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高卒が就職しやすい職種とは?おすすめ職種と業務内容を徹底リサーチ!

求人の応募条件に「大卒以上」という文字を見つけがっかりした経験のある人はいませんか。学歴によって応募者をふるいにかける企業は珍しくなく、希望の求人に応募できなかったという人も少なくないでしょう。

一方で、高卒でも目指せる職種もたくさんあります。今回の記事では、高卒者に人気の職種やその業務内容などを詳しく解説していきます。

内定獲得率90.1%

高卒の就職率と大卒就職率との比較

まずは高卒者の就職状況について理解を深めていきましょう。一般的には、高卒者と大卒者では後者の方が就職活動や転職活動の際は有利だといわれます。実際のところはどうなのか、数字を基に考察していきます。

高卒の就職率統計

文部科学省は、その年に高等学校を卒業する人の就職状況に関する調査を毎年3月に行っています。文部科学省は厚生労働省と経済産業省と連携し高卒者の就職支援を行っており、その一環としてこの調査を実施しているのです。

調査を基に高校生の就職問題に対する解決策を考えたり、就職せずに卒業した人に対して継続的に支援を行ったりといったことがその主な目的です。昭和51年度から続く調査であり、国公立と私立の生徒すべてが調査対象になっています。

ちなみに、厚生労働省も同じような調査を行っていますが、こちらは公共職業安定所もしくは学校の紹介によって就職を希望する生徒のみが対象です。

そのため、公務員や自営業者など、紹介を必要としない就職希望者については数字に反映されません。対して、文部科学省の調査は就職を希望する生徒すべてを対象としていますので、より正確な数字といえるのではないでしょうか。

そして、平成30年3月の調査結果を見ると卒業者約106万人に対し、就職を希望する生徒は187,715人いたことがわかります。そのうち実際に就職した人は184,094人であり、高卒の就職希望者のうち98.1%の生徒が就職したという結果が出ています。

男女別に見ると男子生徒の方が就職率はやや高く、98.5%です。しかし、女子生徒も97.4%の人が就職していますので、高卒で就職を希望する人のほとんどが就職できているといって差し支えないでしょう。

高卒の就職率は高いのか?大卒就職率と比較

では、大学生の就職率はどうなっているのでしょう。文部科学省は、大学生に対しても就職状況に関する調査を毎年行っています。調査の対象となっているのは大学(学部卒)、短期大学、高等専門学校、また専修学校です。

しかし、高校生向けの調査と違って該当する学校に通う人すべてが調査対象というわけではありません。

文部科学省、厚生労働省が地域や学校の設置者を考慮して対象となる学校を抽出、さらにそこから所定の調査対象学生を抜き出します。平成29年度の場合、実際に調査された学校は112校、人数は6,250人でした。

調査対象となった学生は、電話や面接などの方法により就職希望の有無や就職状況をヒアリングされます。平成29年度の場合、専修学校などすべての学校を含む全体の就職率は97.9%でした。

そのうち大学の就職率は国公立と私立の両方で98.0%となっています。ちなみに、進学希望者など就職を希望しない人を含めた卒業者全体から見ると、大学生の就職率は73.8%です。

このように、大学生と高校生の就職状況を比べてみると実際にはそれほど差がないことがわかります。むしろ高校生の方が就職希望者の就職率はわずかではありますが高いほどです。

この調査結果を見れば、高卒であることが必ずしも就職に不利になるとは言い切れないことがわかるでしょう。

もちろん、業界や職種によっては大学卒業以上の学歴が求められる求人があるのも事実です。しかし、そうではない仕事も多くありますので、「高卒だから」と諦めず自信を持って就職活動に臨みましょう。

大卒と高卒の違いを徹底比較!高卒って実はそんなに不利じゃない!?

高卒者は大卒者よりも転職において不利であるとお考えの方は、一体どのくらいいらっしゃるでしょうか。ひょっとしたら、このコラムをお読みになっている方のほとんどがこの質問に手を挙げるかもしれません。

しかし、実は高卒者には高卒者にフィットした転職方法というものが存在するのです。「高卒は就職や転職に不利」とお思いかもしれませんが、これは大卒を中心に回っている業界・企業での話。

中には学歴よりも実力を重視するような業界や企業も多数存在するため、それに気がつくと一気に成功に近づきます。

また高卒と大卒にはさまざまな違いがあり、大卒の方が収入や待遇が良いなどの点に目がいきがちですが、高卒にも強みが多くあります。

例えば高卒者は大学に行かない分一足早く社会に出て一人の社会人として独り立ちをすることができます。

そして他の生徒が大学を卒業して新卒として正社員に就職をするころには、高卒者はなんと4年も先輩になっているのです。この差は大きいですよね。

このようにこのコラムでは大卒と高卒の違いを徹底比較・検証をすることで、高卒者に合った転職方法とはどんなものなのかを考察していきます。もっと読みたい方はこちらをCheck!

高卒が就職しやすい職種と業務内容

ここでは、高卒者が就職活動をするときにぜひ検討したい職種について紹介していきます。高卒者が就職しやすい仕事とは、具体的にどんなものがあるのでしょうか。

営業職

営業職とは、その会社が取り扱っている商品やサービスをターゲットとなるお客様に紹介し、購入を促す職種です。

何を取り扱うかによって異なりますが、初めから専門知識が必要であることが少なく、学歴よりも本人のやる気や適性が求められることが多い仕事です。

対象となるお客様は、法人と個人に分かれます。法人向け営業は企業や団体を相手にしているのに対し、個人向け営業は一般消費者がそのターゲットです。

取り扱う商材は会社によってさまざまで、特に個人向け営業の場合は多岐に渡ります。不動産や旅行代理店、冠婚葬祭事業などの大きな金額の商品を扱うこともあれば、ファッションアイテムや飲食物、健康食品などの日用品を売り込むこともあります。

こういった商品に関する知識は入社してすぐに研修があったり、先輩と一緒に営業で回ったりなど、業務を進めていく中で身に着けられることがほとんどです。そのため、営業職は未経験であっても挑戦しやすい職種といえるでしょう。

知識よりもむしろコミュニケーション能力を求められることも多く、学生時代に接客のアルバイトなどをしていた人はその経験が活かせる職種といえます。

エンジニア

IT業界で活躍するプログラマーシステムエンジニアなどのエンジニアも、高卒者が目指しやすい職種のひとつです。2000年代以降、インターネットや各種デバイスの発達によりIT技術は世の中のさまざまな場面で活用されるようになっています。

そのため業界全体が人手不足に陥っており、新たな人材を積極的に受け入れてようとしているのです。中には未経験者を採用し、必要な教育を施して技術を身につけさせようという会社も少なくありません。

システムエンジニアの仕事は、お客様の希望するシステムを設計することです。そして、システムエンジニアが設計したシステムを、プログラミング言語を使って構築するのがプログラマーの仕事です。

プログラムを作ったあとには動作確認をしたり、必要があれば修正をしたりします。こういったエンジニアの技術は大きく分けてWeb系メーカー系、そしてゲーム系の3つの分野で必要とされています。

それぞれ求人はありますが、特にゲーム系は専用ハードだけでなくパソコンやスマートフォンなどさまざまなデバイスを対象にした企業があり、大手だけでなく中小企業の求人も多くあります

IT業界は今後も伸びていくことが予想される業界です。そのため、プログラミングなどの専門技術を身に着けておけば、転職活動などの際にも役立つのではないでしょうか。

将来的には起業やフリーランスといった道も選べるようになります。このように、学歴や経験がなくても、勉強を重ねてスキルアップしていけば、自らの手でキャリアを切り開いていける職種といえるでしょう。

販売・接客

販売接客の仕事は、アルバイトで経験したことのある人も多いでしょう。居酒屋やカフェなどの飲食店、アパレルショップ、コンビニエンスストア、ホテルのフロントなど活躍の場はいろいろとあります。

特別な資格を必要とすることも少ないので、やる気があれば誰でも応募しやすい職種のひとつではないでしょうか。アルバイトから正社員として登用される人も多い職種ですので、すでに飲食店などでアルバイトをしている人は交渉してみてもいいでしょう。

仕事の内容としては、店舗などに来たお客様の対応がメインです。お客様が探している商品を出したり、商品の説明をしたり、あるいはレジ打ちをしたり、お客様がスムーズに買い物を終えられるようにサポートします。

商品に関する知識が求められるだけでなく、コミュニケーション能力も必要な仕事といえるでしょう。また、立ち仕事であることも多いので、体力があって体調管理がきちんとできる人であればなお良いでしょう。

加えて、正社員の場合は在庫管理や商品発注といった事務作業を行うこともあります。簡単なパソコン作業をすることもあるので、慣れておいて損はないでしょう。

介護スタッフ

日本の少子高齢化が進んで久しく、その影響もあって介護業界は人手不足となっています。そのため、学歴に関係なく広く人材を募集していることが珍しくありません。

内閣府の推計によれば、日本の総人口は今後減少していくのに対し、65歳以上の人口は反対に増えていくことが見込まれています。

2060年には総人口の約4割が高齢者になると推計されており、今後介護の仕事は社会にとってますます不可欠な仕事になっていくことでしょう。

一口に介護の仕事といっても、実にさまざまな形態があり、それぞれで利用者に合ったサービスを提供しています。

たとえば利用者の自宅に訪問する在宅サービスでは、利用者の自宅のお風呂での入浴をサポートしたり、リハビリの指導をしたりといったことを行います。

施設入居型のサービスの場合は、こういった業務の他にレクリエーションを一緒にやるなど、利用者の暮らしを多方面からサポートするのが主な業務内容です。

介護のお仕事は資格がなくても始めることが可能です。ただし、無資格の場合はできることが限られてしまうので給与や役職はそれに応じたものになってしまいます。そのため、働きながら研修を受け、資格取得を目指す人が多い業界です。

経験を重ねていけば国家資格である介護福祉士の試験に挑戦することもでき、働く中でキャリアアップが目指せます。今後も需要が見込まれる仕事ですから、将来性のある職種といえるのではないでしょうか。

施工管理

施工管理は、工事現場において工事がスムーズに進むように指揮を執るのがその仕事です。クライアントとの打ち合わせや工事の計画などから始まり、工事の進捗を確認しながら進行管理したり、工事の状況について報告書の作成をしたりします。

また、現場の技術者が安全に業務を進められるよう環境を整えるのも大事な仕事です。「工事」の幅は広く、電気工事、建設工事、土木工事と活躍の場はあちこちにあります。

現場監督も工事の指揮を執る仕事ですが、現場監督は名前の通り現場においてリーダーシップを発揮する仕事です。それに対し、施工管理は現場以外のところでも多岐に渡る業務があり、工事の全体を管理する点で現場監督とは異なります。

ただし、実際には施工管理が現場監督も務めていることは少なくありません。いずれにせよ、さまざまな人と関わりながら業務を進めていくポジションですので、コミュニケーション能力や対人スキルが求められる仕事といえます。

施工管理の仕事を始めるにあたり、必須の資格は特にありません。しかし、キャリアアップを目指すなら施工管理技士の資格はぜひ取っておきたい資格です。

施工管理技士には土木や建設機械など6種類の専門分野があり、資格取得によって仕事の幅が広がります。国家資格ですので、取得しておけば転職活動などさらなるキャリアアップを目指す際にも役立つはずです。

公務員

公務員には大きく分けて「一般職」「総合職」そして「専門職」の3つがあります。

いずれの職種も学歴に関係なくトライすることができますが、高卒者の場合は「一般職」を目指すのが一般的です。これは、総合職の試験レベルが「大卒程度」と設定されており、一般職よりも難易度が高くなっているためです。

もちろん、受験基準を満たせば高卒者でも総合職の試験を受けることはできますので、自分の希望に応じてどちらがいいのかを検討することは可能です。

公務員には国家公務員地方公務員とがあります。国家公務員の場合は国の予算編成に携わったり、地方創生の戦略を考えたりと、国家全体に関わる業務を担います。

地方公務員の場合は、地方に根差しその地域の住民が快適に暮らせるようにさまざまな問題解決に取り組むのがその務めです。

このように公務員の業務は非常に幅広く、国家公務員の場合は自分が所属する省庁や部署によって、地方公務員の場合は部署だけでなく地域によって、担当業務は多岐に渡ります。

いずれにせよ、公務員の仕事は広く社会一般に関わる仕事であり、それが魅力といえる仕事です。

また、その身分や待遇は法律によって保護されており、突然リストラされたりボーナスをカットされたり、といったリスクがありません。収入面、雇用面で非常に安定している仕事であり、それもまた公務員の魅力といえるでしょう。

やりたい仕事を決めるためには

このように、高卒者であっても目指せる仕事はたくさんあります。既に見たように、大卒者と比べても就職率に大きな差はありませんから、高卒者だからといって悲観的に考える必要はありません。

自分のやりたいことよく考え、就職先を検討していきましょう。しかし、中にはそもそも「やりたいことがわからない」という人もいるかもしれません。将来の夢や希望がはっきりと決まっていなかったり、働く目的を見出せなかったりという人もいるでしょう。

将来に対する明確なイメージがないまま就職活動を始めてしまうと、どういった業界や職種を目指すべきなのかわからずモチベーションも上がりづらくなってしまいます。

うまくいかないことがあるとさらにモチベーションが下がり、就職活動自体に嫌気が差してしまいかねません。自分の将来に向けて良いスタートを切るためにも、まずは自分が何をしたいのかをはっきりとさせる必要があります。

ここでは、目標設定をする上で有用な方法について解説していきます。

自己分析の必要性

自分が何をしたいのか考えるとき、まずは自分自身について深く知ることが重要です。好きなことや興味のあることを深掘りしたり、過去を振り返ってみたり、自分自身について情報を集め、整理していきましょう。

この一連の作業を自己分析といい、進めていく中で自分の性格や価値観、物事に対する姿勢、考え方などに改めて気付くことがあります。こういった情報を細かく見ていくことで、自分のやりたいこと、あるいは反対にやりたくないことも次第にわかってくるでしょう。

具体的な方法としては、まずは自分史を作成するところから始めましょう。自分史といっても、ただ自分の思い出話をエッセイのように綴るのではありません。

客観的なデータや事実を基に、自分の過去に何が起きたのかを洗い出していくのです。そして、それぞれの出来事をさらに深掘りしていきます。例えば、文化祭のときにまとめ役としてクラスを引っ張ったという経験があったとします。

まずはまとめ役になるに至った経緯について思い出してみましょう。自分で志願したのか、それとも周りに推挙されたのか、それを振り返るだけでも自分の人となりが見えてきます。

前者なら、リーダーシップを執ったり、人前に立ったりすることが好きな人であるといえます。あるいは周囲を盛り上げ、楽しませることが好きな“お祭り人間”ということもできるでしょう。

後者の場合は、周囲の期待に応えたいという思いが強い人だといえます。こういった分析を繰り返していくことで、自分の強みや得意なことがだんだんと見えてきます。

他にも、過去に困難を乗り越えるために工夫したことやその結果得られたことなどを考えるなどすれば、さまざまな情報が得られるはずです。

そして種々のエピソードから得られた情報を照らし合わせ、共通点を見つけていきます。ひとつのエピソードからだけでは見えなかったことも、統合的に分析することでつまびらかになることもあります。

とても根気のいる作業ですが、これを行うことで自分の“軸”や“核となるもの”が見つかり、希望職種も考えやすくなるはずです。

WILL/CAN/MUSTで考えましょう

自己分析によって自分の性格や傾向、好きなことや嫌いなことがわかってきたら、次はWILL/CAN/MUSTをそれぞれ考えていきます。どれも中学で習う英単語ですから、聞き覚えのある人は多いでしょう。

これらの3つを考えることで、さまざまな角度から自分の進むべき道について検討することができます。WILLは「未来形」、すなわちこれから何をするのかを表わすのに使われる単語です。

“I WILL go to school tomorrow.”(明日、学校へ行く)といった具合に使われます。

しかし、WILLは単純に未来の予定を表わすだけの単語ではありません。WILLは「意志未来」、すなわち「自分の意志」を伝えるときにも使われます。

WILLによって表現される未来は、「自分がやりたいから」起こることなのです。未来を表わす表現としては他には現在進行形がありますが、こちらの場合は「そうすることになっている」という意味合いが強く、本人の意志は反映されていません。

つまり「WILLを考える」ということは「自分の意志を考える」ことといえます

WILLを考えていけば、自分の方向性は自然と見えてきますが、それだけでは足りません。やりたいことだけを追求してうまくいくほど、就職活動は甘くありません。

なぜなら、他の応募者たちも同じように「意志=やる気」はあると考えられるからです。その応募者の中から採用担当者の目に留まるには自分の能力やスキルをアピールする必要があります。

そこで次に考えるべきはCAN=「~できる」です。自分のできること、得意なことを考えていきましょう。

例えば「パソコンの入力作業が得意である」「英検2級を持っている」といったスキルがあれば、履歴書を書く際にも役立つでしょう。自分の能力から、そのスキルを求めている企業を探すこともできます

その中から「面白そう」と思える仕事を探していけば、WILL(意志)にも繋がっていきます。また、「できる」ことはこういった具体的なスキルだけではありません。

例えば「ひとりで黙々と作業することができる」「チームワークを尊重することができる」といった人となりも立派な能力であり、実際に働く現場で重宝されることがよくあります。

そして、最後にMUSTについても考えていきましょう。MUSTは「~しなければならない」、すなわち「義務」です。

生きていく上ではさまざまな義務があり、大人になるとそれを果たすことが求められます。例えば、日本国憲法には「勤労の義務」「納税の義務」そして「教育の義務」が国民の三大義務として定められています。

これらを果たすためには働いてお金を得ることは不可欠でしょう。また、こういった制度的な義務だけでなく、自分の将来に向けた義務もよく考えることが重要です。

例えば、将来的に起業したいと考えているとします。そのためにはどんな能力や知識を身につけるべきなのか、資金はどれくらい必要なのか、と考えていくと、今どんな働き方をすべきなのかがわかるはずです。

高卒の就職活動の流れ

高卒者の就職活動は、大まかな流れは大卒者と同じです。しかし、細かいルールまで見ていくと若干異なる部分があるので、しっかり確認していきましょう。

全体スケジュール

高卒者の就職活動が始まるのは3年生になってからです。しかし、3年生になったらすぐに始まるわけではなく、4~5月はまだ企業側の採用準備期間です。

企業側はこの時期に求める人物像や採用までのプロセスなど、採用活動に関わるさまざまなことを決めていきます。6月になると、ハローワークで求人票の受付が始まります。

高卒採用の場合、企業はハローワークに求人票を提出し、確認印をもらわないと採用活動ができません。その受付開始日が6月1日なのです。提出された求人票はハローワークによって内容をチェックされ、その上で情報が公開されます。

高校生がこの求人票を見られるようになるのは7月1日からです。同時に学校訪問も解禁されるので、高卒者の就職活動がいよいよ本格化していきます。

ちなみに、高卒者向けの求人は「指定校求人」「公開求人」の2種類があります。

前者は特定の高校のみに求人を出し、情報を公開する方法です。この求人に応募するには学校からの推薦をもらわなければなりません。募集数以上の希望者が集まった場合には、校内で選考が行われます。

公開求人は、ウェブにある就職情報サービスで情報公開を行い、広く募集を受け付ける方法です。ここに公開されている情報も、ハローワークで確認印をもらっているものです。

そして、情報公開が始まると会社見学や職場訪問も頻繁に行われるようになります。特に夏休みの時期に多く、さまざまな角度から企業や業界についての理解を深める機会が多くなります。

いろいろと情報を得る中で、自分の行きたい会社や挑戦したい職種にも出会えるでしょう。

9月に入ると、いよいよ応募書類の提出が始まります。9月5日以降、学校を通して応募書類が提出できるようになり、中旬以降に選考開始です。

おおよそ1週間以内に合否の連絡がきます。高卒者の就活は内定をもらったらその会社に入社しなければならないというルールがあります。

そのため、内定をもらったらその時点で就活は終了です。万が一、ここで内定を得られなくても、10月以降に再チャレンジができます

書類作成方法と面接対策

大卒者向けの就職活動では、エントリーシートや履歴書だけで選考されることが少なくありません。各社が求める提出書類の内容は多種多様で、応募者はそれぞれの会社に合わせて書類作成をする必要があります。

中にはカラフルなイラストを描いたり、写真を使ったりして自己アピールする人もいるほどです。しかし、高卒者向けの就職活動では書類のみで合否を決めることはありません

提出する書類も厚生労働省、文部科学省によって定められている書類のみです。これ以外の書類の提出を求めた場合、企業にはハローワークからの指導が入ります。

応募者が提出する書類は「全国高等学校統一応募用紙」といいます。履歴書と調査書の2つのパートで構成されている書類で、文部科学省のホームページなどからダウンロードが可能です。

ちなみにこの書類は何度か改定されており、本人の適正と能力に関係のないことについては聞かれないようになっています。例えば、平成17年3月の改定までは保護者氏名を記入する欄がありましたが、このときの改定以降その項目は削除されています。

企業は書類による選考ができませんので、その分面接において応募者の能力や適性を見極めようとします。しかし、多くの企業では面接は1回しか行いません。

それは、本業である学業に影響が出ないよう、企業は選考をなるべく1日で終えるように求められているからです。

2日以上に渡って選考をしても罰則はありませんが、1日で選考を終える企業がほとんどです。そのため、応募者は面接時にしっかりと自己アピールができるように準備しておく必要があります。

面接ではさまざまなことが聞かれますが、必ずといっていいほど聞かれるのは志望動機です。なぜその会社を選んだのか、その会社でなければいけない理由は何か、自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。

また、自分の長所と短所についてもよく聞かれます。長所については具体的なエピソードや周りからの評価などを交えながら、自分の良いところをアピールしましょう。

短所については、自分の欠点をただ話すだけではマイナスイメージに繋がりかねません。その欠点をカバーするためにどのような努力や工夫をしているのかを合わせて伝えるようにしましょう。

実は面接においても、本人の適正と能力以外のことで選考されないよう質問内容が制限されています。例えば、本籍地や両親の出身地、家族の職業や経済状況について企業は聞いてはいけないことになっています。

区別をするつもりはなくても、こういった情報が頭に入ることで先入観や偏見を持ってしまうことがありえるかもしれないからです。もし、禁止されている事柄について質問された場合、応募者は面接後にハローワークへ提出する「受験報告書」の中で報告することができます。

就職活動の際に気をつけること

高卒者向けの就職活動は、大卒者のそれと比べてかなり細かなルールがあります。それは、本業である学業に支障が出てはならないという配慮によるものです。

また、年齢的にまだ幼く社会に対する知見や働いた経験が乏しい若輩者を守ろうという思惑もあります。

こういったルールがないと企業側が自由に採用活動をするようになってしまい、採用活動時期の前倒しなどさまざまな問題が起こりかねません。高校生の生活を守り、健全な就職活動をしてもらうには不可欠なルールといえます。

そして、高卒者側にも守るべき「1人1社制」というルールがあります。これは、選考を受けるのは第一希望のみ、内定をもらった場合には必ず入社しなければならないという決まりです。

一社しか受けられないとなると、より慎重に志望先を選ばなければならず窮屈に感じる人もいるでしょう。しかし、複数の選考を同時に受けるとなると準備など必要な時間がより多くなってしまいます。

そうなると学業や学校生活に支障が出てしまいかねませんので、歓迎すべき状況とはいえません。このルールもまた、高校生を守るためのルールなのです。

また、これは雇用の公平性を守る上でも重要なルールです。1人1社のみ内定をもらうことになりますので、ひとりの学生が何社もの内定を独占するという事態が起こりません

大卒者の就職活動においては、ある学生は内定をたくさんもらっているのに、ある学生はひとつも内定がもらえていない、という状況はよくある話です。

内定をたくさんもらったところで実際に入社するのは1社なのですから、辞退するその他の企業については他の学生の雇用機会を奪っているという見方もできます。

「1人1社制」はこういった事態を防ぎ、雇用機会の公平性を守るために重要なルールですので、不安や不満を感じたとしても高卒の求職者全員が守るべきといえるでしょう。

高卒の人が働くときに面接を通るには

現代の日本でも学歴主義の傾向のある企業は決して少なくありません。応募条件が高卒以上となっていても、大卒の人が同時に応募してきた場合には大卒の人を採用するという企業も多く存在します。

そのため、学歴はさほど気にされずポテンシャルやその後の実力が重視されるような職種や仕事を選んで就職・転職活動を行えば、より成功へ近づきます

なお、以上のように自分一人で行う高卒者の仕事探しは決して簡単なものではないため、書類選考に通った際にはそのチャンスを逃さないよう全力で面接対策をしておくことが肝心です。

そして、高校を卒業してからの経歴によって効果の出る対策は違ってくるため、細かい対策の仕方をよく知らないまま就職・転職活動を続けているとどんどん成功から遠のいてしまうかもしれません。

そこで、最適なのはエージェントと相談して決める方法です。エージェントではプロのアドバイザーが一人一人に求人の紹介や面接・書類対策を行っていることが多く心強いです。

エージェントを利用すれば高卒の人も自由に仕事を選べるということがわかり、自信をもって安心して就職・転職活動に取り組めることでしょう。もっと読みたい方はこちらをCheck!

就職活動についてアドバイスが必要な場合には

いざ就職活動を始めるとなると、初めてのことだらけで戸惑うこともあるでしょう。高卒の就職率が上がっているとはいえ、自分もその波に乗れるのだろうかと不安を覚える人もいるのではないでしょうか。

新しいことに挑戦するのですから、そういったネガティブな感情が芽生えてしまうのはおかしなことではありません。そんなときはひとりで抱え込まず、学校の先生に相談しながら進めていきましょう。

また、学校以外にも就職活動をサポートしてくれる機関はいろいろとあります。ここでは、就職活動を支援してくれる機関や、そこでどういったサポートが受けられるのかを解説していきます。

ハローワーク

ハローワークは学歴や年齢、働いた経験のあるなしに関わらず誰もが利用できる公的な職業紹介所です。全国に500を超える拠点があり、厚生労働省から指示を受けて各地域の雇用対策を実施しています。

ハローワークでは仕事の紹介だけでなく、雇用保険に関する業務や職業訓練の斡旋など、雇用に関わるさまざまな業務が行われています。その中でも、新卒者向けの就職支援を行うのが「新卒応援ハローワーク」という窓口です。

新卒応援ハローワークは、高校生に限らず新卒で就職を目指すすべての学生を対象とした就職支援窓口であり、さまざまな角度から学生の仕事探しをバックアップしてくれます。

例えば、希望の就職先や職種が決まらずに悩んでいる学生には職業適性検査や職業興味検査を実施し、より具体的に職選びについてアドバイスしていきます。

客観的に本人の特性や興味について分析してもらえるので、自分では見つけられなかった気付きや発見に出会えるでしょう。また、面接を控えた学生には模擬面接も実施しています。

本番さながらの雰囲気の中、面接時のマナーや立ち居振る舞い、言葉遣いなどをチェックしてもらえるのでより実践的な対策ができるはずです

加えて、悩みや心配事を抱えてモチベーションの維持が難しくなった場合などには臨床心理士との面談もできます。仕事探しの具体的な方策だけでなく精神面での手厚いサポートもありますので、安心して就職活動に臨めるでしょう。

新卒応援ハローワークの他にも、「わかものハローワーク」という窓口もあります。こちらは新卒者に限らず、正社員を目指す若者を支援する就職窓口です。

人材紹介企業(エージェントサービス)

ハローワークと並行してぜひ積極的に活用したいのが、民間の人材紹介企業(エージェントサービス)です。

ハローワークは全国に拠点を置きさまざまな就職支援をしていますが、公的機関であるため利用時間が平日17時15分までとなっています。学校のあとにアルバイトをしていたり、習い事をしていたりする人の場合、この時間までに足を運べないこともあるでしょう。

また、せっかくハローワークに行っても利用者が多いため案内されるまで長時間待たされることもあります。こういうことが続くと、思うように就職活動を進められなくなってしまう恐れが出てきます。

その点、民間の人材紹介企業(エージェントサービス)の場合は利用者の都合に合わせてサービスを受けられることが多いです。例えば私たち第二新卒エージェントNEOの場合、電話やメールでの問い合わせも受け付けています。

電話は平日19時まで受け付けていますので、気が向いたときに気軽に連絡することができるのではないでしょうか。

フリーター向け、高卒向け、第二新卒向け、既卒者向けと対象者を細かに分けてそれぞれに応じたサービスを提供していますので、きっと自分に合った情報が見つかるはずです。

また、企業はハローワークに求人を出すのにはお金がかかりません。そのため、「とりあえず出しておこう」という企業も中にはあります。その中には、実は高卒者の採用にさほど積極的でないという企業が隠れている恐れもあるので注意が必要です。

場合によってはいわゆるブラック企業と言われる長時間労働を課すような企業の求人が紛れ込んでいたりもします。

それに対し、民間の就職支援サイトの場合は必ずといっていいほど求人情報を載せるには掲載料がかかります。本当に人手を求めている企業のみが求人情報を出しているため、求職者とのミスマッチが起こりにくいというメリットがあります。

ただし、こういった民間のサービスは高校を卒業する前には利用できません。在学中に就職活動をする場合にはハローワークを通じて行わなければならないというルールがあるからです。

もちろん情報を閲覧することはできますが、そこから応募をすることはできないので注意しましょう。

【体験談】高卒から就職を成功させた人はこんなにいます!

実はこんなにたくさんの方が正社員就職に成功しています。ぜひ体験談を読んで安心と勇気をもらいましょう!

おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。

「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。

しかしどうしても自分の良いところや強みがわからないときにはぜひ、私たち第二新卒エージェントneoに頼ってください。これまで多数の内定者を輩出した確かな実力を持ってあなたの性格を分析、そして安心して働ける求人をご紹介致します。共に楽しい仕事探しを成功させましょう!

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