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高卒就職でおすすめな仕事や業界。仕事を見つけるコツや取得したい資格

これから就職活動を始めるに当たって「どうやって仕事を探せばいいのだろう」と悩まれる方や不安に駆られる方は多いと思いますが、実は、高卒であってもはじめやすい仕事は数えきれないほどあります。今回の記事では、高卒での就職の際におすすめな職種や業界、卒業までに取っておきたい資格、仕事を探すコツ、高卒での就職活動におけるメリットとデメリットについて解説します。

内定獲得率90.1%

高卒の就職率

まず先に、高卒の人の就職状況について深く知っていきましょう。文部科学省が毎年調査している結果によると、平成30年度高校卒業予定者の就職率は98.1%と出ています。

これは高校の卒業生全体ではなく就職を希望した方の中での数字なので、専門学校や短大・大学への進学を望んだ人、その他の事情で就職しなかった人を除いた調査結果になります。

この数字を見ると、高卒で就職を希望した方はほぼ全員が就職できているということが分かります。

昔から高卒の就職率は高い傾向にある

「高卒は就職が難しいから大学に行きなさい」と親や先生などからアドバイスを受けた人もいるかと思います。ですが先程の調査結果から過去十数年のデータを遡ってみると、実は高卒の場合でも毎年就職率は高い水準にあるのです。

確かに、1997年に起こったアジア通貨危機や2007年に起こったリーマンショックから始まる世界金融危機の後では就職率は下落していました。

そのため高卒向けの求人数そのものが減ったことで「高卒は就職が難しい」と世間で言われていたのですが、それでも就職活動をした人はしっかりと就職できているのが分かります。

また現在では、求人数についても変わってきています。厚生労働省が公表している「有効求人倍率」という就職希望者に対する求人の数の比率を見てみると、平成31年度で2.37倍、平成30年度でも2.08倍であることが分かります。

これは簡単にいうと、就職者1人に対して求人の数が2.37個あるということであり、求人数自体が少なくてそもそも就職先が見つからないなどの問題も無いといえるでしょう。

高卒就職はできる

上記の結果からいうと、高卒の場合でも問題なく就職できることが分かります。そのため「高卒での就職は厳しいから専門学校に行かないといけない」などと悲観的に考えることはありません。

むしろ就職を目的に専門学校や大学に進学する場合は高い学費を払う必要があり、十分に学費を確保できない方は奨学金制度を使って進学し、卒業後に数百万円の借金を返さなければならないなど、後々に様々な問題を抱えてしまう危険性もあるのです。

専門学校や大学はあくまで就職目的ではなく、専門的な技術や学術を学ぶために行くということを覚えておきましょう。

高卒就職の給与など高卒で就職することのメリット・デメリット

次に、高卒で就職した場合の給与の水準やメリットとデメリットについて解説します。

高卒就職者の平均年収

厚生労働省の調査によると、高卒男性の平均年収は2,916,000円、高卒女性の平均年収は2,123,000円という結果になっています。

ちなみに大学・大学院卒業の男性の平均年収は4,005,000円、同じく大学・大学院卒業の女性の場合は2,901,000円であるため、年収の平均で見ると高卒よりも大学・大学院卒業の方が多い傾向にあります。

この結果だけで見ると大卒の方が良いのではないか?と思われるかもしれませんが、実際はそうでもありません。

というのも、大卒の年収が多くなる理由の一つとして「学術研究,専門・技術サービス業」「金融業,保険業」「教育,学習支援業」といった特定の業種では年収が高く、また上記に挙げた業種は高卒向けの求人が少ない傾向にあるからです。

ただし就職してからステップアップしていくことで年収を上げることは高卒でももちろん可能なので、あくまで一つのデータとして見たほうが良いでしょう。

高卒就職のメリットとデメリット

まずメリットとして挙げられるのは「大卒よりも早く働ける」ことです。専門学校や短大を卒業する場合は基本的に2年、大学を卒業する場合は基本的に4年かかるのですが、高卒の場合はこの2〜4年先に働くことができます。

専門学校や大学に在学中はアルバイトなどでしかお金を稼ぐのが難しいため、大卒の人より早く稼げるのも大きいポイントとなります。

また「若いうちから社会を知ることができる」こともメリットです。

専門学校や大学に入ったとしても実際の仕事の世界を知る機会はほとんど無く、平日は授業に出ながらサークル活動やアルバイトに出る毎日になることが多く、良くも悪くも「学生生活の延長」になります。

10代のうちから社会人として働くことで新しい発見をすることができることと、そこから自分のキャリアプランを変更する場合も、大学を卒業した人よりも早く気づくことができるのがポイントです。

ただ、もちろんデメリットもあります。一番のデメリットは「大卒限定の仕事に就けない」ということです。

特に研究職や医者、歯科医であったり、警察官など一部の職種を除いた公務員などは、大学を卒業しないと就くことができません。

また銀行など一部の大手企業などの募集要項を見ると専門学校・大学卒業の方に限定されていることがあるため、大卒と比べると就職先が狭まってしまいます。

もし高校卒業後に仕事に就いてから「医者になりたい」と思っても、同い年の人よりも数年遅くなってから大学に通うことになります。

その他先にも述べたように、大卒と比べると「初任給が低い」のもデメリットといえます。厚生労働省の調べによると、平成30年度の学歴別に見た初任給の平均額は、高卒で165,100円、大卒で206,700円と、最初の時点でおよそ4万円の差があるのです。

もし4年間、給与はそのままでボーナスが無い場合だと、高卒と大卒で約200万円ももらえる額が変わります

とはいえ高卒の場合は大卒と比べて約4年早く就職することになるので、専門学校・大学の学費によるマイナスを加えて考えると、初任給の差はそこまで大きな問題では無いとも受け取れます。

特に給与面については学歴よりも働く人のスキルを重視する企業も多いため、必ずしも「大卒でないと給与が低い」というわけではないのでご安心ください。

大卒と高卒の違いを徹底比較!高卒って実はそんなに不利じゃない!?

高卒者は大卒者よりも転職において不利であるとお考えの方は、一体どのくらいいらっしゃるでしょうか。ひょっとしたら、このコラムをお読みになっている方のほとんどがこの質問に手を挙げるかもしれません。

しかし、実は高卒者には高卒者にフィットした転職方法というものが存在するのです。「高卒は就職や転職に不利」とお思いかもしれませんが、これは大卒を中心に回っている業界・企業での話。

中には学歴よりも実力を重視するような業界や企業も多数存在するため、それに気がつくと一気に成功に近づきます。

また高卒と大卒にはさまざまな違いがあり、大卒の方が収入や待遇が良いなどの点に目がいきがちですが、高卒にも強みが多くあります。

例えば高卒者は大学に行かない分一足早く社会に出て一人の社会人として独り立ちをすることができます。

そして他の生徒が大学を卒業して新卒として正社員に就職をするころには、高卒者はなんと4年も先輩になっているのです。この差は大きいですよね。

このようにこのコラムでは大卒と高卒の違いを徹底比較・検証をすることで、高卒者に合った転職方法とはどんなものなのかを考察していきます。もっと読みたい方はこちらをCheck!

高卒就職が成功しやすい業界

高卒での就職活動の際に必要な仕事選びのポイントとして、高卒就職が成功しやすい業界について解説します。結論からいうと高卒でもはじめやすい仕事は非常に多いので、自分が興味を持った仕事やチャレンジしたいと思った業界があるかどうか見てみましょう。

高卒での就職が決まりやすく、はじめやすい仕事はたくさんあります。特に人材不足が叫ばれる業界は大卒以外でも多く採用をしているため、高卒の方でも就職先に困ることは無いでしょう。ここでは高卒に人気の就職先とその仕事内容を見ていきましょう。

建設系(土木、塗装、内装、電気など)

高卒の方が一番多く就職されている業種は、建設系の仕事になります。

建設系の業界は、労働力人口の中心であった団塊の世代の定年退職や、大学進学率の上昇から特に人手不足が深刻な業界であるため、学歴にかかわらず様々な募集が掛かっており、高卒でもはじめやすい仕事になっています。

建設系には道路や鉄道の整備、ダムや堤防などの建設を担う土木業、住居や商業施設の建設でよく見る建物の基礎工事や足場の組み立て、コンクリート工事などを行うとび職、完成した建物の内装工事を行う電装・内装系、その他にも塗装、ガラス、板金といった建設に必要な材料の作成や調達など、一口に建設系といっても多種多様な仕事があるのが特徴です。

2020年には東京オリンピックの開催、2027年にはリニア中央新幹線の完成が待っており、また住居や商業施設などの建設はどの時代であっても必要不可欠な存在なため、今後業界が先細りになることは無いでしょう。

必要な資格やスキルは無いので最もはじめやすい仕事の一つといえますが、体力が資本になる仕事になるので運動が得意な方や身体を動かすのが好きな方、数字やデータを扱うのが苦手な方におすすめです

IT系(エンジニア、プログラマー、アプリ開発など)

インターネットやAI技術の発展が目覚ましい現在ではプログラマーなどITに関する能力を持った人が少なく需要の途切れない業界であり、未経験の人でも採用する企業が多いので、高卒の方でもはじめやすい仕事の一つです

IT系には、パソコンのシステムやソフトウェアの開発を手がけるプログラマー職やエンジニア職、作成されたソフトや機械が問題なく動き続けられるように管理する保守・運用、スマートフォンやタブレットで使われるアプリケーションの開発など多くの職種があります。

パソコンをはじめとした機械が好きな方や、ものづくりに興味がある方などにおすすめの業界といえるでしょう。

また他業界と比べると働き方に対して新しい試みがされやすい業界であるのも特徴です。

例えば、ほとんどの企業では始業時間が9時からであるのに対しIT業界では10時スタートに設定している企業が比較的多いことや、業種によってはパソコン一つだけで仕事ができることを活かして、会社に行かずとも仕事ができる在宅ワークを推進している企業もあるなど、様々な働き方を知ることができるのも利点といえます。

IT系の資格にはITパスポートから基本情報技術者、ITストラテジスト、情報処理安全確保支援士など、基本形からスペシャリスト向けの国家資格が多数あります。

特にネットワークスペシャリスト、プロジェクトマネージャー、ITストラテジストといったスペシャリスト向けの資格は難関資格ともいわれるレベルであり、開発以外にもプロジェクト管理やコンサルティング業務を務めることができるようになるので、業界内でのステップアップを明確に見つけることができる業界であるともいえます。

運輸・物流系(運送ドライバー、倉庫管理など)

昔からコンビニエンスストアやスーパーといった小売系に需要がある他、インターネット通販の利用者も増加していることから、商品の運送物流系でも人材の不足が叫ばれています。

商品を日本全国各地へ届けに行く運送ドライバーのほか、世界中から集まった商品を集めて適切に管理する倉庫管理、物流を管理するロジスティクス系など、運輸系にも色々な仕事があります。

特に商品を運ぶ運送ドライバーの需要が多く、体力のある若手の人材が必要な業界となっています。

運送ドライバーの場合は「準中型免許」という、普通自動車と中型の間に位置する免許であれば18歳でも取得することができるようになっているため、高卒の方でもトラックの運転が可能であり、はじめやすい仕事の一つとして注目が集まっている業界でもあります。

運輸・物流系では上記の運転免許のほか、倉庫内の荷物を運ぶフォークリフトの免許や国際物流において必要な通関士の国家資格があります。

ドライバーや倉庫管理の場合は体力に自信のある方や運転が好きな方、物流系では「いかに効率よく流れを作れるか」といった思考が求められるので、考えることが好きな方におすすめな業界といえるでしょう。

介護系(高齢者・障害者サポートなど)

高齢化社会となった現代では、老人ホームや介護施設の需要が非常に多くなっています。介護関連の施設(事業所)の数は平成29年10月時点でおよそ8万を超えており、これは大手コンビニエンスストアの店舗数が約2万店であることを見ると、介護関連の事業所がいかに多いということが分かります。

介護の仕事は大きく3つあります。

1つは老人ホームをはじめとした、サービスを受ける人が施設に入居して職員が生活をサポートする入居介護施設系、2つ目は自宅に住んでいる利用者が昼間などに施設に通い、職員らが生活の手伝いや交流(レクリエーション)を行うデイサービス系、要介護高齢者の自宅へ向かい、それぞれ必要な介護を行うホームヘルパー(訪問介護員)です。

現在では利用者と施設の増加に伴い介護職員が常に足らない状況となっているため、まずはじめやすい仕事をしてみたいという方や、人のお世話をすることが好きな方にはおすすめの業界です。

またこれらの仕事に付随して、各利用者への介護サービスを決めるケアマネージャーというポジションや、資格の取得は必要ですが栄養士・管理栄養士としての道も考えられます。

サービス系(接客、販売など)

コンビニエンスストアやスーパーといった小売店事業の他にも、ホテル事業や外食系などもサービス系の仕事に含まれます。

これらサービス系の仕事は常に需要がありますので、高卒大卒にかかわらず人気の業界となっています。特に小売店や外食系の仕事はアルバイトで経験した方だと、他業界よりもはじめやすい仕事といえるでしょう。

最低限必要なスキルはお客さんとのコミュニケーションなので、特別な勉強をしなくともはじめられるのが大きなポイントです

旅行関連事業やホテル事業は外国からの旅行客の増加に伴い、利用者が年々伸びている分野です。ホテルや旅館での仕事となると、小売店などより多くのサービスや特別なマナーが求められることが多いため、若いうちから大人を相手にしたマナーを学べることが大きな利点といえます。

高校時代に接客のアルバイトをされた方や、相手に何かをサービスするのが好きな方にはおすすめの仕事です。

またホテル事業や旅行関連の仕事では英語のスキルも存分に活かすことができるので、英語の勉強が好きな方の第一歩としてサービス系の仕事を始めるのも一つの手段です。

不動産・保険系(マンション購入、生命保険の営業など)

マンションや一軒家の販売や生命保険などの営業職の場合だと、学歴に関係なく募集を行っている会社が多いのがこの不動産・保険系の業界です。

営業の仕事は相手にモノを売る能力と体力、コミュニケーション力があれば誰でも行える仕事なので、はじめやすい仕事の一つであるといえるでしょう。

この業界の特徴として、他業界と比較して営業成績に応じたインセンティブ(特別報酬)を出す企業が多いことが挙げられます。

売れば売るほど毎月の給料にプラスしたインセンティブを稼げるので、学歴に左右されず年収を大幅に上げられるチャンスが待っているわけです。

特に不動産の場合は、他企業と比べてマンション等扱う商材が非常に高額なため、1件1件売るのが大変な仕事ですが、高額商材を取り扱ったり販売するのは他企業ではなかなか得られない経験になります。

もし将来転職をする際にも「マンションを○件売った」という営業職として大きなアピールポイントを与えることもできます。コミュニケーションや体力に自信がある方やモノを売る仕事に就きたい方、またいち早くお金を稼ぎたいという方にはぴったりの業界です。

高卒の就活スケジュールといつ求人を探すべきか

高校生の就活のスケジュールはある程度決まっています。まずはしっかりとどのような流れで就職活動が始まるのかを覚えていきましょう。先に大まかなポイントを挙げておきます。

・4〜6月は就職活動の準備期間
・求人を探せるようになるのは7月1日から
・応募書類の提出は9月からでおおよそ2週間後に面接が始まる
・1人が応募できる企業は1社までという決まりがある(各都道府県により異なる)

高卒の就活は7月1日から始まります。これは4月から6月の間はまだ企業側で採用人数や基準を決める時期となっていることや、企業がハローワークへ求人を出せるのが6月初めからと決められていること、高校生側が求人を見られるようになるのが7月1日からであるのが理由です。

そのため、高校3年生になったからといってすぐに就職活動を始めなければいけないわけではありません。

まずはこの3カ月の間に「自分が将来やりたいこと」「自分の強みや弱み」「得意なことやアピールできること」を、同級生や先生、親などに相談するとよいでしょう。

7〜9月の間に受ける会社を決めておこう

7月から学生側も具体的な会社の情報を知ることができるようになるので、まずは自分が興味のある業界や職種の求人を探してみましょう。

ここから企業の学校訪問なども始まり、学生側の企業見学も可能となりますので、この期間に積極的に企業側とかかわる機会を作り、自分が思っていたことと実際に違いは無いかどうかを見極めましょう。

9月から採用面接が開始する

9月に入ると、いよいよ企業への応募書類の提出と面接が始まります。多くの場合は9月5日に応募書類の提出が始まり、2週間後に面接が行われるようになります。

応募書類は「全国高等学校統一応募用紙」という文部科学省が制定した、履歴書と調査書が一緒になった用紙が必要になりますので、入社したい企業が決まったり、8月後半頃になったら応募用紙を書けるようにしておきましょう。

特に志望動機欄は書く人によってその個性が見られやすい項目になりますので、一度書き終わったら先生などにチェックしてもらうことをおすすめします。

面接の回数は企業にもよりますが、学業への支障を減らすため、基本的に1回であることが多いです。もしこの段階で内定がもらえなかった場合でも、10月以降にまた面接を受けられるようになっています。

まずは初めて応募した会社で内定をもらえるように、面接対策などの準備をしておきましょう。

1人1社制というルールがある

重要なのは、高卒での就職の場合「1人につき応募できるのは1社まで(1人1社制)」「内定をもらった場合は必ず入社する」というルールが決まっていることです。

これは高校生活への支障をなるべく軽減させることと、1人が何社も内定をもらうことで公平性が欠けてしまうことを防ぐ目的となっています。

そのため学生側はより慎重に会社を選ぶ必要があるため、7〜9月の間にお互い認識の違いを解消させなければいけないのです。

ただし「1人につき応募できるのは1社まで」というルールは各都道府県によって変わります。

例えば東京都では、9月の募集で内定がもらえなかった場合のために10月1日以降再度チャレンジができるようになっており、そこでは2社まで応募が可能(1人2社制)になっています。

対して大阪府や愛知県では10月まで1人1社制で、11月1日以降は1人2社制になっていたりとルールが異なっているため、お住まいの都道府県のルールがどのようになっているかも事前にチェックしておきましょう。

高卒の人が働くときに面接を通るには

現代の日本でも学歴主義の傾向のある企業は決して少なくありません。応募条件が高卒以上となっていても、大卒の人が同時に応募してきた場合には大卒の人を採用するという企業も多く存在します。

そのため、学歴はさほど気にされずポテンシャルやその後の実力が重視されるような職種や仕事を選んで就職・転職活動を行えば、より成功へ近づきます

なお、以上のように自分一人で行う高卒者の仕事探しは決して簡単なものではないため、書類選考に通った際にはそのチャンスを逃さないよう全力で面接対策をしておくことが肝心です。

そして、高校を卒業してからの経歴によって効果の出る対策は違ってくるため、細かい対策の仕方をよく知らないまま就職・転職活動を続けているとどんどん成功から遠のいてしまうかもしれません。

そこで、最適なのはエージェントと相談して決める方法です。エージェントではプロのアドバイザーが一人一人に求人の紹介や面接・書類対策を行っていることが多く心強いです。

エージェントを利用すれば高卒の人も自由に仕事を選べるということがわかり、自信をもって安心して就職・転職活動に取り組めることでしょう。もっと読みたい方はこちらをCheck!

高卒で就職するときに持っておきたい資格

よく就職活動でいわれるのが「資格を持っておいた方が有利なのではないか」ということ。これは高卒に限らず大卒の方でも多くの方が疑問に思われがちですが、結論からいうと「有利にはなるが必須ではない」です。

もし就職したい企業の募集要項で「優遇されるスキル」に資格を持っていることが書いてある場合は特に有利になるので、持っておいて損はないといえるでしょう。

普通自動車免許

就職に限った話ではありませんが、余裕がある場合は高校を卒業する前に普通自動車免許を取ることをおすすめします。

どの業種にもいえる話ではありますが、上記で紹介したはじめやすい仕事の中には、車を運転してお客様のもとへ伺う仕事だったり、必要な荷物が多く車での移動が必須となる仕事も多くあります。

そこで車の免許を持っているか持っていないかによって任せられる仕事にも差が生まれるきっかけにもなるため、いち早く車を運転できるようにしておくと良いでしょう。

特にトラックドライバーやバスの運転手を目指す方の場合、中型免許の取得には「普通自動車免許を取得してから2年以上」という条件が課されているため、早期にキャリアアップを狙う場合は、普通自動車免許を取得できる最低年齢である18歳のうちに普通自動車免許を取る必要があります

また学生時代とは違い、仕事が始まると想像以上にプライベートの時間を確保するのが難しくなるので、仕事終わりや休みの日に教習所へ行く必要があります。

社会人になるとまとまった休日を取るのが難しく、学生時代と比べると免許を取るまでの日数が増えることもあるので、あまり日数をかけずに取得したいという方は、卒業前に免許を取るといいでしょう。

ITパスポート

ITパスポートは経済産業省が出している情報処理技術者試験の一つであり、情報技術に関する基本的な知識を有しているかどうかが分かる資格であるため、これからIT系の仕事に就こうと考えている方にはおすすめの資格の一つです。

またIT系の仕事に就かない場合であっても、現代ではどの業種・職種でもパソコンをはじめとしたIT機器を使うことが多く、IT周りのサポートや管理をする人材が必要なため、事前に資格を取っておくことで仕事の幅を広げることができるようになります。

情報系の学校の場合は、在学中にもう一つ上に位置する基本情報技術者試験を受けさせるところもあり、IT系の仕事への就職の際はこの基本情報技術者の資格を持っている場合に優遇される傾向があります

ただ基本情報技術者試験は難易度が高いため、まずは自分の知識レベルの確認という目的で、ITパスポートから受ける方がいいでしょう。

日商簿記検定試験

日商簿記検定試験は日本商工会議所および各地の商工会議所が実施する試験の一つで、いわゆる会社のお金周りを管理する、経理・会計担当の仕事に就く人向けの資格です。

会計の仕事はどの企業でも必要不可欠な役割であるため、持っておいて損の無い資格であるといえます。日商簿記検定試験には1級から3級と初級の4段階に分かれており、初級から1級の順に難易度が上がっていきます。

1級は大学で学ぶ経営学レベルの内容で合格するのは難しい反面、初級の場合は「簿記」に関する基礎的な知識が問われるレベルなので、高校生でも勉強すれば問題なく取得することができます。

会計の知識はどの仕事であっても必要であり、実は社会に出てからは会計・経理の仕事以外で知る機会はなかなか無い分野であるため、高卒の段階でお金や経営に関する基礎知識を持っているだけでも十分強みになります。

マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)

マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)は、Windows OSの開発・販売をしているマイクロソフト社が出しているソフトウェアである「オフィスソフト」を実用できることを証明する民間資格です。

Windowsのパソコンを使っている人であれば、「Word(ワード)」「Excel(エクセル)」「PowerPoint(パワーポイント)」というソフトウェアが入っていたり、聞いたことがあるかもしれません。

現代ではどの企業でもこのオフィスソフトを使用しており、Wordは資料や契約書の作成、Excelはそれらに加えて給与計算などの数字を使った資料を効率的に作ること、PowerPointは主にプレゼンテーションや提案書の作成に使われているので、働くうえでこれらのソフトが使えるかどうかはとても重要なポイントとなります。

企業の募集要項には、必須・優遇スキルとしてWordやExcelが日常的に使えるかどうかを条件としているところもあるので、パソコンの操作に自信が無い方が最初に取得するべき資格といえます。

反面、日常生活でこれらのソフトを使っている方であれば、わざわざ資格を取らなくとも就職活動でマイナスとなることはありません。

TOEIC、実用英語技能検定

国際化が進んだ現代においては、どの業種であっても英語を必要とする機会が多くなってきています。特に東京や京都などの外国からの旅行客が多い観光地では、コンビニエンスストアや外食店舗の店員でもある程度の英語が話せる人が増えてきています。

取引先の人が外国人であるというケースも、社会に出てからはそう珍しい話ではありません。

英語のスキルがあることを証明する資格としては、TOEIC(国際コミュニケーション英語能力テスト)実用英語技能検定が代表的です。

TOEICは厳密には資格とは少し異なり「実力を図るテスト」という概念で、結果も合格不合格ではなく、10〜990点中のスコアと公式の認定証が渡されます。

一方、実用英語技能検定は1級から5級までの計7段階のレベルが設定されており、基準を満たすことで資格が与えられるようになります。

企業の募集要項では主にTOEICのスコアが重視され、とりわけ翻訳の仕事などの場合は770点以上といった明確な数字を求めるところも多いです。

英語を使う仕事に就く方は受けておく必要がありますが、そうでない場合でもTOEICは自身の英語力を図るうえで最も分かりやすい資格なので、チャレンジやアピールポイントを増やす目的で受験するのもおすすめです。

各業界によっておすすめの資格はたくさんある

上記で解説した資格は最も汎用性の高い資格の一例になります。この他にも各業種や職種によって必要とされたり、持っておくと就職活動に有利な資格は山ほどあります。

例えば趣味のアロマを扱った企業に就職したいという方の場合、販売員として働くのであればアロマテラピー検定の資格を持っているだけで「この人はアロマの知識を持っている」と判断されます。

しかし同じ企業で総務職や経理職として働く場合、アロマテラピー検定の資格よりも日商簿記検定試験の方が就職活動では有利に働きます。就職したい企業や職種によって求められるスキルは様々なので、むやみに資格は取得しないよう気をつけましょう

ただ自分には活かせる強みがあまり無いと感じた方は、資格を取得するのも一つの手段といえます。資格を取ることで強みを作ることができるうえ、仕事の幅を広げるきっかけにもなります。

高卒や大卒といった学歴に左右されない明確なスキルの証明になるので、存分に活かしていきましょう。

大卒との就職活動に違いはあるの?気をつけることは?

高卒と大卒での就職活動の違いや気をつけなければいけないことは3点あります。

就職活動の始まりと終わりのタイミングが大きく異なる

高卒の就職活動は7月から求人を探し9月から応募と面接が始まるのですが、大卒の就職活動の場合はこれらのタイミングが大きく異なります。

大卒の場合はインターンシップという、就職前に一定期間就業体験ができる機会が概ね大学3年生の夏頃から設けられるため、インターンシップから就職活動を始める人の場合は、高卒と比べて実に1年以上早く動き出す必要があるのです。

その後はだいたい2月から企業へのエントリーが開始され、おおよそ6月から面接などが始まるようになりますが、企業によっては6月よりも前に面接を行い、内定を出すところもあります。

高卒の場合、就職活動が一番早く終わるのは9月になります。もしその時点で内定がもらえなかった場合は各都道府県によって変わりますが、2〜3回目の面接が行われて終わりとなります。

一方、大卒の場合は希望している企業の採用スケジュールによって変わりますし、ずっと内定がもらえなかった場合は、内定がもらえるまで就職活動を続けなければなりません。

高卒での就職は1人1社制であること

先にも述べたように、高卒で就職活動をする場合は「1人1社制」であることが大きな違いとなります。大卒での就職活動の場合は自分自身で企業ごとにエントリーシートや履歴書を書き上げて提出する必要がある反面、1社しか応募できないという決まりがありません。

つまり大卒の場合は何社でも応募することができて何社からも内定をもらうことができるので、高卒と比べると就職先の選択肢が多いということになります。

これだけ見ると大卒の方が有利ではないか?と思われる方もいるかもしれませんが、一概にはそうともいえません。

大卒の場合、学校側でキャリア相談ができる部署などは用意されていますが、基本的には自分自身で行動し、エントリーシートの書き上げや面接日程の調整も自分で行わなければいけないので、自由度は上がる分大変さも上がっていくのです。

受ける企業によってエントリーシートの書き方や面接の対策方法が異なり、企業によってはSPIという日本独自の総合適性試験を受けさせるところもあるため、より柔軟に対応する必要があります。

高卒での就職活動の場合は、応募するときに就職先を1社決めるだけであり、応募書類の書き方やスケジュールの調整、面接対策なども学校側が協力してくれます。

大卒と比べると活動が明確かつ単純ですし、高卒の場合でもはじめやすい仕事は様々用意されている時代なので、必ずしも大卒の方が有利というわけではないのです。

高校を卒業後に就職活動できる?やり方は?

もし高校在学中に内定がもらえなかった場合は、高校を卒業した後に再度就職活動を行うことになります。

「新卒で入社できなかったら就職するのは難しいのではないか」と不安に思われる方もいるかもしれませんが、高校を卒業した後でも就職することはもちろん可能です。

ただしデメリットもあります。これは大卒の方にもいえることですが、特に「新卒扱いではない」というのが重要なポイントとなります。

新卒と既卒の違いとメリットやデメリット

「新卒」というのは「学校を卒業する予定の人」で、「既卒」「既に学校を卒業した人」を指します。

そして、ここに高校卒業後の就職活動におけるデメリットがあります。企業によっては「新卒の人限定」で採用活動を行うことが多く、既卒の人の場合は新卒枠での応募ができなくなるのです。

つまり新卒か既卒かという違いだけで、就職先の選択肢が大きく変わってしまい、かつ既卒の場合は新卒よりも就職先が減ってしまうのです。

企業が「新卒採用」をしているのは、社会人経験の少ない学生をこれから会社で育てていくというのが理由の一つです。

対して既卒の場合は「キャリア採用」ともいわれ、既にある程度のスキルや社会人経験を持った人を採用する枠になります。

就職をせずに高校を卒業した直後の学生だと「社会経験もスキルも持たない人」の状態で就職活動に挑まなければいけないため、スキルを持った社会人と比べてどうしても見劣りしてしまう<のです。

ただこの「新卒」という概念や考え方は年々変わってきています。例えば新卒枠であっても「学校卒業後3年以内」を条件としている企業も増え始めており、既に高校を卒業した方でも新卒と同じ土俵に立てるようになりつつあるのです。

とはいえ、既卒の場合だと面接の際に「なぜ在学中に就職をしなかったのか」を問いただす企業もあるので、新卒の人と全く同じではない点には気をつけなければいけません。

在学中に内定がもらえなかった以外にも、家庭の事情や部活動に専念したかったり、海外へ留学したなどの理由で、高卒の新卒枠で就職活動をしないというケースも多くあります。

面接のときに就職活動をしなかった明確な理由を説明できれば、企業にマイナスのイメージをもたれる心配はありません。

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おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。

「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。

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