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意外と知らない!履歴書の学歴欄・正しい書き方&注意点【見本つき】

中退や浪人、留年した場合の学歴の表記など、履歴書の学歴欄には書き方に悩みやすいケースが多く存在します。

そこで本記事では転職のプロの観点から、記入例を挙げながら履歴書の学歴欄の正しい書き方をご紹介!学歴欄で企業がチェックしているポイントなども含めてわかりやすくお伝えいたします。

少しでも皆さんの転職活動のお役に立てば幸いです。

【動画版】今さら聞けない!学歴欄の書き方

下記の動画では、本記事の内容を要約しアニメでわかりやすく解説していますので、文章が苦手だったり動画でチェックしたいという方はぜひこちらをご覧ください。

【見本つき】学歴欄の書き方の基本

まずはじめに、学歴欄とは自分がどのような変遷を辿って現在にいたるのかを、採用担当者に分かりやすく示すためのものです。まずはこの方向性を把握してから書くようにすると、書き方に迷いにくくなります。

学歴欄は基本的に、高卒以上の方の場合には学歴欄に高校以降の学歴を記載します。もちろん中卒の方は中学校のみでかまいません。

その場合、見た目がさみしいなと感じた際には小学校名を書いても問題ありませんが、特別名門の私立小学校などでない限りは書いても書かなくてもさほど違いはありません。

なお、下記に詳しくお伝えいたしますが、学校を中退された方は中退の事実も学歴欄にて明らかにしておく必要があります。

実際にある学歴を事前に伝えていないなど、事実とは異なる学歴を記載してしまった場合には虚偽の申告をしたと判断され、入社できたとしても発覚次第懲戒処分を受けることにつながりかねません。

定時制に通っていたにも関わらずその表記をしない場合も同様ですので、個人的に伝えたくない学歴があったとしても、ここは正直に伝えましょう。

ちなみに、中退理由にもよりますが、中卒の事実だけを書いておくよりも高校中退の表記があった方が採用担当者によっては好印象を受ける場合もあります。

履歴書の学歴欄で企業は何をチェックしてる?

さて、履歴書を書き進めるにあたり、そもそもどうして企業に学歴について伝える必要があるのかを皆さんはご存知でしょうか?

ここでは学歴によって採用担当者が何をチェック・判断しているのかを簡単にお伝えします。それを知ることによって、今はよくわからない書類作成の趣旨が明らかとなり、不安が緩和されるのではないでしょうか。

まず大前提として、まだまだ学歴によって内定者をある程度絞っている企業は多く存在しています。”大卒以上””高卒以上”などの文言が求人サイトに飛び交っているのを見ると、特に実感しますよね。

ただ、これは学歴によって人を差別しているわけではありません。

特に大企業や人気の高い職種においては、中途採用の場合であっても常に複数の応募があるため、学歴を問わずすべての応募者と面接をするのは物理的に困難です。

そのため専門職など、業務上論理的思考を必要とする場合などにおいては、中でも学習してきた期間が長い大卒者などを対象に、事前に応募資格を線引きすることがあるのです。

ただし、営業職など結果がすべてとされる実力主義の職種や、ベンチャー企業などの急成長を必要とする会社においては、学歴で線引きをすることなく本人のやる気や人間力を重視した採用を行う傾向にあります。

そこで、採用担当者はそれら多種多様な応募者の学歴を履歴書で確認することによって、本人の人間性を参考程度に確認する傾向もあります。

というのも、学歴欄ひとつで(参考程度にですが)その応募者の人間性を予測することが可能だからです。

たとえば浪人をして大学に入った方であれば、失敗してもめげずに努力ができる印象を抱く採用担当者もいます。

もちろん、人によって感じ方に差があるためあくまで参考レベルですが、履歴書ではこの要素と職歴で応募者の人間性の大枠を予測し、志望動機を読んでよりそのインサイトを深めています。

中には学歴や職歴の情報のみでは印象があまり良くない方でも、志望動機を読んで一気に印象が変わる場合も多くあるのです。

志望動機が履歴書の中でも特に重要だといわれるゆえんはここにあります。しかし、学歴欄や職歴欄の他にも志望動機にまで細心の注意を払わなければならないというのは、なかなか大変ですよね。

参考までに、近年20代の若者を中心に人気の高い転職エージェントを利用すれば、このような一人では対策が難しいケースにも対応してアドバイザーがプロの観点からサポートしてくれるため便利です。


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【ケース別】履歴書の学歴欄の書き方!こんな時はどうすればいい?

さて、ここまでで学歴欄を見て企業が何をチェックしているのかを把握していただけたかと思います。しかし、当たり前ですが学歴は千差万別。人それぞれで書く内容が異なってきます。

中には高校や大学を中退していらっしゃる方や、企業内で部署異動をされた経歴のある方など、学歴をどのように書けばよいのか悩む方も多くいらっしゃるでしょう。

そこで、ここでは悩みやすいケース別に学歴欄の記載方法をお伝えいたします。

中退した場合の書き方。不利にならないための注意点

悩みやすいケースの中でも多いのは、学校を中退した場合でしょう。先にも少しお伝えいたしましたが、大前提として中退した経歴があれば必ず学歴欄に記載してください。

万が一記載しないまま企業に入社した場合、発覚した場合には虚偽の申告をしたとして、懲戒処分を受けることになりかねません。「忘れてました・・・」では済まされないため十分注意しましょう。

ちなみに、中退した事実が直ちに不採用へつながるようなことはありません。

学校を中退する理由にはネガティブなものばかりでなく、本人の病気や家庭の経済的事情などやむを得ない場合があることを、採用担当者は想定しているからです。

それよりも、採用担当者にとって重要なのはその先なのです。学校を中退した後、その応募者がどのような成長を遂げ、どのように働いていきたいと考えているのかを、担当者は採用の判断材料にしています。

企業が応募者の過去を見るのはあくまで参考としてであり、大切なのは今後どのように働いてくれるのか、どのように企業へ貢献してくれるのかという点なのです。

したがって、中退した事実を書いても不利になるようなことはないと考えて問題はありません。

なお、中退理由について記載する必要は必ずしもありません。中でも人間関係での悩みや勉強が嫌になったなどのネガティブな理由で中退したのであれば、記載するのは一旦避けた方が無難でしょう。

ただ、上記にお伝えしたような自身の病気や家庭の経済的事情の他、「○○職に就きたいと考えいち早く専門学校へ進学することを決意した」「留学のため」などポジティブな理由であれば記載しても問題ないでしょう。

さて、以上の内容を踏まえて中退した場合の学歴欄の記入例をご紹介します。ぜひ参考にしてください。

【中退理由を記載しない場合】

2018年3月 ○○高等学校 卒業
2018年4月 □□大学 経済学部 経済学科 入学
2019年9月 □□大学 経済学部 経済学科 中途退学

【中退理由を記載した場合】

2018年3月 ○○高等学校 卒業
2018年4月 □□大学 経済学部 経済学科 入学
2019年9月 □□大学 経済学部 経済学科 中途退学
家庭の事情により退学

浪人・留年した場合、留年経験は履歴書に書くべきか

さて、上記では中退の事実を学歴欄に明記する必要性をお伝えしましたが、浪人・留年した場合には記載する必要がありません。

学校への入学時期と卒業時期を書くだけで浪人や留学の事実が伝わるからです。

語学学校が学歴に入るか

中には語学学校へ通った経験のある方もいらっしゃることと思いますが、転職先で語学スキルが必要とされる(活かせる)場合には記載した方が強みをアピールできるでしょう。

その場合には、コース名などを記載しておくと学習した内容を伝えられるため、よりアピールに有効でしょう。ただし、あまりに情報量が多く学歴欄に書きづらい場合は、講座名を端的に書くのみでかまいません。

どの程度具体的に記載するかは、転職先でどの程度語学スキルが求められるかによって調整しましょう。

学歴の間に職歴が入る場合にどうすべきか

学歴と職歴は完全に区別して記載して問題ありません。学歴は学歴で、職歴は職歴で事実をそのまま記載しましょう。学歴欄の途中に数年の空白があっても、職歴欄を見れば採用担当者はすぐに理解できます。

ちなみにこれは必ずしも必要ではありませんが、職歴の一番下に就業経験を経てまた学校へ通い始めた理由を書いておくと親切かもしれません。

ワーキングホリデーの経験の記載について

ワーキングホリデーの経験は貴重なものです。ぜひ履歴書でアピールしておきたい要素ですが、履歴書では学歴と職歴を分けて記載するため書く場所に困ってしまいますよね。

その場合には職歴欄の下に一行空けるなどして、別途ワーキングホリデーを経験した期間について記載しておくとわかりやすいのではないでしょうか。

海外との関わりがあるような仕事に転職したいのであれば、ぜひアピールしておきたいポイントです。

とはいえ、どうしても一人では学歴欄の書き方が正しいのか、恥ずかしくない履歴書が作成できているのか、これで提出しても印象を悪くしてしまわないか不安だという方も多くいらっしゃることでしょう。

中には書類選考で落とされ続けてしまい、原因がわからずお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか?そこでぜひ知っていただきたいのが、転職のプロである転職エージェントの存在です。

転職エージェントではプロの観点から履歴書の書き方を徹底サポートしてもらえるため、20代の中でも特に、転職に慣れていない方や未経験の職種に転職したい方を中心に人気となっています。

中にはイチから作成のアドバイスをもらっている方も多くいらっしゃり、履歴書だけでなく職務経歴書もサポートを受けながら簡単に作成できます。

そもそも転職エージェントとは、求職者に対して提携している企業の求人を紹介することを主なサービスとして展開している民間の就職支援サポートを指します。

例えば私たち第二新卒エージェントneoでは第二新卒者をはじめとした若者を対象にサービスを展開しております。

お一人お一人をプロの転職アドバイザーが担当させていただき、個人の希望条件や性格、適性に沿った求人をご紹介いたします。またその他履歴書・職務経歴書の添削やアドバイスはもちろん、本番さながらの面接対策も行っています。

加えて面接後のフィードバックや入社後のケア、個人では行いにくい企業との交渉ごとも第二新卒エージェントneoではすべて代行。就活が非常にスムーズだったとのお声を多くいただいております。

なお、第二新卒エージェントneoの強みはなんと言ってもアドバイザーの丁寧さと人柄のやわらかさ。「人見知りで対人が苦手・・・」という方にも高評価をいただいております。

ご相談からでもかまいません。私たちのサービスはすべて無料で就職、転職どちらにも対応しておりますので、一人での履歴書作成でお悩みの方はぜひ利用を検討してみてください。


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おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。

「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。

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