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20代のニートが就職すべき理由は?ニート脱却方法、仕事選びについてもリサーチ!

必ずしも就職しなければいけないなどといったルールはありません。就職しようがしまいが完全に個人の自由です。

ただし、就職するべきかしないべきかについては、一度双方のメリットとデメリットを比較して、就職しないままニートとして過ごしていくとどうなるのかを知ってから検討すべきであるといえます。

現在ニートとして生活を送っている方の中の多くが、そこまで生活に危機感を感じていないことと思います。最低限の経済力があれば今はなんとかなるでしょう。

しかし、その生活がなんとかなるのは今だけかもしれません。このコラムではなぜニートは就職すべきであると頻繁に言われるのか、そしてなぜ20代のニートは特にその傾向が強いのかについてお伝えしていきます。

他にも比較的簡単にニートを脱却することのできる方法や、仕事選びの方法についても具体的におすすめの職種を提示してご紹介します。ぜひ今後の参考にしてください。

ニートを続けるとどうなるのか?アルバイトではいけない?

ニートを続けていくとどうなるのか

現在ニートとして生活を送っている方の中で、今の生活に危機感を覚えている方はどのくらいいらっしゃるでしょうか?

今現在、ニートとしての生活や自分のあり方にさほど危機感を感じていない方は要注意です。

というのも、人間が生きていくには必ずお金がかかります。食事をするにも服を着るにも、靴を履くにも少し遠くに移動するにも、何をするにも必ずお金が必要になります。

自宅にひきこもって生活をするだけでも食費や家賃、インターネット回線の費用、スマートフォンの使用料金、水道代にガス・光熱費など、挙げだしたらきりがありません。

今現在ニートとして生活を送っていらっしゃる方の多くは、ご両親などの家族や同居人の経済力によってその生活を維持しているのではないでしょうか。

自分の財布からお金を出して何かを買ったりする機会が少ないという方も珍しくないでしょう。

中には過去に自分で稼いだお金で過ごしているという方や、ネオニートとして株やFX、Webライターや不動産取引などによって収入を得ているという方もいらっしゃると思いますが、ごく一部なのではないかと思います。

上記のように自分でお金を稼ぐ能力をすでに身につけていらっしゃる方は別段問題ありませんが、これまでにアルバイト経験しかない、あるいはそれすらもないという方は非常に危険です。

仮に今現在自分の生活にかかるお金をご両親が支払ってくれているとしましょう。今はその二人の頑張りによってかろうじて生活は成り立っているでしょう。

しかし時が経ち、その二人が働くほどの体力がなくなってきたとき、収入は一気に途絶え、さらに最低でも3人分の生活費がかかることになります。

現在ニートとして生活している皆さんは、漠然と「お金の余裕はもう少しあるはず。あと何年かは問題ないはず」などとたかをくくってはいませんか?

実際にあった例として、就職活動に失敗してそのままニートとなり、38歳まで無職で過ごしてきた男性・山本さん(仮名)がいらっしゃいます。

彼はニートとして過ごしてきた16年間、ほぼ毎日のように「このままではいけない」と、現状の自分を打破して社会復帰をしなければと思い続けていたそうです。

特に自分の精神状況を心配して、ニートであることに対して何もいわない両親に対する申し訳ない気持ちがとても強かったといいます。

しかし、それでも一度外界を遮断してしまった自分の心はなかなかいうことを聞いてくれません。

ご実家から約100mくらいの自宅に住み、その家賃はすべてご両親が負担。食事は2日に1回ほどのペースでお母様が運んでいっていたそうです。

ところがニート生活を始めて16年目のある日、お父様がその友人を連れて、ご自宅へいらしたそうです。そこでそのご友人を通して、働き出して欲しいことを告げられました。

内容を伺うと、当時ご両親は70歳を過ぎて体力の著しい衰えと、数年前にお母様が病を患ったことが原因で、これ以上どうしても息子を養えなくなってしまったとのことでした。

当時のご両親の貯金残高は本当にギリギリのライン。とても年金だけで息子を養うことはできません。それまでの16年間に及ぶ支援の結果、貯金はほぼ尽きてしまっていました。

山本さんはそれをきっかけにアルバイトを始めるところからトライしてみようとしました。

しかし16年間ひきこもったニート生活を続けた結果体力は異常なまでに衰えており、数時間の立ち仕事はとてもできる状態ではありませんでした。

しかし38歳という年齢で正社員として働いた経験のない人を雇ってくれるところは、アルバイトとはいえどなかなか見つかりません。すぐに働けそうなのは体力を必要とする仕事ばかりでした。

そこでまずはお父様が連れてきたそのご友人の息子さんが経営している会社の手伝いから始めることになりました。現在はそこでの労働を続けており、少しずつ社会復帰を目指していってらっしゃいます。

山本さんはこのようにおっしゃっています。「やむを得ない状況になってはじめて働かなければと本気で思えました。両親に対して申し訳ないの一言すら恥を感じて言えなかった自分が情けないです」

このように、年齢を重ねていくと通常の経済力ではニート生活を続けることはほとんど不可能に近いのです。今はよくても、将来的に必ず生活に歪みが生じてきます。

今回の山本さんの例では仕事先を工面してくださる方が近くにいらっしゃったからこそなんとかなっていますが、通常そのようなツテはないことが多いのです。

将来まともな生活をしていきたいと考えるのであればぜひ、今この瞬間に自分を帰るための働きかけを行なうことをおすすめします。

アルバイトではなく就職すべき理由

「働いた経験をつけておけばなんとかなるのではないか、アルバイトでもいいじゃやないか」と考えてらっしゃる方も少なくないかもしれませんが、実際問題アルバイトでは働いた経験としてカウントされにくいのです。

正社員として企業が応募者を吟味する際、まず確認するのはその人に就業経験があるかどうかです。そしてその就業経験とは正社員として働いた経験を指し、アルバイト経験は含まれません。

もちろんそのアルバイト経験が就職先で大いに役立つような内容であったなら話は別ですが、通常そのようなスキルや経験を培えるアルバイトはそんなに多くはありません。

また、過去に就業経験があったとしても、あまりにブランクが長いと昔働いているときのテンポ感が鈍くなっていると考えられ、それもまたマイナスに働いてしまいます。

やはり最近までバリバリと働いていた方と比較すると、仕事を覚えるスピードや遂行の速さにも差が生まれやすいものです。企業はそういった点も意識して採用を行なっています。

そして、通常未経験者として正社員に就職できるのは30歳がボーダーであるといわれています。したがって、30歳を過ぎて就業経験が全くない、あるいはアルバイト経験すらないという方は基本的に就職できません。

たとえ雇ってもらえたとしても過酷な労働を課せられるなどして精神的ダメージを受ける可能性が高いのです。

そうなるとなんとか働けたとしてもアルバイト雇用となりますが、アルバイトは年齢に関係なく業務内容が同じです。そしてアルバイトがさせてもらえる仕事といえば体力を使う仕事がほとんど。

事務のアルバイトなど体力をさほど必要としない仕事も多く存在しますが、給与も高く気が高いため10代や20代の若い層に仕事をとられてしまします。

結果的に体力が必要な仕事をするしか道がなくなり、そのうち年齢を重ねてくると次第にその仕事を続けることすらできなくなってしまいます。

しかもアルバイトは働いた分だけ給与が発生するため、逆に病気や怪我などで休めばその分収入が途絶えます。高齢のアルバイターは特に生計を立てづらいのです。

しかし正社員に就職することができれば、経験を積んでいくうちに指導者のポジションにつくことができたりと、昇給も見込めて体力もたくさん消費する必要がなくなります。

だからこそ、20代のニートであればまだ間に合うのです。働くことが怖かったり、面倒に感じたり、就職活動に踏み切れない理由は人それぞれだと思います。

しかし、ここまでこの記事をお読みいただいた結果自分の将来を少しでも案じたという方は、ぜひ一度就職について具体的に検討してみてください。今からなら十分間に合います。

ニートを脱却するには?

さて、ここでは20代のニートの方が簡単にマネできるニートの脱却方法についてお伝えしていきます。就職活動の前に、まずは社会に復帰していくための準備をここで軽く行ってみましょう。

生活リズムを整える

業種や業界にもよりますが、一般的な企業勤めの場合は始業が午前9時前後です。

職場までの所要時間が40分程度であると仮定した場合、始業が9時であれば自宅を出るのは少し余裕を持って午前8時過ぎ頃ということになります。

そして朝外出する準備については、男性であれば30分で準備が整うという方もいらっしゃるかもしれませんが、通常であれば1時間くらいはみておく必要があります。そうなると朝起きる時間は午前7時ということになります。

あくまで目安ですが、正社員として就職するとなると毎日このような早い時間帯に起床し外出する必要性が出てきます。

慣れれば特段つらいことでもありませんが、それまでニートだった方がいきなりこのような生活を行っていくのは至難の業でしょう。

普段夜遅くまで起きていて翌日は昼ごろに目を覚ましてブランチを食べていたなどというニートの方は、就職活動を行う前に今一度その生活習慣を見直し、正すことから始めるべきであるといえます。

正社員として企業などに就職すると、基本的に週5日の最低8時間は必ず勤務する必要があります。

正社員として就職した場合、遅刻や欠勤などを頻繁にすることは現代の日本では周りに良い印象を与えません。

立派な社会人として認められるに足るには最低限の社会人としての生活をこなしていく必要があります。

「朝は苦手で・・・」「体調がすぐに悪くなるんです・・・」などの言葉は自己管理が出来ていないことの言い訳として捉えられ、取り合ってもらえません。

まずは毎朝決まった時間帯に目覚め、体調を万全に保つためにも3食バランスの良い食事を摂ることが必要です。

そしてこのようにしっかり目覚めて食事をまともに摂るには、やはり普段から早く寝て普段から食事をしっかり摂る癖をつけておく必要があります。

早寝早起きはすぐにできなくとも、食事内容の改善は可能です。もしこれまで食事よりもお菓子を優先して食べてしまっていたなどという方はぜひその生活を見直してください。

というのも、お菓子はカロリーが高いですが、それはエネルギーにつながりにくいです。というのもお菓子からは栄養という栄養がほとんど得られないため、体力増加につながりにくいのです。

しかしそのお菓子を食べる文化の半分をきちんとした食事に切り替えてみると、数日経っただけで自分の体が動かしやすくなることに気づくのではないでしょうか。

ただしファストフードやカップラーメンなどの食品添加物だらけのものではさほど違いがありません。ぜひ緑黄色野菜などが入ったサラダや魚類なども摂取してみてください。

周りの人と積極的に話してみる

これまでニートとして生活を続けてきた方の中には、ほとんど外出することなくひきこもりがちになっている方も少なくないでしょう。

正社員として就職した場合、在宅ワークを除いては毎日外出する必要があります。

在宅ワークでの仕事に就くにしても、最初は外出するような仕事で経験を積んでからでないと、自己管理のできる人と認識してもらえず在宅ワークには就けません。

だからこそまずは外出することへのストレスをなくすためにも、自ら率先して外出する癖を少しずつで良いのでつける必要があります。最初は散歩などから始めてみてはいかがでしょうか。数分でもかまいません。

そして外出に慣れてきたら、コンビニの店員さんに商品の場所を尋ねてみるなど、少しでも構いませんので他人と話す習慣をつけていきましょう。

ニートの方は一人暮らしかご実家住まいなど、全く人と接していないか決まった人としか接していないというケースが多いことと思います。

そのままの生活を送っていくと他人とのコミュニケーションに恐怖を覚えるようになり、とても正社員として働いていける精神状況ではなくなってしまいます。ぜひトライしてみましょう。

また、長い間外出をしていなかったことで働く際に必要な体力が衰えてしまっているかもしれません。

少しずつ体力を回復するためにも散歩や近くへの買い物などに慣れたら、軽い運動やランニングなどにも挑戦してみると意外と有意義かもしれません。

周りの人や機関に相談する勇気を持つ

さて、ニートという存在は世間一般で批判を受けがちですが、それは全員ではありません。ご家族や仲の良かったご友人など、あなたの味方はきっとすぐ近くにいるはずです。

最初にご紹介した山本さんの例を挙げれば、山本さんはご両親へ謝りたかったのに恥を感じて謝ることができなかったとおっしゃっていました。

これはニートして生活を送っている方によく見られる傾向です。心の中では申し訳ない気持ちや感謝の気持ちがあっても、なかなか面と向かって伝えるとなると色んな感情が邪魔して難しくなってしまうものです。

そこで、もし近くの人に相談するのがどうしても怖い場合には、外部の専門の機関へ相談するのもひとつの手です。例えば以下のようなラインナップが考えられます。

*地域若者サポートステーション
*子ども・若者総合相談センター
*ひきこもり地域支援センター
*精神保健福祉センター
*生活困窮者自立相談センター

これらの機関に相談するのもニートを脱却する大きな手助けとなります。周りの人に相談するのが難しい場合にはぜひ活用してみてください。

ニートにおすすめの仕事5選

介護職

日本は少子高齢化が進むなかで寿命が延びていて、介護の需要が年々高まっています。日本全国で介護従事者が不足する状態となっており、ニートからでも採用される可能性が高いです。

これまでの経験があまり求められない職種であり、未経験でも不利になりません。採用されてから現場で仕事のやり方を教えてもらうことができ、不安を感じることなく就業できます。

介護職は基本的にお年寄りと接することが多く、高齢者と関わることに抵抗のない人に向いている仕事です。人に感謝される仕事で、他人のために奉仕することにやりがいを感じられる人も向いています。

ただし介護職は体力が必要となります。頭を使うよりも体を動かす方が好きという方には向いていますが、目指すのであればニート生活で減退しているであろう自分の体力をある程度復活させておく必要があります。

そうでなければヘタをすると自分の体に不具合が生じる可能性もありますので、ぜひ注意しましょう。

また、実際に身近な高齢者のサポートをした経験があるならば、それは介護職をする上でとても役に立ちます。そういった方はぜひ具体的に検討してみてください。

ドライバー

タクシーの運転手運送会社のトラックのドライバーなども20代のニートが就職を目指しやすい仕事のひとつです。

ニートの方でも普通運転免許を取っていれば働き始めることができますし、入社までに運転免許が取れる予定であれば就職面接が受けられる企業もあります。

また、ニートの方には人とそこまで接さない仕事がしたいと考えていらっしゃる方が多いですが、特にトラックのドライバーであれば人とコミュニケーションをとる機会は少なめです。

できるだけ一人でいたいというニートの方にはぴったりの職業だといえるでしょう。

なお、ドライバーの人材も募集している企業が多く人材の奪い合いになっているため、福利厚生を充実させて人材獲得を目指している会社が多いのが魅力です。

中には資格取得のサポートをしてくれる会社もあります。

例えば、第二種など特殊な運転免許が必要な企業でも、面接時に普通免許さえ持っていれば入社してから社費で免許を取らせてくれるなどです。給料を受け取りながら取得できる点は嬉しいですよね。

また、給与や手当てなど収入の面でも優遇されることの多いドライバー職は稼げる職種のひとつでもあります。これまで収入が無かった分を取り戻したい!という方にもおすすめです。

特にタクシー運転手の場合にはもらえる給与は歩合制が基本です。歩合制は基本給(基本的にもらえるお給料)にプラスで頑張った分の給与が上乗せで支給される仕組みです。

そのため、頑張れば頑張るほど最初のうちから高い水準の給与を受け取れる仕組みになっています。他にも特殊な免許を持っているドライバーの基本給が高く設定されている企業もあります。

タクシードライバーや長距離トラックの運転手などは勤務のリズムとして夜に働くケースもありますが、その場合は年間休日が通常企業の倍程度あったり、シフト制だったりとその分休暇が準備されています。

他にも勤務形態を選べたり、日勤のみの待遇の求人もあります。自分なりのワークライフバランスを作り上げたいという方や頑張った後は集中して休みがほしい方にも魅力的な仕事でしょう。

IT業界

IT業界といえば高学歴の方やエキスパートでなければ参入が難しいというイメージがおありかもしれませんが、実は20代のニートでも十分に目指すことが可能な職業です。

IT業界は近年の急速なインターネット技術の発展によって需要が急激に増加していますが、その分供給が追いついておらず、深刻な人材不足にあります。

そこで近年IT業界においては未経験者も積極的に採用する傾向にあり、イチからIT技術や知識を教育してくれる企業が増えています。就業経験のないニートの方に狙い目の仕事です。

さて、IT業界の中でも未経験者から就職を目指しやすいのはプログラマーです。プログラマーは、これまでの学歴や職歴があまり重視されない職種です。実力主義の世界であり、技術の有無が問題となります。

プログラマーになるための技術は雇用されてからしっかりと教えてもらうことができ、未経験でも安心できます。

またこれは論理的に考えて進める仕事で、頭を使うことが好きな人に向いている職種です。たとえば学生時代に数学が得意であったならば、論理的思考力が高いためプログラマーにも向いています。

集中力があり、ものを作るのが好きな人にも適した仕事です。基本的にデスクワークとなり一人で作業することが多いため、パソコンの前で黙々と作業をすることに抵抗を感じない人にも向いています。

ただし、未経験者でも採用してくれるとはいっても最低限の知識やPCスキルがなければ他のライバルに仕事をとられてしまいかねません。さて、そこでも20代のニートにはプログラマーがおすすめとなります。

というのも、近年のニートの方の傾向としてネットサーフィンやネットゲームなど、Web上の知識が一般の方よりも優れている傾向が強いのです。

だからこそ全くの無知である新卒者よりも有利に就職活動を進めることができる可能性もあながち否定はできません。ITパスポートなどの資格を取得しておけばより一層有利に進めることができるでしょう。

その場合でも基礎的な知識が多ければ多いほど資格の取得も容易になりますので、PCの扱いが好きだという方はぜひ検討してみてください。

清掃業

清掃業は特に体力に自信のあるニートの方におすすめです。清掃業は騒動異常にハードな仕事であると言われており、体力が著しく欠如している方には不向きです。

ただし給与は高く、作業系であるため頭を使うこともありません。そのため体を動かすことが好きな方やお金を稼ぎたいけれど頭は使いたくないという方に向いているといえるでしょう。

工場勤務

工場勤務の仕事もまた20代のニートが正社員を目指す際におすすめな仕事のひとつです。工場勤務の場合も人とコミュニケーションをとる機会が少なめです。

工場での仕事は主にライン作業になります。ベルトコンベアーにのって流れてくる部品に手を加えるような業務内容が考えられます。

もちろん工場の仕事にはこれ以外にも従業員を管理する立場の仕事も存在しますが、ニートから目指しやすいのはライン作業の仕事が主なものです。

将来的に人を統率するようなポジションにつきたいと考えてらっしゃる場合には、まずこのような基礎の業務からこなしていき、将来的にキャリアアップを目指すのがおすすめです。

細かい作業が得意な方や繰り返す作業を苦に感じない方にはかなり向いています。なお、夜型の生活に慣れきってしまっている方には逆に合っているかもしれません。

その工場にもよりますが、たいてい24時間稼動し続けているところが多いため、夜勤などで働けばより自分の負担にならずに働くことができるでしょう。

ちなみに余談ですが、工場の中でも可能であればパン工場系は避けておくのが無難であるといわれています。

働いていても特に辛くないという方もいらっしゃいますが、単純すぎる作業でしんどいという方もいらっしゃるようです。

また、パン製造時に発生する特有のニオイがしんどいという方も多くいらっしゃいます。ぜひ注意して就活を行ないましょう。


仕事選び

ニートにおすすめの就職方法

さて、ニートの生活を脱却していよいよ就職活動を開始できる!という段階になったなら、以下のいずれかを使って就職活動を進めていくのがおすすめです。

人によってはやりたい仕事がもうすでに決まっている方もいらっしゃるかもしれませんが、自分はどんな仕事をしていけばいいのか全くわからないという方がほとんどではないかと思います。

そういった方にも以下の3つの相談機関は有効ですので、ぜひそれぞれについて利用を検討してみてください。

ハローワーク

ハローワークは厚生労働省の機関で「公共職業安定所」が正式な名称です。全国各地に設置されており、求職者への就職支援のほか雇用保険の手続きも行なうことができます。

ハローワークでは就職活動に関する相談や職業訓練など、就職するためのサポートをしてもらうことが可能です。

ハローワークのメリットとしては、求人登録の際に企業側の金銭的な負担がないため求人登録数が多いことが挙げられます。

より自分の希望を叶えられる求人や、自分でも応募できる求人に出会える確率が高くなるのです。

また、ハローワークは全国各地に設置されているため、地元での就職先を探している人は利用しやすいでしょう。窓口で職員に相談すれば、企業に対する疑問点などを、電話で直接確認してもらえます。

自宅の最寄りのハローワークを利用すればその地域に特化した求人を探すことが可能となるため、自宅から通いやすい就職先を探すことが可能となります。

さて、ハローワークのデメリットは、中小企業の求人が多く大企業が少ないという点です。

ニートの求人選びでは大手よりも中小の方がより就職できる確率が上がりますが、大手を受けてみたいという方には少々不便かもしれません。

また、専門性の高い職種の募集も少ないので、ハローワークの求人だけではなく他の就職支援サービスを併用した方が良いでしょう。

なお、ハローワークは求人登録が無料であるためブラック企業の求人が混ざっていることがあります。求人票の内容と実態とがかけ離れていることもあるので、注意が必要です。

離職率が高いとしてもそれを事前に見極めるのは大変で、求人票を選別するには時間がかかります。他にもハローワークでは求人紹介を受けることができますが、担当者によっては適当に済まされる場合もあります。

ハローワークでは従業員に金銭が発生しているわけではないため、片手間に対応されてしまい、しっかりとした仕事選びが行なえなかったという話もよく耳にします。

求人サイト

求人サイトを使った就職活動は近年では非常にポピュラーな方法ですよね。これについては賛否両論があります。

まずメリットとしてはいつでもどこでも求人を探すことができるという点です。サイトによっては学歴や職種、働きたい地域などを入力するとそれに当てはまる求人だけをピックアップしてもらえます。

また、求人数もサイトによっては何千何万とあり、より自分の可能性を探りたい方には非常に便利なツールでしょう。

しかし、求人数の多さはメリットにもなればデメリットにもなり得ます。というのも、求人数が多すぎて候補を絞りきれないという方も少なくないのです。

また、求人サイトによっては求人の質があまりよくないものが多いところもあり、ブラック企業かどうかの見分けがつかないことも多いのです。

また求人サイトを利用する場合には自分一人で就職活動を進めていく必要があるため、仕事選びだけでなく、履歴書対策や面接対策なども自分一人で進めていかなければなりません。

ニートの就活ということを考えると非常にハードルが高いのではないかと考えられます。

エージェント

就職エージェントとは、就職したい人と人材を探している企業をマッチングさせるサービスのことです。履歴書やの書き方、面接に通りやすくなるコツなど、一人では対策しづらいところを徹底的にサポートします。

企業選びをプロのアドバイザーに相談して客観的に分析してもらったり、自分に合った企業を紹介してもらうことが可能です。求職者の希望や適性に合わせて、仕事を探してもらえます。

紹介された仕事に興味がなければ、断っても問題ありません。納得のできる仕事が見つかるまで、根気強く対応してもらえます。

ちなみに、就職エージェントは無料で利用することができます。なぜなら、求職者が利用料を支払うのではなく、採用者が決まると企業から就職エージェントに報酬が支払われる形となっているからです。

そのため、行政がおこなっている就職支援よりも手厚いフォローを受けることができたり、積極的に求人を教えてもらえる場合が多いでしょう。

無料で利用できる上にサポートが充実しているということで、求職者にとってはメリットの大きいサービスといえます。

また、就職エージェントのみに情報を掲載している企業もあるので、就活サイトでは見つからなかった条件の良い非公開求人を見つけられるかもしれません。

就職エージェントを利用するデメリットとしては、会社と直接やり取りするのではなく、就職エージェントを通す必要があるという点です。

質問したいことがあれば、基本的には就職エージェントの担当アドバイザーに一旦相談する形となります。

折り返しの連絡が増えるため、連絡するのが大変だと感じる人もいるでしょう。ただし、企業に直接聞きづらいことでも確認しやすいというメリットはかなり大きいです。

ただ、ニートを経験した方の中には「ニートだからってバカにされたり、まともな求人を紹介してくれないのでは・・・」という不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、民間サポートだからこそそういった心配は必要ありません。求職者にとって真にメリットを感じられる求人を紹介することができなければ、エージェント側の売上につながらないためです。

ちなみに、担当者と相性が悪く就職活動がスムーズに進まないという場合には担当者を変更してもらうことも可能ですので、エージェントの利用を試してみる価値は十分にあるのではないでしょうか?


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