすると良いでしょう。

異業界・異職種からの就・転職の場合

「前職ではIT関係の営業をしていましたが、小さい頃からもの作りが好きで学生時代は工場のアルバイトをした経験もあります。

コツコツと地道な作業が好きなので、貴社(面接では”御社”)の加工・組み立て業務の求人に目が留まりました。

ものを作るだけでなく、品質改良や新製品開発などにも興味を持っており、食品加工業界の最大手である貴社の業務に関わり、さらなる発展に貢献したいと考えています。

QC検定を取得するべく、独学で勉強中です。」

異業界・異業種からの就・転職の場合はアピールできる経験やスキルが乏しいため、製造業に適した資質を備えていることをアピールすることが肝心です。

集中力や正確性が重視されるため、地道な作業が好きであること、向上心があることなどを伝えると良いでしょう。

ちなみに、「志望動機の基本的な考え方を確認しておきたい」という方は、下記の記事に基礎的な部分から細かくご紹介しておりますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。

志望動機で困ったら・・・

転職エージェント

製造の志望動機を書こうとしても自分ならではのアピールポイントが見つからなくて書けないという人もいるでしょう。

「本当にこれでいいのかなぁ・・・」と不安を抱いたまま応募するのは、内定の可能性を狭めてしまうようで気が引けますよね。

そこでぜひ知っておいていただきたいのが就・転職エージェントの存在です。

就・転職エージェントとは、求職者に対して提携している企業の求人を紹介することを主なサービスとして展開している民間の転職支援サポートです。

たとえば私たち第二新卒エージェントneoでは、第二新卒者をはじめとした若者を対象に、プロの転職アドバイザーがマンツーマンでご対応。

個人の希望条件や性格、適性に沿った求人をご紹介する他、志望動機をはじめとした応募先の企業に効果的な履歴書対策や面接対策を行わせていただきます。

加えて面接後のフィードバックや入社後のケア、個人では行いにくい企業との交渉ごとも第二新卒エージェントneoではすべて代行。

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ご相談だけでもかまいません。私たちのサービスはすべて無料で就職、転職どちらにも対応しておりますので、志望動機について一人でお悩みの方はぜひ利用を検討してみてください。


職種×志望動機記事用_2

おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。

「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。

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