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中卒にありがちな悲惨な現実6選|中卒の現実を回避する方法とは?

「中卒ってやっぱヤバイ現実しか待ってない・・・?」

このように、ふと自分の将来が不安になったという中卒者の方は多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、中卒にありがちな現実6選とそれを回避する方法をご紹介いたします。少しでもお役に立てれば幸いです。

中卒 現実用CTA

中卒にありがちな悲惨な現実6選

では、早速中卒にありがちな悲惨な現実6選を見ていきましょう。

中卒にありがちな悲惨な現実

年収が少ない

まず、中卒は他の学歴と比較して平均年収が少ないことが挙げられます。

厚生労働省の「平成18年賃金構造基本統計調査(全国)結果の概況(※1)」によれば、中卒の平均年収は272.76万円(※2)となっています。

※1.上記の参考リンクは厚生労働省における中卒者の賃金データの最新
※2.上記の月収データに12ヶ月をかけた数値で算出

世代別でみると20代平均で221.73万円、30代平均で260.55万円となっています。

世代別の中卒の平均年収

他の学歴と比較すると、高卒と約30万円、大卒とはなんと約130万円もの開きが見られます。

学齢別の平均年収

厚生労働省「平成18年賃金構造基本統計調査(全国)結果の概況」の月収に12ヶ月をかけて算出

大卒との間にこれだけの年収の開きが見られる一因として、高収入を得られる職の中には大卒以上を前提条件としたものが多いことが挙げられます。

たとえば士業(弁護士や公認会計士など)など、高度な専門性が求められる仕事には大卒あるいは大学院卒以上でなければ資格を得ることができないものも珍しくありません。

一方で、中卒者が就職しやすい仕事としては飲食スタッフや販売職、工事現場・工場作業員、ドライバーなどの、給与水準が高くなくキャリアアップなどによる大幅な昇給が難しい職が一般的です。

そういった職に従事している方の母数が多いことからも、中卒の平均年収が低くなっているといえます。

就・転職したくても求人が少ない

次に、中卒は「高卒以上」「大卒以上」などの学歴の制限がかけられている求人には応募することができないため、必然的に応募できる求人数が少なくなります。

事実、厚生労働省「令和3年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る
求人・求職・就職内定状況」を公表します」
によれば、中卒と高卒の求人数は下記の通りとなっており、中卒向けの求人数が非常に少ないことがわかります。

学歴 求人数 求職者数 就職内定率
高卒 約39万件 約13.5万人 99.2%
中卒 1,085件 304人 87.5%

もちろん中卒からでも就・転職は十分に可能ですが、先ほども触れたように高度な専門性が求められる仕事など中卒という学歴からは直接目指せない職種も多く、就・転職における選択肢が限られてしまう現実があります。

昇給・昇進が難しいケースがある

また、中卒の方は他の学歴に比べて役職につきにくいなど出世が難しい傾向があります。

中卒の出世が難しい理由としては、ロジカルシンキング(物事を結論と根拠に分け、物事を論理駅に理解する思考法)が身についていなかったり、学歴を理由に半ば出世を諦めている層が多いことが挙げられます。

もちろん、中卒からでもスピード出世を果たして経営側に回っている方もいらっしゃれば、出世していない高学歴の方もいらっしゃいますが、出世しにくい環境で働いていることにより他の学歴の人に先を越されている中卒者は多いのです。

偏見を持たれやすい

なお、高卒以上が当たり前になってきている現代において、中卒の方は偏見を持たれやすい現実もあります。

「何か問題があって中卒になったのではないか」
「勉強が嫌いで進学しなかったのではないか」
「素行が悪いのではないか」

こういった偏見を向けられてしまうと「どうせ自分は中卒だから何をやってもダメなんだ」とネガティブになりやすくなります。

結婚が遠のきやすい

また、中卒の方は結婚が遠のきやすい傾向もあります。

相手の親から偏見を持たれたり「せめて高卒以上の人にしてほしい」などの理由で反対されてしまう、または今後出世が見込めなさそうという理由で結婚を快諾してもらえないケースが多々あります。

また、学歴が原因となって恋愛対象にされにくいことも考えられます。

広い人間関係を築きにくい

次に、中卒者は他の学歴よりも広い人間関係を築きにくい傾向があります。

進学した同級生との自由時間のズレが生じやすいことや、中卒で就職すると高校、大学と進学する場合に比べて関わる人間の数が少なくなりやすいことが原因として挙げられます。

関わる人の範囲が狭くなりがちなので人との出会いも限られやすくなり、人付き合いもワンパターン化しやすくなります。

中卒にありがちな現実を回避する方法

では、そのような中卒にありがちな現実を回避するには、一体どうすれば良いのでしょうか?挙げられる方法は大きく下記の2つです。

中卒にありがちな現実を回避する方法

高卒以上の経歴を作る

中卒にありがちな現実を回避する方法1

まず、単純に高卒以上の経歴を作る、という意味では下記の方法が効果的です。

(1)高等学校卒業程度認定試験に合格する
(2)通信制高校を卒業する

高等学校卒業程度認定試験に合格する

まず、高等学校卒業程度認定試験(以下、高卒認定試験)を受けることで学歴を挽回することができます。

先ほども軽く触れましたが、この試験を受けることで高校卒業程度の学力を証明することができます。

高卒認定試験は一度で合格する必要はなく、何度受けても問題ありませんし、一度合格すれば有効期限もありません。

中卒であることを理由に大学や専門学校への進学をあきらめていた方や、やっぱりもっと勉強したいと考えた方には、ぜひ受験をおすすめします(ただし、最終学歴は中卒のままとなります)。

他にも、中卒から受験できる国家資格は限られていますが、この試験に合格すればチャレンジできる資格が一気に増えます。

また、試験に合格すると履歴書の学歴欄に「高等学校卒業程度認定試験合格」と書くことができ、応募できる求人の数も増えるため、就職はかなり有利になります。

ただし、結果的に就職に有利には働きますが、勉強に時間を要することとその難易度の高さから、就職を有利にするためにこの試験を受けることはおすすめできません。

高卒認定試験は、あくまで進学のために取得することが大切です。

通信制高校を卒業する

次に、通信制高校に通い、そこを卒業する方法もひとつです。

特に人間関係で大きな悩みを抱えて不登校になったり、高校を中退したなど、あまり人に会いたくないという方に有効です。

また、個人個人に特化した学習カリキュラムを用意してもらえるため、周りのペースについていけないと悩んでいたいる方にもおすすめです。

全日制高校からの編入も可能ですので、高校在学中の方はそちらの道を考えるのもひとつでしょう。

基本的にはWeb上での授業を受けて課題を提出し、年に数回学校に行くような形です。決められたカリキュラムに従っていれば問題なく卒業できます。

IT業界のベンチャー企業に入る

中卒にありがちな現実を回避する方法2

さて、上記では高卒以上の経歴を獲得する方法をお伝えしましたが、ここでは中卒という学歴のまま中卒の悲惨な現実を回避する方法をご紹介します。

ズバリ、中卒の悲惨な現実を回避するためにはIT業界のベンチャー企業に入る方法が効果的です。その理由は下記になります。

【中卒にIT業界のベンチャー企業がおすすめの理由】

(1)学歴不問のため中卒でも入れる
(2)実力主義の傾向が強く、努力した分だけ評価されやすい
(3)実力主義のため努力次第で出世できる
(4)出世によって収入を増やせる
(5)出世によって年齢を重ねても働ける環境を作れる

学歴不問で実力主義の傾向が強いIT業界のベンチャー企業であれば中卒からでも入社でき、成果を重ねて地道にキャリアアップすることで、稼ぎを増やしながら年齢を重ねても働ける環境を作ることができます。

先ほど、中卒には結婚の難しさや学歴批判を受けやすい現実をお伝えしましたが、これは稼ぎさえあれば状況を覆すことが可能なため、IT業界のベンチャー企業は中卒にとって穴場といえます。

「いやいや、ITの知識なんて全くないのに入れるわけないでしょ」という声が聞こえてきそうですが、中でも営業職プログラマーであれば需要が高いため未経験でも採用が行われています。

業界研究、職種研究、企業研究を細かく行ったうえで、細かい書類・面接対策を行えば中卒からでも入社するできる可能性があります。

何も準備しないまま応募しても「この人を雇いたい」と思わせることは難しいですが、これは高学歴でも同じことです。中卒の方は書類上の学歴のハンデがありますので、より一層細かい対策を行うことをおすすめします。

とはいえ、これらの対策をたった一人で行うのはかなり大変です。そこで転職エージェントを利用することで転職活動を全面的にサポートしてもらう方法が便利です。

【転職エージェントとは?】

専属のキャリアアドバイザーが転職活動の準備~入社までをサポートしてくれるサービスです。

カウンセリングを通じて自分に合った仕事を紹介してもらうことができ、書類・面接対策や面接日程の調整などを代行してもらえます。

転職エージェントでは専属のキャリアアドバイザーが希望や性格から「本当に合った仕事」をカウンセリングしてもらえるほか、必要に応じて書類・面接対策~入社までを徹底サポートしてくれます。

たとえば私たち第二新卒エージェントneoでは若年層に特化してサポートを行っているほか、このようなメリットがあります。

第二新卒エージェントneoのサービス内容

ご紹介する企業はプロの観点で厳選しているため、ブラック企業を紹介される心配はありませんし、気になる求人がなければ利用をやめることもできます。

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おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

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