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事務の仕事内容とは?詳しい職種や平均年収、活かせる能力やスキルを調査!

中でも人気の高い事務職。事務職と言えばデスクで黙々と作業をこなすイメージが強いですが、実際のところはどんな業務を行っているのでしょうか?

本記事では、事務の仕事内容や詳しい職種紹介、平均年収などを徹底リサーチ!少しでも参考になれば幸いです。

事務の仕事内容徹底解説!

下記の動画では事務の仕事内容の他、得られるやりがいや向いている人の特徴などをアニメでわかりやすくご紹介しています。短時間でチェックしたい方はぜひこちらも参考にしてください。

事務の仕事内容とは?

事務職とは、書類作成・処理・ファイリング業務や電話対応、データ入力や伝票処理、来客対応などの一般的なオフィスワークを行う仕事です。具体的には以下のような業務内容が挙げられます。

職場にもよりますが、一般的に事務職は残業が少なく、ワークライフバランスを重視したい生活を送りたい方に向いています。未経験からでも参入しやすく、求人数も多いため人気の職種となっています。

一般的に事務職としてイメージされるのは一般事務(OA事務とも呼ばれます)ですが、他にも経理事務営業事務など多くの職種が存在しています。

ここではそれら一般事務以外の事務職について、代表的なものを4つご紹介いたします。

経理事務

経理事務とは、組織の入出金の流れを記録したり、管理を行う仕事です。毎日の現金や預金の流れや残高の確認などを行っています。経費精算ももちろん経理事務の仕事に含まれます。

そして、経理事務では伝票の起票も行います。ある程度伝票が溜まってきたら、経理のシステムへのデータ入力作業も行います。

また、月ごとの業務としては売掛金(商材を売った時点ではなく、後日受け取るための権利)の回収や買掛金(相手の商材を購入した際に、後日支払う義務)の支払い、月次決算や給与計算業務などを行います。

まだ納めていない代金があったり、まだ納められていない代金があった場合には、その管理を行うのも経理事務の仕事です。

そして年次では決算業務や年末調整、納税申告などを行います。決算書類の提出は決算月の2ヶ月後の末日のため、決算月の翌月と翌々月近辺は多忙になる傾向にあります。

営業事務

営業事務とは、営業担当者の営業活動に伴う事務的な業務を代行したりサポートしたりする仕事です。

見積書や受発注書、納品書などの資料の作成やデータ入力、電話・メール対応や経費精算などが主な業務内容です。中には社内会議の資料や社外向けのプレゼン資料の作成を手伝うことも。

細かい業務内容は業界や職場によって変わりますが、場合によってはテレアポ業務など、営業担当者の手が回らない業務全般を引き受けることもあります。

近年では海外と取引を行っている企業も多いため、営業事務の求人の中には英語スキルを求めるものもあります。ハードルは高いですが、その分事務職の中では高めの給与を狙うことができます。

総務事務

総務事務とは、その名の通り総務部で働く事務職を指します。

総務部の業務は企業によって異なるため、業務内容を一概にこれと定義することは難しいですが、いわゆる総務事務の仕事と言えるものはいくつか挙げられます。

たとえば、コピー用紙やトナー、ボールペンやクリップ、名刺などの企業で使用する消耗品は、基本的に総務で手配しています。

残量を定期的にチェックしたり、各社員からの発注のお願いを受けるなどして、不足する前に発注を行います。

他にもデスクや椅子、プリンターやPC、電話などの備品や什器、オフィスそのものやビル自体のメンテナンス、管理も職場によっては業務に含まれます。

清掃業者を手配したり、空調や照明設備、防災設備の管理も行います。もし自社がオフィスビルのテナントとして入っている場合には、ビル全体のメンテナンスや防災活動にも参加する必要があります。

防災訓練やエレベーターの停止、停電や水道管工事など、従業員の勤務時間中に業務へ支障をきたすようなことが予定されている場合には、事前に社内全体へ向けたメールなどで知らせておきます。

ちなみに、総務部は株主総会の企画・運営も行います。

株主への招集通知の作成や発送、会場の予約に、当日用のプレゼン資料や配布資料の作成の手伝いなどが主な業務として含まれます。場合によっては当日の会場案内役を務めることもあります。

他にも、入社式や社内イベントの企画・運営も総務部が行っています。総務部が、目立たぬところで従業員が気持ちよく働けるような環境づくりに携わっている部署だということがわかりますね。

人の役に立ちたい、サポート業務に回りたいという方に向いている仕事です。

医療事務

医療事務とは、各医療機関(病院やクリニック)において受診しに来た患者の応対を行ったり、医療費の計算や保険者へ診療報酬を請求する業務を行う仕事です。

患者へ柔らかな雰囲気で応対、必要事項をわかりやすく説明するコミュニケーションスキルや応対スキル、医療費計算などを正確かつ迅速に処理する能力が必要となります。

医療業界の仕事であるため基礎的な専門知識が必要ですが、未経験からでも十分チャレンジすることが可能です。医療機関で働くことから、安定性に定評があります。

学校事務

学校事務は、学校などの教育機関において事務作業や各種管理業務を行う仕事です。主に事務室で作業を行います。

教員たちの給与計算や証明書の発行、出勤簿の管理や施設の管理業務、備品の調達や奨学金手続きなど業務内容はさまざまです。

学校説明会や入学試験の準備、入学手続きにおける事務作業も行い、時には文化祭などのポスター作成や学内外に向けた資料作成を行うことも。

花壇のお世話に、来校者や電話への対応も行います。学校運営を下支えしている”なんでも屋さん”に近い印象のある仕事といえるでしょう。

なお、小規模な学校の場合には一人で全ての業務を任せられることもあるため、多様性が問われる仕事でもあります。

事務の平均年収

dodaの平均年収ランキング 最新版【職種別】によれば、2019年の事務の平均年収は約329万円となっています。

国税庁の民間給与実態統計調査によれば2019年の日本の平均給与は約441万円となっており、事務の平均年収はこれを大幅に下回っていることがわかります。

ちなみに、同サイト内容によれば一般事務の平均年収が約328万円、営業事務が約327万円、医療事務が約284万円となっています。

事務職の場合、ボーナスを支給されるケースは多く、dodaによれば一般事務の場合は冬・夏共に平均約40万円支給されています。

しかし、昇給については制度を設けていない職場も少なくありません。

事務のやりがいは?

さて、次に事務職のやりがいについてです。事務職のやりがいには大きく分けて2つあります。

社内の人から感謝されることが多い

事務の仕事は社内の周囲の従業員のサポートを行うのが主な仕事です。

業員の業務をスムーズにサポートすることができたり、先回りして面倒な作業などを終わらせておいた場合には、周りから直接感謝の声をかけてもらうことができます。

高度なPCスキルが身につく

事務の仕事ではPCを使用してスピーディーに業務をこなすことが求められます。

最初は最低限のPCスキルがあれば問題ありませんが、担当業務が増えてくると次第に業務の効率化を求められるようになってきます。

そうなると、おのずと今まで知らなかったPCにまつわる高度なスキルを自ら調べ、学び、吸収することになります。

無意識のうちに高度なPCスキルを得ることができるため、たとえば資料を作成して欲しいと頼まれた際に、「え!もう出来たの?すごいじゃん、ありがとう!」となどと感謝されることにも繋がり、モチベーションアップにも繋がります。


仕事選び

事務に向いている人ってどんな人?

さて、次に事務に向いている人材についてご紹介いたします。ここでは2簡単に2つの特徴をお伝えいたします。

細かい部分に気づける人

事務は周りの従業員のサポートが主な仕事です。最初は覚えることも多く焦ってしまうことが多いかもしれませんが、業務に慣れてくるとある程度時間に余裕が生まれます。

そうなると、人によっては時間を持て余してしまい「早く帰れないかな~・・・」などとネガティブな感情になってしまうこともあります。こういう心理状態に陥った時ほど苦痛でもったいない時間はありませんよね。

そこで、与えられた仕事以外にも自分にできることがないか、周りの従業員の動きを細かくチェックして、自分がサポートできる何かに気づくことができる人材はどの職場でも重宝され、感謝されます。

働いている本人もやりがいを得やすいため、こういった細かい部分に気づける方は、事務の仕事に向いています。

同時に複数の業務を行える人

人には2種類のパターンがあります。一つのことに集中した方が高いパフォーマンスを発揮できる人と、同時に複数の物事に取り組んだ方が集中を持続させることができ、より高いパフォーマンスを発揮できる人です。

中でも事務の仕事は、会議用の資料作成を行いながら電話対応を行い、電話を終えたら来客対応があり、そうしているうちに会議が迫ってきているといった具合に、複数の業務を同時進行で進めていく必要があります。

そのため、事務の仕事は同時に複数の業務を行える人や、それが苦痛でない人、その方がより高いパフォーマンスを発揮することができる人に向いていると言えます。

事務を選ばない方がいい人ってどんな人?

一方で、事務の仕事に向いていない方もいらっしゃいます。ここでも特徴を2つ簡単にご紹介いたします。

コミュニケーションが苦手な人

事務の仕事は従業員との密なコミュニケーションが必須です。同じ部署の従業員の業務をサポートすることに伴い、時には他部署との連携も必要になります。

電話で対応をお願いしたり、直接他部署へ資料を持っていく、または取りに行くことが多々あります。

そのため、人とのコミュニケーションが苦手な方や人見知りの方はスムーズに業務を行えず、少々ストレスが伴う仕事であると言えます。

一人で黙々と作業したい人

また、事務の仕事は常に周りの人と連携を取り、作業中にも多方面から仕事が回ってくるため、一人で黙々と仕事をするような環境ではありません。

そのため静かに黙々と作業をし、最低限の会話以外はしたくないという方には向いていない仕事です。

事務に活かせる能力・スキルとは?

さて、ここからは事務に活かせる能力やスキルについてお伝えいたします。自分の得意分野を活かせる仕事を選ぶこともまた、天職に出会うための第一歩。

ぜひ、ご自身に当てはまるものがないかどうかチェックしてみてください。

コミュニケーションスキル

繰り返しになりますが、事務の仕事においては複数の人と常にコミュニケーションを取る必要があります。

そのため事務の仕事では、限られた時間で的確にこちらの意思を伝え、相手の伝えたいことを正確にキャッチアップするスキルがある場合に、それを最大限に活かすことが出来ます。

また、多方面でコミュニケーションを取り続けることになるため、頭の中を随時整理するスキルも必要です。

PC・タイピングスキル

事務の仕事では資料の作成やデータ入力が必須の業務となります。そのため、WordやExcel、Power Pointなど、基礎的なPCソフトの取り扱いスキルを活かすことができます。

また、業務に支障のない程度のタイピングスキルがあれば、その能力も活かすことができます。

目安としては、タイピングゲーム「寿司打」で7,000円分以上を達成することができれば、問題なく対応することができるでしょう。

基礎的なビジネスマナー

なお、事務の仕事にも来客対応も含まれます。自社を代表する人間として来客に接することになるため、基礎的なビジネスマナーを把握していれば、それを活かすことができます。

接客業の経験もある程度活かすことができるでしょう。

事務で働く際のおすすめ業界とは?

事務で働きたいと考え始めると、「一体どの業界で働くのがいいんだろう?」という疑問が浮かんでくるのではないでしょうか?

ズバリ、事務の仕事でおすすめなのはIT業界です。IT業界で事務職に就く場合、ITサポート事務と呼ばれることもあります。

データ入力や資料の作成、電話対応や来客対応など、一般事務と変わりない業務に加えてシステム動作テストや会議の議事録の作成を行うこともあります。

IT業界は急激に成長している業界だからこそ人材不足に陥っており、未経験者からでも積極的に人材を採用しようとする傾向にあります。

IT業界の事務職であれば比較的収入も高く、新設企業も多いため福利厚生が整備されている職場も多いため、おすすめの業界です。

理想の転職を実現させたいなら

さて、本記事では事務の仕事についてお伝えして参りましたが、いかがでしたか?少しでも仕事選びのお役に立てていたら幸いです。

しかし、中には事務の仕事が自分に合わないかもと感じた方や、もっと他の仕事について知りたいという方もいらっしゃるでしょう。そこでぜひ知っておいていただきたいのが転職エージェントの存在です。

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おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

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