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フリーターの生活の実態とは?正社員のメリット&デメリットと共に見る幸せの選択とは

フリーターは就職すべきだという意見をよく耳にするかと思います。現在フリーターをされている方も親御さんから「就職しなさい」などと言われているかもしれません。

しかし、実際のところは本当にフリーターの生活はそんなに危険だのでしょうか?単純に計算していくとフリーターでも正社員とさほど収入に差がないようにも感じます。

このコラムではフリーターの生活の実態と、正社員のメリットやデメリットを中心に、自分にとって本当に幸せな人生の選択にはどの道が適切なのかを皆さんと殿に見ていきたいと思います。正社員になりたい就職活動でこんな悩みを抱えていませんか

フリーターの生活の実態とは

フリーターの生活の実態は一体どんなものなのでしょうか?ここではメリットとデメリットにわけてその生活の実態を把握していきましょう。

フリーターのメリット

まずフリーターのメリットから見ていきましょう。ざっと一覧にあうるとこんな感じになります。

①好きな時に働ける
②掛け持ちなど働き方に制限がない
③責任が少ない

フリーターは数ある業務形態の中でもかなり自由の利く働き方で、好きな時間帯、好きな頻度で働くことができます。

正社員や契約社員として働く場合には通常就5日のフルタイム(8時間)を基本に働いていくことになりますが、フリーターの場合は週3日×5時間ずつなども可能です。

また職場の規則にもよりますが、ほとんどのアルバイトの仕事は仕事の掛け持ちが可能ですので、フリーターは2箇所や3箇所で仕事をすることも可能です。

たとえば週4日は職場Aで5時間、その後職場Bで4時間働き、週1回その日限りの日雇い系の仕事を数時間やれば結構な収入にもなり、複数の仕事をまたいでいるため仕事に飽きにくくなります。

なお好きな時に働けるということで、夢や目標、趣味のために時間を使いたいという方にも有効でしょう。実際に、ダンサーや音楽家志望、高校や大学に通い直している方など、フリーターとしいて働いている方は多いです。

またフリーターには業務上の責任がほとんどありません。もちろんミスをしてしまったらすみませんと謝る必要がありますが、ここでいう責任とはそういう意味ではありません。

アルバイトでは通常、失敗したら「取り返しがつかなくなるような仕事、または失敗したらその職場全体の収入に関わるような仕事を任されることがほとんどありません。

そのため、ある程度気負うことなく働くことができるということになります。また、それに伴いフリーターの方は仕事を休むことに対するハードルが低めです。

正社員の方ももちろん体調不良の場合や冠婚葬祭などは休むことができますが、その分業務が回らなくなり他の社員へ迷惑をかけてしまったり、休み明けに膨大な量の仕事が溜まってしまうというリスクがあります。

その点、フリーターは他の従業員の仕事量を増やしてしまうというリスクはあるものの、正社員ほどの大変さはありません。だからこそ長期間の旅行にも行きやすいですし、ストレスもかなり少ないはずです。

以上の内容からフリーターの生活はおしなべて楽しいものである、ラクである、羽を伸ばすことが出来て自由な人生を送ることができるなどの認識をお持ちの方は少なくありません。

しかし、フリーターにはデメリットもありますので、それを確認してから判断しなければなりません。それでは見ていきましょう。

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フリーターのデメリット

さて、ここからはフリーターのデメリットについてです。これもまずは一覧で把握してから詳しく見ていきましょう。

①仕事を休むと収入はゼロ
②仕事にやりがいがなく退屈
③スキルがつきにくい
④正社員との賃金格差がすごい
⑤ローンが組めない

フリーターは休みやすいと上記でお伝えしました。確かに休みやすいです。しかし、休みやすい代わりにその分の収入は一切入ってこないという事実を知っておく必要があります。

通常フリーターに有給休暇はありません。ごく稀にある会社も存在しますがほとんどは仕事を休めば収入はゼロです。その代わり働けば働くほど収入は上がりますが、その分働き続ける必要があるのです。

そしてフリーターの方は仕事をしていく上での責任がほとんどないというお話しもしましたが、その分誰にでもできるような単純な作業や頭を使わない仕事を中心に与えられます。

そうなるとまず、働いていく上での楽しさや面白さ、やりがいを感じづらくなります。ということはフリーターの方はただお金のために働いていくことになりますが、お金をもらうためだけに働くというのは案外苦しいものです。

お金をもらうためだけに働いていると「まだ○時だ・・・」「早く帰りたい・・・」などとネガティブな考え方ばかりに偏ってしまう傾向があります。

フリーターのほとんどの方に経験があるかと思いますが、時間の流れが遅い仕事って本当に苦痛ですよね。

そして時間が早く過ぎ去るような仕事は体が少し疲れを感じる分、「やりきった~!」というすがすがしい達成感もあります。

ちなみに、フリーターには単純な仕事や思考力を必要としない仕事を任されるため、スキルがつきにくいというデメリットがありおます。

「別にスキルなんかなくても平気」という方もいらっしゃるかもしれませんが、今後いざ就職したいとなった場合にスキルが全くない状況ではかなり苦戦を強いられることになります。

なお、フリーターの収入と正社員の収入にはさほど違いがないと考えている方が多いかもしれませんが、フリーターには正社員と違って大幅な昇給や賞与がありません。

そのため、月々の手取りの給与はさほど変わらなくても年収として計算するとかなりの差があります。

そして正社員の昇給は経験を積むほどに額が上がっていきますので、年齢を重ねれば重ねるほどそれまでに得てきた収入には大きな差が生まれるのです。

ちなみにフリーターの平均年収は約200万円~250万円であるといわれています。

パートやアルバイトの場合には社会保険が完備されていない職場が多いため、たいていの場合は国民年金や国民健康保険に加入することになり、それに所得税や住民税などの税金も納めなければなりません。

額面の給与額だけを見てフリーターでも十分生活をしていけると考えてしまっては非常に危険です。たとえ額面で約18万円ほどの収入があっても、実際の手取り額は13万円くらいになっているのです。

13万円といえば、都内で一人暮らしをした場合にかかる支出とほぼ同額です。ということは貯金がほとんどできないということになってしまい、その日限りの生活を永遠にしていくことになってしまいます。

また、フリーターはその収入の不安定さから社会的信用の面において不安定であり、ローンなどを組むことが出来ません。

実は自営業でマンションのローンを組むのって、かなり審査が厳しいのをご存知でしょうか?「え?自営業ってお金持ちなんじゃないの?」と考えがちですが、自営業もまた収入が不安定な働き方。

コンスタントに収入を上げている実績やその時の貯蓄額がある程度の額でなければ、たとえばマンションのローンを完済することに対するリスクが大きいとして購入自体を突っぱねられてしまうのです。

このようにフリーターには実に多くのデメリットがあり、そのどれもが将来の生活に対して不安をもたらすような内容となっています。

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フリーターと比較した正社員のメリット&デメリット

正社員のメリット

さて、正社員にはどのようなメリットがるのでしょうか。これも一覧にしてみました。

①生涯賃金がフリーターの3倍
②やりがいを得やすい
③良い職場に転職しやすい
④ローンを組める

フリーターの皆さんは「正社員はつらい」「正社員は自由が利かない」「正社員は働きまくらなければいけない」などのイメージをお持ちではないでしょうか?

しかし冷静に考えて見ると、現代日本社会に生きる多くの人が正社員として働いており、その多くがまともに生きていくことが出来ています。

定年退職をしたあとに静かな生活を送ることができているのも、正社員として安定した収入を稼ぎ、頑張ったからこその円満家庭を築くことができた証拠かもしれません。

正社員として働いていくことがそんなに危険なことであれば、今ごろ大多数の方が正社員ではなくフリーターとしての生活を送っているのではないでしょうか。ではなぜ人は正社員として働いているのか。

それは、正社員として働く方がフリーターや契約社員、派遣従業員と比較してメリットが多いと感じているからに他ならないでしょう。

もちろんその限りではありませんが、フリーターにメリットを感じればより自由の利くフリーターを選択しているはずです。では一体どんなメリットがあるのでしょうか。

まず、正社員はフリーターと比較して年収が高く、生涯賃金で換算すると約3倍もの収入が見込めます。

フリーターではその日限りの生活を余儀なくされて精神的な負担もそのうち出てきかねませんが、正社員としいて真面目に働いていれば、収入の面で不安になる必要がありません。

また定期的に訪れる昇給や賞与を励みに頑張ることもできますし、昇給については日々の取り組みが評価されますから、日々仕事にいそしみやすくなります。

なお、業種にもよりますが正社員はその企業の利益に直接作用する責任のある仕事を任されます。

責任があるということでストレスになってしまう場合もありますが、その分やりがいを得られて有意義な時間を過ごすことができます。

正社員として成果に愚直に向き合った働き方をしていれば、「まだこんな時間かぁ」ではなく「もうこんな時間か!」と嬉しい誤算も日々発生するでしょう。

なお、このように日々の業務にいそしむことで自分の気づかぬうちにスキルや経験がついていきます。そのことから更なるスキルアップや収入UPを目指して転職したいと考えた場合により有利になるのです。

スキルや経験がない人材を必要とする会社はありません。あるとすれば、それは雇うだけ雇って使い捨てようとするブラック企業でしょう。ただラクをしようとしているとこういった企業で精神を削られてしまいかねません。

なお、正社員は安定した収入を見込めるということでマンションや車の購入に際してローンを組むことが出来ます。より生活を豊かにしたいという方にはとても大きなメリットといえるのではないでしょうか。

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正社員のデメリット

さて、もちろん正社員にも以下のようなデメリットがあります。

①フリーターよりも休みにくい
②最初は仕事中心の生活になりがち
③仕事への責任を取るリスクがある

さて、先ほどから何度か触れているように、正社員は業務上で責任を負うことになります。

職種にもよりますが、この内容でいつまでに○○万円分の利益を上げなければならないなどという、フリーターとは比較にならないような規模の仕事をすることになるでしょう。

その場合、期日が迫っているときに旅行にいくなどの無責任な行動をするわけにはいきません。社会人として当たり前のことです。

そのため、休むことは可能ですがタイミングによっては休むべきではない時期や期間が発生します。また体調不良で休むことは、もちろん可能ですし誰もそれを悪くは思いませんが、これもまた注意が必要です。

社会人は体調管理をしっかりしておくことが前提という認識が社全体でありますので、しょっちゅう体調不良で休むような場合には周りから「どうなの?」という反応をされるかもしれません。

なお、正社員として働き出したばかりの頃は覚えることも多く、仕事のことで頭がいっぱいになることも考えられます。

その場合にはしばらく仕事を中心にまわる生活に突入することになりますので、先に頭に入れて起きましょう。

ただし、実際にその状況になってみると意外と平気だったりするものですので心配は必要ありません。だからこそみんな正社員として働くことができています。

なお、正社員には責任があるため、大きな失敗をしてしまった場合にはしっかりと責任をとらなければなりません。

通常は厳重注意や始末書などで終わるかもしれませんが、ひどい場合には減給や懲戒解雇もあり得ます。

懲戒解雇レベルの失敗については、失敗というよりは不正である可能性が高いため、これはフリーターでも同じかもしれませんが、アルバイトをクビになるのと正社員雇用をクビにnなるのとでは、その後の仕事探しに与える影響は雲泥の差であるといえます。

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フリーターとしてアルバイトを続けるのと正社員で働くのでは、一体どんな部分が違うのでしょうか。

生涯賃金が違うと聞くけど、アルバイトの方が手取りが多そうだし休みも取れそうと考えている方もいらっしゃるでしょう。

お金や待遇だけでなく、今後の生活に与える影響なども含めフリーターと正社員の違いと就職するメリットをまとめました。

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フリーター生活から正社員への就職を考えたものの、何から始めればいいのかわからない!という方も多くいらっしゃることでしょう。

ここでは就活に必要なポイントを押さえて、フリーターから就職して正社員になるために必要な情報をまとめました。

未経験からでも就職しやすい業界・職種

さて、ここでは職種・業界未経験のフリーターの方でも就職しやすい仕事について4つ後紹介していきます。この中に自分に合いそうな業界があるかどうか、ぜひ自分の性格や希望と照らし合わせてみてください。

接客・販職

「接客・販売業」についてはある程度イメージがつきやすいかと思いますが、単純に言ってしまえばお客様にものを売る仕事です。

ただ「ものを売る」という点で営業と似た印象をお持ちの方もおられるかと思いますが、販売は店舗などで購入意思のあるお客様に対して購入を促すのが主な仕事ですので営業職に比べて少々ハードルが低いと考えられます。

接客・販売系統の業界や職種も未経験歓迎の求人が多く、学歴も重視しない求人が多いです。

また接客・販売職も明るくやわらかい印象の方に向いており、基本的なコミュニケーション能力やわかりやすい説明をするスキルが求められますが、これらは練習すればできるようになりますので心配は無用です。

営業職

生活の中でもよく耳にする「営業職」。これはお客様へ自社商品やサービスなどの購入を促進して契約を取りつける仕事のことを指します。

営業では、比較的その商品やサービスを購入したいという意志の低いお客様に対してもその商品やサービスの内容や利点を解説し、最終的にご購入いただけるように進めていきます。

また営業職の中でも扱う商品やサービスによって仕事の種類は多岐に渡りますが、どの営業職も人と接する仕事であるため、それぞれに向き不向きがあると考えられます。

営業職は接客・販売職と並んで未経験者歓迎の求人が多く必要な資格もない上に、学歴よりも実力を大きく重視する傾向にあるため、その時点で営業のスキルがなくてもやる気とガッツがあれば問題なく転職できます。

そしてやる気の高いフリーターには嬉しい要素として、営業職は努力次第で多く収入を得ることも十分に可能です。

営業職に向いている人物像はやわらかい雰囲気のある方や明るい方で、コミュニケーション能力や相手の話を聞く能力、負けん気を持って突き進む行動力が求められます。

営業職を視野に入れている高卒者の方はぜひ、この職種が自分の性格に合っているかどうかを今一度確認してみましょう。

営業職は単に商品やサービスを売り込む仕事ではなく、お客様に「価値」を提供することのできる素敵な仕事です。興味がある人はぜひ就職を考えてみましょう。

介護職

介護業界は少子高齢化の流れにより、人手不足が続くことが予想される業界です。体力に自信があり、コミュニケーション能力に長けている人が望まれます。

介護職として働く場所としては、ホームヘルパー、特別養護老人ホーム、デイサービス施設などです。深刻な人手不足のため、20代でなくても正社員として採用される可能性があります。

ただし、まったく知識がない状態から、介護職の採用を目指すのは難しいので、先に専門の資格を取得しておくのが良いでしょう。

介護職の資格としては、「介護初任者研修」がおすすめです。この資格を取得するためには、130時間の研修を終え、筆記試験に合格する必要があります。

個人差はありますが、毎日通学すれば約1か月、通信講座の場合は3か月程度かかる場合が多いです。ただし、自宅でおこなう通信講座だけでは、実技の研修を終えることができません。

通信講座であっても、通学による演習が必要であることに注意しましょう。介護職で採用されたら、その後は働きながら、ケアマネジャーや介護福祉士を目指すことも可能です。

人手が足りない業界ですので、介護職の資格があると正社員として雇ってもらいやすく、重宝されるでしょう。誰かの役に立つことが好きで、社会貢献をしたいと考える人におすすめの職業です。

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事務職

「事務職」とは書類の作成・処理、ファイリングなどの整理、電話応対・来客応対、その他データ入力などの業務全般を担う、その組織にとって必要不可欠な仕事を指します。

そして事務職は扱う内容によってさまざまな種類が存在し、一般事務、営業事務、経理事務、人事事務・労務事務、総務事務、医療事務、学校事務などが存在します。

事務職は基本的に資格が不必要な場合が多いため、未経験のフリーターで特に学歴に強みがなくても転職することが可能です。

ただし事務職は他の正社員の方のサポートをすることが主な仕事です。したがって回りに気を配ることができる能力が必要です。

また、事務職の場合は複数の業務を同時にこなす必要がありますので、物事を並行して同時進行させることができる人はかなり向いていると考えられます。

プログラマー

フリーター未経験の方へおすすめの職業の代表格といっても過言ではない「プログラマー」です。この職業の主な仕事は、プログラム設計、プログラミング、単体試験になります。

詳細設計の内容を確認して、指定のプログラミング言語のどの関数を使用してどのライブラリを使用して、どのようにロジックを組み立てていくのかといったプログラム構成を設計します。

そしてその後、実際にコーディングを行い完成したモジュールを単体で動作させ、試験を繰り返してバグを潰していくのがメインの仕事です。

つまりプログラマーとは、そのプロジェクトにおいて一番最後の工程を担う、非常にやりがいのある仕事なのです。

ちなみに上記の「コーディング」「モジュール」といった用語の意味がわからず、「プログラマーなんてややこしそうでとっつきにくい!」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、このような感覚はIT業界に入った新人全員が感じるものだそうで、最初はちんぷんかんぷんでも次第に慣れてきて内容をしっかり掴んでいけるようになるのだそうです。

またプログラマーをはじめとしたIT業界の仕事は基本的に学歴よりも実力を重視する実力主義の世界。したがって学歴を気にする人はIT業界にはおらず、努力した分だけ評価される業界なのです。

フリーター・未経験で興味のある方はぜひ飛び込んでみましょう。

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とはいえ就職に不安を感じている方も多くいらっしゃることと思います。その場合は就職エージェントの利用がおすすめです。

【おすすめコラム】20代フリーターにおすすめの仕事4選を紹介!なぜ正社員の方が良いのか検証

20代のうちはともかく、30代40代と年齢が上がるにつれて、正社員として安定した生活を送りたいと考える人も増えてきます。しかし、誰もがいつでも正社員として雇ってもらえるわけではありません。

正社員になるチャンスをつかむためには、早めに動き出すことが肝心です。今回は、フリーターよりも正社員の方が良い理由と、20代のフリーターにおすすめの仕事、就職における注意点などを解説します。

【おすすめコラム】20代で正社員になれない人の特徴とは?フリーターの就活に有利な職種、体験談

新卒で就活をしなかったり、就活に失敗したりしてフリーター・契約社員として働いていると、正社員でないことに不安を感じてしまうこともあるでしょう。

しかし、正社員を目指すなら年齢が上がれば上がるほど難しくなってしまいます。したがって正社員への転職活動は20代のうちに始めるのが良いです。

そこでこの記事では、20代のフリーターや契約社員の人が正社員に就職するために押さえておきたいポイントなどを解説します。

フリーターから就職した人の体験談

さて、ここではフリーターを脱却して正社員に就職することができた先輩の体験談をご紹介します。フリーター時代と何がどんな風に変わったのでしょうか。

家族を養うことができるようになった(Nさん 29歳・男性)

「僕は27歳までフリーターとして働いていたのですが、当時付き合っていた彼女との結婚を意識するようになり、結婚生活をしていくにはどのくらいの費用がかかるのかを試算してみたんです。

すると想像以上にお金がかかることがわかってびっくりしました。彼女とは最低でも子供は2人ほしいと考えていたので、その学費を考えるとてもフリーターでは養っていける金額ではありませんでした。

正直なところ僕がフリーターをしていたのは就職するっていうのがどうしても面倒くさかったことが理由だったのですが、彼女の真剣な顔を見てると、いつまでもわがままを言っていられないなと思って腹をくくりました。

結果、彼女と話合った上で就職することに決めて、まずは仕事探しから始めました。当時キッチンスタッフとして働いていたレストランでの正社員の話は前からでていたのですが、その店は人手不足すぎて辛かったので断りました。

結果ネットで見つけたエージェントを利用して2ヶ月足らずくらいで内定が出て正直びっくりしたのを覚えています。正社員になれるかどうかも不安だったのに本当に感謝しています。

今は当時の彼女と結婚して第一子が生まれるのを待っているところです。父親として子供たちのためにも頑張らないとなと、面倒くさいどころかむしろやる気と幸せな気持ちに満ち溢れてます(笑)。」

この体験談でNさんは、現在の奥様と将来について考えた時に就職するべきだという判断に至ったようです。今自分たちが幸せかどうかではなく、将来の自分たちの幸せについて考えたんですね。

この体験談のポイントは、お子さんを産みたいと考えたときに必要な経済面から逆算して正社員への就職を決めたという部分です。

この世界に生きる大半の方が、「生まれたくて生まれたわけじゃないのに!」「勝手に産んどいてそんな言い方するなよ!」などと親御さんに言いたくなった経験があるのではないでしょうか。

当たり前かもしれませんが、この世界に生きる全員が「生まれたい」と思って生まれたわけではありません。しかも、望まれないまま生まれた命も悲しいですが中にはあります。

子供ができてしまったから産んだけど、面倒になったから放置したなどの痛ましい事件は数多くあります。また、お金がなくて十分な食事を与えることができないという家庭も一定数存在します。

だからこそ、子供を産みたいと考えた親はできるかぎりその子供が幸せに生活していけるようにサポートするのが最も理想的な形なのではないでしょうか。だからこそ、可能な限り経済面の不安も減らしておきたいですよね。

Nさんは就職することを面倒くさいと考え続けていましたが、奥様とお子さんのために勇気を出したのです。本当にすばらしいお父さんですね。


会員が受けられるサービス

貯金ができるようになった(Fさん 25際・女性)

「青森から上京してきて一人暮らしをしているんですが、フリーターをしていた頃は収入と支出がほとんど変わらなくて、貯金がさほどできてませんでした。

時に都内は家賃が高いのでアルバイトのお給料が高くてもそんなにプラスが出るわけでもないんですよね。家賃を含めた生活に必要な出費に加えて洋服代や飲み代も入れるとすぐお金がなくなりました。

ずっと画家を目指してて多少仕事をもらえるレベルにはなってきてたんですが、それでも労働力に見合うほどの対価をいただけるほどのレベルにはまだ達してなくて、漠然と「私大丈夫かなー」とは思っていたんですが。

両親が東京に遊びに来た時にその時の生活の状況を伝えると、「もう20代半ばになったし、就職しながらでも画家は目指せるんじゃないの?」と母が優しくいってくれたのをきっかけに就職しました。

結構落とされはしましたがなんとか自力で就職して、今は副業OKの仕事について、画家の仕事もやりながらなのでプライベートな時間は少ないですが、安定した収入の中で結構楽しくやれています。

就職して大きくかわったのはやっぱり貯金ですね。フリーターの頃は正社員の収入とそんなに変わらないと思っていたんですが、私の職場は賞与がまぁまぁでるので、結果的な収入はけっこう違うんですよね!

お金の話ばっかりになってしまって恥ずかしいですがw生活をしていく上ですごく大事なことかなと思いました。」

さて、このFさんの体験談では貯金について言及されていましたね。

やはり一人暮らしをしていると貯金をしていくことは難しく、特にフリーターの方には昇給も賞与もありませんから、正社員の方と比べると結果的にかなり開きがあります。

Fさんについては器用な方で正社員として働きながら副業として画家のお仕事をされているということなので、努力が必要な分、貯金はしっかりできているようです。

画家さんとしてはパンフレットやポスターのデザイン画や、CDジャケットのイラスト作成などを引き受けてらっしゃるとか。すごいですね!

フリーターの就職活動でこんな悩みを抱えていませんか

自分にとっての幸せは○○しない選択をすること

さて、ここまででフリーターの生活を続けていてはいわゆる”普通の生活”を営んでいくことが難しいこと、そして就職して正社員として働くことによってより豊かな生活をすることができるようになる事実をお伝えして来ました。

実際にどちらの生活を選ぶのかどうかは本人の自由です。今よりラクで楽しい生活を営んでいくことができるならフリーターを選びたいというのもよし。

また将来年齢を重ねて体が辛くなってきたときにラクをすることができるように、今正社員に就職して将来のためにお金や経験を蓄えたいというのもよしです。

ただ、ひとつお伝えしておきたいのは、最終的に自分ができるだけ後悔しない選択を行なうことが、自分が最後天国へ行くときに「幸せな人生だったな」と思うことができるかどうかの分岐点ではないかということです。

今この瞬間の楽しさやラクさを選んだ方が将来後悔しないのか、将来苦しみやつらさを味わわない選択をした方が後悔しないのか、今一度自分の心に問いかけてみてください。

その時の心の反応が、あなたを最終的な幸せに導くことでしょう。

そして、もし将来つらくない人生を過ごしていきたいと感じたなら、20代の若いうちに就職活動を始めることをおすすめします。30代になってしまっては一揆に就職できる仕事が減ってしまうからです。

とはいえ、現在フリーターで就職活動をした経験がほとんどないという方にとっては、一人での就活のハードルはとても高いものでしょう。

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おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。

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