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営業事務の志望動機・例文!アピールポイントや書き方、面接での伝え方とは?

就職、または転職する場合、履歴書や職務経歴書を志望する企業に提出します。しかし、ここで履歴書の志望動機が書けないと悩む人は少なくありません。

志望動機が書けない理由は、自己分析不足や企業研究不足などさまざまですが、企業の採用担当者にアピールするポイントさえおさえておけばスムーズに書けます。

本記事では中でも営業事務の仕事について、実際の業務内容や志望動機の書き方などをご紹介いたします。少しでもお役に立てれば幸いです。

営業事務の仕事内容とは?

営業事務の仕事内容は、商品の受発注や売上、入金の管理、営業資料や請求書、見積書などの資料作成、クライアントからの電話・メール対応など多岐に渡ります。

業務内容は企業の規模や事業内容によっても若干異なりますが、一般的に大企業ほど専門のセクションに分かれており、中小企業では業務を細分化せず、まんべんなく担当することがほとんどです。

また、外資系の営業事務では高い語学力を活かして英語による電話・メール対応、各種資料作成を行うこともあります。

営業事務と一般事務の違いは、営業事務が営業担当者のアシスタントとして営業活動のサポートやクライアントとの対応を行うのに対し、一般事務はデータ入力やファイリング、庶務業務など幅広い業務を行います。

企業の規模や会社によっても異なりますが、一般事務の中に経理や総務を含む場合もあります。

いずれにせよ、営業事務は営業チームの一員として、チームとのコミュニケーションを密に取りながら企業の営業活動に伴う事務処理を一手に担う、大切な仕事を任されています。

ちなみに、営業事務の平均年収ややりがいなど、もっと詳しい情報を知りたいという方は下記の記事にまとめてありますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。

1日のスケジュール例

ここでは営業事務の仕事をより理解するために、営業事務の1日のスケジュール例を紹介します。

営業事務の業務内容は会社によって異なりますが、だいたいはクライアントからの問い合わせ対応を中心に、営業担当者から依頼された資料を作成することがほとんどです。

08:30 出社

出社したらメールをチェックし、急ぎの案件がないかを確認します。やるべき仕事を優先順位をつけてピックアップし、今日の予定を立てます。

08:45 朝のミーティング

営業担当者と打ち合わせを行い、仕事や連絡事項を確認します。クライアントからの問い合わせに備えて営業担当者の予定を把握しておくことも大事な仕事の1つです。

09:00 始業

クライアントからの問い合わせ対応を中心に、請求書や見積書などの資料作成や発注業務を行います。

クライアントの信頼あっての営業ですから、問い合わせに対しては迅速、かつ誠意を持って対応しなければなりません。

企業の業務内容によっては、英語で電話対応しなければならないこともたびたびありますが、焦らずに落ち着いて受け答えするようにしましょう。

12:00 昼休憩

忙しい1日の憩いの時間です。近くのレストランでランチを食べたり、社内で読書をしたり、午後に備えてゆっくりと休みましょう。

13:00 受注・発注処理

午後も問い合わせ対応をメインに、クライアントからの注文内容を確認しながら受注・発注処理を行います。また売上明細を基に伝票を起票したり、クライアントからの入金を確認したりすることもあります。

16:00 営業資料作成

社外でプレゼンテーション、または営業会議がある場合は、PowerPointやExcelを使って必要な資料を作成します。

営業資料の出来栄えが案件の成約に大きく関わってくるので、簡潔で分かりやすい資料作成を心がけなければなりません。

17:45 夕方のミーティング

営業担当者が帰社したら朝と同じく打ち合わせをし、仕事内容の確認や情報共有を行います。残っている業務を終わらせ、営業日報を作成します。

18:00 退社

1日の業務終了です。繁忙期は残業をすることもあります。

営業事務の志望動機のアピールポイント

営業事務の志望動機で積極的にアピールすべきポイントはいくつかありますが、そもそも企業の採用担当者が志望動機の何を見ているのかというと、応募者の価値観や経験、スキルが企業が求める人物像とマッチしているかどうかです。

そのため、自分が入社後どう活躍するか、自分がこの企業に入社するメリットは何か、採用担当者が具体的にイメージできるよう、しっかりとアピールする必要があります。

あらかじめ応募する企業の事業内容をよく調べ、自分が企業のどこに魅力を感じたか、自分の経験やスキルをどう活かせるかを志望動機に盛り込みましょう。

特に営業事務は営業資料や請求書、見積書を作成するので、パソコンスキルが重視されます。WordやExcel、Powerpoint、Accessなどのスキルは積極的にアピールしましょう。

もし実務経験が乏しい場合は、MOS(Microsoft Office Specialist、Office製品の実技スキルを認定する資格)のエキスパートを目指して勉強中など、具体例を示してアピールすれば採用担当者に好印象を与えられます。

その他、簿記2級やTOEIC、秘書検定などの資格も、採用にあたって有利に働きます。

また営業事務は、パソコンスキルだけではなく、コミュニケーション能力や協調性、段取りなどヒューマンスキルも求められます。

しかしこのヒューマンスキルは、具体例がなければなかなか評価できるものではありません。

したがって志望動機を書く際は、営業事務の経験者であれば、前職で担当した業務内容や、担当した業務をどう変化させて成果につなげたかを伝え、自分がヒューマンスキルに長けていることを間接的にアピールしましょう。

未経験者やキャリアが浅い人は、自分がなぜ営業事務を志したか、これまでの経験やスキルが営業事務にどう持ち越せるかを採用担当者に伝えることが大切です。


仕事選び

【例文】営業事務の志望動機の書き方

営業事務の志望動機は、自分が経験者か未経験者か、同じ業界からの転職か、それとも異なる業界からかでそれぞれ書くべきポイントが異なります。

いずれにせよ、志望動機を書く前に、いったん自分の経験やスキルを整理してから取り掛かると、企業にアピールすべきポイントが見えてくるのでおすすめです。

ここでは営業事務の志望動機の例文を提示し、その志望動機のどの部分が重要なのかを解説します。

同業界・同職種からの転職の場合

「私は現在、○○○○株式会社で営業事務として働いていますが、この度、より業務の幅を広げ、キャリアアップを目指したく貴社を志望いたしました。

現職では営業担当者のスケジュール管理や各種データの集計、営業資料の作成といったアシスタント業務を担当しております。

特に社外でのプレゼンテーション用の資料はわかりやすいと評判で、新規受注に至ったこともあります。

また、私は独学で英語を学び、TOEICでは900点という成績を収めることができましたが、現職と同業で、かつ、よりグローバルに活躍していらっしゃる貴社であれば、私の語学力を存分に活かし、貴社の業務に貢献できるのではないかと考えております。」

同業界・同職種からの転職の場合、企業の採用担当者も即戦力として期待していますから、具体的な職務経験やスキルを積極的にアピールしましょう。

また、新しい職場にどう貢献していくか、その姿勢も問われます。

ただし、同業他社への転職の場合、「退職後◯年間は同業他社に転職しない」といった競業避止義務を課されていることもあるので、現在の会社でそのような誓約書を交わしていないか、よく確認しておきましょう。

同業界・異職種からの転職の場合

「私は前職にて、3年間、営業職として勤めて参りました。

前職では食品メーカーの営業として、企画書を作成して自社商品の売り込みを行ったり、販売実績データの分析を行ったりしましたが、次第に営業資料の作成や各種データの分析によって営業をサポートすることにやりがいを感じるようになりました。

同じ食品メーカーである貴社を志望したのは、前職よりも海外展開に力を入れており、新しい商品をより多くの人にご提案できると考えたからです。

事務職は未経験ですが、WordやExcel、PowerPointは日常的に使っており、またExcelの分析ツールを用いた統計処理にも携わってきました。

営業で培ったコミュニケーション能力や資料作成のスキルを活かし、皆さんを支えたいと思っております。」

同業界・異職種からの転職の場合、これまで培ってきたノウハウが活かしづらいため異業界・同職種からの転職よりも採用が難しいといわれています。

そのため、前職での経験やスキルをこれからどう活かしていくのか、企業の採用担当者が具体的にイメージできるよう、積極的にアピールする必要があります。

逆に転職理由が意欲的であれば、どのような業界か具体的な知識がある分、プラスの印象を与えることも可能です。

異業界・異職種からの就・転職の場合

「私は現在、△△△△株式会社にて販売員として勤務しており、接客や商品の受発注業務に携わってまいりました。

この度、貴社の営業事務として応募したのは、アパレルの販売を通じて貴社の商品に興味を持ったこと、結婚や出産後も長く勤務すべく自分自身のスキルアップを図りたいと考えたからです。

接客業務を通じて培ったコミュニケーション能力や気配り、ビジネスマナーは必ず貴社の営業に貢献できると思っております。

また、営業事務は未経験ですが、WordやExcel、PowerPointなどのパソコンスキルの向上を目指して通信教育で勉強しています。」

異業界・異職種からの就・転職の場合、残念ながら同業界・同職種や同業界・異職種からの転職に比べて不利であることはいうまでもありません。

しかし、未経験から挑戦する場合であっても、これまで培ってきた経験を営業事務でどう活かせるか、接客業務や職場での電話応対など具体的な事例を交えてアピールすることで不利を跳ね返すことは十分に可能です。

また営業事務は、ある程度のパソコンスキルは必須なので、たとえ未経験であっても勉強していることをアピールするとより好印象でしょう。

ちなみに、「志望動機の基本的な考え方を確認しておきたい」という方は、下記の記事に基礎的な部分から細かくご紹介しておりますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。

志望動機で困ったら・・・

営業事務の志望動機を書こうとしても自分ならではのアピールポイントが見つからなくて書けないという人もいるでしょう。

「本当にこれでいいのかなぁ・・・」と不安を抱いたまま応募するのは、内定の可能性を狭めてしまうようで気が引けますよね。

そこでぜひ知っておいていただきたいのが就・転職エージェントの存在です。

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おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

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